23 / 26
焦り
しおりを挟む
モバイルの中でアンニュイな表情でこちらを見つめて来る綺麗な男の画像をじっと見つめて、響は小さくため息をついた。焦っているつもりはないけれど、それでもロウが注目されればされるほど、自分が太郎の特別だと約束させたくなるのは独占欲だろうか。
実際あっちの業界はゲイも多いらしいし、ロウを狙っている男たちは多いだろう。ストレートのはずの自分だってだとどっぷり太郎にハマっていて、今更女に戻れなくなっている。
最近は綺麗で色っぽい女に粉かけられても、面倒だなと張り付いた笑みしか浮かべられない。
指に覚えた太郎の身体の硬さや弾力のある小さな尻や胸、反応の良い可愛い胸の突起にゾクゾクする様な喜びを感じるのだから、もう完全に男だからという前提は取っ払われている。
複雑なサインを寄こしてくる難解な性格も、以前の自分なら早々に面倒だと突き放してしまったはずなのだ。だからこれは本当に惚れた弱みと言うしか無い。
好きになってしまう事に、時間も理由も関係ないのかもしれない。考えれば考えるほどまるで子供じみてると苦笑してしまう。そんな事をぶつぶつと惚気混じりに相棒の光貴にぼやけば、顔を顰めて毒舌が返ってくる。
「うわ、また同じ事言ってるし。お前堂々巡りしてないで言えば良いだけじゃないの?自分とパートナーになって下さいって。あ、まだ正式に付き合ってる訳でもないんだっけ?
はは、今までお前にのらりくらりされたお相手たちの呪いだな、これは。
…冗談はさておき、神田君って話聞いてると押しに弱そうな気もするけど。それってスルリと逃げられちゃうって事でもあるのかなぁ。」
田淵の当て擦りに思い当たる事もあり過ぎて、思わずため息混じりのボヤきは止まらない。
「…まじで怖いんだけど。せっかく懐いた野生動物がちょっとした失敗であっという間に藪に逃げ帰っちゃう怖さあるわ。」
「餌付けしたなら、また戻ってきてくれるんじゃないの?お前らしくないよ、リスク取らないなんて。まぁそれだけ大事なのかもしれないけどね…。そこんとこ含めてぶつかってみたら。お前勢いだけはあるし。蹴られても噛みつかれても傷ついた野生動物保護して癒してやりなよ。」
すっかり太郎が手負いの野生動物扱いされて、響は恨みがましい気持ちで光貴を睨んだ。
「簡単に言ってくれるな。まぁでも俺もこのままじゃ焦ってやらかしそうな気はするから、腹決めないといけないと思ってる。」
光貴とそんな話をしたせいだろうか、[時間できたから20時頃行きます。空いてる?]太郎からのそんなメッセージに喜びと一緒に妙な緊張を感じる。
スマートに切り出した方が良いだろうか。太郎に負担が無い様に決定権を渡すべきか?落ち着かない気持ちで時々時計を見ながらウロウロと部屋の中を歩き回る。
大袈裟で無い軽食や飲み物は用意したし、あくまでもさりげない雰囲気を作ろうともう一度部屋の中を見回す。それとも花のひとつも飾っておけば良かっただろうか。それともプレゼントとか?
何が正解かも分からなくなったところで、無情にも待ちかねたチャイムが鳴り響いた。
「…いらっしゃい、今開ける。」
オートロックを解除して、玄関までの長い廊下を急ぐ。エントランスから直ぐにここに辿り着く訳じゃ無いだろうけど、思わずニヤけてしまう顔を玄関の鏡を見て引き締める。
ガチャリと扉を開けてエレベーターに続く通路を覗き込めば、丁度太郎がエレベーターから出て来た。何か気になるのか閉じたエレベーターを振り返りながら急ぎ足でこちらへやって来る。
飛び込む様に玄関扉をすり抜けて入って来た太郎が勢いよく扉を閉めるのに呆気に取られて、響は覗き穴から廊下を透かし見る太郎の後頭部を眺めた。
「…どうした?何か…。」
「シッ…!つけられてたかも。…やっぱり今日ここに来ない方が良かったかもしれません。」
どうにも穏やかじゃ無い。そんな張り詰めた空気の中、響はそっと自動ロックボタンを押して、リビングへと移動した。このマンションは防音性が高いので、こちらの音も漏らさないし廊下を歩く音も聞こえない。唯一確認出来るのは玄関に設置された広角モニターカメラだ。
そして時を待たずしてモニターに映し出されたのは落ち着きなく周囲を見回している30代ぐらいの男だった。明らかに服装がこのマンションの住人とは思えなくて、隣の部屋とうちの部屋の間に立ってやおらスマホで通話し始めた。
『…ええ、確かにこのマンションに入って行ったんですけど、はい、エレベーター見てたので階は合ってると思います。ロウがここに通ってるって噂は本当っぽいですね。住んでるって訳じゃ無いと思いますよ。自宅はもう分かってますから。…はい、了解です。一旦戻ります。』
自分の後ろにいつの間にか来ていたのか、太郎が息を呑む気配を感じる。
響は男が立ち去ってエレベーターに向かう後ろ姿を睨みつけながら、頭をフル回転させていた。ロウのストーカーというより、週刊誌とかの類なのは見てとれた。
ロウの私生活目当てなんだろうが、中々エグい状況だ。ギシリとソファに座り込む音がして、少し青褪めた顔の太郎が不安気に口元を指で覆いながら何か考え込んでいる。
「…すっかり、有名人って感じだな。…大丈夫か?」
殊更明るい口調で言ったものの、太郎はチラリと自分を見てから強張った笑みを浮かべた。
「覚悟してましたけど、実際にこうやって尾行されてたとか目にするとゾッとしますね。家もバレてるみたいだし、俺単なるモデルですよ。芸能人って訳じゃ無いのにね…。」
「謎のモデル《ロウ》がそれくらい注目されてるって事なんだろう。でもこのマンションに潜入したのはやり過ぎだ。…太郎のマンションでは何かあったりしたか?」
強張った顔のまま首を振っている太郎を見下ろした響は、太郎が随分と疲れた顔をしているのに気づいて励ます様に隣に座って肩に手を回した。
「…しばらくここに居ろ。ロウの家よりこっちの方がセキュリティー強いし。さっきの男は明らかに不法侵入だから、セキュリティに連絡すれば二度と入って来れない様にしてくれるだろう。
実際ここはそれが売りなのに、あれが許されてたら問題だ。…ちょっと待ってろ。」
それから響がマンションの管理人に連絡してモニターのデータを送ったりと手続きしてるうちに、太郎はソファの隅で丸まって目を閉じていた。
その無防備にも眠ってしまった様子の太郎の頬を指先でそっと撫でると、瞼を震わして太郎はゆっくりと目を開けた。
「もう、あんな目には遭わないから。さっき言ったけど、仕事終わるまでここに住んでよ。俺の知らない所で煩わしい思いしてる太郎の事考えたく無いんだ。太郎の家よりは安心だろう?」
「…でも荷物とか…。」
「昼間に取りに行けばいい。ロウの交友関係を探ってるなら、授業のある昼間には流石に探りを入れて来ないだろ?いっそSNSでなんちゃってプライベート発信したらどうだ。
隠してるから探られるとしたら、こっちから曝け出してやるんだ。調べる価値が無くなるように、な?」
