Life 〜【作成】スキルでのほほんサバイバル イカダを改造して戦艦にする〜

なか

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第2話 夢の中で

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 おっす!! 俺の名前は”羽瀬野はせの パイロ”青春真っただ中の5歳だ!!
 俺はこの学園 優駿ゆうしゅんうまなみ学園で必ず1番になって.......



 テレビはついているが見ていない。
 いつもの事だ。

 俺の年齢なら今の時間、普通は学校で勉強しているのが毎日の日課なのだろう。
 今俺は自分の部屋のベットに寝転がり携帯ゲーム片手にポテチを貪り食っている。


「5歳で青春真っ只中ってどんなだよ。」


 最近のテレビはどんどん低年齢化が進んでいる。
 アニメの主人公に至っては5歳で家を飛び出し全寮制の学校に入る始末。
 一応年齢的には高校生の俺にとっては若さとは何か? と問うにしかるべき議題であろう。

 で、話は戻るが俺と同じいわゆる高校生達が学校でいそしみながら勉強しているのに対し、なぜ俺は家のベットでこうも優雅に寝転んでいるのかというと。


「あんたまた学校行ってないの? 今日も成瀬ちゃんが迎えに来てくれてたのに。」


 俺の聖域にノックもせず入ってくるこの女性は俺の母親だ。
 ズカズカと聖域を踏み荒らしながら奥の窓のカーテンを ザっ!! と開ける。


「まぶし!!」


 吸血鬼が太陽の光で苦しむがごとく光を嫌い布団にくるまる。
 太陽の光は憂鬱を呼び込む。


「もう知らないからね。あんた学校からも連絡入ってるよ。いい加減やめて働くか学校行くか決めなさいよ。」


 いわゆる引きこもり。
 バイトもせず学校も行かず1日中家でゴロゴロしている。


「明日決める。あと部屋入るときはノックぐらいしてくれ。マナーだろ。」

「どの口が言ってんのよ。ただ飯喰らい! 母さん仕事いってくるからあんた今からでも学校行きなさいよ。」

「明日から行くよ。」

「もう! なんでこんな子に育ってしまったんだろうね......」


 文句を言いながらも仕事の時間が迫っているのだろう。
 言葉途中で部屋から出て行ってしまった。

 私を育てたのはあなたです。私はあなたの作品なのです。

 布団にくるまった状態でもぞもぞと動き、光指すカーテンと聖域のドアを閉める。
 部屋には暗闇が戻った。
 唐突に立ち上がり天に拳を突き上げ


「ふぅあーはっはっはっは!!! 光さえなければ我は無敵!! 先ほどの無礼な女よ、貴様生きていたことを後悔させてやるぞ!! ふぅあーはっはっはっは!!!」


 もうすでに家を出た母親。静かな家に自分の声がこだまする。

 俺が小さいころ両親は離婚して母親が一人で俺を育ててくれた。
 夜遅くまでパートをして俺を高校まで行かせてくれた母親だが俺はその高校に行ってない。

 感謝がないわけじゃない。
 俺だって立派になって母親を早く楽にさせてやりたい。
 そういう気持ちは今でもある。
 だが俺のようなクソみたいな人間は外に出ても人様に迷惑をかけて終わりなところがある。


「人生とは|残酷《ざんこく
》なものだ。」

 そんなことを口ずさみながら薄暗いリビングのキッチンに向かい冷蔵庫から適当に食べれるものを見繕っていく。



 なぜ学校に行かなくなったのか?
 これには深い訳もなく大きな出来事もない。

 ただ単に”いじめられている”からである。

 理由はさっき母親の口からも出た”成瀬”という女の子が関係している。

 両親が離婚した時に俺はこの団地に引っ越してきた。
 同じ団地に住んでいるのが同じ年の”一ノ瀬 成瀬いちのせ なるせ”だ。

 けして裕福ではない家庭に育った彼女だが、余りある美貌とそれを鼻にかけない明るく聡明そうめいな性格からクラスで大変人気のある女の子だった。
 家が近いせいもあり、事あるごとに俺の世話を焼きたがる彼女。

 中学まではまだそれでもよかったのだが、高校生になるとそういうわけにもいかなくなった。
 俺は思春期というものに入り突然、成瀬の顔をまともに見れなくなった。
 今までどういう態度で接してきたかも思い出せず成瀬に冷たく当たるようになった。

 もともと俺たちの関係をよく思ってない連中がいたのだろう。関係といってもただの幼馴染なのだが。
 クラスの男共が成瀬にあこがれを抱く中、俺が冷たい態度を取っている事に腹の立てた不良グループが俺に嫌がらせをするようになった。

 初めは上靴を隠されたりというくらいの内容だったが次第にそれはエスカレートしていきトイレで水をかけられたり教科書をカッターで切り刻まれたりと目に見えて悪い方向へ進んでいった。

 ある日、成瀬が教室でその不良グループのリーダー格の西村という男につっかかった。
 くだらない事はもうやめてと。
 しかし――


「そんなふうに思われてたのは心外だぜ一ノ瀬。俺はこいつと楽しく友情をはぐくんでるだけなんだよ。なぁそうだろ?」


 そいつは俺にそう問いかける。


「違うよね。いじめられてたんでしょ?」


 成瀬のその言葉が今でも俺の夢に出てくる。


「違うよね。いじめられてたんでしょ?」


 地獄の言葉だ。


「なぁそうだろ!!!?」

「あぁ.....」


 あの時、西村の言葉に逆らっていればこうはなっていなかったのかも。
 俺は語気を強められたその言葉にうなずき成瀬を裏切ってしまった。

 自分のクズさ加減が本当に情けない。
 その後、成瀬と西村は言い合いになり西村は成瀬を殴ってしまった。

 俺はその光景を目の当たりにし突然煮えたぎるような衝動を抑えられず西村につかみかかった。
 すぐに先生が来て事なきを終えたがそのせいで西村と俺は停学処分となり自宅謹慎を余儀なくされた。
 謹慎は1週間ほどだったが俺はそれ以来、彼女に合わせる顔もなく不良グループからの制裁も怖くて学校に行けてない。

 噂では相当根に持っているらしく次に会ったら殺してやると言っているらしい。
 ちなみに西村は成瀬を殴ったこともありまだ停学中らしい。

 とまぁこんな情けない話なわけで、それ以来こうして家に籠城して日々何の生産性もない作業ゲームにいそしんでいるわけです。
 くだらない事を思い出していると、これまた時間とは無情に速度を上げて進んでいくわけで


「もう16時だ。なんだか1日があっという間に終わっていくな。」


 誰もいないリビングで独り言をつぶやいていると





 ピンポーン






 家のチャイムがなっていた。


 ん? 誰か来た? 郵便か?


 一瞬西村が家に来たのかと思ったがさすがにそこまではしないだろう。
 変な事を思い出したから気持ちがナーバスになっているのだろう。

 ダラダラと玄関まで歩いていく。

 引きこもりといってもコミュ症とかではなく、いたってまともな対人スキルは身に着けている。
 郵便くらいならなんてことはない。

 玄関に足を向け歩いているときドア越しから聞きなれた声がした。


「聞こえてる? ねぇ、いるんでしょ?」


 ドキッ!!と心臓が痛むほどの衝撃が体全体に走った。
 それは聞き飽きることないよく知る声。


 成瀬? なんで?


「どうして学校来ないの? もう停学はとけてるんだよね?」


 心臓がバクバクと音が漏れているんじゃないかというくらい激しく鼓動してる。


「話したいこといっぱいあったんだ......最近全然話してくれなかったから、西村君に殴られたときあんなに怒ってくれるなんて思わなかったから......びっくりしちゃった。でも......それもこれも私のせいだよね。停学になったのも......学校来なくなっちゃったのも......」


 声を出したいのに口があうあうとブサイクに動くだけで声にならない。
 お前が気負う事じゃない。悪いのは全部俺なんだ。

 少しの静かな間が今の俺には耐えがたいほど長く感じる。


「ごめんね。ただ顔が見たかっただけなの。高校入ってからちゃんと話せてなかったから......まだ少し顔は腫れてるけど、殴られたところ......でも私は元気だよ。初めて男の人に殴られちゃった。思ったより痛くないんだね。でもあの後顔がすごい腫れちゃって、鏡見て笑っちゃった。......今日は帰るね。また昔みたいに話せるようになりたいな。それじゃ.......」


 だめだ。行かせちゃだめだ。
 軽くでもいい。声をかけてあげるんだ。
 安心させてあげるんだ。

 それくらいしかできないんだ。
 ならそれを今やらなくてどうする!?


「おい!!」

 とっさに出た声は怒号のような声の張りでドアを突き抜けていく。


「......えっ!?」

「おぉ......久しぶり......気にすんなよ。俺は元気だ。今はちょっと体調が悪くて......学校には行けないけど治ったら必ず......い...行くよ。だから気にすんな。」


 自分でも情けないほどしどろもどろになっている。
 でも成瀬は――


「うん。......ありがと。今度はちゃんと顔も見せてね。」


 震える優しい声が心の緊張をほどいていく。
 母親以外と久しぶりに話したけど悪くないもんだな。

 少なからず俺たちの溝は少しは埋まったような気がした。


「じゃあ帰るね。また......」


 成瀬が帰りのあいさつをした瞬間、視界が大きく揺れた。


「きゃあ!!」


 成瀬の声!! なんだ!! 何が起こってる? 揺れてる? 地震!?


「成瀬!!」


 揺れて不安定な体勢を何とか制御し急いで玄関のドアに手をやる。


「成瀬!! なる.......。」


 玄関のドアを開けた瞬間、目の前が真っ白になりそこで記憶はなくなっている。

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