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強者との闘い
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ーー 森の主との戦い
森の中心の少し奥に岩山がある、そこが主の根城だ。
森の主である古竜の前に空から降りて来た僕は声をかける
「森の主の古竜よ、僕と戦え!」
と。
その声を聞いた古竜はゆっくりと目を開くと僕を観る、鑑定しているようだが僕の偽装が見破れるかな。
「グオオオオーー」
突然古竜が吠える。
森中の生き物が動きを止めた、しかし僕には少し大きな声としか聞こえなかった。
ステータスが僕の方が高いことがわかる。
今度は僕が吠える。
「おおおおおお~」
ちょっと吠え方が上手くできなかったが、効果は十分。
古竜は暫く身動きをしなかったが突然、魔力が高まりブレスを吐きかけて来た。
僕は落ち着いて結界魔法でブレスを防ぐと魔力を練り上げながら高めた、そして古竜目掛けて魔法を発動しようとして魔法をキャンセルした。
何故って、だって古竜が腹を上に寝転んでいたんだもの。
ーー 古竜 side
我はこの大陸の西側を縄張りとする原種のドラゴンだ。
名は無い、名は強きものが弱きものに付ける呪いの一種だ、我より強いものがいない世界なのだ誰が我に名をつけられるや。
ある日寝床で寝ていると声が聞こえた、目を開けて見ると人の子が何かを言ったようだ、こんな所まで人の子が来れるとは不思議なものだと思い子供をよく観る。
驚いたことにレベルが700近い我が999の限界であるのにあの歳であそこまでとは、感心しながらそれでも我は覇者である力を示す必要があるようだ。
魔力を高め威圧の孔砲を上げる、森中の生き物が凍りついたように動きを止めたのがわかる、子供を見るとキョトンとした顔をしているそして、孔砲を上げた。
我は身体が凍りついたように固まったことに驚いた、思わず命の危機を感じ最大級のブレスを子供に向かい放った。
子供はそのブレスを何事もないように結界で防ぐと濃厚な魔力を練り上げて我に魔法攻撃をする様子を見せた。
「マズイこのままでは我は滅ぶ。」
そう思った我の次の行動は一つ、腹を出して服従の姿勢をとることだった。
ーー ドラゴンに名をつけよう
腹を見せるドラゴンに話しかける今度は念話だ、これなら言葉が違っても意思の疎通ができる。
「僕はシャドー、貴方の名前は?」
すると
「我は初源のドラゴン名は無い、できれば貴方につけて欲しい。」
と答える、名をつけて欲しいようだそこで僕は
「大きく力強い貴方の名は、竜の王と言う意味でキングというのはどうかな?」
と伝えると
「竜の王、キング、承った。今後は主人の僕として仕える。」
と言うドラゴンに
「キングを連れて回ることはできないので必要なとき以外はここで森の主をしておいてくれ。」
と言うと
「相わかった。主人にこれを差し出そう。」
と言いながら収納魔法からお宝を山のように取り出した、僕はそれをもらって森を後にしたのだった。
◯ 7年目
この世界に生まれ変わって7年が経った、7歳になると子供たちは教会でスキルをもらうらしい。
今度は父母が僕を連れて教会に向かう
「シャドー緊張しなくて大丈夫だぞ、誰にでもスキルはもらえるがスキル自体は後から努力で身につくこともある、だから何を頂いても気にすることはない。分かったな。」
父はそう言うと僕の頭を撫でた。
教会の祈りの間、今度は僕が膝をつき祈りの姿勢で待つ。
神父の声が聞こえた、すると周りから色が消え僕は違う空間に立っていた。
「いらっしゃい、待ってたわ。」
あの時の女神が立っていた。
「お久しぶりです、神様」
挨拶する僕にニコリと笑顔を見せて
「かなり努力をしたようですね。新たなスキルはいらないようですが決まりなので一つあげますね。今後も頑張ってね。」
と言うともとの教会に戻っていた。
「神に感謝を」
と言う神父の声で僕は教会を後にした。
僕のもらったスキルは「調理」だった。美味しいご飯を作るのが目標の僕には願ってもないスキルだった。
創造魔法でも調理は創造出来なかったのだ。
両親と帰りながら僕は
「僕の欲しかったスキルを頂きました。」
と伝えると、2人とも嬉しそうにしていた。
この頃の僕のステータスは
ステータス
名前 シャドー 人種 男 レベル1020(偽装12)
MP(魔力) 1550000(偽装250)
HP(体力) 150000(偽装110)
VIT(耐久) 88000(偽装110)
DEX(器用) 33000(偽装60)
AGI(敏捷) 76000(偽装100)
STR(力) 140000(偽装130)
ユニークスキル(隠蔽中)
等価交換召喚(解放) 魔法創造
魔眼(遠視、透視、麻痺、睡眠、毒、腐食、呪い)
成長率20倍 転移魔法
停止の魔眼
スキル(隠蔽中)
超魔力回復 魔力操作 身体異常無効 錬金術
魔力増幅大 鑑定 引き寄せ 収納魔法 自動解体
成長率アップ(偽装表示) 全属性魔法 飛行魔法 次元魔法
治療魔法 身体強化(表示中) 魔道具製作(表示中) 調理(表示中)
加護・称号
創造神の寵愛(隠蔽中) 地母神の加護 ドラゴンの主人(隠蔽中) 魔王(隠蔽中)
で、不穏な称号が付いていたのですぐに隠蔽した。
レベルがこの世界の限界999を超えて1020になった、どうやら僕は努力すればどこまでも強くなれそうだが・・・これ以上は相手がいないような。
そう言えば僕に使い魔が出来た、
・ ホーク(空の征服者と言う称号を持つ鳥系の魔物で今はカラスぐらいに変身している。)
・ エース(地を駆けるものと言う称号を持つフェンリルだ今はシェパードくらいに変身している。)
・ エンジェル(大蜘蛛の魔物だ、その毒と糸で死神の称号を持っていた今は手のひらに乗るくらいに変身している。)
・シャル(山猫の魔物だ、闇に潜むものと言う称号を持つ今は子猫ぐらいに変身中。)
この使い魔はそれぞれに使役する魔物がいるようで何かと僕の情報収集に役立っている。
◯ 8年目
この世界の子供は、8歳くらいなると裕福な家庭の子供は学校に入るらしい。
僕の優秀さを聞きつけた領主が父に
「お前の子供が優秀だとの噂を聞いた、我が領の学校に入れたらどうか?学費は要らない。」
と直接声をかけられ父はその場で
「ありがとうございます領主様、是非我が息子をお願いします。」
と快諾したようだ、そのため僕は慌てて準備をして領主の街に向かうことになった。
森の中心の少し奥に岩山がある、そこが主の根城だ。
森の主である古竜の前に空から降りて来た僕は声をかける
「森の主の古竜よ、僕と戦え!」
と。
その声を聞いた古竜はゆっくりと目を開くと僕を観る、鑑定しているようだが僕の偽装が見破れるかな。
「グオオオオーー」
突然古竜が吠える。
森中の生き物が動きを止めた、しかし僕には少し大きな声としか聞こえなかった。
ステータスが僕の方が高いことがわかる。
今度は僕が吠える。
「おおおおおお~」
ちょっと吠え方が上手くできなかったが、効果は十分。
古竜は暫く身動きをしなかったが突然、魔力が高まりブレスを吐きかけて来た。
僕は落ち着いて結界魔法でブレスを防ぐと魔力を練り上げながら高めた、そして古竜目掛けて魔法を発動しようとして魔法をキャンセルした。
何故って、だって古竜が腹を上に寝転んでいたんだもの。
ーー 古竜 side
我はこの大陸の西側を縄張りとする原種のドラゴンだ。
名は無い、名は強きものが弱きものに付ける呪いの一種だ、我より強いものがいない世界なのだ誰が我に名をつけられるや。
ある日寝床で寝ていると声が聞こえた、目を開けて見ると人の子が何かを言ったようだ、こんな所まで人の子が来れるとは不思議なものだと思い子供をよく観る。
驚いたことにレベルが700近い我が999の限界であるのにあの歳であそこまでとは、感心しながらそれでも我は覇者である力を示す必要があるようだ。
魔力を高め威圧の孔砲を上げる、森中の生き物が凍りついたように動きを止めたのがわかる、子供を見るとキョトンとした顔をしているそして、孔砲を上げた。
我は身体が凍りついたように固まったことに驚いた、思わず命の危機を感じ最大級のブレスを子供に向かい放った。
子供はそのブレスを何事もないように結界で防ぐと濃厚な魔力を練り上げて我に魔法攻撃をする様子を見せた。
「マズイこのままでは我は滅ぶ。」
そう思った我の次の行動は一つ、腹を出して服従の姿勢をとることだった。
ーー ドラゴンに名をつけよう
腹を見せるドラゴンに話しかける今度は念話だ、これなら言葉が違っても意思の疎通ができる。
「僕はシャドー、貴方の名前は?」
すると
「我は初源のドラゴン名は無い、できれば貴方につけて欲しい。」
と答える、名をつけて欲しいようだそこで僕は
「大きく力強い貴方の名は、竜の王と言う意味でキングというのはどうかな?」
と伝えると
「竜の王、キング、承った。今後は主人の僕として仕える。」
と言うドラゴンに
「キングを連れて回ることはできないので必要なとき以外はここで森の主をしておいてくれ。」
と言うと
「相わかった。主人にこれを差し出そう。」
と言いながら収納魔法からお宝を山のように取り出した、僕はそれをもらって森を後にしたのだった。
◯ 7年目
この世界に生まれ変わって7年が経った、7歳になると子供たちは教会でスキルをもらうらしい。
今度は父母が僕を連れて教会に向かう
「シャドー緊張しなくて大丈夫だぞ、誰にでもスキルはもらえるがスキル自体は後から努力で身につくこともある、だから何を頂いても気にすることはない。分かったな。」
父はそう言うと僕の頭を撫でた。
教会の祈りの間、今度は僕が膝をつき祈りの姿勢で待つ。
神父の声が聞こえた、すると周りから色が消え僕は違う空間に立っていた。
「いらっしゃい、待ってたわ。」
あの時の女神が立っていた。
「お久しぶりです、神様」
挨拶する僕にニコリと笑顔を見せて
「かなり努力をしたようですね。新たなスキルはいらないようですが決まりなので一つあげますね。今後も頑張ってね。」
と言うともとの教会に戻っていた。
「神に感謝を」
と言う神父の声で僕は教会を後にした。
僕のもらったスキルは「調理」だった。美味しいご飯を作るのが目標の僕には願ってもないスキルだった。
創造魔法でも調理は創造出来なかったのだ。
両親と帰りながら僕は
「僕の欲しかったスキルを頂きました。」
と伝えると、2人とも嬉しそうにしていた。
この頃の僕のステータスは
ステータス
名前 シャドー 人種 男 レベル1020(偽装12)
MP(魔力) 1550000(偽装250)
HP(体力) 150000(偽装110)
VIT(耐久) 88000(偽装110)
DEX(器用) 33000(偽装60)
AGI(敏捷) 76000(偽装100)
STR(力) 140000(偽装130)
ユニークスキル(隠蔽中)
等価交換召喚(解放) 魔法創造
魔眼(遠視、透視、麻痺、睡眠、毒、腐食、呪い)
成長率20倍 転移魔法
停止の魔眼
スキル(隠蔽中)
超魔力回復 魔力操作 身体異常無効 錬金術
魔力増幅大 鑑定 引き寄せ 収納魔法 自動解体
成長率アップ(偽装表示) 全属性魔法 飛行魔法 次元魔法
治療魔法 身体強化(表示中) 魔道具製作(表示中) 調理(表示中)
加護・称号
創造神の寵愛(隠蔽中) 地母神の加護 ドラゴンの主人(隠蔽中) 魔王(隠蔽中)
で、不穏な称号が付いていたのですぐに隠蔽した。
レベルがこの世界の限界999を超えて1020になった、どうやら僕は努力すればどこまでも強くなれそうだが・・・これ以上は相手がいないような。
そう言えば僕に使い魔が出来た、
・ ホーク(空の征服者と言う称号を持つ鳥系の魔物で今はカラスぐらいに変身している。)
・ エース(地を駆けるものと言う称号を持つフェンリルだ今はシェパードくらいに変身している。)
・ エンジェル(大蜘蛛の魔物だ、その毒と糸で死神の称号を持っていた今は手のひらに乗るくらいに変身している。)
・シャル(山猫の魔物だ、闇に潜むものと言う称号を持つ今は子猫ぐらいに変身中。)
この使い魔はそれぞれに使役する魔物がいるようで何かと僕の情報収集に役立っている。
◯ 8年目
この世界の子供は、8歳くらいなると裕福な家庭の子供は学校に入るらしい。
僕の優秀さを聞きつけた領主が父に
「お前の子供が優秀だとの噂を聞いた、我が領の学校に入れたらどうか?学費は要らない。」
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