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皇太子殿下との思い出⑶
しおりを挟む「い、今ですか!」
「あぁ、ほら。」
心なしか楽しそうな皇太子殿下。目上の人に逆らえるはずもなく…
「り、リア…」
声が小さくなってしまうのは許してほしい。もし誰かに聞かれでもしたら、侮辱罪とか言われて捕まりかねないよ…
「んんーま、今日はそれでいっか。次からもそう呼んでね?クレール♪」
「あ、えっと、二人の時であれば…」
「……(私と二人で会ってくれるってこと?)」
なぜかフリーズしてしまった皇太子殿下。私、何かまずいこと言ったかな?やっぱり魔法士の私が皇太子殿下と親しくするなんてよろしくなかった?
「ふふ、そうだね!そうしよう!二人の時は必ずリアと呼ぶように!」
考えていたこととは反対に、嬉しそうに目を細めて微笑む殿下。
「(何がそんなにいいんだろう?魔法士と仲良くしてもいいことなんてないはずなのに…でも、まぁこの国を引っ張っていく人が偏見で見ない人で良かったかな。)はい。」
そう考えていると自然と私も笑顔で返事を返していた。
「(初めて笑った…同じ人なのか?こんなに綺麗な人は存在するのか?)ねぇ、クレール。私と 」
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