異世界大冒険〜ある女性の新たな人生

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Sランクの冒険者

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ーー 思い出したように学園に通うベティー。


使節団の仕事を終えて、ふとベティーは思い出した。
「私学生のはずがここ半年ほどまともに学園に顔を出していないわ。」
そう思うと、学生生活は今しかできないこと、「学園に行きましょう。」と呟くと学園に通い出した。

学園に通い出したのはいいが、ほとんどクラスメイトとの親交がなかったために話がちずかない。
と思っていました、でも間違いでした。
ベティーがスーデル王国の使節団に副団長として参加したこと、さらに褒美として伯爵位を授かったことは、学園の中でも有名でベティーを見つけると学生が群がり、その話を何度も尋ねてくるのでその様子を見た教師が、
「それなら一度皆の前で紹介と説明をしましょう。」
と、計画を立てて全校生徒の前で発表・・「私にできるかしら。
ベティーはそう呟きながらも
「ここは以前よ違う世界、私もうめれ変わって・・きっと上手くいくわ。」
と前向きになるのであった。

全校生徒が集まる中、ベティーは壇上に上がると皆を見渡して
「これから私が体験したスーデル王国との使節団としての経験と、我が王国と他国の違いをおはなししたいとおもいます。」
と言う言葉から始まり、王子様を助けた経緯から使節団派遣の経緯、更には伯爵位を貰うまでも活躍を話すと。
学園の学生は目を見開き耳をそば立てて、一つも聞き逃さないと言う態度で聞いてくれた。
今やベティーは、ソレイユ王国だけではなくスーデル王国にも太いパイプを持つ、将来的に活躍が見込まれる大物の一人なのである、どの学生も少しでもベティーと信仰を持ちたい、自分も立身出世したいと期待を抱いているのだ。

このような気持を受けたベティーは、この世界に生まれ変わらせた女神に感謝を捧げずにはいられなかった。

その後、学園に一つの学科が生まれた。
「スーデル王国科」である、他国を知り自国にとって何が必要かを考える為政者としての学科である。
ベティーは、スーデル王国から王国史や産業についての資料を頂いていたので、それを元に公開できる資料をもとに授業を構成してもらったのだった。
友好国となったスーデル王国は、ソレイユ王国内でも豊かな王国との認識があり、今後経済的にも大きな関係をつなぐことは間違いない王国である。

受講者はクラスに入りきらないほどであったと、記録されている。

これが学園の誇るべき歴史が記された瞬間だといえる。



ーー  冒険者家業。

学園の興奮も収まった頃私は、また冒険者ギルドで依頼を見ていた。
ギルドの依頼は、直接民の日常の苦労が分かるし依頼を達成して感謝されるのはとても嬉しいことだった。

「ギルドの仕事は私に合っているのかもしれない。」
そう呟きながら、依頼を吟味していると。
「嬢ちゃん、1人かい?俺も1人だから依頼を一緒に受けないか?」
と怪しげな冒険者が声をかけてきた。
「すみませんがあなたのランクは何ですか?」
と聞けば男は大袈裟に驚いた仕草で
「俺のランクかい?俺はDランクの冒険者さ。問題ないだろう。」
と言うのに私は
「私はBランクなので同じ依頼は受けられないと思います。ごめんなさい。」
と答えれば、顔を真っ赤にして
「嘘を言うんじゃねえ!お前がBランク、そんなわけねえだろう。俺が先輩に対する躾をし直してやる。」
と言いながら私の手を引っ張ろうとしたので、手を振り解くと男は勢い余って壁にぶつかった。
「痛てー、こいつ俺に暴力をふりやがった!」
と大声で騒ぎ出した。
その騒ぎを聞きつけた職員がギルマスに報告、ギルマスが慌てて飛んできた。

「ギルマス、ちょうどよかった。俺がこの小娘に暴力を振るわれたんだぜ、処分してくれ。」
と大袈裟に痛がるふりをしながら男が言えば。
「お前、本当に馬鹿だな。お前の冒険者としての身分を剥奪する。そして憲兵に突き出すから覚悟しておけよ。」
と言われた男は初め、自分のこととは思わなかったのかしばらくして
「・・!俺のことなのか?何故?」
と言い出した。
「そうだ、お前のことだ。ランクD とランクB の話を聞くのにどちらを優先して聞くんだ?」
「そりゃB ランクの話だろ。」
「そうだ、そして貴族様しかも高位の貴族様と平民の話はどちらが聞いてもらえるんだ?」
「そんなことわかりきった事だ、貴族様だよ。だから何でそんな話を今するんだよ。今は俺とコイツの問題なんだぜ。」
とイキリ立つ男に
「だから言ってるんだ!お前の明日は無い。今まで俺の忠告を聞かなかったツケだ。」
と言うとギルマスは男を拘束し、憲兵に突き出した。

その様子を見ていた冒険者の内数人がベティーの身分に気付いたが、黙ってその場を後にした。
ギルマスが公言しないのだからその話は、禁句以外の何者でも無い。
それからしばらくは、ベティーに言い寄る不埒な冒険者は激減した。

そしてベティーが、地竜退治の依頼を受けた。
今回はチーム討伐のようで、20人からの冒険者が加わった。
目的地は、王都から馬車で3日の森の中、冬眠するかのように地中深く眠っていた地竜が、突然地上に現れて周辺の生き物を襲い出したのだ。

このまま地竜が王都方面に来ることになれば大変と、討伐命令が冒険者ギルドに降りてきたのだ。
ランクAとBの個人とパーティーが集められた。
5人のBランクパーティーが3つ、4人のAランクパーティーが一つにBランクの個人が1人だ。
それに馬車が4台と案内人がそのチームだ。

ベティーは、Aランクパーティーと同じ馬車に乗ることになった。
「俺はAランクパーティー「神の翼」のリーダーでジムと言う、あとはケン、ミムルにダンテの4人だよろしく。」
「はい、私はベティーです。ランクはBです、こちらこそよろしくおねがいします。」
と答えると、皆が大笑いした。
「すまない、噂通りだと思って。ギルマスから聞いていたんだ、やんごとない貴族のご令嬢で個人A ランク相当の腕を持つが、世間慣れしていないから気をつけてくれと。」
と答えてくれたジムに
「そうなんですね。分からないことが多いので、教えてください。」
と答えて自己紹介は終わった。

目的地に着くとパーティーリーダーとベティーが呼ばれて攻略計画の確認だ。
「メインは我ら4人、残りは左右に展開して適時攻撃と支援でいいかな?ベティーさんは遊撃でお願いするよ。」
と言うことで話は決まり、一旦野営をして英気を養い明日早朝からの討伐に備えることとなった。

来る途中でもそうだがベティーの収納は、規格外のようで野営とは思えぬ装備を出して食事を作るベティーは、ある意味魔物以上に興味をひいていた。
今回もせっせと野営の準備を行うと、カマドを出して煮炊きを始める。
しかも匂いが外に出ないように招集の魔道具まであり、野営にはもってこいの魔道具のようだが、いかんせん場所を取るのだ。

産ませウナ料理を作り上げると、テーブルの上に並べて優雅に食事をする姿は、どこぞの貴族のご令嬢と言った感じだ、実際そうだが。
食事が済むと与えられた見張りの時間を考えて、今日は早番なので身支度をすると見張りに立つ。
他にも2人見張り番がおり、三方に分かれて見張ることになる。
個人ランクからするとベティーは、ベスト3に入る高位の冒険者他の見張りも声をかけづらいようだ。

見張りの時間が何事もなく済むと、ベティーはテントの横に準備した小さな小屋の扉を開けて中に入る。
そこは空間拡張された水回りが備えられている、左の扉はトイレ右の扉はお風呂だ。
中央にも扉がありそこは、化粧室になっている。
ベティーはお風呂に入りゆっくりと汗と疲れを取り除く。
サッパリすると髪の手入れをして寝巻きに着替えて小屋から出る。
すぐ横のテントも空間拡張がされていて、リビングと寝室トイレがある。

お茶を飲み、寝室に入りベットに横になるとたちまち眠りに入った。
このテントと小屋は、強力な結界魔法が施されていて、ドラゴンの攻撃にも耐えうるものである。

ベティーの様子を見ていた、神の翼のメンバーは
「えらく遠征慣れしてないか?あの子。」
「それにあの小屋やテントただのテントじゃないよな。」
「食事の様子を見てもあの子、貴族の令嬢に違いないよ」
「でもドラゴン討伐に参加する貴族令嬢て誰?」
「うん~!ホワイト侯爵令嬢とか?」
「バカ言え、それこそあり得んだろ。国を相手にするようなバケモンという話じゃないか。」
「それもそおね。」
というような会話がされているなどベティーは知らずに寝ていた。

朝になり皆が身支度を始める、ベティーも後片付けを始めるが収納するだけなのでとにかく早い。
あっという間に身支度と後片付けを終えたベティーは、森林の様子を探り出した。
「確かに強い存在がいるわね。アースドラゴンという話だったけど、地中に潜って休眠していたのよね。何故今出てきたのかしら?そういう時期か産卵かな?」
と独り言を言いながら討伐イメージを立てていく。
「この間作った超振動バスターソードを使ってみようかしら、動きを止めるには・・凍らせるか痺れさせる?でも他に冒険者がいるから・・闇魔法のバインドを使おうかな。」
口に出していることに気づかないベティーは、次々に信じられない話を口ずさむ。
その声を漏れ聞いた冒険者が
「妄想がすごい子だな」
とため息混じりにこぼす。

準備が終わり森に入る、既にドラゴンの居場所はほぼわかっているので、4時間ほどの行軍で見える位置にたどり着いた。
軽く食事をしてから計画通り討伐に実行する。

アースドラゴンは、軽く寝ているようだ。
配置についた冒険者たちは、ハンドサインのもと攻撃に移る。
魔法担当の魔法師らが、アースドラゴンにデバフを掛けながら皆に強化をかけるが、ベティーにはその効果はない。
レベル差がありすぎて効果をつけられないのだ。

Aランクパーティーのリーダーが、渾身の斬撃をアースドラゴンの首元に叩きつける。
「やったか?」
誰かの声。
アースドラゴンは全く攻撃が答えていない、魔法師たちが攻撃魔法を叩きつけるが、アースドラゴンに触れる直前に魔法攻撃が消える。
「魔法無効と物理攻撃無効だ!」
誰かの声。
こうなると攻撃の方法がない、アースドラゴンがブレスの予備動作に入る。
魔法師と盾持ちが全面に防御魔法を展開するが、ブレスが紙を突き破るように突破する。
何人かの冒険者が、瀕死状態に変わる。
今回の討伐チームの力では、このアースドラゴンを討伐することは無理のようだ。

2度目のブレスの予備動作に入ったアースドラゴンの目の前に飛び込むベティー。
下から顎を上に勝ち上げる、ブレスは上空に放たれる。

睨むようにベティーを見るアースドラゴンにベティーは、
「バインド」「重力50倍」
と呟く、アースドラゴンを中心に黒い闇がまとわりつき、地面が沈み始める。
苦しさにうめき声をあげるアースドラゴン。
長大な両手剣を取り出したベティーが、アースドラゴンの首にそのバスターソードを振り下ろす。
バターを切るようにアースドラゴンの硬い首が斬り飛ばされる。
この一連の戦いを見ていた討伐チームの皆は、
「規格外すぎる、かの1人で十分じゃないか。」
と思った。

討伐したアースドラゴンを収納すると瀕死の冒険者の元に駆けつけて
「ヒール」
と唱えるだけで怪我が嘘のように巻き戻る。
「え?え?俺は・・ドラゴンは?」
怪我が治り意識の戻った冒険者は、何が起こったのかわからない。
見ていた冒険者たちが分からないうちに討伐が終わったから余計そうだろう。

「・・とにかく、討伐成功・・だよね。」
Aランクパーティーリーダーがそう呟くと、歓声が上がった。
「生きてるぞ、もうダメだと思ったよ。」
「魔法無効や物理攻撃無効なんてどんだけのドラゴンだよ。古竜か邪竜だろ」
という言葉にベティーは、鑑定で見た竜の正体を言う
「バハムートという名前のようよ。」
と。
「伝説のドラゴンじゃないか。もう何がなんか分からねえ。」
リーダーは考えることを放棄したようだ。

森を出て最初の拠点で野営の準備を始める。

チームの冒険者の内女性ばかりがベティーのところに顔を出して
「ねえ、教えてください。あの小屋の正体を。」
と言うので案内すると
「「「これ使わせて!」」」
と皆が声を揃えて頼んできた。

その後は、女子会の様な感じで入浴を済ませた女性冒険者らがテント内の、リビングでベティーの取る出した有名料理屋の食事を堪能する。
「時間を止められる収納なんて国宝級ね。」
「いやそれよりも収納量が国宝級だわ。」
「何でもいいわ、とても美味しいしお風呂も最高だったわ。」
とそれぞれが言いながら女子トークに花が咲く。
すっかり仲良くなった女性冒険者が、ふとベティーに尋ねた。
「ねえ、ベティーさんは、何処かのご令嬢なの?」
と、気を許していたベティーは思わず
「ええ、ホワイト家の娘よ。」
と答えていた。
「・・・!国落としのホワイト。」
誰かの声が聞こえたあと沈黙が支配した。
「あのう・・本当にホワイト侯爵の・・あのご令嬢ですか?」
「はい、ホワイト侯爵家には私以外に娘はいませんよ。」
と答えるベティーに
「チームを組む必要があったんですか?」
と尋ねると
「冒険者ギルドの依頼ですよ。」
と答えるベティー、それ以上この話はすることはなかった。


無事王都に帰った討伐チームは、ギルマス報告する際
「ギルマス、我々がついていく必要があったのですか?しかもバハムートとだったんですが?」
とリーダーが聞けば
「わしもまさかバハムートほどの伝説級のドラゴンとは思わんかったんじゃ。でもドラゴンスレーヤーという称号はいいじゃろ。」
というギルマスに何と答えていいかわからないメンバーだった。
「まあとりあえず、あの子が参加すれば失敗することは無いと見ていたんじゃ、してどうじゃった?」
と討伐の状況を聞くギルマスにAランクパーティーリーダーは、
「ドラゴンも化け物でしたが、あの子をと比べればその辺のトカゲに見えるほどあの子の方が化け物ですよ。」
と真剣に答えた。
「そうか、それならAを飛ばしてSランクが正解かな。」
と1人納得していた。
リーダーもあの実力を見ればSランクと言われても全く違和感がなかった。


ーー アースドラゴン討伐でSランクになりました。


ギルドから王国にアースドラゴン討伐の報告がなされた際に、ドラゴンの死骸を見せてほしいという話でベティーが呼ばれた。
「ホワイト侯爵のベティー嬢よ此度の働き見事であった、して聞けばバハムートと呼ばれる伝説のドラゴンというではないか、その勇姿を見せてもらいたい。」
という国王の言葉に頷くベティーは、静かに裏庭に移動した。
国王は広間に出すものと思っていたが、裏庭に移動してその理由がわかった。
デカいのである、広間になど収まらないほどの大きさ。
「デカいの。伝説と言われるドラゴンは違うの。」
これ以上の言葉は出なかった。

流石にこれほどのドラゴンを買い取れる個人や国王はなく、素材に分けられることになった。
解体作業も苦労した様で、大きな解体は呼ばれたベティーが魚でも捌くように解体して見せたのが、印象的だった。

その競売の売上は天文学的な金額となった。
当然1人で討伐したベティーのものと言うことになったが、ベティーは
「チームで討伐したのだ、皆にも分けるのが当然でしょう。」
と言って各人に金貨1000枚ずつと素材一つを配った。

参加した冒険者は皆大喜びであった、特にバハムートの鱗には魔法と物理無効まではいかないがかなり軽減する効力があったからだ。
ただ膨大な魔力を纏わせると同じ効力が得られるのだが、この世界でそこまでできるのはベティーくらいしかいないので、無用の長物とも言えた。

さらにSランクの冒険者として王国に推薦してもらい、ソレイユ王国初のSランク冒険者となった。

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みんなの感想(2件)

2025.03.19 ユーザー名の登録がありません

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天河 藍
2022.09.10 天河 藍

ジェットコースター式ストーリー展開ですが 面白い! ドラゴンスレイヤーどころか 最後は神様かな?
 不老の様だし(⁠^⁠^⁠) 連載楽しみにしています

解除

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