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新しい関係性
私はコスプレイヤー
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田中君の私への思いがけない質問に、高木さんまでが便乗した。
「あ、俺も聞いたことがある。噂だけど。誰かがコスプレーヤーの追っかけしてたら、田辺さんぽい人がいたって。でもコスプレってなりきりだから、本人の面影無くなっちゃうんじゃないのかな?
だから俺は、綺麗にコスプレした人が田辺さんに見えた説を押してるんだけど。ほら、田辺さんて綺麗だから。」
そう言って私の返事を待つ高木さんと、田中君に私はコスプレの趣味はないですよ~と驚いてみせた。チラッと征一を見ると、口元が笑っている。
すると、征一は私をジロジロ見てから男たちに言った。
「まぁ、会社の高嶺の花がコスプレしてたらって考えるだけで、ちょっとした癒しになるかもしれないね。これ以上言うとハラスメントになりそうだ。ははは。」
二人は急に私に、もし気に障ったらすみませんと謝ってきた。私は別に何とも思わなかったし、何なら際どいコスプレしてる事実もあるので、にっこり笑って言った。
「私も画像を見て、コスプレイヤーの再現度には驚いた事が有りますよ。どちらかというと、女性よりも男性のコスプレの方が難易度が高い気がしました。
男性のキャラクターって身体が凄くマッチョが多いじゃないですか。日本人男性だとなかなか難しいのかなって思って。」
三人の男達は私をキョトンと見つめると、次の瞬間弾けるように笑い出した。
「いや、田辺さんてこんな話も結構いける口だったんだね。意外だったなぁ。」
高木さんはそう言って、何やらスマホを操作して画像を出すと私に見せた。そこには色々な男性キャラクターに扮したコスプレイヤーの一覧になっていて、私にどんな感じが好みか尋ねてきた。
私は思わず先日の裕樹さんのミハエル司祭のコスプレを思い出して、そのキャラクターのコスプレを指差した。
「これなんか素敵ですね。神職なのに筋肉を感じるところがセクシーです。」
すると、ますます田中君と高木さんが盛り上がって、飲み会は気分良くお開きになった。
征一は私をタクシー乗り場まで連れて行くからと二人に断って解散したのだけれど、少しフラつく私に呆れ顔で言った。
「まったく。相変わらず君は飲み過ぎる。目が離せないね。しかもあんなにコスプレの話で盛り上がって、君がコスプレイヤーじゃないって話が消えたどころか、真実味を増しただけな気がするぞ?」
私は征一を見上げながら、酔った頭でニンマリ笑って言った。
「だって、私、今度この前の小悪魔セシリーでミハエル司祭とコスプレイベント出るんですもの。だから、本物のコスプレイヤーなんですよぉ?」
「あ、俺も聞いたことがある。噂だけど。誰かがコスプレーヤーの追っかけしてたら、田辺さんぽい人がいたって。でもコスプレってなりきりだから、本人の面影無くなっちゃうんじゃないのかな?
だから俺は、綺麗にコスプレした人が田辺さんに見えた説を押してるんだけど。ほら、田辺さんて綺麗だから。」
そう言って私の返事を待つ高木さんと、田中君に私はコスプレの趣味はないですよ~と驚いてみせた。チラッと征一を見ると、口元が笑っている。
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男性のキャラクターって身体が凄くマッチョが多いじゃないですか。日本人男性だとなかなか難しいのかなって思って。」
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「いや、田辺さんてこんな話も結構いける口だったんだね。意外だったなぁ。」
高木さんはそう言って、何やらスマホを操作して画像を出すと私に見せた。そこには色々な男性キャラクターに扮したコスプレイヤーの一覧になっていて、私にどんな感じが好みか尋ねてきた。
私は思わず先日の裕樹さんのミハエル司祭のコスプレを思い出して、そのキャラクターのコスプレを指差した。
「これなんか素敵ですね。神職なのに筋肉を感じるところがセクシーです。」
すると、ますます田中君と高木さんが盛り上がって、飲み会は気分良くお開きになった。
征一は私をタクシー乗り場まで連れて行くからと二人に断って解散したのだけれど、少しフラつく私に呆れ顔で言った。
「まったく。相変わらず君は飲み過ぎる。目が離せないね。しかもあんなにコスプレの話で盛り上がって、君がコスプレイヤーじゃないって話が消えたどころか、真実味を増しただけな気がするぞ?」
私は征一を見上げながら、酔った頭でニンマリ笑って言った。
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