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たっくんと赤いランドセル 前半
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来年の春に小学校に入学するたっくんは、ヒーローが大好き。
とくに、リーダー・レッドが強くて、かっこよくて大好き。
いつもレッドの真似をして、遊んでいます。
今日は、お母さんとお父さんと一緒に、小学校で使うランドセルを買いに来ました。
「ここから、好きなランドセルを選んでね」
たっくんに、お母さんが言いました。
赤や黒、ピンクに青などたくさんのランドセルに、たっくんは目を輝かせます。
まるで、「自分を選んで!」とランドセルが言っているようです。
どれにしようか迷っていると、一つのランドセルが輝いて見えました。
「あっ!!! レッドだ!!」
そのランドセルは、たっくんの大好きなレッドとそっくりな真っ赤なランドセルでした。
「ぼく、これがいい!」
たっくんは、お母さんとお父さんに言います。
2人は顔を見合わせて少し困った顔をしました。
「たっくん、ほら。あっちにもいっぱい“赤い“ランドセルあるよ。男の子にもおすすめだって。あっちはどうかな?」
そう言ってお母さんが指差したランドセルは、赤っぽいオレンジ色や茶色でした。
「そんなのレッドじゃない!! このランドセルがいいの」
たっくんは赤いランドセルに抱きついて手を離しません。
「うーん。たっくんが本当にそれがいいなら、そのランドセルにするか」
お父さんが言います。
たっくんは大好きなレッドにそっくりなランドセルを買ってもらい、にっこにこです。
次の日、たっくんは幼稚園で友達のみーちゃんにランドセルを買ったことを話しました。
「えー、買ってもらったんだ。いいなー!
たっくんは何色にしたの?」
「ぼく、赤にしたよ! レッドみたいな赤なんだ!」
たっくんは、レッドと同じ赤いランドセルを買ったことを自慢げに話しました。
しかし、みーちゃんの反応は思ったものと違いました。
「えー、たっくん。男の子なのに赤いランドセルなの? 変なのー!」
「どうしてそんなこと言うの?」
羨ましがられると思っていたたっくんは、みーちゃんの反応にびっくりです。
「だって、赤って女の子の色だよ! おトイレも女の子は赤で男の子は青。くつを入れる袋も、女の子は赤で男の子は青でしょー! ほら、赤は女の子の赤だよ!」
たっくんは、赤は正義の味方レッドの色だと思っていたので、びっくりです。
たっくんは、もやもやした気分のままお家に帰りました。
とくに、リーダー・レッドが強くて、かっこよくて大好き。
いつもレッドの真似をして、遊んでいます。
今日は、お母さんとお父さんと一緒に、小学校で使うランドセルを買いに来ました。
「ここから、好きなランドセルを選んでね」
たっくんに、お母さんが言いました。
赤や黒、ピンクに青などたくさんのランドセルに、たっくんは目を輝かせます。
まるで、「自分を選んで!」とランドセルが言っているようです。
どれにしようか迷っていると、一つのランドセルが輝いて見えました。
「あっ!!! レッドだ!!」
そのランドセルは、たっくんの大好きなレッドとそっくりな真っ赤なランドセルでした。
「ぼく、これがいい!」
たっくんは、お母さんとお父さんに言います。
2人は顔を見合わせて少し困った顔をしました。
「たっくん、ほら。あっちにもいっぱい“赤い“ランドセルあるよ。男の子にもおすすめだって。あっちはどうかな?」
そう言ってお母さんが指差したランドセルは、赤っぽいオレンジ色や茶色でした。
「そんなのレッドじゃない!! このランドセルがいいの」
たっくんは赤いランドセルに抱きついて手を離しません。
「うーん。たっくんが本当にそれがいいなら、そのランドセルにするか」
お父さんが言います。
たっくんは大好きなレッドにそっくりなランドセルを買ってもらい、にっこにこです。
次の日、たっくんは幼稚園で友達のみーちゃんにランドセルを買ったことを話しました。
「えー、買ってもらったんだ。いいなー!
たっくんは何色にしたの?」
「ぼく、赤にしたよ! レッドみたいな赤なんだ!」
たっくんは、レッドと同じ赤いランドセルを買ったことを自慢げに話しました。
しかし、みーちゃんの反応は思ったものと違いました。
「えー、たっくん。男の子なのに赤いランドセルなの? 変なのー!」
「どうしてそんなこと言うの?」
羨ましがられると思っていたたっくんは、みーちゃんの反応にびっくりです。
「だって、赤って女の子の色だよ! おトイレも女の子は赤で男の子は青。くつを入れる袋も、女の子は赤で男の子は青でしょー! ほら、赤は女の子の赤だよ!」
たっくんは、赤は正義の味方レッドの色だと思っていたので、びっくりです。
たっくんは、もやもやした気分のままお家に帰りました。
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