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エリアミッション:17
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他のプレイヤー達も、負けじとデススパイダーに攻撃を仕掛ける。
プレイヤー達の攻撃の中。 デススパイダーのHPゲージは後僅かの所にまで減る。
だが、まだ沈まない。
あと少しの所まで来ているのに、重力制御砲の影響下から抜け出したデススパイダーが、プレイヤー達に反撃を促す。
デススパイダーの攻撃に、更に数機のプレイヤー機が戦闘不能に陥って、爆発エフェクトを発して消えていく。
桂子の駆る三頭獣も、デススパイダーの攻撃で吹き飛ばされて麻痺状態に陥ってしまう。
もはや、殆どの機体が注意域から危険域に入ろうとしている。
それでも倒れないデススパイダー。
本当に。 本当に、後少しのHPだ。
あと少しだけ、攻撃を続ければ、デススパイダーを倒せる。
「いい加減にっ! 沈めええええええええええぇ!」
聖騎士の剣が振り下ろされる。
だが、運悪く。 デススパイダーの攻撃に聖騎士の右腕が切り落とされ部位破損となる。
そして、無情にも。 デススパイダーは3度目の広範囲攻撃の体制に入ってしまう。
その時だった。
上空から舞い降りるというよりも、落下してくる見た事もない機体が。
「私の拳が光り輝くっ!」
金色に輝くエフェクトが、拳に纏わりつく。
聞こえて来るのは女性の声。
「イザベラ?」
声を聴いて、アイザックが心当たりの在るプレイヤーの名前を呟く。
デススパイダーの背中から、上空に向かってミサイルが飛んでいく。
「おまえを砕けと! 輝き叫ぶっ!」
右腕を大きく引き殴る構えをする。
デススパイダーから発射されたミサイルを、航空部隊のプレイヤーが迎撃する。
何体かの機体は、自分の機体を盾にしてミサイルを防ぐ。
「必殺っ! シャイニングウゥゥゥゥ! ナッコォッーォォォォ!」
上空から落ちてきた機体の攻撃が、デススパイダーの背中に当たって、そのまま地面にまで突き抜ける。
デススパイダーの背中に大きな穴が開き動きが止まる。
ジジジジィジィ……。
背中に空いた穴から、火花が弾けるエフェクト。
ズンッ。 っと、音を立てて。 デススパイダーの腹部が地面に落ちる。
そして、一瞬の間を置いて、激しい音と共に爆発のエフェクトを豪快に発する。
爆発が収まった後には、大地に佇む機体が現れる。
「成敗っ!」
決めポーズを取るイザベラの機体。
『MISSION COMPLETE』
システムアナウンスが流れて、エリアボス討伐完了を知らせる。
「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」」」」」
参加プレイヤー達の声が挙がり、勝利の勝鬨が木霊する。
* * * 討伐イベント * * *
『エリアボスが討伐されたことにより。
主物語が解放されました。』
そう、システムアナウンスが告げると、オリオンサーバーにログインしている全てのプレイヤーの視界が一瞬暗くなる。
次の瞬間には、目の前に大空に巨大な仮面を着けた人間?が映し出された。
『我は、地底帝国の覇者〝皇帝ゼクシード〟。
忌まわしき地上の人類ども。
数千年に渡り、地上を独占してきた罪。
いまこそ、我ら地底帝国が正当な地球の覇権を手にする時と知れ!」
次の瞬間には、プレイヤー達の視点が切り替わり、街を破壊するロボット達が暴れまわる姿を目にする。
これに対して、各国政府陣も緊急の場を設けて会談。
最早こうなってしまっては、テロリストどころの騒ぎではなくなってしまう。
皮肉にも、地上の覇権を目論む地底帝国の皇帝ゼクシードに対して地球人類は手を結び合い〝地球統合連合〟を設立。
プレイヤー達は、この地球統合連合に所属する事になる。
ただし、プレイヤー達の扱いとしては。
正規の兵士枠ではなく。 今までと同じ、義勇兵としての扱い枠で多少の融通は効かされている。
『なお、主物語開放として、【地底へのミッション】が解放されます。』
主物語の説明映像が終わると共に、システムアナウンスが告げる。
『更に、ヘラクレスサーバーがエリアミッションをクリアしていますので、【海底ミッション】も受け付ける事が可能になります。』
驚きの声を挙げるプレイヤー達。
更に、プレイヤー達に表示されていくエリアボス初回討伐報酬として、各プレイヤーには3000万クレジット。
高難易度化した事での報酬の上乗せとして。
地底戦艦と海洋戦艦の使用権開放と、新しい機体の開放。
ドロップ品として。
戦艦進化プログラム×2
機体進化プログラム×5
武器進化プログラム×10
装甲進化プログラム×10
特殊素材:ミスリル合金×247
特殊素材:ラザック合金×138
精神感応フレーム:1
精神感応武器技
精神感応バリア
特殊バリア装置(耐水):3
それと数々の進化素材を手に入れる。
=======
補足説明
=======
この開放イベントの時に、ログインしていなかったプレイヤー達には、運営からのメール送られて知らされており。
好きなタイミングで、イベントムービーを見る事が出来るようになっている。
プレイヤー達の攻撃の中。 デススパイダーのHPゲージは後僅かの所にまで減る。
だが、まだ沈まない。
あと少しの所まで来ているのに、重力制御砲の影響下から抜け出したデススパイダーが、プレイヤー達に反撃を促す。
デススパイダーの攻撃に、更に数機のプレイヤー機が戦闘不能に陥って、爆発エフェクトを発して消えていく。
桂子の駆る三頭獣も、デススパイダーの攻撃で吹き飛ばされて麻痺状態に陥ってしまう。
もはや、殆どの機体が注意域から危険域に入ろうとしている。
それでも倒れないデススパイダー。
本当に。 本当に、後少しのHPだ。
あと少しだけ、攻撃を続ければ、デススパイダーを倒せる。
「いい加減にっ! 沈めええええええええええぇ!」
聖騎士の剣が振り下ろされる。
だが、運悪く。 デススパイダーの攻撃に聖騎士の右腕が切り落とされ部位破損となる。
そして、無情にも。 デススパイダーは3度目の広範囲攻撃の体制に入ってしまう。
その時だった。
上空から舞い降りるというよりも、落下してくる見た事もない機体が。
「私の拳が光り輝くっ!」
金色に輝くエフェクトが、拳に纏わりつく。
聞こえて来るのは女性の声。
「イザベラ?」
声を聴いて、アイザックが心当たりの在るプレイヤーの名前を呟く。
デススパイダーの背中から、上空に向かってミサイルが飛んでいく。
「おまえを砕けと! 輝き叫ぶっ!」
右腕を大きく引き殴る構えをする。
デススパイダーから発射されたミサイルを、航空部隊のプレイヤーが迎撃する。
何体かの機体は、自分の機体を盾にしてミサイルを防ぐ。
「必殺っ! シャイニングウゥゥゥゥ! ナッコォッーォォォォ!」
上空から落ちてきた機体の攻撃が、デススパイダーの背中に当たって、そのまま地面にまで突き抜ける。
デススパイダーの背中に大きな穴が開き動きが止まる。
ジジジジィジィ……。
背中に空いた穴から、火花が弾けるエフェクト。
ズンッ。 っと、音を立てて。 デススパイダーの腹部が地面に落ちる。
そして、一瞬の間を置いて、激しい音と共に爆発のエフェクトを豪快に発する。
爆発が収まった後には、大地に佇む機体が現れる。
「成敗っ!」
決めポーズを取るイザベラの機体。
『MISSION COMPLETE』
システムアナウンスが流れて、エリアボス討伐完了を知らせる。
「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」」」」」
参加プレイヤー達の声が挙がり、勝利の勝鬨が木霊する。
* * * 討伐イベント * * *
『エリアボスが討伐されたことにより。
主物語が解放されました。』
そう、システムアナウンスが告げると、オリオンサーバーにログインしている全てのプレイヤーの視界が一瞬暗くなる。
次の瞬間には、目の前に大空に巨大な仮面を着けた人間?が映し出された。
『我は、地底帝国の覇者〝皇帝ゼクシード〟。
忌まわしき地上の人類ども。
数千年に渡り、地上を独占してきた罪。
いまこそ、我ら地底帝国が正当な地球の覇権を手にする時と知れ!」
次の瞬間には、プレイヤー達の視点が切り替わり、街を破壊するロボット達が暴れまわる姿を目にする。
これに対して、各国政府陣も緊急の場を設けて会談。
最早こうなってしまっては、テロリストどころの騒ぎではなくなってしまう。
皮肉にも、地上の覇権を目論む地底帝国の皇帝ゼクシードに対して地球人類は手を結び合い〝地球統合連合〟を設立。
プレイヤー達は、この地球統合連合に所属する事になる。
ただし、プレイヤー達の扱いとしては。
正規の兵士枠ではなく。 今までと同じ、義勇兵としての扱い枠で多少の融通は効かされている。
『なお、主物語開放として、【地底へのミッション】が解放されます。』
主物語の説明映像が終わると共に、システムアナウンスが告げる。
『更に、ヘラクレスサーバーがエリアミッションをクリアしていますので、【海底ミッション】も受け付ける事が可能になります。』
驚きの声を挙げるプレイヤー達。
更に、プレイヤー達に表示されていくエリアボス初回討伐報酬として、各プレイヤーには3000万クレジット。
高難易度化した事での報酬の上乗せとして。
地底戦艦と海洋戦艦の使用権開放と、新しい機体の開放。
ドロップ品として。
戦艦進化プログラム×2
機体進化プログラム×5
武器進化プログラム×10
装甲進化プログラム×10
特殊素材:ミスリル合金×247
特殊素材:ラザック合金×138
精神感応フレーム:1
精神感応武器技
精神感応バリア
特殊バリア装置(耐水):3
それと数々の進化素材を手に入れる。
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補足説明
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この開放イベントの時に、ログインしていなかったプレイヤー達には、運営からのメール送られて知らされており。
好きなタイミングで、イベントムービーを見る事が出来るようになっている。
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