20 / 23
第20話 その手を離すものか
しおりを挟む
サメ吉の背びれに捕まり海を進む、スキル【魚人】のおかげで海の中でも視界は変わらない。
しかし夜の海はさらに視野が狭く、まだ成瀬を確認できていない。
くそ!! どこだ成瀬!!
沈んでいるはずの地点を探すが視界が暗すぎて確認しきれない。
しかし俺の視界の端、そのギリギリのところに何か赤い物が一瞬見える。
俺はすぐにサメ吉から離れ、力の限り泳いでその場所まで向かう。
それは成瀬の制服、胸の辺りについていたリボン。
それを手に掴みその真下、海の底を睨む。
いた!!
力なく沈んでいく成瀬。
体を細く水の抵抗を無くすように俺は一気に深度を潜っていく。
すぐに成瀬に追いつき抱えてゆっくり浮かび上がった。
海面から出るとサメ吉がスタンバイしていたので成瀬を背に乗せ急ぎイカダのある方向へ泳ぐように指示した。
サメ吉が通ろうとするとイカダの群れは自然と道を開け俺のイカダまで一本の道のようにそこが開けた。
イカダに成瀬を乗せ状態を確かめる。
「くそ!! 息してない!!」
成瀬の顔色は悪く、事態は最悪だ。
俺は迷うことなく成瀬と唇を重ねて息を送り込んだ。
学校で学んだ事のあるうろ覚えの蘇生措置。もっとまじめに聞いときゃよかった。
今さら悔やんでも仕方ない。
必死に息を送り込み、心臓マッサージを続ける。
「戻ってこい!! 戻ってきてくれ成瀬!!」
俺の言葉に反応するように突然、口から水を吐き出しせき込む成瀬。
弱弱しく息をし始めた成瀬。
意識は戻ってはいないがなんとか一命はとりとめたようだ。
「よかった......よかった.......。」
激しい不安が一気に安堵に変わったことによってたちまち力が抜けてしまった。
目の前で幼馴染が死にかけた。その状況の中よくパニックを起こさなかったものだ。
ここにきてサバイバルの経験が生きてきているのかもしれない。
俺は一息ついてから成瀬をイカダのベットまで運び、寝かせてあげた。
学校の制服のままここに飛ばされた成瀬、短いスカート、濡れたブラウスが体い張り付いてうっすらと下着を透かしている。
って俺何見てんだバカヤロウ! 成瀬が気を失ってる時に......
でも本当にきれいになったよな。
女の子ってこんな短期間で変わるもんなんだな。
確かに昔から綺麗で品があったけど、もう大人の女性って感じだ。
それに比べて俺は......
ダメだダメだ。やっぱり変に意識してしまう。
今はとりあえずゆっくり休ませてあげよう。
俺は成瀬を抱きかかえ小屋の中のベットに優しく寝かせてあげる。
そして部屋から出て海を眺めた。
「まさかこれで終わりってわけじゃないよな。バトルフィールドってんだからさ。」
まだ何も起こっていない。
だけど何があっても俺は成瀬を守る。
そう胸に固く誓った。
そう思った矢先、水平線の向こうでいくつもの花火が打ちあがった。
物凄い量の花火。360度すべてに花火の光が舞い上がり辺りを明るく照らす。
周りのイカダたちがざわつき始める。
何事だとうろたえる人たちの声。
そんな中、サメ吉が俺の横まで泳いできて――
「いよいよ始まるぜダンナ。死に物狂いで生き残ろうぜ。」
その言葉に静かにうなずき、すぐに両手に水中銃を構え辺りを警戒する。
じきに花火が打ち終わり、また静寂な海が戻ってくる。
いつの間にか周りのざわつきも収まっていた。
波の音だけが広がる。
静かに薄暗い水平線を睨んでいた。
そんな時――
「おい!! なんだあれ? なんかこっちに向かってくるぞ!!」
「こっちもだ!! すごいスピードだ!!」
あちこちで海面から水しぶきを上げ何かが一直線に俺らの場所に向かってくる。
まるで映画で見た海中を走る魚雷のような水しぶき。
俺は水中銃を構え、そのしぶきに狙いを定めた。
「さぁ何がお出ましだコノヤロウ!!」
高鳴る心臓を抑えながら神経を研ぎすます。
突然、俺から離れたイカダの誰かが声を上げた。
「なんだこいつは!!!!」
悲鳴にも似た叫び声。
すぐさま声の方に振り替えると、中年の男が何か得体のしれないものに抱き着かれていた。
人間の子供くらいの大きさで緑色の体、手足があり人間に近い姿はしているが皮膚にはウロコのようなものが見える。まさにマンガとかゲームで見たあの姿。
「まさか、半魚人ってオチですか?」
俺の言葉が合図になったかのようにそこから一斉に辺りから悲鳴が鳴り始めた。
次々と海から飛び上がりイカダの主に襲い掛かる半魚人。
恐怖でパニック状態に陥っている人たち、とても応戦できる状態じゃない。
「うぎゃぁぁぁああああ!!!!!!」
海の中に引きずり込まれていく人達。
とはいえみんなを助けているほど俺にも余裕はない。
自分のイカダ廻りを警戒する。
そんな時、俺の背後の海面から半魚人がイカダに乗り込んできた。
「ぎょぎょぎょ!!」とお決まりの鳴き声から俺のことを取って食おうとするその目。
「うえぇー気持ちわりぃー。なんだよこいつ。」
体はネバネバの粘液で覆いつくされており顔は魚というかカエルだった。
手足は水かきが付いていて背中にも背びれがある。
首元のエラがパクパクと膨らんではしぼみ、グロテスクな風貌に拍車をかけていた。
俺はすぐに水中銃を半魚人に向ける。
水中銃が何かわかっていないのだろう半魚人は俺に何かを向けられて警戒したのか大きく足を広げ低く構えた。
今なら敵は止まってる。
撃てば必ず当たるはずだ。
そうは思うのだが姿形は人間に近いものがある。
俺は指を引くのを躊躇してしまった。
迷いに付け込んだのか、すかさず半魚人は俺の方へ一直線に飛び掛かり鋭い歯を大きく見せ襲い掛かってきた。
「しまった!!」
半魚人の圧力に後ずさり体勢を崩してしまっている状態で飛び掛かる敵を打ち落とすことは不可能。
完全に油断した。
スローモーションで迫る鋭利な歯が俺に届く、そのほんの手前で横から激しい水しぶきを上げながらバカでかい魚が飛び上がり、半魚人をまるかじりにしてイカダを空中でまたぎ、そのまま海に引きずり込んでしまった。
一瞬の光景、俺は荒く呼吸をしながら沈んでいった海面を見ていた。
するとそこからひょっこり顔だけだしたサメ吉がペッと半魚人の骨らしきものを吐き出し――
「ダンナ、ここはバトルフィールドですぜ。そんな事じゃあのお嬢ちゃんもすぐにこいつらのエサになっちまいますよ。」
サメ吉はニヤッと笑ってまた海面下に潜っていってしまった。
サメ吉の言うとおりだ。なにやってるんだ俺は。
今の成瀬は抵抗すらできない状態だ。俺が死んだらそれこそ奴らのエサになっちまう。
こっから先はどっちかが死ぬかの世界。
俺の命は俺一人のものじゃない。
必ず守る。成瀬。
必ずだ。
俺は心を引き締め再び水中銃を構える。
そして海面に見える水しぶきに向かって容赦なくその引き金を引いた。
しかし夜の海はさらに視野が狭く、まだ成瀬を確認できていない。
くそ!! どこだ成瀬!!
沈んでいるはずの地点を探すが視界が暗すぎて確認しきれない。
しかし俺の視界の端、そのギリギリのところに何か赤い物が一瞬見える。
俺はすぐにサメ吉から離れ、力の限り泳いでその場所まで向かう。
それは成瀬の制服、胸の辺りについていたリボン。
それを手に掴みその真下、海の底を睨む。
いた!!
力なく沈んでいく成瀬。
体を細く水の抵抗を無くすように俺は一気に深度を潜っていく。
すぐに成瀬に追いつき抱えてゆっくり浮かび上がった。
海面から出るとサメ吉がスタンバイしていたので成瀬を背に乗せ急ぎイカダのある方向へ泳ぐように指示した。
サメ吉が通ろうとするとイカダの群れは自然と道を開け俺のイカダまで一本の道のようにそこが開けた。
イカダに成瀬を乗せ状態を確かめる。
「くそ!! 息してない!!」
成瀬の顔色は悪く、事態は最悪だ。
俺は迷うことなく成瀬と唇を重ねて息を送り込んだ。
学校で学んだ事のあるうろ覚えの蘇生措置。もっとまじめに聞いときゃよかった。
今さら悔やんでも仕方ない。
必死に息を送り込み、心臓マッサージを続ける。
「戻ってこい!! 戻ってきてくれ成瀬!!」
俺の言葉に反応するように突然、口から水を吐き出しせき込む成瀬。
弱弱しく息をし始めた成瀬。
意識は戻ってはいないがなんとか一命はとりとめたようだ。
「よかった......よかった.......。」
激しい不安が一気に安堵に変わったことによってたちまち力が抜けてしまった。
目の前で幼馴染が死にかけた。その状況の中よくパニックを起こさなかったものだ。
ここにきてサバイバルの経験が生きてきているのかもしれない。
俺は一息ついてから成瀬をイカダのベットまで運び、寝かせてあげた。
学校の制服のままここに飛ばされた成瀬、短いスカート、濡れたブラウスが体い張り付いてうっすらと下着を透かしている。
って俺何見てんだバカヤロウ! 成瀬が気を失ってる時に......
でも本当にきれいになったよな。
女の子ってこんな短期間で変わるもんなんだな。
確かに昔から綺麗で品があったけど、もう大人の女性って感じだ。
それに比べて俺は......
ダメだダメだ。やっぱり変に意識してしまう。
今はとりあえずゆっくり休ませてあげよう。
俺は成瀬を抱きかかえ小屋の中のベットに優しく寝かせてあげる。
そして部屋から出て海を眺めた。
「まさかこれで終わりってわけじゃないよな。バトルフィールドってんだからさ。」
まだ何も起こっていない。
だけど何があっても俺は成瀬を守る。
そう胸に固く誓った。
そう思った矢先、水平線の向こうでいくつもの花火が打ちあがった。
物凄い量の花火。360度すべてに花火の光が舞い上がり辺りを明るく照らす。
周りのイカダたちがざわつき始める。
何事だとうろたえる人たちの声。
そんな中、サメ吉が俺の横まで泳いできて――
「いよいよ始まるぜダンナ。死に物狂いで生き残ろうぜ。」
その言葉に静かにうなずき、すぐに両手に水中銃を構え辺りを警戒する。
じきに花火が打ち終わり、また静寂な海が戻ってくる。
いつの間にか周りのざわつきも収まっていた。
波の音だけが広がる。
静かに薄暗い水平線を睨んでいた。
そんな時――
「おい!! なんだあれ? なんかこっちに向かってくるぞ!!」
「こっちもだ!! すごいスピードだ!!」
あちこちで海面から水しぶきを上げ何かが一直線に俺らの場所に向かってくる。
まるで映画で見た海中を走る魚雷のような水しぶき。
俺は水中銃を構え、そのしぶきに狙いを定めた。
「さぁ何がお出ましだコノヤロウ!!」
高鳴る心臓を抑えながら神経を研ぎすます。
突然、俺から離れたイカダの誰かが声を上げた。
「なんだこいつは!!!!」
悲鳴にも似た叫び声。
すぐさま声の方に振り替えると、中年の男が何か得体のしれないものに抱き着かれていた。
人間の子供くらいの大きさで緑色の体、手足があり人間に近い姿はしているが皮膚にはウロコのようなものが見える。まさにマンガとかゲームで見たあの姿。
「まさか、半魚人ってオチですか?」
俺の言葉が合図になったかのようにそこから一斉に辺りから悲鳴が鳴り始めた。
次々と海から飛び上がりイカダの主に襲い掛かる半魚人。
恐怖でパニック状態に陥っている人たち、とても応戦できる状態じゃない。
「うぎゃぁぁぁああああ!!!!!!」
海の中に引きずり込まれていく人達。
とはいえみんなを助けているほど俺にも余裕はない。
自分のイカダ廻りを警戒する。
そんな時、俺の背後の海面から半魚人がイカダに乗り込んできた。
「ぎょぎょぎょ!!」とお決まりの鳴き声から俺のことを取って食おうとするその目。
「うえぇー気持ちわりぃー。なんだよこいつ。」
体はネバネバの粘液で覆いつくされており顔は魚というかカエルだった。
手足は水かきが付いていて背中にも背びれがある。
首元のエラがパクパクと膨らんではしぼみ、グロテスクな風貌に拍車をかけていた。
俺はすぐに水中銃を半魚人に向ける。
水中銃が何かわかっていないのだろう半魚人は俺に何かを向けられて警戒したのか大きく足を広げ低く構えた。
今なら敵は止まってる。
撃てば必ず当たるはずだ。
そうは思うのだが姿形は人間に近いものがある。
俺は指を引くのを躊躇してしまった。
迷いに付け込んだのか、すかさず半魚人は俺の方へ一直線に飛び掛かり鋭い歯を大きく見せ襲い掛かってきた。
「しまった!!」
半魚人の圧力に後ずさり体勢を崩してしまっている状態で飛び掛かる敵を打ち落とすことは不可能。
完全に油断した。
スローモーションで迫る鋭利な歯が俺に届く、そのほんの手前で横から激しい水しぶきを上げながらバカでかい魚が飛び上がり、半魚人をまるかじりにしてイカダを空中でまたぎ、そのまま海に引きずり込んでしまった。
一瞬の光景、俺は荒く呼吸をしながら沈んでいった海面を見ていた。
するとそこからひょっこり顔だけだしたサメ吉がペッと半魚人の骨らしきものを吐き出し――
「ダンナ、ここはバトルフィールドですぜ。そんな事じゃあのお嬢ちゃんもすぐにこいつらのエサになっちまいますよ。」
サメ吉はニヤッと笑ってまた海面下に潜っていってしまった。
サメ吉の言うとおりだ。なにやってるんだ俺は。
今の成瀬は抵抗すらできない状態だ。俺が死んだらそれこそ奴らのエサになっちまう。
こっから先はどっちかが死ぬかの世界。
俺の命は俺一人のものじゃない。
必ず守る。成瀬。
必ずだ。
俺は心を引き締め再び水中銃を構える。
そして海面に見える水しぶきに向かって容赦なくその引き金を引いた。
0
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比1:50の世界に転生したけど、前世の感覚で普通に接してたら幼馴染も姉妹もお嬢様もみんな沼にハマっていった件 ~ダンジョンにも潜ります〜
ベリーブルー
ファンタジー
男女比1:50――この世界で男は、守られ、大切にされ、穏やかに生きることを求められる存在。
だけど蓮は違った。
前世の記憶を持つ彼には、「男だから」という枷がない。女の子にも男の子にも同じように笑いかけ、距離を詰め、気負いなく手を差し伸べる。本人にとってはただの"普通"。でもこの世界では、その普通が劇薬だった。
幼馴染は気づけば目で追っていた。姉は守りたい感情の正体に戸惑い始めた。名家のお嬢様は、初めて「対等」に扱われたことが忘れられなくなった。
そして蓮はと言えば――。
「ダンジョン潜りてえなあ!」
誰も見たことのない深淵にロマンを見出し、周囲の心配をよそに、未知の世界へ飛び込もうとしている。
自覚なき最強のタラシが、命懸けの冒険と恋の沼を同時に生み出す、現代ダンジョンファンタジー。
カクヨムさんの方で先行公開しております。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる