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戦闘
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ーー デオルダン王国の先兵達
「今度は必ず獣人どもを服従してくる様に。」
デオルダン国王が先兵を率いる騎士団にそう言いつける
「はっ、この命に賭けてご命令を完遂いたします。」
と答えて総勢1万の兵士らが獣王王国へ向けて出発したのは、私達が獣王達と立ち会った頃だった。
ー 10日後
「申し上げます。デオルダン国王の兵約1万が侵攻してきました。国境まで2日と思われます。」
との報告を受けた獣王は
「丁度新しい力を試したいところだ、いい相手が来た。1人20人だ、500で迎え撃つぞ。」
と叫ぶと直ぐに500人を選抜して国境へ向かった。
「獣王は率先して戦闘に参加するのね。」
と私が呟くと
「はい、それが皆の士気をあげると共に狙われると弱点にもなります。」
とシスターメイが教えてくれた。
2日後国境付近で両国の兵士が対峙している。
「騎士団長、相手は数500に間違いありません。一思いに蹴散らし獣人国を蹂躙しましょう。」
と若い騎士が興奮した声を上げる、相手が500しかいないという優越感から慢心しているのがわかる。
「分隊長、冷静になれ!相手は身体能力の優れた獣人だ。数がそのままの軍事力にはならん。」
と一喝したが騎士団長もこれなら問題なく侵攻できると考えていた。
「降伏を勧告せよ!1時間後に総攻撃する。」
と言う騎士団長の言葉に勝った気のデオルダン国王兵が歓声を上げる。
「もう勝った気でいるぞ、今日までの厳しい訓練を思い出せ!アイツらはあのゴブリンより弱い。1人20人のつもりであったが1人50人を目標に変えよう。誰が行く?」
と獣王が問えば
「我が第5軍が」
「我が4軍も参加させてもらいます。」
と一軍100人の部隊が二つ名乗りを挙げた、獣人からすると相手が弱いため士気が上がらないが50人と聞いて名乗りあげた様だ。
「よしいいだろう。我が獣人族の強さを思い知らせてこい。」
と送り出した。
200人の獣人が前に進み出る、そして
「我ら200人が相手になろう。逃げるものは追わぬ心して来い。」
と声を上げた、それを聞いたデオルダン国王兵は笑い声を上げた。
「たかだか200人で我が強兵を撃ち倒すだと、バカにしおって!思い知らせよ。」
と言う声に開戦の火蓋が下された。
ー 1時間後
手傷を受けているものの誰1人として欠けていない獣人軍と、死体の山を前に尻込みするデオルダン国王兵士達。
「なんと言う強さか!ここまで違うのか、いったん下がるぞ!」
騎士団長はそう命じるが兵士たちは既に多くが逃げていた。
戦死した者5000人強、悪夢の様な戦いであった。
獣人達は目にも止まらぬ動きで兵士らを殺戮すると逃げる兵士には目も止めない、その手に握られる武器は赤黒く血塗られて切ることも叶わずただ叩き潰す様な攻撃だった。
デオルダン国王兵には恐怖が蔓延している、このままでは2度と立ち上がれないどうすべきか?
騎士団長は思案した。
「騙し討ちをするしか俺の生きる手はないか・・・。」
と呟くと部下の騎士団に話しかけた
「今から俺の言うことを行え、一時休戦と伝えて獣人達の部位を褒めて酒を飲ませ、酔わせたところで取り囲み押し殺すぞ。」
と悪鬼羅刹の様な顔で話す騎士団長に否を言える者はいなかった。
「何休戦だと?俺らのあまりの強さに戦う意味がないと相手が言い出したのだな。良かろう話に乗ってやろう。」
そう答えた獣王の顔がニヤリと牙を向いた。
この様な結果になることは初めから分かっていたこと、そこで私はいくつかの注意を獣王に対して与えていた。
「いいですか。相手は貴方達の強さに逃げ腰になりますが逃げることはありません。それは逃げれば死が待っているからです。そこで相手は貴方を罠に嵌めようと画策するでしょう、そこで罠にハマったフリをして殲滅してください、出来ますよね。」
と言うと獣王は
「任しておけ、問題ない。」
と胸を叩いて出発したのだ。
「おい皆聞け!使徒様の言う通りアイツらは部で敵わぬと見て罠に嵌める気の様だ、その罠にハマって尚且つ食い破ってやるぞいいな!」
と言うと獣王達は戦わなかった300人を連れて相手陣地に足を運んだ。
「全部は来なかったのだな。しかし獣王がいるとはおあつらえ向きだ、これで面目が経つ必ずや作戦を成功させ卑しき獣人らを敷物にしてやる。」
騎士団長はそう言うと平身低頭の姿で獣王を出迎え、酒宴に招いた。
「ささ、獣王様どうぞ。この酒はスーザン王国で作られた美酒、我が王国でもなかなか手に入らぬ絶品です。」
と酒を勧める。
「そうか、気が利くな。良かろう存分に頂こう。」
と言いながら獣王は酒を大杯で飲み干す。
これを見たデオルダン国王兵は罠がハマったと思い込んだ。
実はセシルはもう一つ獣王達に渡していたものがあった。
「これは毒や痺れ薬を無効にする薬じゃ、酒にも酔わぬであろう。相手の罠にハマったふりをするには丁度良い物だ持っていくがいい。」
と与えておりそれを獣王達は飲んで参加していたのだ。
デオルダン国王兵は次第に焦り出した、酒や食事の中には少なくない状態異常を起こさせる薬を混ぜているのだ、しかし誰1人としておかしくなる者がいない。
「どかしたかな、騎士団長殿?我らに毒も酒も効かぬのが可笑しいてか?」
と獣王が言えば、
「見破られていたか仕方なし、皆剣を取れ!」
と声を上げたが剣を取る暇もなく兵士は獣人達に倒されれていた。
「残りはお前達だけだな。」
騎士団長以下数人のみが生き残り、捕虜として獣王王国に引き摺られて行く事になった。
ー 凱旋してきた獣王達
1日で1万もの敵兵を殲滅して敵大将首を生け捕りにしてきた獣王達を獣人達は大いに喜び歓迎した。
「獣王様万歳!」
と言う言葉で、傷心と引き摺られたための傷で顔を顰める騎士団長らは、獣王国の王城で異質なものを見た。
「あれはヒューマンではないか。何故ここにヒュウーマンが、それに手厚くもてなしを受けている様子ではないか。」
騎士団長らには信じがたい光景だった。
「お前ら、女神様の使徒様を知らぬのか?人族と言っても女神様を信じぬ者達に女神様は力をお貸しにはならぬと言うことだ。」
と牢番の獣人が言う。
「女神の使徒様?どうして女神の配下のデオルダン神の我がデオルダン国王がその寵愛を受けられぬのか?我が神デオルダン神は何者であるのか?」
ここにきて騎士団長に疑問という思いが膨らんできた。
デオルダン神の教えでは、
[創造神でる、女神の忠実なる部下神デオルダンは女神に命を受けこの世界の不浄を浄化しに降臨された。出来損ないの獣人族らを殲滅せよと。]
そう教えられて生きてきたのに、今目の前にいる女神の使徒は獣人を助けているという。
「何故だ!」
答えのない問いに騎士団長は意識を手放した。
ー 獣王の間にて
ここは初代獣王と現獣王それに側近が話し合いを持つ広間であり且つ宴会場でもある。
「ささセシル様、私の盃を受けてください。」
ご機嫌な獣王はそう言いながら酒を注いでくる、私はそれを受けて返盃をしてやると大喜びの獣王。
獣人とは本当に真っ直ぐな性格をしているな、と思いつつ初代獣王に向かい
「これからが本当の戦いであると思う、3000人の獣人軍ととしては数だけでなら10万の大軍でも相手に戦えるでしょう。しかしヒューマンは力で敵わなければ策や道具を使ってくると思う、そこでだ私らがデオルダン国王に向かい王都で暴れて戦争どころではない状態にしてこようと思う。出来ることなら邪神であるデオルダン国王打ち倒したいが、そうまくいかないとも思える。」
というと頷く初代獣王が
「そのお話には賛同いたします。この獣王国の守りは我が獣人達にお任せあれ、数人の獣人を付けますので使徒様にはご存分にご活躍を期待しております。」
と頭を下げた。
さすが初代獣王と言うだけのことはある。
私は付いてくるヒューマンソックリな獣人の10人を連れて獣人国を出発したのが3日後であった。
「今度は必ず獣人どもを服従してくる様に。」
デオルダン国王が先兵を率いる騎士団にそう言いつける
「はっ、この命に賭けてご命令を完遂いたします。」
と答えて総勢1万の兵士らが獣王王国へ向けて出発したのは、私達が獣王達と立ち会った頃だった。
ー 10日後
「申し上げます。デオルダン国王の兵約1万が侵攻してきました。国境まで2日と思われます。」
との報告を受けた獣王は
「丁度新しい力を試したいところだ、いい相手が来た。1人20人だ、500で迎え撃つぞ。」
と叫ぶと直ぐに500人を選抜して国境へ向かった。
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と私が呟くと
「はい、それが皆の士気をあげると共に狙われると弱点にもなります。」
とシスターメイが教えてくれた。
2日後国境付近で両国の兵士が対峙している。
「騎士団長、相手は数500に間違いありません。一思いに蹴散らし獣人国を蹂躙しましょう。」
と若い騎士が興奮した声を上げる、相手が500しかいないという優越感から慢心しているのがわかる。
「分隊長、冷静になれ!相手は身体能力の優れた獣人だ。数がそのままの軍事力にはならん。」
と一喝したが騎士団長もこれなら問題なく侵攻できると考えていた。
「降伏を勧告せよ!1時間後に総攻撃する。」
と言う騎士団長の言葉に勝った気のデオルダン国王兵が歓声を上げる。
「もう勝った気でいるぞ、今日までの厳しい訓練を思い出せ!アイツらはあのゴブリンより弱い。1人20人のつもりであったが1人50人を目標に変えよう。誰が行く?」
と獣王が問えば
「我が第5軍が」
「我が4軍も参加させてもらいます。」
と一軍100人の部隊が二つ名乗りを挙げた、獣人からすると相手が弱いため士気が上がらないが50人と聞いて名乗りあげた様だ。
「よしいいだろう。我が獣人族の強さを思い知らせてこい。」
と送り出した。
200人の獣人が前に進み出る、そして
「我ら200人が相手になろう。逃げるものは追わぬ心して来い。」
と声を上げた、それを聞いたデオルダン国王兵は笑い声を上げた。
「たかだか200人で我が強兵を撃ち倒すだと、バカにしおって!思い知らせよ。」
と言う声に開戦の火蓋が下された。
ー 1時間後
手傷を受けているものの誰1人として欠けていない獣人軍と、死体の山を前に尻込みするデオルダン国王兵士達。
「なんと言う強さか!ここまで違うのか、いったん下がるぞ!」
騎士団長はそう命じるが兵士たちは既に多くが逃げていた。
戦死した者5000人強、悪夢の様な戦いであった。
獣人達は目にも止まらぬ動きで兵士らを殺戮すると逃げる兵士には目も止めない、その手に握られる武器は赤黒く血塗られて切ることも叶わずただ叩き潰す様な攻撃だった。
デオルダン国王兵には恐怖が蔓延している、このままでは2度と立ち上がれないどうすべきか?
騎士団長は思案した。
「騙し討ちをするしか俺の生きる手はないか・・・。」
と呟くと部下の騎士団に話しかけた
「今から俺の言うことを行え、一時休戦と伝えて獣人達の部位を褒めて酒を飲ませ、酔わせたところで取り囲み押し殺すぞ。」
と悪鬼羅刹の様な顔で話す騎士団長に否を言える者はいなかった。
「何休戦だと?俺らのあまりの強さに戦う意味がないと相手が言い出したのだな。良かろう話に乗ってやろう。」
そう答えた獣王の顔がニヤリと牙を向いた。
この様な結果になることは初めから分かっていたこと、そこで私はいくつかの注意を獣王に対して与えていた。
「いいですか。相手は貴方達の強さに逃げ腰になりますが逃げることはありません。それは逃げれば死が待っているからです。そこで相手は貴方を罠に嵌めようと画策するでしょう、そこで罠にハマったフリをして殲滅してください、出来ますよね。」
と言うと獣王は
「任しておけ、問題ない。」
と胸を叩いて出発したのだ。
「おい皆聞け!使徒様の言う通りアイツらは部で敵わぬと見て罠に嵌める気の様だ、その罠にハマって尚且つ食い破ってやるぞいいな!」
と言うと獣王達は戦わなかった300人を連れて相手陣地に足を運んだ。
「全部は来なかったのだな。しかし獣王がいるとはおあつらえ向きだ、これで面目が経つ必ずや作戦を成功させ卑しき獣人らを敷物にしてやる。」
騎士団長はそう言うと平身低頭の姿で獣王を出迎え、酒宴に招いた。
「ささ、獣王様どうぞ。この酒はスーザン王国で作られた美酒、我が王国でもなかなか手に入らぬ絶品です。」
と酒を勧める。
「そうか、気が利くな。良かろう存分に頂こう。」
と言いながら獣王は酒を大杯で飲み干す。
これを見たデオルダン国王兵は罠がハマったと思い込んだ。
実はセシルはもう一つ獣王達に渡していたものがあった。
「これは毒や痺れ薬を無効にする薬じゃ、酒にも酔わぬであろう。相手の罠にハマったふりをするには丁度良い物だ持っていくがいい。」
と与えておりそれを獣王達は飲んで参加していたのだ。
デオルダン国王兵は次第に焦り出した、酒や食事の中には少なくない状態異常を起こさせる薬を混ぜているのだ、しかし誰1人としておかしくなる者がいない。
「どかしたかな、騎士団長殿?我らに毒も酒も効かぬのが可笑しいてか?」
と獣王が言えば、
「見破られていたか仕方なし、皆剣を取れ!」
と声を上げたが剣を取る暇もなく兵士は獣人達に倒されれていた。
「残りはお前達だけだな。」
騎士団長以下数人のみが生き残り、捕虜として獣王王国に引き摺られて行く事になった。
ー 凱旋してきた獣王達
1日で1万もの敵兵を殲滅して敵大将首を生け捕りにしてきた獣王達を獣人達は大いに喜び歓迎した。
「獣王様万歳!」
と言う言葉で、傷心と引き摺られたための傷で顔を顰める騎士団長らは、獣王国の王城で異質なものを見た。
「あれはヒューマンではないか。何故ここにヒュウーマンが、それに手厚くもてなしを受けている様子ではないか。」
騎士団長らには信じがたい光景だった。
「お前ら、女神様の使徒様を知らぬのか?人族と言っても女神様を信じぬ者達に女神様は力をお貸しにはならぬと言うことだ。」
と牢番の獣人が言う。
「女神の使徒様?どうして女神の配下のデオルダン神の我がデオルダン国王がその寵愛を受けられぬのか?我が神デオルダン神は何者であるのか?」
ここにきて騎士団長に疑問という思いが膨らんできた。
デオルダン神の教えでは、
[創造神でる、女神の忠実なる部下神デオルダンは女神に命を受けこの世界の不浄を浄化しに降臨された。出来損ないの獣人族らを殲滅せよと。]
そう教えられて生きてきたのに、今目の前にいる女神の使徒は獣人を助けているという。
「何故だ!」
答えのない問いに騎士団長は意識を手放した。
ー 獣王の間にて
ここは初代獣王と現獣王それに側近が話し合いを持つ広間であり且つ宴会場でもある。
「ささセシル様、私の盃を受けてください。」
ご機嫌な獣王はそう言いながら酒を注いでくる、私はそれを受けて返盃をしてやると大喜びの獣王。
獣人とは本当に真っ直ぐな性格をしているな、と思いつつ初代獣王に向かい
「これからが本当の戦いであると思う、3000人の獣人軍ととしては数だけでなら10万の大軍でも相手に戦えるでしょう。しかしヒューマンは力で敵わなければ策や道具を使ってくると思う、そこでだ私らがデオルダン国王に向かい王都で暴れて戦争どころではない状態にしてこようと思う。出来ることなら邪神であるデオルダン国王打ち倒したいが、そうまくいかないとも思える。」
というと頷く初代獣王が
「そのお話には賛同いたします。この獣王国の守りは我が獣人達にお任せあれ、数人の獣人を付けますので使徒様にはご存分にご活躍を期待しております。」
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さすが初代獣王と言うだけのことはある。
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