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「して、貴様はなぜ戦わんのじゃ?」
イライラした幼女がアレンに説教臭く問いただす。
「いや、あのー戦っても俺役に立たないし......」
「初めからそれではどうするのじゃ!! 男ならシャキッとせんかい!!」
プンスカ怒る幼女ではあるがその可憐で透明感ある容姿のおかげで怒られている気はしない
「貴様、自分の女に戦わせてその背中に隠れて恥ずかしくないのか?」
正座したアレンを上から怒鳴りつける幼女。
かわいい声でまるで怒られているとは思えない空気感。
「いや女って......ニアはそんなんじゃ......」
「やかましいわい!!!!」
ふわふわとしたやり取りに違和感を覚えるアレン。
「あれ? キミそんな感じだっけ?」
「貴様が全然戦わんからじゃろ!!! 待てど暮らせど!!」
「ていうかキミ何者なの? なんで俺の夢に?」
「それはじきわかる。焦るでない。」
「いったいなんなの? 何がしたいの?」
さすがのアレンもいつまでもこの謎の空間にいるわけにはいかない。
とはいえこの幼女の理解を得るまでは元の世界に戻るのは難しそうだ。
「一応さ。言っておくけど。俺さステータスがオール1なんだよね。そういう理由があって戦えないんだ。だからもう許してよ。」
アレン言葉に あーそうかえ とまた言い訳をしていると思い流し聞きした幼女であったが少し間を置き......
「「「「「「 オール1!? 」」」」」
コントのようにふり返り驚きに硬直してしまった。
「えっ? なんか変なこと言った?」
「もう一度聞くぞい......き、貴様のステータスが、オール1なのじゃな.....」
なんでそんなことを聞きなおすのかと不思議に思いながらも コクリ とうなずくアレン。
その瞬間またもや足元に地面がなくなり下に落下するアレン。
「なぜじゃ!? わしが持ち主を間違えたのか? そんなはず......」
わたわたと何か言う幼女。
落下にもさすがになれてきたアレンは最後に
「この終わり方だけ何とかならないかー!!!!!」
と聞こえたかどうかわからないがとりあえず叫んだところで目が覚めた。
ーーーーーーーーーーーー
もふもふと気持ちのいい感触がアレンの頬をさわる。
いい気持ちだとそのふわふわを顔ですりすりする。
「主よ。むずかゆいのでやめてはくれないか?」
渋いディアドラの声が聞こえ本格的に目を覚ますとアレンはディアドラの背に乗せられ運ばれていた。
「起きた!? アレンごめんなさい。私......」
ニアが駆け足で近づいてきてアレンのそばに来る。
記憶があやふやなアレンはニアの顔をぼーっと見ながら返事をしない。
見つめられると先ほどのディアドラの発情しているという言葉を思い出しニアはまたも顔が赤面してしまった。
「アレンが変なこと言うから悪いんだからね。」
ニアは赤くなった顔を隠すようにアレンに背中を向けそのまま進んでいってしまう。
「気にするな。私も先ほどこってり絞られたばかりだ。」
「ありがとうディアドラ。もう大丈夫だ。」
アレンの声に尻尾をブンブン振るディアドラ。褒められたのがうれしかったのだろう。
現在の階層は41階、敵は強くなってるが勝てないわけではない。
連携さえしっかりとれば苦戦することもない。
証拠に先ほど倒したアイアンベアーは体の皮膚の大部分を鉄で覆われた巨大なクマのモンスターだ。
しかしアイアンベアーの動きをニアが阻害し強靭な攻撃をクラウスが無力化しゴンゾウが【帯電】した雷切で焼き切ってしまった。
鉄で覆われたこの階層はゴンゾウの能力が合うのかもしれない。
それにしてもいい連携が取れるようになってきた。
クラウスがパーティーのバランスをとってくれるようになったおかげでニアもゴンゾウも自分の仕事に集中できるようになった。これは大きいことだ。
アイアンベアーはこのあたりの階層では強い部類に入る。
それを難なく倒したのだから自信を持っていいだろう。
一行が歩いているとまたもアイアンベアーに遭遇する。
しかしアイアンベアーはアレンたちにではなくあるモンスターに敵意を見せていた。
「なんだ? モンスターが襲われている。しかしあのモンスター図鑑でも見たことがない。新種か?」
クラウスは襲われているモンスターを注視するが記憶のどこにもあのようなモンスターはいなかった。
タヌキのような姿だが2足歩行をしており人間が着るような服をまとっている。
そして何かを守ってるように見える。そのタヌキの後ろにはゲル状の生き物が溶けたような風貌のモンスターがいた。顔や手足はかろうじて残っているがドロドロに溶けていて気味が悪い。
するとタヌキがアレンたちに気づき大声で 「助けてくれぇ!!!!」 と叫んだがそのスキを突かれアイアンベアーの強力な爪で体を引き裂かれてしまった。
辺りに血が飛び散る。
「ねぇ、あのタヌキみたいなのしゃべったわよ......」
「やばい助けに行くぞ!!!」
ニアの言葉を気にも留めずアレンを乗せたままディアドラがアイアンベアーに突っ込んでいく。
こちらの敵意に反応しアイアンベアーが爪を振り上げたが クルン と寸前で後ろにふり返りディアドラが渾身の後ろ蹴りをアイアンベアーの顔にお見舞いした。
バシュ と短い音と共にアイアンベアーの鉄の顔が消し飛びその場にドサッと倒れてしまった。
瞬殺
クラウスは初めてディアドラが戦っているところを見て口が閉まらない様子だ。
当のディアドラは血の付いた後ろ脚をけだるそうに シャッシャ と地面をかくようにこすりきれいにしている。
何事もなかったようにアレンはディアドラから降り急いでタヌキのもとへ駆け寄る。
「まずい酷い出血だ。ニア頼む。」
「頼むって......大丈夫なの? しゃべってたわよ。」
「信じてくれ! 頼む。」
いつものまっすぐな目で訴えかけるアレン。ニアはこの目に弱い。
「わかってるわよ。今やるわよ。」
何故か怒っているニアであった。
イライラした幼女がアレンに説教臭く問いただす。
「いや、あのー戦っても俺役に立たないし......」
「初めからそれではどうするのじゃ!! 男ならシャキッとせんかい!!」
プンスカ怒る幼女ではあるがその可憐で透明感ある容姿のおかげで怒られている気はしない
「貴様、自分の女に戦わせてその背中に隠れて恥ずかしくないのか?」
正座したアレンを上から怒鳴りつける幼女。
かわいい声でまるで怒られているとは思えない空気感。
「いや女って......ニアはそんなんじゃ......」
「やかましいわい!!!!」
ふわふわとしたやり取りに違和感を覚えるアレン。
「あれ? キミそんな感じだっけ?」
「貴様が全然戦わんからじゃろ!!! 待てど暮らせど!!」
「ていうかキミ何者なの? なんで俺の夢に?」
「それはじきわかる。焦るでない。」
「いったいなんなの? 何がしたいの?」
さすがのアレンもいつまでもこの謎の空間にいるわけにはいかない。
とはいえこの幼女の理解を得るまでは元の世界に戻るのは難しそうだ。
「一応さ。言っておくけど。俺さステータスがオール1なんだよね。そういう理由があって戦えないんだ。だからもう許してよ。」
アレン言葉に あーそうかえ とまた言い訳をしていると思い流し聞きした幼女であったが少し間を置き......
「「「「「「 オール1!? 」」」」」
コントのようにふり返り驚きに硬直してしまった。
「えっ? なんか変なこと言った?」
「もう一度聞くぞい......き、貴様のステータスが、オール1なのじゃな.....」
なんでそんなことを聞きなおすのかと不思議に思いながらも コクリ とうなずくアレン。
その瞬間またもや足元に地面がなくなり下に落下するアレン。
「なぜじゃ!? わしが持ち主を間違えたのか? そんなはず......」
わたわたと何か言う幼女。
落下にもさすがになれてきたアレンは最後に
「この終わり方だけ何とかならないかー!!!!!」
と聞こえたかどうかわからないがとりあえず叫んだところで目が覚めた。
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もふもふと気持ちのいい感触がアレンの頬をさわる。
いい気持ちだとそのふわふわを顔ですりすりする。
「主よ。むずかゆいのでやめてはくれないか?」
渋いディアドラの声が聞こえ本格的に目を覚ますとアレンはディアドラの背に乗せられ運ばれていた。
「起きた!? アレンごめんなさい。私......」
ニアが駆け足で近づいてきてアレンのそばに来る。
記憶があやふやなアレンはニアの顔をぼーっと見ながら返事をしない。
見つめられると先ほどのディアドラの発情しているという言葉を思い出しニアはまたも顔が赤面してしまった。
「アレンが変なこと言うから悪いんだからね。」
ニアは赤くなった顔を隠すようにアレンに背中を向けそのまま進んでいってしまう。
「気にするな。私も先ほどこってり絞られたばかりだ。」
「ありがとうディアドラ。もう大丈夫だ。」
アレンの声に尻尾をブンブン振るディアドラ。褒められたのがうれしかったのだろう。
現在の階層は41階、敵は強くなってるが勝てないわけではない。
連携さえしっかりとれば苦戦することもない。
証拠に先ほど倒したアイアンベアーは体の皮膚の大部分を鉄で覆われた巨大なクマのモンスターだ。
しかしアイアンベアーの動きをニアが阻害し強靭な攻撃をクラウスが無力化しゴンゾウが【帯電】した雷切で焼き切ってしまった。
鉄で覆われたこの階層はゴンゾウの能力が合うのかもしれない。
それにしてもいい連携が取れるようになってきた。
クラウスがパーティーのバランスをとってくれるようになったおかげでニアもゴンゾウも自分の仕事に集中できるようになった。これは大きいことだ。
アイアンベアーはこのあたりの階層では強い部類に入る。
それを難なく倒したのだから自信を持っていいだろう。
一行が歩いているとまたもアイアンベアーに遭遇する。
しかしアイアンベアーはアレンたちにではなくあるモンスターに敵意を見せていた。
「なんだ? モンスターが襲われている。しかしあのモンスター図鑑でも見たことがない。新種か?」
クラウスは襲われているモンスターを注視するが記憶のどこにもあのようなモンスターはいなかった。
タヌキのような姿だが2足歩行をしており人間が着るような服をまとっている。
そして何かを守ってるように見える。そのタヌキの後ろにはゲル状の生き物が溶けたような風貌のモンスターがいた。顔や手足はかろうじて残っているがドロドロに溶けていて気味が悪い。
するとタヌキがアレンたちに気づき大声で 「助けてくれぇ!!!!」 と叫んだがそのスキを突かれアイアンベアーの強力な爪で体を引き裂かれてしまった。
辺りに血が飛び散る。
「ねぇ、あのタヌキみたいなのしゃべったわよ......」
「やばい助けに行くぞ!!!」
ニアの言葉を気にも留めずアレンを乗せたままディアドラがアイアンベアーに突っ込んでいく。
こちらの敵意に反応しアイアンベアーが爪を振り上げたが クルン と寸前で後ろにふり返りディアドラが渾身の後ろ蹴りをアイアンベアーの顔にお見舞いした。
バシュ と短い音と共にアイアンベアーの鉄の顔が消し飛びその場にドサッと倒れてしまった。
瞬殺
クラウスは初めてディアドラが戦っているところを見て口が閉まらない様子だ。
当のディアドラは血の付いた後ろ脚をけだるそうに シャッシャ と地面をかくようにこすりきれいにしている。
何事もなかったようにアレンはディアドラから降り急いでタヌキのもとへ駆け寄る。
「まずい酷い出血だ。ニア頼む。」
「頼むって......大丈夫なの? しゃべってたわよ。」
「信じてくれ! 頼む。」
いつものまっすぐな目で訴えかけるアレン。ニアはこの目に弱い。
「わかってるわよ。今やるわよ。」
何故か怒っているニアであった。
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