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部隊《パーティー》プレイ:1

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『カウントダウン開始。

5・・・4・・・3・・・』

兵装は既にセットしてある。チュートリアルの時と同じだ。


「2・・・1・・・GO!』

加速機に載ったまま、俺の機体がレールの上を走り、上空まで一気に打ち上げられる。

加速機の走る速度で、機体に一瞬振動が走り、身体にも疑似よって作られた軽い加速Gが感じられる。

到達点に達して、加速速度が落ちる前に両翼の翼部分が展開されてメインエンジンが点火された。


メインスクリーン上部に、3つの緑色のバーが表示され。

バーの下には、名前が表示されていた。

パーティーメンバーの機体の損傷率を示すバーだろう。

ファンタジー風に言えば、HPゲージと言った所かな。

周囲をレーダーで確認したけど味方機の反応はない。

どうやら、プレイヤーの出撃位置は一緒じゃないらしい。

「ゼロ。このエリアの地上の敵と空中の敵の割合は判るか?」

『地上機4。 空中機2です。』

「なら、先に空中機を潰さないとな。」

その時、警報アラートが鳴り、レーダーに敵機の反応と味方機の反応が現れる。

上部のパーティーバーに目をやれば、香織さんのHPゲージが少し減っている。


『北西に敵機発見。接触するのに38秒かかります。』

ゼロが良い終わる前に、俺は操縦桿を倒して、加速ペダルを思いっきり踏み込んで香織さんの方に向かっていた。

途中、アイザックさんの機体と交戦する敵機を見かけたが無視して香織さんの所に向かう。

『敵機と接触します。』

ゼロの言葉と同時に、メインスクリーンに敵機の姿が映し出される。

チュートリアルの時の円盤型とは違い、俺たちが乗る機体イーグルと同タイプだった。

それが2機、香織さんを撃墜しようと攻撃している。

俺は、フルスロットで今にも香織さん目掛けて特攻攻撃をしようとしているイーグルタイプの敵機にウィングブレードで切り付けるようと試みるが。

敵機は回避運動を取って、俺の攻撃を回避する。

敵機は、右側に避けて俺とすれ違うが。

チュートリアルの時に使った、あの技を再び使う。
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