7 / 32
始まる関係
リョウsideミイラ取りがミイラになる※
しおりを挟む
俺の顔はヤバかったに違いない。俺は腕の中に抱えこんだたっくんに気づかれないように上を向いて、たっくんのいじらしさに心臓も昂りも爆発しそうになるのを感じながら、深呼吸して言った。
「たっくん、俺との事ちゃんと考えてくれたんだ。すげぇ嬉しいんだけど。そんな可愛い事されたら、ほんと止まんない。」
俺はたっくんを貪るように口づけながら、腰を揺らしてたっくんのお尻を両手でタオル越しに掴み込んだ。直接触られる事には抵抗があるかもしれないけれど、一度知ってしまった快感を忘れる事は出来ないだろう。
たっくんもきっと、あの夜の事は覚えているだろう。あんなに喘いで気持ちよさを貪っていたたっくんを思い浮かべるだけで、俺がどれだけひとり遊びに励んだか数えきれない。大学生にもなって、恥ずかしいほどだ。
その本人が目の前にいるのに、怖がらせないようにゆっくり僕の手の中で花開かせていくのは、辛いような、心浮き立つ様な何ともじれったい感覚だった。
指先でタオルを外しながら、たっくんのお尻を掴んで、僕の方に押しつけた。たっくんのビクビクする昂りと、僕の猛り切ったブツが直接重なって小さく喘ぐたっくんが色っぽくて、俺は気持ちよさを追いかけた。
「あ、ああっ、だめっ!」
たっくんの喘ぎが大きくなると僕はそっと離れて跪いた。
「ん…、…リョウ?」
「まだ…、いかないで。」
俺はたっくんの昂りを唇や舌でいじめながら、ジェルでゆっくり窄みを解していった。
最期の快感まで到達できないたっくんは、焦れてしまって涙まで浮かべる始末だった。
「ほら、分かる?ここ気持ちいい?覚えてる?たっくんの気持ちイイところ。」
俺が見上げて優しく囁くと、たっくんは俺の肩を強く掴んで大きく喘いだ。
僕はすかさず容赦なく、柔らかくだけど執拗に、たっくんの敏感なイイところを撫でさすった。
「あ、あ、ああっ、いっちゃうっ!」
俺の舌の上に飛び出した白濁は少し甘くて、たっくんは甘いものが好きだからかなと、ふと思った。
ギリギリまで入り込んだ俺の二本の指をきつく締め付けるドキドキする様な感触に、俺の昂りもビクリと震えながら耐えた。
温かいシャワーでたっくんを温めつつ、指の奥の場所もゆっくり流していくと、たっくんは顔を赤らめて目をぎゅっと閉じて俺に囁いた。
「僕、恥ずかしくて堪らない…。」
俺は多分舌なめずりしたオオカミの顔をしていたに違いない。たっくんが恥ずかしがるほど、俺は胸の奥から湧き上がる征服欲が満たされて、今にも食い散らかしてしまいそうだった。
「たっくん、ありのままのたっくんが俺は愛しいよ。俺に全てを曝け出していいよ。好きだよ。」
睫毛の開く音が聞こえる様な真っ直ぐな瞳で、たっくんは俺を見つめた。
そして次の瞬間、俺の首に両手で抱きついて言った。
「…リョウのバカ…。好きになっちゃうだろ。」
「たっくん、俺との事ちゃんと考えてくれたんだ。すげぇ嬉しいんだけど。そんな可愛い事されたら、ほんと止まんない。」
俺はたっくんを貪るように口づけながら、腰を揺らしてたっくんのお尻を両手でタオル越しに掴み込んだ。直接触られる事には抵抗があるかもしれないけれど、一度知ってしまった快感を忘れる事は出来ないだろう。
たっくんもきっと、あの夜の事は覚えているだろう。あんなに喘いで気持ちよさを貪っていたたっくんを思い浮かべるだけで、俺がどれだけひとり遊びに励んだか数えきれない。大学生にもなって、恥ずかしいほどだ。
その本人が目の前にいるのに、怖がらせないようにゆっくり僕の手の中で花開かせていくのは、辛いような、心浮き立つ様な何ともじれったい感覚だった。
指先でタオルを外しながら、たっくんのお尻を掴んで、僕の方に押しつけた。たっくんのビクビクする昂りと、僕の猛り切ったブツが直接重なって小さく喘ぐたっくんが色っぽくて、俺は気持ちよさを追いかけた。
「あ、ああっ、だめっ!」
たっくんの喘ぎが大きくなると僕はそっと離れて跪いた。
「ん…、…リョウ?」
「まだ…、いかないで。」
俺はたっくんの昂りを唇や舌でいじめながら、ジェルでゆっくり窄みを解していった。
最期の快感まで到達できないたっくんは、焦れてしまって涙まで浮かべる始末だった。
「ほら、分かる?ここ気持ちいい?覚えてる?たっくんの気持ちイイところ。」
俺が見上げて優しく囁くと、たっくんは俺の肩を強く掴んで大きく喘いだ。
僕はすかさず容赦なく、柔らかくだけど執拗に、たっくんの敏感なイイところを撫でさすった。
「あ、あ、ああっ、いっちゃうっ!」
俺の舌の上に飛び出した白濁は少し甘くて、たっくんは甘いものが好きだからかなと、ふと思った。
ギリギリまで入り込んだ俺の二本の指をきつく締め付けるドキドキする様な感触に、俺の昂りもビクリと震えながら耐えた。
温かいシャワーでたっくんを温めつつ、指の奥の場所もゆっくり流していくと、たっくんは顔を赤らめて目をぎゅっと閉じて俺に囁いた。
「僕、恥ずかしくて堪らない…。」
俺は多分舌なめずりしたオオカミの顔をしていたに違いない。たっくんが恥ずかしがるほど、俺は胸の奥から湧き上がる征服欲が満たされて、今にも食い散らかしてしまいそうだった。
「たっくん、ありのままのたっくんが俺は愛しいよ。俺に全てを曝け出していいよ。好きだよ。」
睫毛の開く音が聞こえる様な真っ直ぐな瞳で、たっくんは俺を見つめた。
そして次の瞬間、俺の首に両手で抱きついて言った。
「…リョウのバカ…。好きになっちゃうだろ。」
37
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…
五十嵐三兄弟の爛れた夏休みの過ごし方
ユーリ
BL
夏休み、それは学生にとって長い長い休日。爛れた関係にある五十嵐三兄弟は広い1Rでひたすらお互いを求め合う。山もなければオチもない、ただひたすら双子×義兄が過ごす爛れた夏休み。
離したくない、離して欲しくない
mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。
久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。
そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。
テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。
翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。
そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる