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24:先っちょを挿れるためにデロデロにされるピヨちゃん※
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「……これで本当に良いのですか??」
首を傾げる僕の体をヨグ様が強く抱きしめる。そしてお決まりになってきている僕の体のにおいを嗅ぎだした。
「あの、この状態でにおい嗅がれるのあまり好きじゃないのですが」
「ごめん。今日は我慢できないから割と変なことしちゃうかもだけど許してね」
かわい子ぶって首を傾げているが、どちらかというと長身美形で割と男らしい感じのヨグ様がそんな仕草をしても、失笑はしても可愛いとはならない。
「嫌ですが。というか許す許さないはその行為次第で僕が決めます」
「はぁはぁ、好き。本当にそういうところが好きすぎてもう僕は……はぁはぁ、スケスケナイトドレスがぶかぶかで萌え袖みたいなピヨちゃん食べたいな。今まで挿らないからと間接的に僕のを注いでたけど、ピヨちゃんに直に注ぎたい。小さな可愛いピヨちゃんの下のお口に僕の濃厚ミルクを注ぐ方法ないかな」
いきなり恐ろしい発言をしている。前にも何度も話しているが、僕は小さい、ヨグ様はデカい。そのため大きくなっていれば問題ないが、小さな状態でヨグ様の分身を入れたら僕は尻が裂けて死ぬ。
「前にもいってますが、挿れたら、物理で死にます。なので性行為が出来るようにするには僕が口でそれを舐めて飲むか、あるいはそれを疑似行為で絞って下からいれるなどし……」
「確かに今の状態で挿れたらピヨちゃんが死んでしまうよね。それは分かってるしプレイ以外で「死ぬ」系のセックスはだめだ、絶対。ねぇ、ピヨちゃん。僕に少し時間をくれない??」
「時間……1年とかだったら却下ですが……」
「大丈夫、そうだな、3日、いや2日くらいで頑張るよ、どうかな??」
「……まぁいいでしょう」
元から最低でも3日間はいつも通り寝室からでないと思っていたので僕は拒否をしなかったが、そのことを少し後悔することになるとはその時は思ってもみなかった。
*********************************************************
「もぅ……いいでしょう??」
「だーめ。あともう少し開かないとピヨちゃんに僕の先っちょが挿らないからね」
僕の後穴は既にぬるぬるしているし、なんなら、腹を推せばまるで愛液のように粘ついた液体が出てくる。それらは全て潤滑油である。そのぬるぬるしている穴から、ヨグ様がピンク色の卑猥な淫具を前立腺を引っかくように出し挿れするせいで、僕はほぼずっとイキっぱなしだ。
この状態でかれこれ2日ほど経過しているのでいよいよ足に全く力が入らないし、僕自身から漏れるのも透明な雫のみとなっている。
僕の後穴にヨグ様が自身をどうしても挿れたくて慣らし続けている状態だ。
さらに最悪なのが、ヨグ様の体液を胎内に取り込んでいないため、成長もしないで小さな体でずっと前立腺、尿道を弄られ続けて実際おかしくなりそうだ。
「いやです……これいじょうは……」
「いつも強気のピヨちゃんが弱ってる。ああ、弱ったピヨちゃんはこれはまずい。何、涙目って嘘、庇護欲がまずい。こんな可愛い子のアナルを僕のが挿るようにしているとか、なにその背徳感。はぁはぁピヨちゃんの涙舐めたいな、後その綺麗なおめめも……」
「舐めたら、2度と目を開きません」
「あはっ。すごいいいな。その顔いいな。ねぇピヨちゃん、もっともっといじめたいな。ピヨちゃんの泣いてる可愛いお顔みたいな、はぁはぁ、むしろ縛りたい。ピヨちゃんのぶかぶかナイトドレスの上から亀甲縛り、いや、普通に菱縄縛りも良いな。それで柱から吊るして泣いて睨むピヨちゃんにいっぱいSMの良さを教えてあげてようかな。そうしてピヨちゃんの新しい扉を開いてもいいかもな」
はぁはぁしながらこちらを見ているその目は、獰猛な爬虫類のようでいて熱っぽい。その目の求めるものは分かるが、流石に申し訳ないが僕は性愛初心者だ。そんな究極の門を開くのはもう少し先にしてほしい。
「ヨグ様。これはプレイではなく本気で嫌です。絶対に嫌です」
生理的な涙は流れていたが、出来る限り拒絶をはっきりさせるようにいつも通りに睨みつける。するとヨグ様は、うんうんと何回か頷いてから僕の髪を優しく撫でて抱きしめながら言った。
「……そっか。ごめんね。うん。そうだよね。まだピヨちゃんハードプレイは慣れていないものね。よし、これは1年巣籠でみっちりやろう。今日はとりあえず僕の先っちょだけ受け入れられるようにはさせてね。それならもう少しでいけるはずだから」
「わかりました……それなら」
正直それもきついけれど、縛られて泣かされながら淫具を突っ込まれて色々な尊厳をなくすよりは幾分かマシで、かつ目的も達成するため、一旦同意する。
その答えにヨグ様が艶絶というような笑みを浮かべた。くやしいけどその顔はかわい子ぶるよりずっと効果的だった。
そのまま、僕はヨグ様によってさらに穴をゆっくりと拓かれて、結局3日かけて拡がったそこはついにヨグ様を受け入れることがギリギリできるくらいになった。
「はぁはぁ、もうずっと我慢していたからね、濃いのを飲んでね」
「っあ……」
僕の胎内に侵入した亀頭の大きさと圧迫感に思わず表情が強張る。その姿を苦し気に眉を寄せたヨグ様が見つめている。
「狭いな。でもこの締め付けとピヨちゃんともやっとひとつになれて嬉しい」
そう言って全く動かないでしばらく挿れられたままになる。
「……っ……うごぃて……さぃ」
「だめ。傷つけちゃうから、このまま、僕の形をゆっくり覚えてね」
ヨグ様の手が、勃起している僕自身を優しく扱き出した。
「っはぁ……なっ……」
「力を抜いてごらん、ゆっくり息を吐いて」
「むりぃ……れす」
苦しさで思わず涙が零れた。その涙は指先で拭われて、ヨグ様はその拭った指先をペロリと舐める。そして少し苦しそうなままニィっと笑う。
「ピヨちゃんが僕が挿れた状態で流す涙、美味しいな」
「へん……たぃ」
「誉め言葉だよ。ああ、ピヨちゃん、本当に締め付けるね。苦しいけどそろそろ……」
ヨグ様が何か言葉を紡ぎかけたが、僕の胎内に熱い飛沫の感覚がした。どうやら果てたらしい。そして、僕の体も大きくなる。
「もう少しピヨちゃんとも愛し合いたかったな……」
そう少し残念そうに小さく呟いた声は僕にも聞こえたけれど、聞かなかったことにした。
それから大きくなった僕は、適度にヨグ様にされた無体の憂さを晴らしながら4日間抱き合い、結果合計7日間も行為を続けたという恐ろしい事態になるが行為中は全く自覚がなかった。
首を傾げる僕の体をヨグ様が強く抱きしめる。そしてお決まりになってきている僕の体のにおいを嗅ぎだした。
「あの、この状態でにおい嗅がれるのあまり好きじゃないのですが」
「ごめん。今日は我慢できないから割と変なことしちゃうかもだけど許してね」
かわい子ぶって首を傾げているが、どちらかというと長身美形で割と男らしい感じのヨグ様がそんな仕草をしても、失笑はしても可愛いとはならない。
「嫌ですが。というか許す許さないはその行為次第で僕が決めます」
「はぁはぁ、好き。本当にそういうところが好きすぎてもう僕は……はぁはぁ、スケスケナイトドレスがぶかぶかで萌え袖みたいなピヨちゃん食べたいな。今まで挿らないからと間接的に僕のを注いでたけど、ピヨちゃんに直に注ぎたい。小さな可愛いピヨちゃんの下のお口に僕の濃厚ミルクを注ぐ方法ないかな」
いきなり恐ろしい発言をしている。前にも何度も話しているが、僕は小さい、ヨグ様はデカい。そのため大きくなっていれば問題ないが、小さな状態でヨグ様の分身を入れたら僕は尻が裂けて死ぬ。
「前にもいってますが、挿れたら、物理で死にます。なので性行為が出来るようにするには僕が口でそれを舐めて飲むか、あるいはそれを疑似行為で絞って下からいれるなどし……」
「確かに今の状態で挿れたらピヨちゃんが死んでしまうよね。それは分かってるしプレイ以外で「死ぬ」系のセックスはだめだ、絶対。ねぇ、ピヨちゃん。僕に少し時間をくれない??」
「時間……1年とかだったら却下ですが……」
「大丈夫、そうだな、3日、いや2日くらいで頑張るよ、どうかな??」
「……まぁいいでしょう」
元から最低でも3日間はいつも通り寝室からでないと思っていたので僕は拒否をしなかったが、そのことを少し後悔することになるとはその時は思ってもみなかった。
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「もぅ……いいでしょう??」
「だーめ。あともう少し開かないとピヨちゃんに僕の先っちょが挿らないからね」
僕の後穴は既にぬるぬるしているし、なんなら、腹を推せばまるで愛液のように粘ついた液体が出てくる。それらは全て潤滑油である。そのぬるぬるしている穴から、ヨグ様がピンク色の卑猥な淫具を前立腺を引っかくように出し挿れするせいで、僕はほぼずっとイキっぱなしだ。
この状態でかれこれ2日ほど経過しているのでいよいよ足に全く力が入らないし、僕自身から漏れるのも透明な雫のみとなっている。
僕の後穴にヨグ様が自身をどうしても挿れたくて慣らし続けている状態だ。
さらに最悪なのが、ヨグ様の体液を胎内に取り込んでいないため、成長もしないで小さな体でずっと前立腺、尿道を弄られ続けて実際おかしくなりそうだ。
「いやです……これいじょうは……」
「いつも強気のピヨちゃんが弱ってる。ああ、弱ったピヨちゃんはこれはまずい。何、涙目って嘘、庇護欲がまずい。こんな可愛い子のアナルを僕のが挿るようにしているとか、なにその背徳感。はぁはぁピヨちゃんの涙舐めたいな、後その綺麗なおめめも……」
「舐めたら、2度と目を開きません」
「あはっ。すごいいいな。その顔いいな。ねぇピヨちゃん、もっともっといじめたいな。ピヨちゃんの泣いてる可愛いお顔みたいな、はぁはぁ、むしろ縛りたい。ピヨちゃんのぶかぶかナイトドレスの上から亀甲縛り、いや、普通に菱縄縛りも良いな。それで柱から吊るして泣いて睨むピヨちゃんにいっぱいSMの良さを教えてあげてようかな。そうしてピヨちゃんの新しい扉を開いてもいいかもな」
はぁはぁしながらこちらを見ているその目は、獰猛な爬虫類のようでいて熱っぽい。その目の求めるものは分かるが、流石に申し訳ないが僕は性愛初心者だ。そんな究極の門を開くのはもう少し先にしてほしい。
「ヨグ様。これはプレイではなく本気で嫌です。絶対に嫌です」
生理的な涙は流れていたが、出来る限り拒絶をはっきりさせるようにいつも通りに睨みつける。するとヨグ様は、うんうんと何回か頷いてから僕の髪を優しく撫でて抱きしめながら言った。
「……そっか。ごめんね。うん。そうだよね。まだピヨちゃんハードプレイは慣れていないものね。よし、これは1年巣籠でみっちりやろう。今日はとりあえず僕の先っちょだけ受け入れられるようにはさせてね。それならもう少しでいけるはずだから」
「わかりました……それなら」
正直それもきついけれど、縛られて泣かされながら淫具を突っ込まれて色々な尊厳をなくすよりは幾分かマシで、かつ目的も達成するため、一旦同意する。
その答えにヨグ様が艶絶というような笑みを浮かべた。くやしいけどその顔はかわい子ぶるよりずっと効果的だった。
そのまま、僕はヨグ様によってさらに穴をゆっくりと拓かれて、結局3日かけて拡がったそこはついにヨグ様を受け入れることがギリギリできるくらいになった。
「はぁはぁ、もうずっと我慢していたからね、濃いのを飲んでね」
「っあ……」
僕の胎内に侵入した亀頭の大きさと圧迫感に思わず表情が強張る。その姿を苦し気に眉を寄せたヨグ様が見つめている。
「狭いな。でもこの締め付けとピヨちゃんともやっとひとつになれて嬉しい」
そう言って全く動かないでしばらく挿れられたままになる。
「……っ……うごぃて……さぃ」
「だめ。傷つけちゃうから、このまま、僕の形をゆっくり覚えてね」
ヨグ様の手が、勃起している僕自身を優しく扱き出した。
「っはぁ……なっ……」
「力を抜いてごらん、ゆっくり息を吐いて」
「むりぃ……れす」
苦しさで思わず涙が零れた。その涙は指先で拭われて、ヨグ様はその拭った指先をペロリと舐める。そして少し苦しそうなままニィっと笑う。
「ピヨちゃんが僕が挿れた状態で流す涙、美味しいな」
「へん……たぃ」
「誉め言葉だよ。ああ、ピヨちゃん、本当に締め付けるね。苦しいけどそろそろ……」
ヨグ様が何か言葉を紡ぎかけたが、僕の胎内に熱い飛沫の感覚がした。どうやら果てたらしい。そして、僕の体も大きくなる。
「もう少しピヨちゃんとも愛し合いたかったな……」
そう少し残念そうに小さく呟いた声は僕にも聞こえたけれど、聞かなかったことにした。
それから大きくなった僕は、適度にヨグ様にされた無体の憂さを晴らしながら4日間抱き合い、結果合計7日間も行為を続けたという恐ろしい事態になるが行為中は全く自覚がなかった。
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