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私って特別?
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ーー 私って特別なの?
私あまりラベノをよんでいなかったけど、勇者てものすごく強いのよね。
何か成さないといけないのかしら・・でもあの時・・好きなように生きればいいって言われたし・・大丈夫だよね。
その後はレビューの指導で、魔法の練習を始めたら。
「ベティー様はとても才能がおありですね。こんなに早く魔力感知ができるなんて。」
と言われたわ、でももう私隠れて魔法を使っているのよ。
魔法の初級編という本をレビューが貸してくれたの、そしたらその夜のうちに全部使えるようになったの。
「この本に載ってる魔法全てが使える人は・・?」
「まさか、属性魔法全てが使える者は今までも数えるほどしかいなかったはずです、二つ使えるダブルか、トリプルがさいこうだとおもってください。」
「ここに載ってる土、水、風、火、闇、光、空間と生活魔法以外にどんな魔法があるの?」
「私が知っているのは、神の魔法と言われる「雷」と「氷」に御伽噺の「創造」に「重力」と「時空」があると言われていますが、見たことはありません。
「予想以上に沢山あるのね。」
と言えば
「生活魔法と基本一つでも属性魔法が使えれば、立派ですよ。」
と言われた。
その夜、雷をイメージして雷魔法を温度を意識して氷魔法を使えるようになった私は、空間魔法が収納魔法だと聞いて収納魔法をそれと時空魔法を合わせて、アイテムボックスというのが使えるようになった。
これは別空間に時間を停めたり早くしたりできる、収納で今のところ量的には制限がないけど桝的には100枡のようだ。
「怪我や病気を治すのは・・どんな魔法かしら?」
と思いながら傷ついた子猫を助けようと
「バイ菌を殺して傷ついた筋繊維と皮膚を再生する様に、治れ!」
と念じたら、たちまち治ってしまった。
その日からその白猫が私に懐いて離れなくなったわ。
「猫を飼いたかったのよね、いいわ貴方今日からプリチャンと呼ぶわね。」
と言いながら赤い首輪をつけてあげた。
今の私のステータスは
ベティー=ホワイト 5歳 女 ヒューマン レベル15
HP 500(体力) MP 800(魔力量) VIT 200(耐久力)
STR 150(力) AGI 100(敏捷性) LUK 200(幸運)
スキル
剣術2 魔力操作2 生活魔法 精神耐性5 鑑定1 身体強化
土魔法1 水魔法1 風魔法2 火魔法1 闇魔法1 光魔法1 空間魔法1(収納)
雷魔法1 氷魔法1 時空魔法1(アイテムボックス) 治療魔法1 回復魔法1
加護
イシルダー神の加護
と、ダブルやトリップではなく12の魔法が使えるようになってたの。
その後も剣が折れないようにと思っていたら「付与魔法」が、呪われそうな話を聞いたときには「呪術・解呪」を覚えたの。
時々レビューは、私を森に連れて行ってくれて、魔物をからせてくれたけど。
あまりにも私が簡単に魔物を倒すので、面白いのか今度は使える魔法で倒すようにと言われたわ。
私はそのとき「風魔法」が使えるようになったということにしてたので、風魔法で倒しまくって思わず収納してしまったら。
「ベティー様はダブルに目覚められたのですね、本当に優秀だわ。」
と褒めてくれたの、ちょっと後ろめたいわね。
ーー こんな魔法があればいいわね。
その後も私は魔法の練習を密かに行っていたわ。そしてついに。
「こんな風にできないのかしら?そうすればもっと簡単で強力よね。」
と思って練習していたら・・「創造魔法」というのが身についていて、空を飛びたいと思った私に「飛行魔法」が生えていました。
ついでにこのことがバレないようにと思っていたら「隠蔽」が出てきました。
今の私のステータスは
ベティー=ホワイト 5歳 女 ヒューマン レベル22
HP 780(体力) MP 1020(魔力量) VIT 350(耐久力)
STR 270(力) AGI 200(敏捷性) LUK 200(幸運)
スキル
剣術3 魔力操作3 生活魔法 精神耐性5 鑑定2 身体強化3 隠蔽3
気配察知3 索敵3 気配隠匿3 縮地2 体術2
土魔法3 水魔法3 風魔法3 火魔法3 闇魔法3 光魔法3 空間魔法3(収納)
雷魔法3 氷魔法3 時空魔法1(アイテムボックス) 治療魔法3 回復魔法3
創造魔法3 付与魔法3 飛行魔法3 重力魔法2 召喚魔法1 瞬間移動1
加護
イシルダー神の加護
で、風魔法と収納魔法以外を隠蔽中。
魔法やスキルのレベルは、基本1~5までと言われて
1~初級が使える、初級の技術
2~中級が使える、中級の技術
3~上級が使える、上級の技術
4~極級が使える、達人級の技術
5~神級が使える、神級の技術
と言われており、3以上であれば超一流です。
隠匿が3なのでもうバレることはまずなさそうです。
以前、お城に行った際に騎士達を鑑定していたら。
騎士は基本レベルが20~25、分隊長クラスが30~35、隊長クラスが40~50でした流石です。
でもパラメータ的には私、分隊長クラスはありました。
ーー 異世界の教会
「ベティー、今日は教会に行きますよ。そこで貴方に神様から特別な力が与えられているか確かめるのです。」
と言われ
「もし何も与えられていなかったら・・私はダメな子?」
「何を言っているにですか、特別な力は強いけれど不幸も呼ぶのよ。できればない方が私はいいと思っています。」
と言われ、最低限のスキル以外隠蔽することにした。
荘厳な雰囲気の教会に連れて行かれた、十字架はなくその代わり神の全身像が飾られていた。
「この方があのとき声をかけてくれたイシルダー神様でしょうか。」
司祭が私を神の像の足元に呼び、座るように言う。
膝をつき手を合わせ祈りの姿に、目を閉じたそのとき。
「いらっしゃい。楽しんでいますか、新しい人生を。」
と頭に声が響く、目を開けるとそこは不思議な場所。
そこにあの神の像と同じ姿の人?が。
「貴方が私を呼んでくれた、イシルダー神様ですか。ありがとうございます。楽しく生きています。」
と答えると、静かに微笑んでくれて
「これからも貴方のしたい様に生きていいのですよ。誰にも遠慮は入りませんからね。」
と言われた。
「目を開けなさい。」
ふと違う声を耳にして、目を開けると教会に戻っていた。
そして一枚の紙を手渡された。
これがステータスカード?
紙には
ステータス
ベティー=ホワイト 5歳 女 ヒューマン レベル22
HP 780(体力) MP 1020(魔力量) VIT 350(耐久力)
STR 270(力) AGI 200(敏捷性) LUK 200(幸運)
スキル
剣術 身体強化 体術 礼法 生活魔法 風魔法 回復魔法 収納魔法
加護
イシルダー神の加護
と書かれてあった。
回復魔法は隠蔽してたのに?でも理由があるのでしょうね。
魔法やスキルにはレベルが記載されていないわ。
私はそのステータスガードを手に母の元に戻った。
「どうでしたか?良いスキルがありましたか?」
と聞かれステータスガードを見せると
「!・・・加護をいただいなのね、それとトリプル。貴方には平凡に生きて欲しかったけど・・きっと楽しい人生でしょうね。」
と言ってくれた。
ーー 私の人生を自由に生きるわ
教会から戻った後、両親ともステータスガードを見ながら
「何処かに嫁にと思っていたけど、これを見たらお前はきっとこの領地を豊かにしてくれるのだろうね。」
と言うとこに落ち着いたようで、嫁ではなく婿を取る方に決めたようだ。
「私が世帯主ね。いいわ、どんとこいだわ。」
と呟いていると、ハンナが
「お嬢様、お淑やかさがありませんとお婿の来手がありませんよ。」
と呟いた。
その日から私は訓練にも力を入れるようになったの。
週に2~3回は、魔物を狩ってでもお勉強も手を抜かなかったわ。
計算や読み書きは全く問題なかったし、記憶力もすごいの。
7歳の頃には、見てくれや仕草ではいっぱしのレディーに見えるように変わったのよ。
するとお母様が
「ベティー、今度王都の学校に入学させることになりました。黄色の季節が入学式なので後6ヶ月よ。今から準備をしましょうね。」
と仰った。
「王都。なんて心がウキウキする響きでしょう。素敵なものがあるのかしら、せめてもう少し素敵な服が欲しいわ。特に下着はね。」
と独り言を言っていた私に、お母様が
「お買い物に一度王都に行くわよ。」
と仰ったの。
「やったー。」
小躍りしたい気持ちを抑えながら、訓練の時にレビューに尋ねたの。
「レビューは王都や他の王国にも行ったことがあるのよね。どんなところなの?」
「特に変わりはありませんね、ここより人が多いとか家が大きいとかですかね。」
「お洒落な洋服のお店や美味しいスイーツのお店は?」
「お洒落?スイーツ?よくわかりませんわ。」
聞く人を間違えたのかな。
私は侍女のハンナにそれとはなしに聞いてみた
「ハンナは王都に行ったことがありますか?」
「はいお嬢様、王都はすごく人の多い街ですよ。」
「素敵な洋服や美味しいスイーツのお店まありましたか?」
「確かにドレスは派手なものが多くありましたけど・・こことあまり変わりませんね。美味しいスイーツがよくわかりませんが、お菓子のことでしたら砂糖たっぷりのお菓子がありましたが私はあまり好きではありません。」
と答えるハンナの言葉に、この世界ではあまりスイーツや洋服は発展してないのだろう。
私の創造魔法でなんとかならないかしら?後で確かめてみましょう。
ーー 想像以上の創造魔法
この世界の下着が気に入らなかった、可愛くないのだ。
いわゆるズロース(カボチャパンツ)なのだ、初めは子供だからと思っていたがお母様もはいているの。
そこで生地から作ることにした、
「伸び縮みする生地がいいわね、色もピンクに白にブルーに黒。縫製が問題かしら?型紙を使えばどうかしら?」
と呟きながら想像した生地を想像する。
目の前にたくさんの生地が現れた、手に取ると肌触りもいいわ。
そこでふと「そのものを想像したらどうなるの?」と思いながら創造する
目の前に昔使っていたパンティーが現れた。
「できちゃった!」
ついでにブラやガードル、シミーズ、ストッキングなどを創造する。
次々に出来上がる下着類、面白くて際限なくやってたら・・気を失っていた。
「魔力の使いすぎのようね。危なくみんなにみつかるところだったわ。でもこれなら洋服を買う必要はないわね。」
と言いながら種類ごとに分けていたら、ハンナが現れた。
「!お嬢様これはなんでございましょう?」
とショーツを手に取り聞かれたので
「それはパンティーの一つよ、ゴワゴワしたズロースは嫌なの。これとても履きやすくて肌触りがいいのよ。」
と言うと獲物を見つけたように
「お嬢様私にもいただけないでしょうか?」
と言うので見本様と別に生地を何枚か型紙と一緒に渡すと、すぐに姿が見えなくなった。
その後私は、運動靴や帽子、手袋、日傘、長靴などを必要と思えるものを造っては、使い出した。
その様子を見ていたお母様がある日
「ベティー、お話があります。」
とお茶に呼ばれました。
「ベティー、貴方が色々と作っていることは話に聞いています。とても便利で素敵なものが多いと。ハンナが使っていた下着をこの前見ました、お母様にはないのですか?」
と言われ、
「ごめんなさいお母様、後でお試し様にお持ちしますね。」
と言いながら私の考えたショートケーキを食べながら
「これも王都にはないとてもお美味しいお菓子です。貴方には才能があるようですね。」
「はい、美味しいスイーツは無敵だと思いますわ。これを我が領の特産品にしましょう。」
と言うと
「他にもレシピを持っているの?」
と聞かれ思わず、頷いてしまった。
「分かりました、幾つか学園に入る前にレシピを教えておきなさい。」
と言われた。
私あまりラベノをよんでいなかったけど、勇者てものすごく強いのよね。
何か成さないといけないのかしら・・でもあの時・・好きなように生きればいいって言われたし・・大丈夫だよね。
その後はレビューの指導で、魔法の練習を始めたら。
「ベティー様はとても才能がおありですね。こんなに早く魔力感知ができるなんて。」
と言われたわ、でももう私隠れて魔法を使っているのよ。
魔法の初級編という本をレビューが貸してくれたの、そしたらその夜のうちに全部使えるようになったの。
「この本に載ってる魔法全てが使える人は・・?」
「まさか、属性魔法全てが使える者は今までも数えるほどしかいなかったはずです、二つ使えるダブルか、トリプルがさいこうだとおもってください。」
「ここに載ってる土、水、風、火、闇、光、空間と生活魔法以外にどんな魔法があるの?」
「私が知っているのは、神の魔法と言われる「雷」と「氷」に御伽噺の「創造」に「重力」と「時空」があると言われていますが、見たことはありません。
「予想以上に沢山あるのね。」
と言えば
「生活魔法と基本一つでも属性魔法が使えれば、立派ですよ。」
と言われた。
その夜、雷をイメージして雷魔法を温度を意識して氷魔法を使えるようになった私は、空間魔法が収納魔法だと聞いて収納魔法をそれと時空魔法を合わせて、アイテムボックスというのが使えるようになった。
これは別空間に時間を停めたり早くしたりできる、収納で今のところ量的には制限がないけど桝的には100枡のようだ。
「怪我や病気を治すのは・・どんな魔法かしら?」
と思いながら傷ついた子猫を助けようと
「バイ菌を殺して傷ついた筋繊維と皮膚を再生する様に、治れ!」
と念じたら、たちまち治ってしまった。
その日からその白猫が私に懐いて離れなくなったわ。
「猫を飼いたかったのよね、いいわ貴方今日からプリチャンと呼ぶわね。」
と言いながら赤い首輪をつけてあげた。
今の私のステータスは
ベティー=ホワイト 5歳 女 ヒューマン レベル15
HP 500(体力) MP 800(魔力量) VIT 200(耐久力)
STR 150(力) AGI 100(敏捷性) LUK 200(幸運)
スキル
剣術2 魔力操作2 生活魔法 精神耐性5 鑑定1 身体強化
土魔法1 水魔法1 風魔法2 火魔法1 闇魔法1 光魔法1 空間魔法1(収納)
雷魔法1 氷魔法1 時空魔法1(アイテムボックス) 治療魔法1 回復魔法1
加護
イシルダー神の加護
と、ダブルやトリップではなく12の魔法が使えるようになってたの。
その後も剣が折れないようにと思っていたら「付与魔法」が、呪われそうな話を聞いたときには「呪術・解呪」を覚えたの。
時々レビューは、私を森に連れて行ってくれて、魔物をからせてくれたけど。
あまりにも私が簡単に魔物を倒すので、面白いのか今度は使える魔法で倒すようにと言われたわ。
私はそのとき「風魔法」が使えるようになったということにしてたので、風魔法で倒しまくって思わず収納してしまったら。
「ベティー様はダブルに目覚められたのですね、本当に優秀だわ。」
と褒めてくれたの、ちょっと後ろめたいわね。
ーー こんな魔法があればいいわね。
その後も私は魔法の練習を密かに行っていたわ。そしてついに。
「こんな風にできないのかしら?そうすればもっと簡単で強力よね。」
と思って練習していたら・・「創造魔法」というのが身についていて、空を飛びたいと思った私に「飛行魔法」が生えていました。
ついでにこのことがバレないようにと思っていたら「隠蔽」が出てきました。
今の私のステータスは
ベティー=ホワイト 5歳 女 ヒューマン レベル22
HP 780(体力) MP 1020(魔力量) VIT 350(耐久力)
STR 270(力) AGI 200(敏捷性) LUK 200(幸運)
スキル
剣術3 魔力操作3 生活魔法 精神耐性5 鑑定2 身体強化3 隠蔽3
気配察知3 索敵3 気配隠匿3 縮地2 体術2
土魔法3 水魔法3 風魔法3 火魔法3 闇魔法3 光魔法3 空間魔法3(収納)
雷魔法3 氷魔法3 時空魔法1(アイテムボックス) 治療魔法3 回復魔法3
創造魔法3 付与魔法3 飛行魔法3 重力魔法2 召喚魔法1 瞬間移動1
加護
イシルダー神の加護
で、風魔法と収納魔法以外を隠蔽中。
魔法やスキルのレベルは、基本1~5までと言われて
1~初級が使える、初級の技術
2~中級が使える、中級の技術
3~上級が使える、上級の技術
4~極級が使える、達人級の技術
5~神級が使える、神級の技術
と言われており、3以上であれば超一流です。
隠匿が3なのでもうバレることはまずなさそうです。
以前、お城に行った際に騎士達を鑑定していたら。
騎士は基本レベルが20~25、分隊長クラスが30~35、隊長クラスが40~50でした流石です。
でもパラメータ的には私、分隊長クラスはありました。
ーー 異世界の教会
「ベティー、今日は教会に行きますよ。そこで貴方に神様から特別な力が与えられているか確かめるのです。」
と言われ
「もし何も与えられていなかったら・・私はダメな子?」
「何を言っているにですか、特別な力は強いけれど不幸も呼ぶのよ。できればない方が私はいいと思っています。」
と言われ、最低限のスキル以外隠蔽することにした。
荘厳な雰囲気の教会に連れて行かれた、十字架はなくその代わり神の全身像が飾られていた。
「この方があのとき声をかけてくれたイシルダー神様でしょうか。」
司祭が私を神の像の足元に呼び、座るように言う。
膝をつき手を合わせ祈りの姿に、目を閉じたそのとき。
「いらっしゃい。楽しんでいますか、新しい人生を。」
と頭に声が響く、目を開けるとそこは不思議な場所。
そこにあの神の像と同じ姿の人?が。
「貴方が私を呼んでくれた、イシルダー神様ですか。ありがとうございます。楽しく生きています。」
と答えると、静かに微笑んでくれて
「これからも貴方のしたい様に生きていいのですよ。誰にも遠慮は入りませんからね。」
と言われた。
「目を開けなさい。」
ふと違う声を耳にして、目を開けると教会に戻っていた。
そして一枚の紙を手渡された。
これがステータスカード?
紙には
ステータス
ベティー=ホワイト 5歳 女 ヒューマン レベル22
HP 780(体力) MP 1020(魔力量) VIT 350(耐久力)
STR 270(力) AGI 200(敏捷性) LUK 200(幸運)
スキル
剣術 身体強化 体術 礼法 生活魔法 風魔法 回復魔法 収納魔法
加護
イシルダー神の加護
と書かれてあった。
回復魔法は隠蔽してたのに?でも理由があるのでしょうね。
魔法やスキルにはレベルが記載されていないわ。
私はそのステータスガードを手に母の元に戻った。
「どうでしたか?良いスキルがありましたか?」
と聞かれステータスガードを見せると
「!・・・加護をいただいなのね、それとトリプル。貴方には平凡に生きて欲しかったけど・・きっと楽しい人生でしょうね。」
と言ってくれた。
ーー 私の人生を自由に生きるわ
教会から戻った後、両親ともステータスガードを見ながら
「何処かに嫁にと思っていたけど、これを見たらお前はきっとこの領地を豊かにしてくれるのだろうね。」
と言うとこに落ち着いたようで、嫁ではなく婿を取る方に決めたようだ。
「私が世帯主ね。いいわ、どんとこいだわ。」
と呟いていると、ハンナが
「お嬢様、お淑やかさがありませんとお婿の来手がありませんよ。」
と呟いた。
その日から私は訓練にも力を入れるようになったの。
週に2~3回は、魔物を狩ってでもお勉強も手を抜かなかったわ。
計算や読み書きは全く問題なかったし、記憶力もすごいの。
7歳の頃には、見てくれや仕草ではいっぱしのレディーに見えるように変わったのよ。
するとお母様が
「ベティー、今度王都の学校に入学させることになりました。黄色の季節が入学式なので後6ヶ月よ。今から準備をしましょうね。」
と仰った。
「王都。なんて心がウキウキする響きでしょう。素敵なものがあるのかしら、せめてもう少し素敵な服が欲しいわ。特に下着はね。」
と独り言を言っていた私に、お母様が
「お買い物に一度王都に行くわよ。」
と仰ったの。
「やったー。」
小躍りしたい気持ちを抑えながら、訓練の時にレビューに尋ねたの。
「レビューは王都や他の王国にも行ったことがあるのよね。どんなところなの?」
「特に変わりはありませんね、ここより人が多いとか家が大きいとかですかね。」
「お洒落な洋服のお店や美味しいスイーツのお店は?」
「お洒落?スイーツ?よくわかりませんわ。」
聞く人を間違えたのかな。
私は侍女のハンナにそれとはなしに聞いてみた
「ハンナは王都に行ったことがありますか?」
「はいお嬢様、王都はすごく人の多い街ですよ。」
「素敵な洋服や美味しいスイーツのお店まありましたか?」
「確かにドレスは派手なものが多くありましたけど・・こことあまり変わりませんね。美味しいスイーツがよくわかりませんが、お菓子のことでしたら砂糖たっぷりのお菓子がありましたが私はあまり好きではありません。」
と答えるハンナの言葉に、この世界ではあまりスイーツや洋服は発展してないのだろう。
私の創造魔法でなんとかならないかしら?後で確かめてみましょう。
ーー 想像以上の創造魔法
この世界の下着が気に入らなかった、可愛くないのだ。
いわゆるズロース(カボチャパンツ)なのだ、初めは子供だからと思っていたがお母様もはいているの。
そこで生地から作ることにした、
「伸び縮みする生地がいいわね、色もピンクに白にブルーに黒。縫製が問題かしら?型紙を使えばどうかしら?」
と呟きながら想像した生地を想像する。
目の前にたくさんの生地が現れた、手に取ると肌触りもいいわ。
そこでふと「そのものを想像したらどうなるの?」と思いながら創造する
目の前に昔使っていたパンティーが現れた。
「できちゃった!」
ついでにブラやガードル、シミーズ、ストッキングなどを創造する。
次々に出来上がる下着類、面白くて際限なくやってたら・・気を失っていた。
「魔力の使いすぎのようね。危なくみんなにみつかるところだったわ。でもこれなら洋服を買う必要はないわね。」
と言いながら種類ごとに分けていたら、ハンナが現れた。
「!お嬢様これはなんでございましょう?」
とショーツを手に取り聞かれたので
「それはパンティーの一つよ、ゴワゴワしたズロースは嫌なの。これとても履きやすくて肌触りがいいのよ。」
と言うと獲物を見つけたように
「お嬢様私にもいただけないでしょうか?」
と言うので見本様と別に生地を何枚か型紙と一緒に渡すと、すぐに姿が見えなくなった。
その後私は、運動靴や帽子、手袋、日傘、長靴などを必要と思えるものを造っては、使い出した。
その様子を見ていたお母様がある日
「ベティー、お話があります。」
とお茶に呼ばれました。
「ベティー、貴方が色々と作っていることは話に聞いています。とても便利で素敵なものが多いと。ハンナが使っていた下着をこの前見ました、お母様にはないのですか?」
と言われ、
「ごめんなさいお母様、後でお試し様にお持ちしますね。」
と言いながら私の考えたショートケーキを食べながら
「これも王都にはないとてもお美味しいお菓子です。貴方には才能があるようですね。」
「はい、美味しいスイーツは無敵だと思いますわ。これを我が領の特産品にしましょう。」
と言うと
「他にもレシピを持っているの?」
と聞かれ思わず、頷いてしまった。
「分かりました、幾つか学園に入る前にレシピを教えておきなさい。」
と言われた。
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