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属性って?
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「お父さん!僕とお兄ちゃん魔力解放したよ」
おじいちゃんの執務室に飛び込んでいった僕たち。そこには、祖父と父、伯父2人がいた。
「「「「おめでとうー」」」」
4人からおめでとーと言われ、ちょっとてれちゃう。
「明日、鑑定してくれるってさ。俺のたちの属性ってなんだろうな?ちなみに親父たちの属性って聞いてなかったけど、何の?あっ!それって聞いていいもの?」
兄の質問に答えてくれたのはおじいちゃんだった。
「ワシらの属性はな、初代様の血筋もあり、火・水・地・風は必ず持ってるんじゃよ。そして王位継承権を持つ者は、そこにもう一つ持っとる。」
「おじいちゃんは、何もってるの?」
「光じゃよ」
「スゲー!!光の意味は解らないけど、やっぱ王様って感じがする。ってことは・・・親父ももう一つあるのか?」
兄と僕は期待した眼差しで、父を見つめた。だが、父はそっと目線を下にむけて・・・
「うっすら光と闇を持ってる」
小さい声でボソっと言った。ハイ?何なの?うっすらって?頭にいっぱい?マークを浮かべる兄と僕。
「トッシュが、持ってる光と闇属性は本当に微々たるものなんだよ。はっきり持っていたら、もう少し地味な奴か、もしくは、もっと表舞台に立って物事を成すタイプだったかもな。だけど闇属性を持ってるおかげで、私の補佐役が務まるのかもしれないね」
タロ伯父さんが父のフォローをしてくれてる。確かに父は目立つが、我が我がのタイプではなく一歩引いたところもある。属性で性格が決まるのかな?解らないので聞いてみましょう
「属性って何種類あるの?火・水・地・風は何となく解るけど、他は何?性格に影響あるの?」
誰ともなく質問した僕に魔法大臣のジロ伯父さんが詳しく説明してくれた。
「今、分かってる属性は火・水・地・風・光・闇・聖だよ。水の属性には氷。風の属性には雷が付いたりする。
必ず得るものじゃなく、その人の魔力量で出来たり出来なかったりする。人、それぞれの得意とする魔法だと思ってもらっていいかな。火の属性を持ってる人は、火を操るのが得意だしね。持ってる属性で、性格に反映することは、多いよ。火属性は荒々しい人が多いし、水は大人しい、地は堅実な人だし、風はふわふわした陽気な人が多い。1属性には多い傾向だけど、複数属性を持ってる人は、あまり影響はないようだよ。光や闇の属性を持ってる人は少ないよ。そしてもっと少ないのは聖属性だね。王都で一番大きい回復師の家でも聖属性はあまり出ないみたい。だから治療院と家は別にして、治療長は世襲制じゃなく、弟子の中から優秀な者が選ばれる。完全な実力主義みたいだよ。」
「「へえーそうなんだー」」
「ちなみに、今の治療院の長も家の長も同じ人。わたしの親友。・・・・」
「リリーのお兄さんだよ」
「「えっ!!」」
ココに来てから、あまり母の事を語らなかった父が発した言葉に驚いた。驚きすぎて兄も僕も口をあんぐり。
「お母さんは子供のころ、お父さんの遊び相手としてこの城にいた。ほとんど城で生活したいたけど生家は、回復師の家だ。リリーのお兄ちゃんもよくこの城に遊びに来ていたんだよ。ジロ伯父さんと同じ年だし、学校では同じクラスで友達だしな」
「そうなんだー・・・・僕たちお母さんのお兄さんに会うこと出来る?会えるなら会いたい!会ってお母さんのこと聞きたい!」
僕は父に詰め寄り、頼んだ。父は僕の勢いに押されるように少し後ずさりしながら
「わかった。わかった。今度、会う機会を作るよ」
「それなら、2週間後、用事で外にいくからその時、私が子供たちを連れて行くよ。私もあいつに会うのは久しぶりだから丁度いいよ」
ジロ伯父さんが引率役をかって出てくれた。
「ジロ兄上。いいのか?俺も一緒にいこうか?」
「トッシュはいいよ。たまには私も子供達と一緒に過ごしたいしね。兄上の子供は女の子だからあまり遊んであげられなかったけど、男の子は気兼ねなく、一緒にいられるからね」
ジロ伯父さんはニコニコ笑い、僕の頭を撫でながら言った。
「伯父さん。2週間後よろしくお願いします。俺とソラ、リンとミーも一緒でもいいかな?ミーはリンから離れないから・・・3メートルもあるけど、いいかな?」
兄が代表して伯父さんに頼んでくれた。
「大丈夫だよ。ミーは従獣だし。私達の周りには護衛が数人と見えない所には大勢の護衛もいるからね。私は王家の者だと知られているから、3メートルの猫が護衛でもなんら不思議じゃないよ」
やったーっと喜ぶ兄と僕。うれしーココに来て初めて外に出られる。人や町並みが見れる。どんな物があるんだろー楽しみだー!!っと浮かれていたら、おじいちゃんが渋い声で一言
「ミーは猫じゃない。黒豹だっ!!」
「「えっ!!猫じゃないの???」」
タロ伯父さん、ジロ伯父さんが心底びっくりしている。そして、あれーリリーが猫って言っていたよな~とブツブツ言っている。確かにミーはデカイけど猫っぽいし、豹の要素が皆無だしね。
そんなこんなで町に出れるし、お母さんのお兄ちゃんにも会えることになりました。ちなみに『スキル』についても、説明してくれた。『スキル』とは人それぞれに持って生まれた、得意とする職業のこと。ただけっこーざっくりしていて、『商人』とでた人は商売をするといいよーぐらい。飲食だろうが雑貨屋だろうが、商売ならなんでもいいらしい。貴族の『スキル』は『貴族』と出ることが多い。たまに『剣士』と出たり貴族なのに『商人』と出ることもあるみたい。なのでこの国では『スキル』をあまり重要視してない。
そして我が王家、ゾグラフ家の『スキル』はというと・・・・
「タロ兄上の『スキル』は『小豆あらい』」
「はあ?」
「ジロ兄上の『スキル』は『豆腐小僧』」
「ほへ?」
「お父さんの『スキル』は『枕返し』だ」
「うほ?」
「ちなみに父上の『スキル』は『ぬらりひょん』だ」
「おひょ?」
日本の妖怪シリーズでした。
お兄ちゃんが持ってる妖怪図鑑によると・・・・
『ぬらりひょん』妖怪の長
『小豆あらい』小豆を洗うだけ
『豆腐小僧』豆腐持ってるだけ
『枕返し』マクラをひっくり返すだけ
教えてあげた方がいい?・・・それともスルーした方がいい?
悩む僕でした。
おじいちゃんの執務室に飛び込んでいった僕たち。そこには、祖父と父、伯父2人がいた。
「「「「おめでとうー」」」」
4人からおめでとーと言われ、ちょっとてれちゃう。
「明日、鑑定してくれるってさ。俺のたちの属性ってなんだろうな?ちなみに親父たちの属性って聞いてなかったけど、何の?あっ!それって聞いていいもの?」
兄の質問に答えてくれたのはおじいちゃんだった。
「ワシらの属性はな、初代様の血筋もあり、火・水・地・風は必ず持ってるんじゃよ。そして王位継承権を持つ者は、そこにもう一つ持っとる。」
「おじいちゃんは、何もってるの?」
「光じゃよ」
「スゲー!!光の意味は解らないけど、やっぱ王様って感じがする。ってことは・・・親父ももう一つあるのか?」
兄と僕は期待した眼差しで、父を見つめた。だが、父はそっと目線を下にむけて・・・
「うっすら光と闇を持ってる」
小さい声でボソっと言った。ハイ?何なの?うっすらって?頭にいっぱい?マークを浮かべる兄と僕。
「トッシュが、持ってる光と闇属性は本当に微々たるものなんだよ。はっきり持っていたら、もう少し地味な奴か、もしくは、もっと表舞台に立って物事を成すタイプだったかもな。だけど闇属性を持ってるおかげで、私の補佐役が務まるのかもしれないね」
タロ伯父さんが父のフォローをしてくれてる。確かに父は目立つが、我が我がのタイプではなく一歩引いたところもある。属性で性格が決まるのかな?解らないので聞いてみましょう
「属性って何種類あるの?火・水・地・風は何となく解るけど、他は何?性格に影響あるの?」
誰ともなく質問した僕に魔法大臣のジロ伯父さんが詳しく説明してくれた。
「今、分かってる属性は火・水・地・風・光・闇・聖だよ。水の属性には氷。風の属性には雷が付いたりする。
必ず得るものじゃなく、その人の魔力量で出来たり出来なかったりする。人、それぞれの得意とする魔法だと思ってもらっていいかな。火の属性を持ってる人は、火を操るのが得意だしね。持ってる属性で、性格に反映することは、多いよ。火属性は荒々しい人が多いし、水は大人しい、地は堅実な人だし、風はふわふわした陽気な人が多い。1属性には多い傾向だけど、複数属性を持ってる人は、あまり影響はないようだよ。光や闇の属性を持ってる人は少ないよ。そしてもっと少ないのは聖属性だね。王都で一番大きい回復師の家でも聖属性はあまり出ないみたい。だから治療院と家は別にして、治療長は世襲制じゃなく、弟子の中から優秀な者が選ばれる。完全な実力主義みたいだよ。」
「「へえーそうなんだー」」
「ちなみに、今の治療院の長も家の長も同じ人。わたしの親友。・・・・」
「リリーのお兄さんだよ」
「「えっ!!」」
ココに来てから、あまり母の事を語らなかった父が発した言葉に驚いた。驚きすぎて兄も僕も口をあんぐり。
「お母さんは子供のころ、お父さんの遊び相手としてこの城にいた。ほとんど城で生活したいたけど生家は、回復師の家だ。リリーのお兄ちゃんもよくこの城に遊びに来ていたんだよ。ジロ伯父さんと同じ年だし、学校では同じクラスで友達だしな」
「そうなんだー・・・・僕たちお母さんのお兄さんに会うこと出来る?会えるなら会いたい!会ってお母さんのこと聞きたい!」
僕は父に詰め寄り、頼んだ。父は僕の勢いに押されるように少し後ずさりしながら
「わかった。わかった。今度、会う機会を作るよ」
「それなら、2週間後、用事で外にいくからその時、私が子供たちを連れて行くよ。私もあいつに会うのは久しぶりだから丁度いいよ」
ジロ伯父さんが引率役をかって出てくれた。
「ジロ兄上。いいのか?俺も一緒にいこうか?」
「トッシュはいいよ。たまには私も子供達と一緒に過ごしたいしね。兄上の子供は女の子だからあまり遊んであげられなかったけど、男の子は気兼ねなく、一緒にいられるからね」
ジロ伯父さんはニコニコ笑い、僕の頭を撫でながら言った。
「伯父さん。2週間後よろしくお願いします。俺とソラ、リンとミーも一緒でもいいかな?ミーはリンから離れないから・・・3メートルもあるけど、いいかな?」
兄が代表して伯父さんに頼んでくれた。
「大丈夫だよ。ミーは従獣だし。私達の周りには護衛が数人と見えない所には大勢の護衛もいるからね。私は王家の者だと知られているから、3メートルの猫が護衛でもなんら不思議じゃないよ」
やったーっと喜ぶ兄と僕。うれしーココに来て初めて外に出られる。人や町並みが見れる。どんな物があるんだろー楽しみだー!!っと浮かれていたら、おじいちゃんが渋い声で一言
「ミーは猫じゃない。黒豹だっ!!」
「「えっ!!猫じゃないの???」」
タロ伯父さん、ジロ伯父さんが心底びっくりしている。そして、あれーリリーが猫って言っていたよな~とブツブツ言っている。確かにミーはデカイけど猫っぽいし、豹の要素が皆無だしね。
そんなこんなで町に出れるし、お母さんのお兄ちゃんにも会えることになりました。ちなみに『スキル』についても、説明してくれた。『スキル』とは人それぞれに持って生まれた、得意とする職業のこと。ただけっこーざっくりしていて、『商人』とでた人は商売をするといいよーぐらい。飲食だろうが雑貨屋だろうが、商売ならなんでもいいらしい。貴族の『スキル』は『貴族』と出ることが多い。たまに『剣士』と出たり貴族なのに『商人』と出ることもあるみたい。なのでこの国では『スキル』をあまり重要視してない。
そして我が王家、ゾグラフ家の『スキル』はというと・・・・
「タロ兄上の『スキル』は『小豆あらい』」
「はあ?」
「ジロ兄上の『スキル』は『豆腐小僧』」
「ほへ?」
「お父さんの『スキル』は『枕返し』だ」
「うほ?」
「ちなみに父上の『スキル』は『ぬらりひょん』だ」
「おひょ?」
日本の妖怪シリーズでした。
お兄ちゃんが持ってる妖怪図鑑によると・・・・
『ぬらりひょん』妖怪の長
『小豆あらい』小豆を洗うだけ
『豆腐小僧』豆腐持ってるだけ
『枕返し』マクラをひっくり返すだけ
教えてあげた方がいい?・・・それともスルーした方がいい?
悩む僕でした。
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