ゆっくりと起き上がった太郎は、さっきよりも顔色をよくして小さく笑みを浮かべた。
「ちょっとストレス溜まってたところにこんな事があって、流石にヤバかった…。でも響さんのその考えありな気がして来ました。探る価値無くせば良いんですね。流石社長ですね。…事務所に連絡します。」
邪魔しないように立ち上がった響は、ブランデーティーでも淹れようとキッチンに立った。太郎と会うようになって少しずつ増えていく茶葉やおもてなし用品をくすぐったい気持ちで眺めながら手を動かしていると、電話で話す太郎の声が聞こえて来た。
「…ええ、宇崎さんのところに取り敢えず匿ってもらうことにしました。セキュリティはこっちの方が安心ですから。…大丈夫だと思います。…はい、よろしくお願いします。」
熱いお湯をティーポットに注ぐ手を止めて、響はこちらを見つめる太郎と目を合わせた。
今、匿ってもらうって言った?一緒に住むって事、だよな?思わず緩みそうな口元を引き締めて、殊更ゆっくりとお茶を淹れた。ブランデーの仄かな香りを感じながら太郎にソーサーを差し出すと、自分をじっと見つめながら太郎は手を伸ばして口を開いた。
「…しばらくお世話になります、響さん。」
「…おう、もちろん良いぜ。」
実際あっちの業界はゲイも多いらしいし、ロウを狙っている男たちは多いだろう。ストレートのはずの自分だってだとどっぷり太郎にハマっていて、今更女に戻れなくなっている。
最近は綺麗で色っぽい女に粉かけられても、面倒だなと張り付いた笑みしか浮かべられない。
指に覚えた太郎の身体の硬さや弾力のある小さな尻や胸、反応の良い可愛い胸の突起にゾクゾクする様な喜びを感じるのだから、もう完全に男だからという前提は取っ払われている。
複雑なサインを寄こしてくる難解な性格も、以前の自分なら早々に面倒だと突き放してしまったはずなのだ。だからこれは本当に惚れた弱みと言うしか無い。
好きになってしまう事に、時間も理由も関係ないのかもしれない。考えれば考えるほどまるで子供じみてると苦笑してしまう。そんな事をぶつぶつと惚気混じりに相棒の光貴にぼやけば、顔を顰めて毒舌が返ってくる。
「うわ、また同じ事言ってるし。お前堂々巡りしてないで言えば良いだけじゃないの?自分とパートナーになって下さいって。あ、まだ正式に付き合ってる訳でもないんだっけ?
はは、今までお前にのらりくらりされたお相手たちの呪いだな、これは。
…冗談はさておき、神田君って話聞いてると押しに弱そうな気もするけど。それってスルリと逃げられちゃうって事でもあるのかなぁ。」
田淵の当て擦りに思い当たる事もあり過ぎて、思わずため息混じりのボヤきは止まらない。
「…まじで怖いんだけど。せっかく懐いた野生動物がちょっとした失敗であっという間に藪に逃げ帰っちゃう怖さあるわ。」
「餌付けしたなら、また戻ってきてくれるんじゃないの?お前らしくないよ、リスク取らないなんて。まぁそれだけ大事なのかもしれないけどね…。そこんとこ含めてぶつかってみたら。お前勢いだけはあるし。蹴られても噛みつかれても傷ついた野生動物保護して癒してやりなよ。」
すっかり太郎が手負いの野生動物扱いされて、響は恨みがましい気持ちで光貴を睨んだ。
「簡単に言ってくれるな。まぁでも俺もこのままじゃ焦ってやらかしそうな気はするから、腹決めないといけないと思ってる。」
光貴とそんな話をしたせいだろうか、[時間できたから20時頃行きます。空いてる?]太郎からのそんなメッセージに喜びと一緒に妙な緊張を感じる。
スマートに切り出した方が良いだろうか。太郎に負担が無い様に決定権を渡すべきか?落ち着かない気持ちで時々時計を見ながらウロウロと部屋の中を歩き回る。
大袈裟で無い軽食や飲み物は用意したし、あくまでもさりげない雰囲気を作ろうともう一度部屋の中を見回す。それとも花のひとつも飾っておけば良かっただろうか。それともプレゼントとか?
