33 / 58
50階層へ
しおりを挟む
「というわけで現在に至るということだ。」
クラウスに今までの経緯を話すアレン。
ひとしきり聞いたクラウスは何度も驚愕の表情を見せ難しく考え込んだ表情も見せる。
「言ったそばからなんだけどこの事は他言無用でお願いしたいの。わかってるとは思うけどこんなのがばれたら国家転覆罪並みの異例の事件よ。」
「こっぱみじんこ拳? なんだそりゃ?」
「あんたは黙ってて!!」
アレンのおとぼけにニアが一括を入れる。
「しかしこれはまたとんでもない秘密だね。」
クラウスは引きつった笑いを浮かべ両手を軽く上げて降参のポーズをとる。
「ただ、僕がどうこうできる問題じゃない。安心しなよ。僕らは仲間だ。
使用してくれ。」
「クラウス...ありがとな。」
クラウスの言葉に安心したため息が一同から漏れ出す。
「これだけの戦力を個人が持っているのにアレン君はステータスがオール1という状態だ。
彼を守る人間がいるね。ニアもそう。下の階層のモンスターの攻撃に耐えれるだけの力がない。
僕はうってつけの戦力なわけだ。
そしてもしディアドラの力が解放されたときアレン君がどのくらいの力になってしまうのかは僕も想像がつかない。だが見てみたい。」
「あぁ、あっという間に50階層まで行ってブルーノに呪印を解いてもらうよ。」
「そこが問題だね。ブルーノは僕もほとんどあったことがない。なにせほとんどの時間をダンジョンの50階層で過ごしている。かなりの奇人という話も聞く。すんなり事が運ぶかどうか。」
「それよね。逆に敵として認識された日にはアークグラッド最強のパーティーの一人 呪いのブルーノと対峙することもあり得るわ。」
「まぁそこらへんも行ってみなくちゃわからないって事だろ。どうせダンジョンの深層に潜るにはディアドラの力は必須だ。俺は見てみたい。ダンジョンの1番下を。」
「わかったっての。みんな考えてることは一緒よ。きっと。」
「あぁそうだね。」
みんなの思いも一つになったところで今日はもう遅いからと解散しかけた時にふとニアが
「そういえばおばあちゃんは?」
先ほどまで占っていたカレンの姿が見えない。
「さっきまでこの席に...ん???」
アレンが先ほどまでカレンが座っていた席を調べようと近づいてみると
「カレン!!!」
なんとカレンが鼻血を出してひっくり返っていた。
「ふにゅぁぁあ.....きゅらうしゅさまぁー.... 」
うわごとのようにクラウスの名を言うカレン。
「これ大丈夫なのかよ。」
「よっぽどうれしかったのね。とりあえずベッドに運びましょ。」
「僕のせいではないよね。」
皆それぞれが明日のダンジョンアタックの気持ちをおおいにそがれたのであった。
ーーーーーーーーーーー
「せや!!! はっ!!!」
さすがはクラウスである。
剣技も並みの剣士とは比べ物にならない腕前。
「きゅぴぴぷぷ!!!」
ゴンゾウも雷切を振り回し遊ぶようにモンスターを蹂躙していっている。
かつては回避とサポートをこなしながら魔法攻撃を行っていたニアも今ではクラウスがひきつけゴンゾウが敵を退けてくれるおかげで集中した魔法詠唱が可能になっていた。
「10階層なのにまったく敵を寄せ付けてないわ。しかもすごく戦いやすい。守りが固くなるってここまでパーティーの機能性を上げるのね。」
ニアは全くの苦戦しらずのこのパーティーに自信が持ててきた。
「いいよなーあいつら。戦う力があって。」
「そういうな主よ。まだ出番ではないということだ。」
まったくの戦力外アレンとそもそも戦う気すら起こしてないディアドラが後方で暇を持て余していた。
「良いではないか主よ。どうも苦戦とは程遠いみたいだぞ。我らの出番はまだまだだ。」
そういうとディアドラは わふぅ~ とあくびをしながらテケテケと歩き、モンスターの残骸をむしゃむしゃと食べだした。
ダンジョンは5階層ごとに景色が忽然と変わる。
5階層までは岩やコケばかりの景色だがそれを過ぎると徐々に景色が明るくなり草木も見える。
そしてここ10階層を過ぎると
「あった。ここから下の層へ降りれるわ。」
ダンジョンの中にさらに洞穴のような形をしている場所がありそこが急角度のスロープのような構造になっている。
「さぁ次は11階層だ。ここから徐々に敵も強くなる。気を引き締めていこう。」
完全にリーダーはクラウスになっている。
しかしダンジョンとは不思議だ。
一同は11階層への坂道を下る。
徐々に先に光が見えゴンゾウが元気に1番乗りで出口を出る。
そこにはまるで晴れた昼のように明るく、だが霧が覆っていて視界は極めて悪いエリアに出た。
地面には草が生え所々に木も生えている。
周りに壁は見えなく、天井も視界が悪いせいか確認できない。
そのせいかどこまでも続く草原のように見えるエリアであった。
鳥の鳴き声が聞こえてきそうな雰囲気に一同は一瞬気を抜いてしまう。
突如視角から1本の矢が飛んでくる。
完全に油断した一同ではあったがクラウスだけは気を抜かずその矢に反応しニアに刺さる直前に手で捕まえた。
「へっ!? なに!?」
ニアはまだ何が起こっているのかわからない。
「ここはダンジョンだ。油断をする暇なんて一瞬もないよ。」
じりじりと影から子供くらいの大きさの犬のような姿だが二足歩行で近づく数体のモンスターが現れた。
手には弓を持っており口元の牙は鋭い。
「コボルトだ。」
知能が高く群れでの狩りを得意とする。
弓の殺傷力は高く当たり所が悪ければ死に至る恐ろしい武器だ。
ニアは自分の油断して緩めた気を引き締める。
「大丈夫だよニア。こんなところじゃ僕らは止まらない。自信を持つんだ。」
クラウスがニアに声をかける。
おそらく見えている数がすべてではない。
十数匹はいるのではないだろうか?
どこからの攻撃にも対応できるようにニアとクラウスは互いに背中を預ける。
しかしアレンはというと未だに状況が把握できずオロオロしていた。
それを見たディアドラが わふぅ~ とうなだれ
「世話のかかる主だ。」
と嘆くのだった。
クラウスに今までの経緯を話すアレン。
ひとしきり聞いたクラウスは何度も驚愕の表情を見せ難しく考え込んだ表情も見せる。
「言ったそばからなんだけどこの事は他言無用でお願いしたいの。わかってるとは思うけどこんなのがばれたら国家転覆罪並みの異例の事件よ。」
「こっぱみじんこ拳? なんだそりゃ?」
「あんたは黙ってて!!」
アレンのおとぼけにニアが一括を入れる。
「しかしこれはまたとんでもない秘密だね。」
クラウスは引きつった笑いを浮かべ両手を軽く上げて降参のポーズをとる。
「ただ、僕がどうこうできる問題じゃない。安心しなよ。僕らは仲間だ。
使用してくれ。」
「クラウス...ありがとな。」
クラウスの言葉に安心したため息が一同から漏れ出す。
「これだけの戦力を個人が持っているのにアレン君はステータスがオール1という状態だ。
彼を守る人間がいるね。ニアもそう。下の階層のモンスターの攻撃に耐えれるだけの力がない。
僕はうってつけの戦力なわけだ。
そしてもしディアドラの力が解放されたときアレン君がどのくらいの力になってしまうのかは僕も想像がつかない。だが見てみたい。」
「あぁ、あっという間に50階層まで行ってブルーノに呪印を解いてもらうよ。」
「そこが問題だね。ブルーノは僕もほとんどあったことがない。なにせほとんどの時間をダンジョンの50階層で過ごしている。かなりの奇人という話も聞く。すんなり事が運ぶかどうか。」
「それよね。逆に敵として認識された日にはアークグラッド最強のパーティーの一人 呪いのブルーノと対峙することもあり得るわ。」
「まぁそこらへんも行ってみなくちゃわからないって事だろ。どうせダンジョンの深層に潜るにはディアドラの力は必須だ。俺は見てみたい。ダンジョンの1番下を。」
「わかったっての。みんな考えてることは一緒よ。きっと。」
「あぁそうだね。」
みんなの思いも一つになったところで今日はもう遅いからと解散しかけた時にふとニアが
「そういえばおばあちゃんは?」
先ほどまで占っていたカレンの姿が見えない。
「さっきまでこの席に...ん???」
アレンが先ほどまでカレンが座っていた席を調べようと近づいてみると
「カレン!!!」
なんとカレンが鼻血を出してひっくり返っていた。
「ふにゅぁぁあ.....きゅらうしゅさまぁー.... 」
うわごとのようにクラウスの名を言うカレン。
「これ大丈夫なのかよ。」
「よっぽどうれしかったのね。とりあえずベッドに運びましょ。」
「僕のせいではないよね。」
皆それぞれが明日のダンジョンアタックの気持ちをおおいにそがれたのであった。
ーーーーーーーーーーー
「せや!!! はっ!!!」
さすがはクラウスである。
剣技も並みの剣士とは比べ物にならない腕前。
「きゅぴぴぷぷ!!!」
ゴンゾウも雷切を振り回し遊ぶようにモンスターを蹂躙していっている。
かつては回避とサポートをこなしながら魔法攻撃を行っていたニアも今ではクラウスがひきつけゴンゾウが敵を退けてくれるおかげで集中した魔法詠唱が可能になっていた。
「10階層なのにまったく敵を寄せ付けてないわ。しかもすごく戦いやすい。守りが固くなるってここまでパーティーの機能性を上げるのね。」
ニアは全くの苦戦しらずのこのパーティーに自信が持ててきた。
「いいよなーあいつら。戦う力があって。」
「そういうな主よ。まだ出番ではないということだ。」
まったくの戦力外アレンとそもそも戦う気すら起こしてないディアドラが後方で暇を持て余していた。
「良いではないか主よ。どうも苦戦とは程遠いみたいだぞ。我らの出番はまだまだだ。」
そういうとディアドラは わふぅ~ とあくびをしながらテケテケと歩き、モンスターの残骸をむしゃむしゃと食べだした。
ダンジョンは5階層ごとに景色が忽然と変わる。
5階層までは岩やコケばかりの景色だがそれを過ぎると徐々に景色が明るくなり草木も見える。
そしてここ10階層を過ぎると
「あった。ここから下の層へ降りれるわ。」
ダンジョンの中にさらに洞穴のような形をしている場所がありそこが急角度のスロープのような構造になっている。
「さぁ次は11階層だ。ここから徐々に敵も強くなる。気を引き締めていこう。」
完全にリーダーはクラウスになっている。
しかしダンジョンとは不思議だ。
一同は11階層への坂道を下る。
徐々に先に光が見えゴンゾウが元気に1番乗りで出口を出る。
そこにはまるで晴れた昼のように明るく、だが霧が覆っていて視界は極めて悪いエリアに出た。
地面には草が生え所々に木も生えている。
周りに壁は見えなく、天井も視界が悪いせいか確認できない。
そのせいかどこまでも続く草原のように見えるエリアであった。
鳥の鳴き声が聞こえてきそうな雰囲気に一同は一瞬気を抜いてしまう。
突如視角から1本の矢が飛んでくる。
完全に油断した一同ではあったがクラウスだけは気を抜かずその矢に反応しニアに刺さる直前に手で捕まえた。
「へっ!? なに!?」
ニアはまだ何が起こっているのかわからない。
「ここはダンジョンだ。油断をする暇なんて一瞬もないよ。」
じりじりと影から子供くらいの大きさの犬のような姿だが二足歩行で近づく数体のモンスターが現れた。
手には弓を持っており口元の牙は鋭い。
「コボルトだ。」
知能が高く群れでの狩りを得意とする。
弓の殺傷力は高く当たり所が悪ければ死に至る恐ろしい武器だ。
ニアは自分の油断して緩めた気を引き締める。
「大丈夫だよニア。こんなところじゃ僕らは止まらない。自信を持つんだ。」
クラウスがニアに声をかける。
おそらく見えている数がすべてではない。
十数匹はいるのではないだろうか?
どこからの攻撃にも対応できるようにニアとクラウスは互いに背中を預ける。
しかしアレンはというと未だに状況が把握できずオロオロしていた。
それを見たディアドラが わふぅ~ とうなだれ
「世話のかかる主だ。」
と嘆くのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうやら俺は、魔王を倒した英雄の両親より強いらしい。~オリハルコンを斬ってくっつけたら試験無しで王立学園に入学、いろいろやらかすハメに
試運転中
ファンタジー
山を割るほどに剣を極めたおとん「ケン」と、ケガなど何でも治してしまうおかん「セイ」。
そんな二人に山で育てられた息子「ケイ」は、15歳の大人の仲間入りを機に、王都の学園へと入学する。
両親の素性すらも知らず、その血を受け継いだ自分が、どれほど常軌を逸しているかもわからず。
気心の知れた仲間と、困ったり楽しんだりする学園生活のはずが……
主人公最強だけど、何かがおかしい!? ちょっぴり異色な異世界学園ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる