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最終章(クロノス視点)
あとがき
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この物語は、最初短編であり、結末の構想もありましたが、
ヴァイオレットが台本を無視して筋書きを大きく外れました。
「思い通りになんかいくかよ、リィはオレのもんだ」
強いはずのオリムは感情のままに沈み
「もうクロノスとは居られない、愛してるから離れなきゃならない」とクロノスの手を取れなくなりました。
そしてクロノスまで真っ直ぐの愛で、爵位を捨ててオリムを追いかけてきました。
「僕は絶対にこの手を離さない」
登場人物たちが好き勝手に動き出して、作者はその後ろを慌てて追いかけました。
このような経験ははじめてでした。
いったん終わったあともキャラクターは止まらず、番外編という形で続けていましたが、
ある時、筋書きのなくなったストーリーのあとを追いかけるのに疲れて、一度この物語が止まりました。
その時、ヴァイオレットには「無責任だ」と言われ、
クロノスは「オリムさんが隣で笑ってくれるから、大丈夫。もう充分です」と言いました。
そんな中、オリムだけは無言を貫きました。
だけど一年以上たった時、
オリムが言いました。「クロノスを待たせてるんだ」
「このままじゃ終われない。プロポーズさせてくれ。オレがあいつを幸せにしたいんだ」と。
彼の意思で物語が再開しました。
彼らは確かに意思を持っていた。
プロットもなくなったストーリーだったので、加筆修正が大変でした。
だけど、最初に用意していた物語に比べて、強さも優しさも彼らは格段に成長したと思います。
結末も彼らが自分で選びとった先のものです。
これがハッピーエンドでなかったら、何がハッピーエンドでしょうか。
もし何か胸に残るものがありましたら、ひとことでも構いませんので、感想いただけたらとても嬉しいです。
(否定的なご意見でも大丈夫ですが、どうかお手柔らかに…)
これだけ長い物語を、読んでもらえるのか、離脱されるだろうな、最後まで読んでくださる方がいるんだろうか、と震えながらの更新でしたが、
ここまで読んでくださっているということは…
最後までたどり着いてくださったあなた、本当にありがとうございました。
このあとがきのあとに、4本のおまけをアップします。ここまで来たら、せっかくなのでぜひ最後まで見て行って下さいね。
そして、あとがき後半はキャラクターたちもご挨拶させてもらいます。
では、どうぞ。
※※※
オリム
「……というわけで、結末はオレたちが未来を選んだ」
クロノス
「オリムさんの選択、誇りに思います」
ヴァイオレット
「は?どの口が言ってんだよ、お前が全部“押し切った”くせに」
クロノス
「押し切ってない。寄り添っただけだ」
ヴァイオレット
「寄り添う男が“爵位捨てて転がり込む”か?」
オリム
「ヴァイオレット、やめろ。…最後は喧嘩なしだ」
ヴァイオレット
「リィがそういうなら…。
でも…物語、終わっちまったんだな」
クロノス
「いや。ヴァイオレット、終わったことにしてるだけだ。
だって作者さん、あとがきで言ってただろ。
止めようとしても止まらなかったって」
(オリムのほうに向き直る)
「オリムさん。僕は、まだこれからも全力でオリムさんを守り続けます」
オリム
「お前、ずるいぞ。そういうとこ。
オレだって。生涯お前を守るんだからな」
クロノス
「ふふ、生涯、ですね。楽しみにしてます」
(するり、とオリムの手をとるクロノス)
ヴァイオレット
「ふたりの世界に入った…。おい、読者に挨拶中だろが。
あーあ…ほんとブレねーな。隙さえあればいちゃつき出すのどうにかして欲しいもんだぜ…」
(ため息のあと、ちらっと読者を見る)
「ま、ここまで読んでくれた“物好き”にだけは言っとくわ。
……………ありがとな(小声)。
本当はオレも負けたくなかったけど…お前らがいてくれてよかった」
そっと静かに幕が降りた。
ヴァイオレットが台本を無視して筋書きを大きく外れました。
「思い通りになんかいくかよ、リィはオレのもんだ」
強いはずのオリムは感情のままに沈み
「もうクロノスとは居られない、愛してるから離れなきゃならない」とクロノスの手を取れなくなりました。
そしてクロノスまで真っ直ぐの愛で、爵位を捨ててオリムを追いかけてきました。
「僕は絶対にこの手を離さない」
登場人物たちが好き勝手に動き出して、作者はその後ろを慌てて追いかけました。
このような経験ははじめてでした。
いったん終わったあともキャラクターは止まらず、番外編という形で続けていましたが、
ある時、筋書きのなくなったストーリーのあとを追いかけるのに疲れて、一度この物語が止まりました。
その時、ヴァイオレットには「無責任だ」と言われ、
クロノスは「オリムさんが隣で笑ってくれるから、大丈夫。もう充分です」と言いました。
そんな中、オリムだけは無言を貫きました。
だけど一年以上たった時、
オリムが言いました。「クロノスを待たせてるんだ」
「このままじゃ終われない。プロポーズさせてくれ。オレがあいつを幸せにしたいんだ」と。
彼の意思で物語が再開しました。
彼らは確かに意思を持っていた。
プロットもなくなったストーリーだったので、加筆修正が大変でした。
だけど、最初に用意していた物語に比べて、強さも優しさも彼らは格段に成長したと思います。
結末も彼らが自分で選びとった先のものです。
これがハッピーエンドでなかったら、何がハッピーエンドでしょうか。
もし何か胸に残るものがありましたら、ひとことでも構いませんので、感想いただけたらとても嬉しいです。
(否定的なご意見でも大丈夫ですが、どうかお手柔らかに…)
これだけ長い物語を、読んでもらえるのか、離脱されるだろうな、最後まで読んでくださる方がいるんだろうか、と震えながらの更新でしたが、
ここまで読んでくださっているということは…
最後までたどり着いてくださったあなた、本当にありがとうございました。
このあとがきのあとに、4本のおまけをアップします。ここまで来たら、せっかくなのでぜひ最後まで見て行って下さいね。
そして、あとがき後半はキャラクターたちもご挨拶させてもらいます。
では、どうぞ。
※※※
オリム
「……というわけで、結末はオレたちが未来を選んだ」
クロノス
「オリムさんの選択、誇りに思います」
ヴァイオレット
「は?どの口が言ってんだよ、お前が全部“押し切った”くせに」
クロノス
「押し切ってない。寄り添っただけだ」
ヴァイオレット
「寄り添う男が“爵位捨てて転がり込む”か?」
オリム
「ヴァイオレット、やめろ。…最後は喧嘩なしだ」
ヴァイオレット
「リィがそういうなら…。
でも…物語、終わっちまったんだな」
クロノス
「いや。ヴァイオレット、終わったことにしてるだけだ。
だって作者さん、あとがきで言ってただろ。
止めようとしても止まらなかったって」
(オリムのほうに向き直る)
「オリムさん。僕は、まだこれからも全力でオリムさんを守り続けます」
オリム
「お前、ずるいぞ。そういうとこ。
オレだって。生涯お前を守るんだからな」
クロノス
「ふふ、生涯、ですね。楽しみにしてます」
(するり、とオリムの手をとるクロノス)
ヴァイオレット
「ふたりの世界に入った…。おい、読者に挨拶中だろが。
あーあ…ほんとブレねーな。隙さえあればいちゃつき出すのどうにかして欲しいもんだぜ…」
(ため息のあと、ちらっと読者を見る)
「ま、ここまで読んでくれた“物好き”にだけは言っとくわ。
……………ありがとな(小声)。
本当はオレも負けたくなかったけど…お前らがいてくれてよかった」
そっと静かに幕が降りた。
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