何が正解かも分からなくなったところで、無情にも待ちかねたチャイムが鳴り響いた。
「…いらっしゃい、今開ける。」
オートロックを解除して、玄関までの長い廊下を急ぐ。エントランスから直ぐにここに辿り着く訳じゃ無いだろうけど、思わずニヤけてしまう顔を玄関の鏡を見て引き締める。
ガチャリと扉を開けてエレベーターに続く通路を覗き込めば、丁度太郎がエレベーターから出て来た。何か気になるのか閉じたエレベーターを振り返りながら急ぎ足でこちらへやって来る。
飛び込む様に玄関扉をすり抜けて入って来た太郎が勢いよく扉を閉めるのに呆気に取られて、響は覗き穴から廊下を透かし見る太郎の後頭部を眺めた。
「…どうした?何か…。」
「シッ…!つけられてたかも。…やっぱり今日ここに来ない方が良かったかもしれません。」
どうにも穏やかじゃ無い。そんな張り詰めた空気の中、響はそっと自動ロックボタンを押して、リビングへと移動した。このマンションは防音性が高いので、こちらの音も漏らさないし廊下を歩く音も聞こえない。唯一確認出来るのは玄関に設置された広角モニターカメラだ。
そして時を待たずしてモニターに映し出されたのは落ち着きなく周囲を見回している30代ぐらいの男だった。明らかに服装がこのマンションの住人とは思えなくて、隣の部屋とうちの部屋の間に立ってやおらスマホで通話し始めた。
『…ええ、確かにこのマンションに入って行ったんですけど、はい、エレベーター見てたので階は合ってると思います。ロウがここに通ってるって噂は本当っぽいですね。住んでるって訳じゃ無いと思いますよ。自宅はもう分かってますから。…はい、了解です。一旦戻ります。』
自分の後ろにいつの間にか来ていたのか、太郎が息を呑む気配を感じる。
響は男が立ち去ってエレベーターに向かう後ろ姿を睨みつけながら、頭をフル回転させていた。ロウのストーカーというより、週刊誌とかの類なのは見てとれた。
ロウの私生活目当てなんだろうが、中々エグい状況だ。ギシリとソファに座り込む音がして、少し青褪めた顔の太郎が不安気に口元を指で覆いながら何か考え込んでいる。
「…すっかり、有名人って感じだな。…大丈夫か?」
殊更明るい口調で言ったものの、太郎はチラリと自分を見てから強張った笑みを浮かべた。
「覚悟してましたけど、実際にこうやって尾行されてたとか目にするとゾッとしますね。家もバレてるみたいだし、俺単なるモデルですよ。芸能人って訳じゃ無いのにね…。」
「謎のモデル《ロウ》がそれくらい注目されてるって事なんだろう。でもこのマンションに潜入したのはやり過ぎだ。…太郎のマンションでは何かあったりしたか?」
強張った顔のまま首を振っている太郎を見下ろした響は、太郎が随分と疲れた顔をしているのに気づいて励ます様に隣に座って肩に手を回した。
「…しばらくここに居ろ。ロウの家よりこっちの方がセキュリティー強いし。さっきの男は明らかに不法侵入だから、セキュリティに連絡すれば二度と入って来れない様にしてくれるだろう。
実際ここはそれが売りなのに、あれが許されてたら問題だ。…ちょっと待ってろ。」
それから響がマンションの管理人に連絡してモニターのデータを送ったりと手続きしてるうちに、太郎はソファの隅で丸まって目を閉じていた。
その無防備にも眠ってしまった様子の太郎の頬を指先でそっと撫でると、瞼を震わして太郎はゆっくりと目を開けた。
「もう、あんな目には遭わないから。さっき言ったけど、仕事終わるまでここに住んでよ。俺の知らない所で煩わしい思いしてる太郎の事考えたく無いんだ。太郎の家よりは安心だろう?」
「…でも荷物とか…。」
「昼間に取りに行けばいい。ロウの交友関係を探ってるなら、授業のある昼間には流石に探りを入れて来ないだろ?いっそSNSでなんちゃってプライベート発信したらどうだ。
隠してるから探られるとしたら、こっちから曝け出してやるんだ。調べる価値が無くなるように、な?」
ゆっくりと起き上がった太郎は、さっきよりも顔色をよくして小さく笑みを浮かべた。
「ちょっとストレス溜まってたところにこんな事があって、流石にヤバかった…。でも響さんのその考えありな気がして来ました。探る価値無くせば良いんですね。流石社長ですね。…事務所に連絡します。」
邪魔しないように立ち上がった響は、ブランデーティーでも淹れようとキッチンに立った。太郎と会うようになって少しずつ増えていく茶葉やおもてなし用品をくすぐったい気持ちで眺めながら手を動かしていると、電話で話す太郎の声が聞こえて来た。
「…ええ、宇崎さんのところに取り敢えず匿ってもらうことにしました。セキュリティはこっちの方が安心ですから。…大丈夫だと思います。…はい、よろしくお願いします。」
熱いお湯をティーポットに注ぐ手を止めて、響はこちらを見つめる太郎と目を合わせた。
今、匿ってもらうって言った?一緒に住むって事、だよな?思わず緩みそうな口元を引き締めて、殊更ゆっくりとお茶を淹れた。ブランデーの仄かな香りを感じながら太郎にソーサーを差し出すと、自分をじっと見つめながら太郎は手を伸ばして口を開いた。
「…しばらくお世話になります、響さん。」
「…おう、もちろん良いぜ。」
205
あなたにおすすめの小説
ビジネス婚は甘い、甘い、甘い!
ユーリ
BL
幼馴染のモデル兼俳優にビジネス婚を申し込まれた湊は承諾するけれど、結婚生活は思ったより甘くて…しかもなぜか同僚にも迫られて!?
「お前はいい加減俺に興味を持て」イケメン芸能人×ただの一般人「だって興味ないもん」ーー自分の旦那に全く興味のない湊に嫁としての自覚は芽生えるか??
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
愛と猛毒(仮)
万里
BL
オフィスビルの非常階段。冷え切った踊り場で煙草をくゆらせる水原七瀬(みずはらななせ)は、部下たちのやり取りを静かに見守っていた。 そこでは村上和弥(むらかみかずや)が、長年想い続けてきた和泉に別れを告げられていた。和泉は「ありがとう」と優しく微笑みながらも、決意をもって彼を突き放す。和弥は矜持を守ろうと、営業スマイルを貼り付けて必死に言葉を紡ぐが、その姿は痛々しいほどに惨めだった。
和泉が去った後、七瀬は姿を現し、冷徹な言葉で和弥を追い詰める。 「お前はただの予備だった」「純愛なんて綺麗な言葉で誤魔化してるだけだ」――七瀬の毒舌は、和弥の心を抉り、憎悪を引き出す。和弥は「嫌いだ」と叫び、七瀬を突き放して階段を駆け下りていく。
「……本当、バカだよな。お前も、俺も」
七瀬は独り言を漏らすと、和弥が触れた手首を愛おしそうに、そして自嘲気味に強く握りしめた。
その指先に残る熱は、嫌悪という仮面の下で燃え盛る執着の証だった。 毒を吐き続けることでしか伝えられない――「好きだ」という言葉を、七瀬は永遠に飲み込んだまま、胸の奥で腐らせていた。
平凡な僕が優しい彼氏と別れる方法
あと
BL
「よし!別れよう!」
元遊び人の現爽やか風受けには激重執着男×ちょっとネガティブな鈍感天然アホの子
昔チャラかった癖に手を出してくれない攻めに憤った受けが、もしかしたら他に好きな人がいる!?と思い込み、別れようとする……?みたいな話です。
攻めの女性関係匂わせや攻めフェラがあり、苦手な人はブラウザバックで。
……これはメンヘラなのではないか?という説もあります。
pixivでも投稿しています。
攻め:九條隼人
受け:田辺光希
友人:石川優希
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグ整理します。ご了承ください。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
届かない「ただいま」
AzureHaru
BL
いつも通りの変わらない日常のはずだった。
「行ってきます。」と言って出て行った貴方。1日が終わる頃に「ただいま。」と「おかえり。」を笑顔で交わすはずだった。でも、その言葉はもう貴方には届かない。
これは「優しさが奪った日常」の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる