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第1章
スライムと木ノ実
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スライムと出会って、いやそれ以前だ。この世界に来てどれだけの時間が経っただろうか。俺はこの間何も口にしてい無い。大食らいでは無いがここまで食わずにいるのは人として辛い
「なあスライム。お前は食事とかしねえの?」
「ん?あぁ、お腹が減ったスラ?」
「察しが良くて助かるよ。それでなんか食えそうなもんないか?」
「じゃあちょっと待ってるスラ。少し探してくるスラ」
スルスルー
スライムは体をスライドするように動かし、木々を華麗に躱しながらあっという間に森の中へと消えてった
そんな姿を見て改めて思った。あいつは本当に俺と旅がしたいんだと、あいつと出会う前に俺は蜘蛛を殺していた。その死体を見てあいつは自分より強いと思い取り入ろうとしたのかと思ったりしていたが、あの速さなら余裕で逃げられただろう。
俺は汚い人間の感情に浸りすぎたのかもしれない
いろいろと思い老けていると
スルスルー
「持って来たスラ」
スライムが帰って来た
「なんか食えそうなもん持って来てくれたんじゃ無いのか?」
スライムは見た感じ何も持っていなかった
「取って来たスラ」
そう言うとスライムは震えだし
ブルブル ブルブル ポコン
スライムの体の中から木ノ実が出て来た
「どうなってんだ?」
「僕は物をある程度体内に仕舞うことができるスラ」
「へぇー便利だな、んじゃ貰うぞ」
スライムの体の上に乗っかっている木ノ実を手に取る
見た目の第一印象は正直良く無い。なんか赤いしトゲトゲしてるし、まあ俺はその辺の固定概念にとらわれたりはしない。
スライムを見る
だってこんなのがいる世界だ。きっと見た目だけだ
ガブッ
「辛っ これヤバイ」
「ん?どうしたスラ」
「辛いんだって、こんなの食えたもんじゃねえよ」
「辛い?なんのことスラ?」
「味だよ味。この食べ物の」
「ごめんスラ。僕には味覚がないから味は分かんないスラ」
「そうか、なら仕方ねえな」
「ごめんスラお詫びに違うのを取ってくるスラ」
「いや今度は俺も」
スルスルー
そう言った頃にはスライムはすごい速さで森の中を駆け抜けて行った
何と無く嫌な予感はするが仕方ないだろう。親切心なわけだしな
腰を下ろして待つことにした
さっきよりも少し時間がかかったが
スルスルー
スライムが帰って来た
「持って来たスラ」
ブルブル ブルブル ポコン
「おう、ありがとな」
今回のはさっきのより見ためは良く形なんかは普通だ。洋ナシの様な少しヒョウタン型になっている。ただ、変な模様があるのが気になる。緑色の本体の色の上に水玉模様の様に黄色い点がある。何処と無く怪しい
少しのためらいと不安の中かぶりつく
ガブッ
「結構うまいな。これなら食えそうだ」
「良かったスラ」
ピョン ピョン
スライムが跳ねながら喜んでいる
なんだか全てが杞憂だった様だ。スライムを疑う必要も無さそうだしノンビリ森を抜けるとするか
そんなことを思いながら立ち上がろうとすると
「ん?」
「どうしたスラ?」
「身体に力が入らねえ」
「それってもしかしたらマヒ状態スラ」
「麻痺?」
「大変スラ大変スラ待ってるスラ今からマヒに効く薬草を取ってくるスラー」
スルスルー
スライムはまた森の中へと消えて行った。
現状について気付いたことが2つある。1つは麻痺が思っていた以上に酷く今は口を動かすことすら厳しいだろう。つまり麻痺を治す薬草を渡されても食えそうにない。そしてもう1つはそんな麻痺状態が末期の俺がたった1人、森の中で放置されていると言うことだ。何かに襲われたらどうしようもない。これだけ痺れていれば痛覚も麻痺しているだろうからそれだけが救いだろう。
俺は知っていた。痛みは違う言葉で表すなら苦しみだ。それが生き絶えるまで続くなんてのは1番辛い死だろう。だから俺は殺す時は一瞬で終わらせて来た
そこは真っ暗な空間
人影が1人また1人と増えていく。この景色を俺は見たことがある。いつも見る夢の光景、目覚めると自然と記憶から薄れてしまう夢現の罪悪感
1番近くにいる人影を注視する。段々と顔が見える様になる。そいつは俺が最後に殺した人間田中智。そう、この人影達は俺が今まで殺して来た奴らだ。
きっと俺の印象なんだろうがそいつらはいろんな行動をしている。謝る奴、落胆する奴、怒る奴
怒る人影に近づくと襲い掛かってくる
「ウガァー」
サァー
俺に伸ばして来た指先から砂になりやがて体全体が砂になり風にさらわれ消えて行った。こいつらは夢であっても俺に復讐することはできない。いっそのことここで俺を殺してくれればいいのに
俺はこの夢を見るたびに思い知らされる。俺と言う存在ががどれだけの屍の上に立っているのかと
そして自分がどれだけのクソ野郎なのかと
「はっ」
この夢を見た後はいつもこうだ。いきなり目が覚め気持ち悪い汗をかいている
「起きたスラ」
「なあスライム。俺の手足はちゃんとついてるか?」
「大丈夫スラ手足がなくても僕と同じになるだけスラ」
「それは大丈夫って言わねえんだよ」
腕を伸ばしスライムを横に引っ張る
「やめるスラ やめるスラ」
ビヨーン ビヨーン
手を離すとゴムの様に元の姿に戻った
「人間は知能が高いから冗談が通じるらしいって聞いてたのにスラ」
「悪かったなバカで」
「そんなことよりもう腹は減ってないスラ?」
「何にも食べてねえから腹は減ってるけど、大丈夫なんだろうなあ」
「それなんだけどさっきのかじった木ノ実の断面を触ったら僕にも少しわかったスラ」
「何が?」
「嫌な感じがスラだから割って中身を触ってから持って来たスラ」
「そうかそれなら貰うか」
「どうぞスラ」
スライムの後ろに2種類の木ノ実があった
1個はよく見たことのある赤いリンゴの様な形をしている。そしてもう1個は真っ白な無地でただただ丸い
とりあえず見た目に違和感のないリンゴっぽい木の実をかじる
ガブッ
思っていたリンゴの味だった
もう1つの方も食べてみる
ガブッ
なんの味もしなかった。疑問と違和感にもう一度かぶりつく
ガブッ
なんの味もしない。食感は果物のそれではあるが異様なほどに無味無臭だった
「どうスラ?」
食べ終わってから手足の感覚を確かめ
「まあ食べられないことはないな。今度見つけたら取っといてくれ」
「わかったスラ」
「んじゃ行くか」
「まだスラ」
スライムがもじもじしだした
「どうしたんだ?」
「僕が取って来たのは木ノ実だけじゃないスラこれがメインスラ」
ブルブル ブルブル ブルブル ポコン
「どうだスラ」
スライムは誇らしげに出した。スライムが取り出したのは卵だった。
「どこから取って来たんだよその卵」
「さっき一度薬草を持って帰って来たら人間が寝てたスラだからもう一度木の実を探しにウロウロしていたら落ち葉の上に落ちてたスラ」
それはおかしい周りの木を見る限り緑一色だ。つまりその落ち葉は意図的に落とされていた、と言うより卵のために敷かれていたと言うことだろう
「ちなみにその卵はなんの卵か見当はついてるのか?」
「その辺の翼を持った魔物だと思うスラ」
「そんぐらいでかい卵だと結構でかい奴だろ?ちゃんと考えてんのかよ」
「でかいスラ?」
スライムが卵を確かめた様だ。
「本当スラ僕が見つけた時はもっと小さかったスラ」
「流石にそんな卵の親に狙われたくないからな。元々あった場所に戻しに行くぞ」
「今日はやめといた方いいスラ」
「なんだよそんなに食いたいのか?」
「そうじゃないスラもう日が暮れはじめてるスラ今から行ったら最悪夜行性の奴らに襲われるスラ」
「そう言うことか」
日差しは陰り夕焼け模様だった
「夜は夜行性の奴らに気づかれない様にじっとしてるのが1番スラ」
「なら仕方ねえな」
こうして俺の新しい世界での1日目は終わった。
「なあスライム。お前は食事とかしねえの?」
「ん?あぁ、お腹が減ったスラ?」
「察しが良くて助かるよ。それでなんか食えそうなもんないか?」
「じゃあちょっと待ってるスラ。少し探してくるスラ」
スルスルー
スライムは体をスライドするように動かし、木々を華麗に躱しながらあっという間に森の中へと消えてった
そんな姿を見て改めて思った。あいつは本当に俺と旅がしたいんだと、あいつと出会う前に俺は蜘蛛を殺していた。その死体を見てあいつは自分より強いと思い取り入ろうとしたのかと思ったりしていたが、あの速さなら余裕で逃げられただろう。
俺は汚い人間の感情に浸りすぎたのかもしれない
いろいろと思い老けていると
スルスルー
「持って来たスラ」
スライムが帰って来た
「なんか食えそうなもん持って来てくれたんじゃ無いのか?」
スライムは見た感じ何も持っていなかった
「取って来たスラ」
そう言うとスライムは震えだし
ブルブル ブルブル ポコン
スライムの体の中から木ノ実が出て来た
「どうなってんだ?」
「僕は物をある程度体内に仕舞うことができるスラ」
「へぇー便利だな、んじゃ貰うぞ」
スライムの体の上に乗っかっている木ノ実を手に取る
見た目の第一印象は正直良く無い。なんか赤いしトゲトゲしてるし、まあ俺はその辺の固定概念にとらわれたりはしない。
スライムを見る
だってこんなのがいる世界だ。きっと見た目だけだ
ガブッ
「辛っ これヤバイ」
「ん?どうしたスラ」
「辛いんだって、こんなの食えたもんじゃねえよ」
「辛い?なんのことスラ?」
「味だよ味。この食べ物の」
「ごめんスラ。僕には味覚がないから味は分かんないスラ」
「そうか、なら仕方ねえな」
「ごめんスラお詫びに違うのを取ってくるスラ」
「いや今度は俺も」
スルスルー
そう言った頃にはスライムはすごい速さで森の中を駆け抜けて行った
何と無く嫌な予感はするが仕方ないだろう。親切心なわけだしな
腰を下ろして待つことにした
さっきよりも少し時間がかかったが
スルスルー
スライムが帰って来た
「持って来たスラ」
ブルブル ブルブル ポコン
「おう、ありがとな」
今回のはさっきのより見ためは良く形なんかは普通だ。洋ナシの様な少しヒョウタン型になっている。ただ、変な模様があるのが気になる。緑色の本体の色の上に水玉模様の様に黄色い点がある。何処と無く怪しい
少しのためらいと不安の中かぶりつく
ガブッ
「結構うまいな。これなら食えそうだ」
「良かったスラ」
ピョン ピョン
スライムが跳ねながら喜んでいる
なんだか全てが杞憂だった様だ。スライムを疑う必要も無さそうだしノンビリ森を抜けるとするか
そんなことを思いながら立ち上がろうとすると
「ん?」
「どうしたスラ?」
「身体に力が入らねえ」
「それってもしかしたらマヒ状態スラ」
「麻痺?」
「大変スラ大変スラ待ってるスラ今からマヒに効く薬草を取ってくるスラー」
スルスルー
スライムはまた森の中へと消えて行った。
現状について気付いたことが2つある。1つは麻痺が思っていた以上に酷く今は口を動かすことすら厳しいだろう。つまり麻痺を治す薬草を渡されても食えそうにない。そしてもう1つはそんな麻痺状態が末期の俺がたった1人、森の中で放置されていると言うことだ。何かに襲われたらどうしようもない。これだけ痺れていれば痛覚も麻痺しているだろうからそれだけが救いだろう。
俺は知っていた。痛みは違う言葉で表すなら苦しみだ。それが生き絶えるまで続くなんてのは1番辛い死だろう。だから俺は殺す時は一瞬で終わらせて来た
そこは真っ暗な空間
人影が1人また1人と増えていく。この景色を俺は見たことがある。いつも見る夢の光景、目覚めると自然と記憶から薄れてしまう夢現の罪悪感
1番近くにいる人影を注視する。段々と顔が見える様になる。そいつは俺が最後に殺した人間田中智。そう、この人影達は俺が今まで殺して来た奴らだ。
きっと俺の印象なんだろうがそいつらはいろんな行動をしている。謝る奴、落胆する奴、怒る奴
怒る人影に近づくと襲い掛かってくる
「ウガァー」
サァー
俺に伸ばして来た指先から砂になりやがて体全体が砂になり風にさらわれ消えて行った。こいつらは夢であっても俺に復讐することはできない。いっそのことここで俺を殺してくれればいいのに
俺はこの夢を見るたびに思い知らされる。俺と言う存在ががどれだけの屍の上に立っているのかと
そして自分がどれだけのクソ野郎なのかと
「はっ」
この夢を見た後はいつもこうだ。いきなり目が覚め気持ち悪い汗をかいている
「起きたスラ」
「なあスライム。俺の手足はちゃんとついてるか?」
「大丈夫スラ手足がなくても僕と同じになるだけスラ」
「それは大丈夫って言わねえんだよ」
腕を伸ばしスライムを横に引っ張る
「やめるスラ やめるスラ」
ビヨーン ビヨーン
手を離すとゴムの様に元の姿に戻った
「人間は知能が高いから冗談が通じるらしいって聞いてたのにスラ」
「悪かったなバカで」
「そんなことよりもう腹は減ってないスラ?」
「何にも食べてねえから腹は減ってるけど、大丈夫なんだろうなあ」
「それなんだけどさっきのかじった木ノ実の断面を触ったら僕にも少しわかったスラ」
「何が?」
「嫌な感じがスラだから割って中身を触ってから持って来たスラ」
「そうかそれなら貰うか」
「どうぞスラ」
スライムの後ろに2種類の木ノ実があった
1個はよく見たことのある赤いリンゴの様な形をしている。そしてもう1個は真っ白な無地でただただ丸い
とりあえず見た目に違和感のないリンゴっぽい木の実をかじる
ガブッ
思っていたリンゴの味だった
もう1つの方も食べてみる
ガブッ
なんの味もしなかった。疑問と違和感にもう一度かぶりつく
ガブッ
なんの味もしない。食感は果物のそれではあるが異様なほどに無味無臭だった
「どうスラ?」
食べ終わってから手足の感覚を確かめ
「まあ食べられないことはないな。今度見つけたら取っといてくれ」
「わかったスラ」
「んじゃ行くか」
「まだスラ」
スライムがもじもじしだした
「どうしたんだ?」
「僕が取って来たのは木ノ実だけじゃないスラこれがメインスラ」
ブルブル ブルブル ブルブル ポコン
「どうだスラ」
スライムは誇らしげに出した。スライムが取り出したのは卵だった。
「どこから取って来たんだよその卵」
「さっき一度薬草を持って帰って来たら人間が寝てたスラだからもう一度木の実を探しにウロウロしていたら落ち葉の上に落ちてたスラ」
それはおかしい周りの木を見る限り緑一色だ。つまりその落ち葉は意図的に落とされていた、と言うより卵のために敷かれていたと言うことだろう
「ちなみにその卵はなんの卵か見当はついてるのか?」
「その辺の翼を持った魔物だと思うスラ」
「そんぐらいでかい卵だと結構でかい奴だろ?ちゃんと考えてんのかよ」
「でかいスラ?」
スライムが卵を確かめた様だ。
「本当スラ僕が見つけた時はもっと小さかったスラ」
「流石にそんな卵の親に狙われたくないからな。元々あった場所に戻しに行くぞ」
「今日はやめといた方いいスラ」
「なんだよそんなに食いたいのか?」
「そうじゃないスラもう日が暮れはじめてるスラ今から行ったら最悪夜行性の奴らに襲われるスラ」
「そう言うことか」
日差しは陰り夕焼け模様だった
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「なら仕方ねえな」
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