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3章 国家運営と勇者

勇者、敗北を喫する

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俺がいる国からあの無能がいる国が近いことを知った。

他のメンバーにも声をかけた。

「あの無能と田舎臭い女が作った国を俺がいや、俺たちが支配して女は俺たちが貰ってイケメンは聖子に譲る。そして、それ以外は俺たちのために働かせる。あの無能は殺して田舎臭い女はぶっ壊れるまで犯すこととする。冒険者パーティーとして入ってしまえばこちらのもんだ。」

そして、俺たちはあの無能の国ユートピアに向かった。

門番の可愛い獣人に冒険者カードをチェックされたが問題無い。俺らは勇者パーティーとしてSランクになってるからな。

獣人の女の子に別室案内をされた。

「勇者様をVIP待遇で待てとの指示ですので…」

そう言って俺らはVIP専用の部屋に入った。

飯も美味いし、女は可愛い子ばかりで犯そうとすると逃げられるのが癪に障る。

俺は、眠りについた。




翔太視点

ユナが正樹達が来たことを報告してくれた。

ユナ曰く、正樹達はサラトーニの奴隷を壊れるまで使い潰して生活しているみたい。

アイツらに油断させるか!

VIP待遇で待たせることにして俺が向かうことにした。

目的は知らんがアイツらの言いなりになるもんか!

これから産まれてくる子供たちのためにも!

そう言って俺は、正樹達のいる部屋に向かった。




あの無能が出てきた。

わざわざ俺達に殺されるとも知らずにな!

あの無能がなんの用?とか聞いてきたから俺は

「無能が国を作るのが気に食わん!無能は野垂れ死んでこの国は俺が貰う!女は、俺のもんにする!その為に死んでくれ!」

そう言いながら俺は無能に向かって勇者の力を出して殺しにいった。

気がついたら俺は右腕がなく地面に背中合わせになっていた。

「勇者の俺が負けた…ありえない!アイツは無能のはずなのに!」


何度やっても俺は地面に背中合わせになっていた。

勇者の俺が敗北を喫するなんて…

俺は、意識を手放した。
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