41 / 126
38.夢かと思ったら全裸で隣にいた件について小一時間は問い詰めたい
しおりを挟む
マックスたんに叔父様の話をしたからか、僕は叔父様の夢を見ていた。
何故かひとつのベッドの中に全裸の叔父様とふたりでいるという明らかなる淫夢。まごうことなき淫夢。僕もしかして欲求不満なのかな……淫夢なら普通は綺麗なエルフのお姉さんじゃないの??全裸の叔父様とか僕完全に目覚めてるじゃないですか。
「ルーク、しばらく会えなくって寂しかったよ」
「僕もマクスおじたんに会えなくってすごく寂しかったです」
その言葉に優しく微笑んだ叔父様は、すごく優しく僕の髪を撫でてから頬を両手で優しく包み込んだ。その手から伝わるあたたかい体温になんだか泣きたくなる。
そして、叔父様はキスをする。
まずは額に瞼に頬に、そして唇に。触れるだけの体温を分け与えるだけのような優しいキス。まさにキスの雨という表現にふさわしく、いつもの濃厚なものとは違い慈しむようでそれが逆にこそばゆかった。
(これは夢だから、素直になっても良いよね?)
「おじたん、もっとキスして。僕、おじたんのキスが好き」
甘えるように頬に添えられた手に頬ずりをした。そんな僕の唇に再びキスが落ちる。今度はいつもの深いキスで、優しく口の中に舌が侵入して、上顎を優しく舐められてそれから丁寧に歯列をすべり、最後に柔らかな舌が僕の下と絡み合う、脳みそが麻痺していくようなとろけるようで気持ちがいい。
叔父様に無意識にしがみついていた。だからかな、叔父様の匂いがする。清潔な香りだけれどどこか格式高い感じのするホワイトムスクに似た香り。その匂いに酔いながらもっともっととねだるように叔父様の舌に自身の舌を絡ませた。
しばらくして、名残惜し気に離れた時は、なんだか寂しくて頬を涙が伝う。
(もっと、もっとキスしていたかったな……)
「ルーク、そんなに煽らないおくれ。一応他人の屋敷だから我慢しているのに、そんなに可愛いことを言われたらここでいけないことをしてしまいたくなる」
「いけないことってなぁに?」
キスの余韻でぼんやりした頭で話したせいかいつもより舌足らずになる。そんな僕の様子に叔父様は困ったように微笑んだ。
なんだか、叔父様がちょっと変なこと言った気がしたけど、叔父様がおかしいのはいつのもことなので気にするべきではないのかもしれない。
「それはまだ秘密だよ。ルークは純潔を捧げる覚悟はまだ出来ていないからね。それに流石に他人の屋敷だから今日はハグとキスだけにしよう」
「……おじたんは僕の処女がどうしてほしいの?僕が処女じゃないと嫌いになっちゃうの?」
なんだか耐え切れなくって、夢だし泣きながら叔父様にしがみついた。胸がとても痛いと思った。そんな僕をあやすように叔父様の手が背中を撫でてくれる。
「おじたんはどんなルークも大好きだから、仮に処女じゃないルークになっても大好きだし、僕が処女を奪ったなら最期まで責任は必ずとるよ。それに他人に奪われてもそいつをキレイキレイすれば、もう一度ルークには処女をやり直してもらえるから心配ない」
なんか物凄い物騒なこと言ってる。夢の中でも叔父様は叔父様だって思っているからかな。そう思いながら、夢の中なのに不思議と眠くなってそのまま僕は寝てしまっていた。
そして、どれくらいたったのか僕は尿意で目覚めた。完璧な覚醒だ。
「叔父様の夢を見るなんて……なんかはずかしいな」
そうひとりごとをいった僕は、目が合った。そして固まった。
何故なら、僕のベッドの中、寝ていた僕の真正面に……、
「何が恥ずかしいんだいルーク?後、叔父様ではなくマクスおじたんだろう?」
寝ている僕を監禁生活では恒例だった随時監視している叔父様と目があったのだから……。
「あっ……んんっ!!」
叫びかけたところで叔父様の大きな手が口をふさぐ。
「叫んではいけない、バレてしまう」
「な、なんでおじたんがここにいらっしゃるのですか??」
さらに驚きなのが、現在同じベッドの中にいる叔父様が全裸だということだ。いやいや、なんで服着てないの、もしかして僕は叔父様と知らないうちにアレコレしちゃったのかとも思ったけど、一応僕の着衣にも「魔導式貞操アナルプラグ」にも異常はない。いや、「魔導式貞操アナルプラグ」自体が異常ではあるけども。
「耐え切れなくって来てしまった」
「いやいや、あ、それになんで裸なのですか?」
「ああ、それは仕方なかった。ここに潜り込むにあたり服が邪魔だったからな」
服が邪魔になる潜入方法ってなんだろう……申し訳ないけど僕の凡庸な想像力では全く浮かばない。小一時間ほど問い詰めたい。まぁ、その方法があっさり浮かぶようになったらそれこそ叔父様マスターになったみたいでダメな気もする。
そこで、僕はある異変に気付いた。
ベッドの横にある棚の上で、寝ていたはずの可愛いマックスたんの姿が見えないという大変な事態に。
何故かひとつのベッドの中に全裸の叔父様とふたりでいるという明らかなる淫夢。まごうことなき淫夢。僕もしかして欲求不満なのかな……淫夢なら普通は綺麗なエルフのお姉さんじゃないの??全裸の叔父様とか僕完全に目覚めてるじゃないですか。
「ルーク、しばらく会えなくって寂しかったよ」
「僕もマクスおじたんに会えなくってすごく寂しかったです」
その言葉に優しく微笑んだ叔父様は、すごく優しく僕の髪を撫でてから頬を両手で優しく包み込んだ。その手から伝わるあたたかい体温になんだか泣きたくなる。
そして、叔父様はキスをする。
まずは額に瞼に頬に、そして唇に。触れるだけの体温を分け与えるだけのような優しいキス。まさにキスの雨という表現にふさわしく、いつもの濃厚なものとは違い慈しむようでそれが逆にこそばゆかった。
(これは夢だから、素直になっても良いよね?)
「おじたん、もっとキスして。僕、おじたんのキスが好き」
甘えるように頬に添えられた手に頬ずりをした。そんな僕の唇に再びキスが落ちる。今度はいつもの深いキスで、優しく口の中に舌が侵入して、上顎を優しく舐められてそれから丁寧に歯列をすべり、最後に柔らかな舌が僕の下と絡み合う、脳みそが麻痺していくようなとろけるようで気持ちがいい。
叔父様に無意識にしがみついていた。だからかな、叔父様の匂いがする。清潔な香りだけれどどこか格式高い感じのするホワイトムスクに似た香り。その匂いに酔いながらもっともっととねだるように叔父様の舌に自身の舌を絡ませた。
しばらくして、名残惜し気に離れた時は、なんだか寂しくて頬を涙が伝う。
(もっと、もっとキスしていたかったな……)
「ルーク、そんなに煽らないおくれ。一応他人の屋敷だから我慢しているのに、そんなに可愛いことを言われたらここでいけないことをしてしまいたくなる」
「いけないことってなぁに?」
キスの余韻でぼんやりした頭で話したせいかいつもより舌足らずになる。そんな僕の様子に叔父様は困ったように微笑んだ。
なんだか、叔父様がちょっと変なこと言った気がしたけど、叔父様がおかしいのはいつのもことなので気にするべきではないのかもしれない。
「それはまだ秘密だよ。ルークは純潔を捧げる覚悟はまだ出来ていないからね。それに流石に他人の屋敷だから今日はハグとキスだけにしよう」
「……おじたんは僕の処女がどうしてほしいの?僕が処女じゃないと嫌いになっちゃうの?」
なんだか耐え切れなくって、夢だし泣きながら叔父様にしがみついた。胸がとても痛いと思った。そんな僕をあやすように叔父様の手が背中を撫でてくれる。
「おじたんはどんなルークも大好きだから、仮に処女じゃないルークになっても大好きだし、僕が処女を奪ったなら最期まで責任は必ずとるよ。それに他人に奪われてもそいつをキレイキレイすれば、もう一度ルークには処女をやり直してもらえるから心配ない」
なんか物凄い物騒なこと言ってる。夢の中でも叔父様は叔父様だって思っているからかな。そう思いながら、夢の中なのに不思議と眠くなってそのまま僕は寝てしまっていた。
そして、どれくらいたったのか僕は尿意で目覚めた。完璧な覚醒だ。
「叔父様の夢を見るなんて……なんかはずかしいな」
そうひとりごとをいった僕は、目が合った。そして固まった。
何故なら、僕のベッドの中、寝ていた僕の真正面に……、
「何が恥ずかしいんだいルーク?後、叔父様ではなくマクスおじたんだろう?」
寝ている僕を監禁生活では恒例だった随時監視している叔父様と目があったのだから……。
「あっ……んんっ!!」
叫びかけたところで叔父様の大きな手が口をふさぐ。
「叫んではいけない、バレてしまう」
「な、なんでおじたんがここにいらっしゃるのですか??」
さらに驚きなのが、現在同じベッドの中にいる叔父様が全裸だということだ。いやいや、なんで服着てないの、もしかして僕は叔父様と知らないうちにアレコレしちゃったのかとも思ったけど、一応僕の着衣にも「魔導式貞操アナルプラグ」にも異常はない。いや、「魔導式貞操アナルプラグ」自体が異常ではあるけども。
「耐え切れなくって来てしまった」
「いやいや、あ、それになんで裸なのですか?」
「ああ、それは仕方なかった。ここに潜り込むにあたり服が邪魔だったからな」
服が邪魔になる潜入方法ってなんだろう……申し訳ないけど僕の凡庸な想像力では全く浮かばない。小一時間ほど問い詰めたい。まぁ、その方法があっさり浮かぶようになったらそれこそ叔父様マスターになったみたいでダメな気もする。
そこで、僕はある異変に気付いた。
ベッドの横にある棚の上で、寝ていたはずの可愛いマックスたんの姿が見えないという大変な事態に。
50
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
塩対応の同室αが実は俺の番を狙っていた
雪兎
BL
あらすじ
全寮制の名門学園に入学したΩの俺は、入寮初日から最悪の同室相手に当たった。
相手は学年でも有名な優等生α。
成績優秀、運動もできる、顔もいい。なのに——
めちゃくちゃ塩対応。
挨拶しても「……ああ」。
話しかけても「別に」。
距離も近づけないし、なぜか妙に警戒されている気がする。
(俺、そんなに嫌われてる……?)
同室なのに会話は最低限。
むしろ避けられている気さえある。
けれどある日、発情期トラブルで倒れた俺を助けてくれたのは、
その塩対応αだった。
しかも普段とは違い、必死な顔で言われる。
「……他のαに近づくな」
「お前は俺の……」
そこで言葉を飲み込む彼。
それ以来、少しずつ態度が変わり始める。
距離は相変わらず近くない。
口数も少ない。
だけど――
他のαが近づくと、さりげなく間に入る。
発情期が近いと察すると、さりげなく世話を焼く。
そして時々、独占欲を隠しきれない視線。
実は彼はずっと前から知っていた。
俺が、
自分の運命の番かもしれないΩだということを。
だからこそ距離を取っていた。
触れたら、もう止まれなくなるから。
だけど同室生活の中で、
少しずつ、確実に距離は変わっていく。
塩対応の裏に隠されていたのは――
重すぎるほどの独占欲だった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】勇者パーティーハーレム!…の荷物番の俺の話
バナナ男さん
BL
突然異世界に召喚された普通の平凡アラサーおじさん<山野 石郎>改め【イシ】
世界を救う勇者とそれを支えし美少女戦士達の勇者パーティーの中……俺の能力、ゼロ!あるのは訳の分からない<覗く>という能力だけ。
これは、ちょっとしたおじさんイジメを受けながらもマイペースに旅に同行する荷物番のおじさんと、世界最強の力を持った勇者様のお話。
無気力、性格破綻勇者様 ✕ 平凡荷物番のおじさんのBLです。
不憫受けが書きたくて書いてみたのですが、少々意地悪な場面がありますので、どうかそういった表現が苦手なお方はご注意ください_○/|_ 土下座!
過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される
中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」
夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。
相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。
このお話はムーンライトでも投稿してます〜
モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる