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乗馬の社交場
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「確かにクレアは乗馬が得意な様だ。」
後ろから付いてきたダミアンにそう声を掛けられて、私は手綱を引いて笑顔で振り返った。
「そうでしょう?私は領地で乗馬するのが日課でしたの。実際は乗馬というよりは領民に会いに行っていろいろな事を聞き回る仕事の様なものでしたけど。彼らに聞く話はとても興味深いんですのよ?」
久しぶりの乗馬が楽し過ぎて、私は言わなくて良い事まで喋ってるかもしれないわ。そんな私をじっと見つめてダミアンは呟いた。
「代替わりしたエリスク伯爵家が、川の氾濫の前に短い期間で持ち直したのは、もしかしたらクレアの日々の乗馬のお陰だったのか?」
私はあの酷い氾濫を思い出して、顔を強張らせた。
「確かにあの事が無ければ、領民はお父様が領主に代わった事を前向きに捉えておりましたわ。元々そう望んでいた者も多かった様ですもの。でも、家財道具や、家々が流されてしまった後で、彼らを前に向かせるのは私では力不足だったんです。
でもそれもしょうがない事です。私たちだって踏ん張る力が無くて、結局私が後家に入るために王都へ出てくる羽目になったんですもの。」
憔悴し切ったお父様や、不安そうな表情の小さな弟や従者たち、そしてムードメーカーだったお母様を失ったせいで、重苦しい空気が城を支配していた当時の記憶が呼び起こされた。
あの時感じた無力感と恐怖は、今も私を立ち止まらせる。私が何も言わなくなったせいなのか、ダミアンが馬を側に寄せて私の手綱を取った。
「…ぼんやりすると振り落とされるぞ。少し休憩しよう。」
そう言うとサッと愛馬から降りて、私の馬の引き綱も一緒に持って歩き出した。私にそんな事をする必要はないと思ったけれど、すっかり動揺してしまった私は、普通の貴族の令嬢らしく甘えることにした。
「ありがとう、ダミアン様。」
ダミアンは横目で私をチラッと見ると、眉を上げて何も言わずに馬留めまで連れて行ってくれた。気がつけば周囲には沢山の貴族たちが居て、こちらの様子を窺ってヒソヒソと何やら楽し気に囁き合っている。
「まぁ、いつの間にこんなに人が居たのかしら。全然気づかなかったわ。」
そう言って、ダミアンの差し出す手に掴まろうと手袋をした手を伸ばすと、ダミアンが私の腰を両手でグッと持ち上げて、抱き上げる様に下ろしてしまった。
周囲がザワリと色めき立って、私は眉を顰めてこんな大胆な下ろし方をしたダミアンを睨んだ。
「もうちょっと淑女らしい降ろし方があったのではありませんか?」
すると何を考えているのか分からない表情で、ダミアンは私を睨む様にして言った。
「さっさと降ろしたかっただけだが。…君は少し軽すぎるな。もっと食べた方が良い。今度食べ物を差し入れようか。」
まるで私が欠食している子供の様な物言いに、私はクスクスと笑って目の前のダミアンの首元の襟の縁を指先でなぞった。
「十分食べておりますわ。きっとまだ成長期なのね?ダミアン様は少し育ちすぎでらっしゃいますわね?」
ピクリとダミアンが反応して、私は二人の間の空気が変わったのに気がついた。私ったら随分馴れ馴れしい仕草でダミアン様に触れてしまったわ。目の前の厳しい男は私のお父様でも、可愛い弟でもないのに。
私を見下ろすダミアンは目をすがめて呟いた。
「…君ももう十分成長しているな。」
何だか妙な空気になったわ。私は戸惑って、ダミアンから身体を引き剥がそうとした。けれど、乗馬手袋越しに腰をがっちりと掴まれて離れるに離れられない。
「…ダミア…」
「やあ、クレア嬢。相変わらず美しいね。ヴォクシー閣下もご機嫌よう。君達も乗馬に来ていたのかい?クレア、先日は招待に応じてもらえなくて残念だったよ。でも今日ここであったのだから、一緒に馬を走らせないか?
ヴォクシー閣下、君たちは婚約している訳ではないのだろう?クレア嬢と同伴する許可は、一緒に来た君から貰えるだろうね?」
そう声を掛けてきたのはダービー伯爵だった。一番行きたかった乗馬の招待を断ってしまって、残念に思っていた相手だ。私がにっこり微笑んで話をしようとすると、ダミアンが私の耳元に唇を押し当てる様にして囁いた。
『彼の誘いに乗るつもりじゃないだろうね。』
そう言われてしまえば妙な反抗心が湧いて来て、私は顔を引き攣らせながらダミアンの顔を見上げて言った。
「…そうですわ。せっかくの機会ですもの、後でダービー伯爵と一緒に三人で乗馬いたしましょう。私、お二方に負けない自信がありますわ。」
目をすがめたダミアンの視線から逃れて、私は雇い主の機嫌を損ねたかと少し胸の鼓動を速くした。でも、これは唯一行きたいと思った乗馬の招待を断らせたダミアンへの、ちょっとした復讐なのだわ。
喜ぶダービー伯爵と私とダミアンが、早速騒めく社交場を離れて見晴らしの良い丘目指して馬を走らせ始めた。今乗っている馬は私の愛馬ではなく、侯爵家の厩舎から借りた牡馬だった。
馬丁からはひと回り身体の小さな牝馬を勧められたけれど、ひと目で私に懐いてくれたこの可愛い馬に乗りたいと思ったのだった。実際領地では私は牡馬に乗っていたから、全然無理な事だとは思わなかった。
それに体重の軽い私だからこそ、この武闘派の二人の男に勝てる可能性を見たのだった。
「ハィッ!」
私は出会ったばかりの可愛いこの馬の邪魔にならない様に姿勢を低くして、手綱を握った。軽く腹を突いて合図するだけで、彼は楽しげに一目散に走り出した。
馬勢は負けていないはずだから、私にも勝機はあるはずだ。私はすっかり楽しくなって、笑いながらゾクゾクする様なこのちょっとした勝負を楽しんでいた。
周囲の景色が飛びすさって行って、私はただあるがままに馬と心を合わせて走った。実際手綱もほとんど引く事なく、私はこの機嫌の良い馬の走りたい様に誘導すれば良かった。気がつけば丘のてっぺんの一本の大木が近くに迫って、私は少しだけ手綱を引いた。
少し傾斜になっていたせいで、馬の脚も緩やかになって、大きないななきと共に足の速さを緩めてくれた。後ろからも蹄の音が響いて、彼らが私に追いついたのを感じた。
「ハッ、まったくなんて令嬢だ!追いつけなかったぞ?素晴らしい乗り手じゃないか。」
息を切らしたダービー伯爵に、思わず弾ける様に笑いかけると、私は馬の首を労る様に撫でた。甘える様にブルブルと首を振る可愛い馬もしっとりと身体を濡らしていた。
気づけば自分の馬の手綱を引いて近づいて来たダミアンが、少し怒った様な顔で馬上の私を見て言った。
「クレア、あんな乗り方をしたら、命が幾つあっても足りないじゃ無いか!私の前であんな乗り方は二度と許さない。」
私は眉を顰めた。この人、なぜこんなにも怒っているのかしら?
後ろから付いてきたダミアンにそう声を掛けられて、私は手綱を引いて笑顔で振り返った。
「そうでしょう?私は領地で乗馬するのが日課でしたの。実際は乗馬というよりは領民に会いに行っていろいろな事を聞き回る仕事の様なものでしたけど。彼らに聞く話はとても興味深いんですのよ?」
久しぶりの乗馬が楽し過ぎて、私は言わなくて良い事まで喋ってるかもしれないわ。そんな私をじっと見つめてダミアンは呟いた。
「代替わりしたエリスク伯爵家が、川の氾濫の前に短い期間で持ち直したのは、もしかしたらクレアの日々の乗馬のお陰だったのか?」
私はあの酷い氾濫を思い出して、顔を強張らせた。
「確かにあの事が無ければ、領民はお父様が領主に代わった事を前向きに捉えておりましたわ。元々そう望んでいた者も多かった様ですもの。でも、家財道具や、家々が流されてしまった後で、彼らを前に向かせるのは私では力不足だったんです。
でもそれもしょうがない事です。私たちだって踏ん張る力が無くて、結局私が後家に入るために王都へ出てくる羽目になったんですもの。」
憔悴し切ったお父様や、不安そうな表情の小さな弟や従者たち、そしてムードメーカーだったお母様を失ったせいで、重苦しい空気が城を支配していた当時の記憶が呼び起こされた。
あの時感じた無力感と恐怖は、今も私を立ち止まらせる。私が何も言わなくなったせいなのか、ダミアンが馬を側に寄せて私の手綱を取った。
「…ぼんやりすると振り落とされるぞ。少し休憩しよう。」
そう言うとサッと愛馬から降りて、私の馬の引き綱も一緒に持って歩き出した。私にそんな事をする必要はないと思ったけれど、すっかり動揺してしまった私は、普通の貴族の令嬢らしく甘えることにした。
「ありがとう、ダミアン様。」
ダミアンは横目で私をチラッと見ると、眉を上げて何も言わずに馬留めまで連れて行ってくれた。気がつけば周囲には沢山の貴族たちが居て、こちらの様子を窺ってヒソヒソと何やら楽し気に囁き合っている。
「まぁ、いつの間にこんなに人が居たのかしら。全然気づかなかったわ。」
そう言って、ダミアンの差し出す手に掴まろうと手袋をした手を伸ばすと、ダミアンが私の腰を両手でグッと持ち上げて、抱き上げる様に下ろしてしまった。
周囲がザワリと色めき立って、私は眉を顰めてこんな大胆な下ろし方をしたダミアンを睨んだ。
「もうちょっと淑女らしい降ろし方があったのではありませんか?」
すると何を考えているのか分からない表情で、ダミアンは私を睨む様にして言った。
「さっさと降ろしたかっただけだが。…君は少し軽すぎるな。もっと食べた方が良い。今度食べ物を差し入れようか。」
まるで私が欠食している子供の様な物言いに、私はクスクスと笑って目の前のダミアンの首元の襟の縁を指先でなぞった。
「十分食べておりますわ。きっとまだ成長期なのね?ダミアン様は少し育ちすぎでらっしゃいますわね?」
ピクリとダミアンが反応して、私は二人の間の空気が変わったのに気がついた。私ったら随分馴れ馴れしい仕草でダミアン様に触れてしまったわ。目の前の厳しい男は私のお父様でも、可愛い弟でもないのに。
私を見下ろすダミアンは目をすがめて呟いた。
「…君ももう十分成長しているな。」
何だか妙な空気になったわ。私は戸惑って、ダミアンから身体を引き剥がそうとした。けれど、乗馬手袋越しに腰をがっちりと掴まれて離れるに離れられない。
「…ダミア…」
「やあ、クレア嬢。相変わらず美しいね。ヴォクシー閣下もご機嫌よう。君達も乗馬に来ていたのかい?クレア、先日は招待に応じてもらえなくて残念だったよ。でも今日ここであったのだから、一緒に馬を走らせないか?
ヴォクシー閣下、君たちは婚約している訳ではないのだろう?クレア嬢と同伴する許可は、一緒に来た君から貰えるだろうね?」
そう声を掛けてきたのはダービー伯爵だった。一番行きたかった乗馬の招待を断ってしまって、残念に思っていた相手だ。私がにっこり微笑んで話をしようとすると、ダミアンが私の耳元に唇を押し当てる様にして囁いた。
『彼の誘いに乗るつもりじゃないだろうね。』
そう言われてしまえば妙な反抗心が湧いて来て、私は顔を引き攣らせながらダミアンの顔を見上げて言った。
「…そうですわ。せっかくの機会ですもの、後でダービー伯爵と一緒に三人で乗馬いたしましょう。私、お二方に負けない自信がありますわ。」
目をすがめたダミアンの視線から逃れて、私は雇い主の機嫌を損ねたかと少し胸の鼓動を速くした。でも、これは唯一行きたいと思った乗馬の招待を断らせたダミアンへの、ちょっとした復讐なのだわ。
喜ぶダービー伯爵と私とダミアンが、早速騒めく社交場を離れて見晴らしの良い丘目指して馬を走らせ始めた。今乗っている馬は私の愛馬ではなく、侯爵家の厩舎から借りた牡馬だった。
馬丁からはひと回り身体の小さな牝馬を勧められたけれど、ひと目で私に懐いてくれたこの可愛い馬に乗りたいと思ったのだった。実際領地では私は牡馬に乗っていたから、全然無理な事だとは思わなかった。
それに体重の軽い私だからこそ、この武闘派の二人の男に勝てる可能性を見たのだった。
「ハィッ!」
私は出会ったばかりの可愛いこの馬の邪魔にならない様に姿勢を低くして、手綱を握った。軽く腹を突いて合図するだけで、彼は楽しげに一目散に走り出した。
馬勢は負けていないはずだから、私にも勝機はあるはずだ。私はすっかり楽しくなって、笑いながらゾクゾクする様なこのちょっとした勝負を楽しんでいた。
周囲の景色が飛びすさって行って、私はただあるがままに馬と心を合わせて走った。実際手綱もほとんど引く事なく、私はこの機嫌の良い馬の走りたい様に誘導すれば良かった。気がつけば丘のてっぺんの一本の大木が近くに迫って、私は少しだけ手綱を引いた。
少し傾斜になっていたせいで、馬の脚も緩やかになって、大きないななきと共に足の速さを緩めてくれた。後ろからも蹄の音が響いて、彼らが私に追いついたのを感じた。
「ハッ、まったくなんて令嬢だ!追いつけなかったぞ?素晴らしい乗り手じゃないか。」
息を切らしたダービー伯爵に、思わず弾ける様に笑いかけると、私は馬の首を労る様に撫でた。甘える様にブルブルと首を振る可愛い馬もしっとりと身体を濡らしていた。
気づけば自分の馬の手綱を引いて近づいて来たダミアンが、少し怒った様な顔で馬上の私を見て言った。
「クレア、あんな乗り方をしたら、命が幾つあっても足りないじゃ無いか!私の前であんな乗り方は二度と許さない。」
私は眉を顰めた。この人、なぜこんなにも怒っているのかしら?
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