18 / 39
第十八話 異世界アルバイト「ポロリと水着、いざ、バカンスへ④」
しおりを挟む
前回のあらすじ
俺の名前は将大、17歳の男だ。とある理由で死んでしまった俺は天界にて次に旅立つ異世界を紹介された!
1.ゴリラに転生して惰バナナむさぼるスローライフ!
2.チートスキル「パイナップル爆弾!」で世界を救う!
3.世界を救う勇者ですが四〇歳まで清掃員!そこから始まる勇者伝説!
「さあ、どれにします? どれにします?」
「どれもいやじゃあああああ」
「ちょっと! 私のイセパットを触らないで! あ! イセパットが宙に舞って……」壊れちゃった!!!
「イセパットを修繕するための一二〇万エリカを稼ぐためにあなた……働きなさい!」
こうして俺は天界のアルバイトをすることになりました。
(天界のアルバイトって何なんだろう……)
なんと天界のアルバイトは『異世界転生!』
まさか異世界転生をするために異世界転生をすることになるとは。
新感覚異世界転生物語!
――――――――――――――――――――――
暗闇の中を俺はライトを使ってどうにか下山することに成功した。
「2時間ほど経ったか? ついに戻ってこれた。あそこのコテージまでもう少し……」
今回の仕事内容
【依頼内容】3日目の夕暮れまで南の島で過ごすこと。ただし、ここは男子禁制の島である。女性しかこの島にはいない。男子が他の住人に見つかってしまうと即座に逮捕、最悪の場合当日処刑される場合がある。
俺はこの依頼内容をみて人がいない山にこもることにしたんだ。だから頑張って山に登り、茂みに隠れて3日間過ごそうとしていたんだが、途中でダリアさんと通信をすることができて救援物資をもらうことができたんだ。
【救援物資】
・ライト×1
・かがみ×1
・食料×2食分
・水×1L
・女人化薬(24時間)×2
・水着(女性用)×1
※ちなみに送った本人のダリアはどのような救援物資かわかりません。イセパットに【救援物資】というボタンがあったから押しただけだよ。
―――――――――――――――
ということで、俺は女人化薬を飲んで将大からマサコになったのだ。
黒髪、長髪、目のいろはくりりんとしている。見れば見るほどかわいい!
「服、ぶかぶかだー!」
今まで将大として来ていた服は大きかったのでズボンを脱いで上着をワンピース風に着こなす。
もみもみ
胸はさすがにそこまで大きくはならなかったが、少なくともミミよりはあるだろう……あ、まって。
俺はダリアと通信していた時の言葉を思い出した。
「あ、ミミ、それは私の下着です。勝手に出さないでよ! え? あなたいつの間にそんな胸大きくなって! あ、お風呂に入る前に体を洗いなさーい!」
(ミミの胸はまな板だったはず、いったいどんなトリックが……ちょっとっ気になるな)
大丈夫だ、俺は変態ではない。というか今の俺は女なんだから胸の事を気にするのなんて普通の事なんだからな!
山を下りて、ついにはコテージ付近にたどり着いたころ、服はボロボロになっていた。
「うう、俺……じゃなくて私、汚れちゃった。はやく、温かいシャワーを浴びたい……あ、あれは?」
【24時間OKの天然温泉!】
現在:0人
おんせんだぁ!!
ここで一日の疲れをいやすことができるぞ!
し、しかも利用人数も0人だから貸し切りじゃん!
まあ、深夜だからしゃあないか……。
とりあえずここでゆっくりしよーっと!
○ ○ ○
時を同じくして……
ミミ&ダリアはコテージのベットででゆっくり睡眠していた。
すやすや
すやすや
「むくり、誰かに私の胸の事、絶壁と言われた気がする……まあ、今の私には関係ありませんけれど。だって私の胸はFカップ……むにゃむにゃ……」
すやすや
すやすや
「ん? まって、いや、なんか息苦しい。これが胸があるという感覚……? 嬉しいけど、なんか寝ずらい……胸の重力で押しつぶされそう。」
この異世界でついに手に入れた理想の胸、詳しくは胸増強薬(24時間限定)。ダリアさんのイセパットをいじっていた時に【救援物資】女性向けと男性向け、というボタンがあって押したら出てきた胸増強薬。きっとこのバカンスで水着姿になっても恥をかかないようにという意味でしょう。今日の昼は飲んでなかったけど、明日は新しい私で海で遊ぶことができそうです。
「ああ、だめだ。なんだろう横を向いて寝ると上側の胸が苦しいし……仰向けになって寝ると呼吸が難しい……どうやってみんな寝ているんでしょう。なんか胸の下に汗がたまってきてる。だめだ、気持ちが悪い。温泉でも入ってきましょう」
そういってミミはダリアを起こさないようにコテージから外へ出て徒歩3分圏内の温泉へと向かった。
ちなみにダリアは現地のお酒を飲んでいるせいか爆睡状態である。そんな気遣いなど不要だったかもしれない。
【24時間OKの天然温泉!】
現在:1人
ラッキー! こんな時間だから使用している人が1人しかいない! これはもう貸し切り状態ね!
ここでゆっくりしよーっと
俺の名前は将大、17歳の男だ。とある理由で死んでしまった俺は天界にて次に旅立つ異世界を紹介された!
1.ゴリラに転生して惰バナナむさぼるスローライフ!
2.チートスキル「パイナップル爆弾!」で世界を救う!
3.世界を救う勇者ですが四〇歳まで清掃員!そこから始まる勇者伝説!
「さあ、どれにします? どれにします?」
「どれもいやじゃあああああ」
「ちょっと! 私のイセパットを触らないで! あ! イセパットが宙に舞って……」壊れちゃった!!!
「イセパットを修繕するための一二〇万エリカを稼ぐためにあなた……働きなさい!」
こうして俺は天界のアルバイトをすることになりました。
(天界のアルバイトって何なんだろう……)
なんと天界のアルバイトは『異世界転生!』
まさか異世界転生をするために異世界転生をすることになるとは。
新感覚異世界転生物語!
――――――――――――――――――――――
暗闇の中を俺はライトを使ってどうにか下山することに成功した。
「2時間ほど経ったか? ついに戻ってこれた。あそこのコテージまでもう少し……」
今回の仕事内容
【依頼内容】3日目の夕暮れまで南の島で過ごすこと。ただし、ここは男子禁制の島である。女性しかこの島にはいない。男子が他の住人に見つかってしまうと即座に逮捕、最悪の場合当日処刑される場合がある。
俺はこの依頼内容をみて人がいない山にこもることにしたんだ。だから頑張って山に登り、茂みに隠れて3日間過ごそうとしていたんだが、途中でダリアさんと通信をすることができて救援物資をもらうことができたんだ。
【救援物資】
・ライト×1
・かがみ×1
・食料×2食分
・水×1L
・女人化薬(24時間)×2
・水着(女性用)×1
※ちなみに送った本人のダリアはどのような救援物資かわかりません。イセパットに【救援物資】というボタンがあったから押しただけだよ。
―――――――――――――――
ということで、俺は女人化薬を飲んで将大からマサコになったのだ。
黒髪、長髪、目のいろはくりりんとしている。見れば見るほどかわいい!
「服、ぶかぶかだー!」
今まで将大として来ていた服は大きかったのでズボンを脱いで上着をワンピース風に着こなす。
もみもみ
胸はさすがにそこまで大きくはならなかったが、少なくともミミよりはあるだろう……あ、まって。
俺はダリアと通信していた時の言葉を思い出した。
「あ、ミミ、それは私の下着です。勝手に出さないでよ! え? あなたいつの間にそんな胸大きくなって! あ、お風呂に入る前に体を洗いなさーい!」
(ミミの胸はまな板だったはず、いったいどんなトリックが……ちょっとっ気になるな)
大丈夫だ、俺は変態ではない。というか今の俺は女なんだから胸の事を気にするのなんて普通の事なんだからな!
山を下りて、ついにはコテージ付近にたどり着いたころ、服はボロボロになっていた。
「うう、俺……じゃなくて私、汚れちゃった。はやく、温かいシャワーを浴びたい……あ、あれは?」
【24時間OKの天然温泉!】
現在:0人
おんせんだぁ!!
ここで一日の疲れをいやすことができるぞ!
し、しかも利用人数も0人だから貸し切りじゃん!
まあ、深夜だからしゃあないか……。
とりあえずここでゆっくりしよーっと!
○ ○ ○
時を同じくして……
ミミ&ダリアはコテージのベットででゆっくり睡眠していた。
すやすや
すやすや
「むくり、誰かに私の胸の事、絶壁と言われた気がする……まあ、今の私には関係ありませんけれど。だって私の胸はFカップ……むにゃむにゃ……」
すやすや
すやすや
「ん? まって、いや、なんか息苦しい。これが胸があるという感覚……? 嬉しいけど、なんか寝ずらい……胸の重力で押しつぶされそう。」
この異世界でついに手に入れた理想の胸、詳しくは胸増強薬(24時間限定)。ダリアさんのイセパットをいじっていた時に【救援物資】女性向けと男性向け、というボタンがあって押したら出てきた胸増強薬。きっとこのバカンスで水着姿になっても恥をかかないようにという意味でしょう。今日の昼は飲んでなかったけど、明日は新しい私で海で遊ぶことができそうです。
「ああ、だめだ。なんだろう横を向いて寝ると上側の胸が苦しいし……仰向けになって寝ると呼吸が難しい……どうやってみんな寝ているんでしょう。なんか胸の下に汗がたまってきてる。だめだ、気持ちが悪い。温泉でも入ってきましょう」
そういってミミはダリアを起こさないようにコテージから外へ出て徒歩3分圏内の温泉へと向かった。
ちなみにダリアは現地のお酒を飲んでいるせいか爆睡状態である。そんな気遣いなど不要だったかもしれない。
【24時間OKの天然温泉!】
現在:1人
ラッキー! こんな時間だから使用している人が1人しかいない! これはもう貸し切り状態ね!
ここでゆっくりしよーっと
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる