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284 冒険者⑫(踏破)
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「先ずここの説明からだね。ここは、世界樹の迷宮、下層と深層の間にあるモコモコの領域だよ~」
「……分岐点、帰るか死ぬか、選ぶ」
「……って体で、進むか退くか選択させつつ、篩に掛ける場所で~す」
「本当にぶっちゃけるのう」
この迷宮は、世界中を中心に外から順に、表層、上層、中層、先ほどのアルト共の要塞、下層、深層っといった感じに大まかに分かれとるそうじゃ。
そしてここは、上層と深層の間。深層は正にこ奴らの家や庭の様な場所らしく、余所に出したり見せられない様なもので溢れておるそうじゃ。
下層を通った覚えがなかったが、あの【無限回廊】を通った際に飛び超えたそうじゃ。
「下層はねぇ……あそこは自然災害の権化みたいな場所なんだ。極端に特定の属性に偏った魔力が満ちた場所で、吹雪に竜巻に落雷に砂嵐に……後何だっけ?」
「メル……噴火、噴石、豪雨、洪水、津波、地滑り、流砂、地震、地割れ……竜巻に火が加わって状態になると火炎旋風にもなりますし、瘴気溜まりなども有りますね。想像できる限りの天災を詰め込んだ場所でございます。正直非力な私めは、寄り付きたくはありませんな」
「……通す気が無いことが分かったわい」
「そう簡単に変更とかできないから、こっちも下層は手加減ができないんだよ。ジャックさんなら通れると思うけど、地形を吹っ飛ばされたりとかすると、それはまた面倒だしって事で、スルーとなりました!」
「ワシがぶっ壊すことが前提かい」
あなたならできるでしょう? と言われて仕舞えば……まぁ、多分じゃができるのう。対象を取れなくとも、あの爆風で吹き飛ばせば、竜巻程度なら消せるじゃろう。
「ジャックさんなら問題ないと思うけど、警告ッて言うか~……これから先に居る子が死ぬような事は絶対に無しにしてね。こっちには本当に余裕が無いんだ」
「ワシから手を出すとこはないと思うが……理由を聞いても良いかのう?」
「……直接フサフサと対峙したジャックさんなら、理解できるんじゃない?」
フサフサとは、あの黒い靄を纏ったキャルトか。確かにあれほど危険な存在は未だかつて出会った事は無いわい。
だがア奴は、ここに所属する者だったのではないのか? いや、ダンジョンマスターが直接出張ってきた所を見るに……制御できておらんのか?
だとしたら……あまりにも危険すぎる。こ奴らの余裕が無いと言うのは、あれを閉じ込めて置けなくなる事を言っとるのか。
「僕らも、あれにはなりたくないからねぇ」
……そんな、ワシの甘い見通しは、モフモフの言葉で木っ端みじんに吹き飛びよった。
アレになるとは言葉通りの意味らしく、原因を止めなければ、こ奴らもあの黒い靄を纏った【終わりを告げるモノ】へと変異すると言う……アレが何体も生まれるなんぞ、想像もしたくないわい。
「ゴトーもあれになるのかのう?」
「メルル、私だけではなく、最低でもこの迷宮に所属する全ての魔物があれに範囲すると予想されております」
「……全員?」
「メル、我々は現在、それを阻止するために全力で取り組んでおります。身内が死ぬような事態は、厳禁でございます。一応の軽減方法は確立しておりますが、あくまで軽減でございますので……現在はその余裕もない状態のあのでございます。なので、何卒よろしくお願いいたします」
身内が死ぬ事で、【終わりを告げるモノ】への変異が加速すると言う事かのう。そして、その速度を抑える方法はあるが、もうその余裕もないと……。
「好奇心で聞くんじゃがのう……何体くらいおるんじゃ?」
「う~ん、非戦闘要員とかも含めて全員変異しちゃうだろうから、全部ひっくるめて……ざっと10万位?」
「メルメル、まぁ、それ位ですな」
「おぉ、う」
わしの因果スキルで、ようやっと干渉できる何かを纏った何かが、10万体も生まれる可能性があり、然もそれは、誰かに制御される事無く、世界に散っていくと?
あの黒い靄を纏った魔物が列を成し、世界に溢れ出す姿が脳裏に浮かぶ……それは、世界の終わりと言うのではないのかのう?
あぁ……故に【終わりを告げるモノ】なのか。
こ奴らがワシに、こうも簡単に情報を渡す理由が分かったわい。これは釘じゃ。下手な事をすれば、自滅するぞと言う脅迫じゃ。
無差別に情報をばら撒けば、たちまち世界は混乱に包まれ、とち狂った者が迷宮へちょっかいを出すかもしれんが、ワシ個人であればその心配もない。最悪、ワシをこの場で始末すれば情報が漏洩することはなく、何もしなければ、何かあったときに見捨てればよい。仲間に引き込めれば尚の事よい。
どっちに転んでも、ワシと言う存在は、邪魔者の項目から排除できる……ワシに残された選択は、こ奴らの仲間になる以外に残されておらん訳か。
「まぁまぁ、暗い話はこの辺でにして、そろそろモコモコの領域の切れ目だよ~」
「深層、僕達の家」
「メルル、自らの力で足を踏み入れる御客人は、貴方様が初めてでございます。どうぞ、御刮目くださいませ」
「ほほう?」
領域の切れ目と言う事もあり、森林は途切れ、奥には光の満ちた空間が広がっておるのが見える。この先が、正真正銘こ奴らの領域となる訳じゃのう。
立ち並ぶ木々と明暗によって奥がどうなっとるかは分からんが……手前には、赤い木製の橋が架かっておる。
そしてワシは、モフモフの背に揺られながら、未踏の地へと足を踏み入れた。
「おぉーーー!?」
森林を抜け、降り注ぐ光に目が慣れる……視界が開けたそこには、幻想を詰め込んだ世界が広がっとった。
轟々と降り注ぐ巨大な滝。
天空には巨大な浮島が幾つも浮かび、巨大なツタが絡み合い浮島を繋ぎとめとる。
浮島や大地には、人工物と思われる建造物が幾つも見られ、都市のような様相を醸し出しておる。中には浮島の下に、砦の様な巨大な建造物が引っ付いたモノまでありよる。
その周りには、見たことも無い魔物が天空を自在に飛び回り、河の中にも幾つもの影が駆けておる。
橋から下に目を向ければ、そこは深い谷。
光など届きそうもない、深淵を彷彿とさせる程に深いその谷は、谷間を巨大な根が横断し、悍ましい程の膨大な魔力が揺蕩っておる。
水底を覗き込んどるかと錯覚してしまう程に、濃厚な魔力。だがそれ以上に、膨大な魔力を内包した根から魔力光が放たれており、深い谷の全体を照らしておる。
もしここに落ちようものなら、並みの生物は、地面に衝突する前に死ぬじゃろう。
そして何よりも、その全てを打ち払うかの様な圧倒的存在感を放つのが、中央に鎮座する巨木……いや、最早巨木などの言葉に収まる様な規模ではないのう。この目で見るのは初めてだが、見誤ることなどできるはずもない。
天空から降り注ぐ光は太陽の光でなく、その木の葉から放たれておる魔力光の光。
天まで届くその巨躯は大地と空を繋ぎ、膨大な魔力を吐き出しとる。
世界の柱。
大地の基礎。
全生命の揺り籠。
あれこそがここの、いや、世界の中心。
「あれが……世界樹」
生命の揺り籠とは、よく言ったモノじゃ……ここは、世界樹の枝葉と根に挟まれた場所、揺り籠の如くその巨躯に包まれた、世界樹の懐じゃ。
その様な場所に、ワシは足を踏み入れとる。かつてこれ程の場所に足を踏み入れた者が居ただろうか!?
「フフ、クフフフフフ!」
あそこには何が有る?
あそこには何が居る?
あそこは何故に在る?
あぁ、鳥肌が、武者震いが止まらん! 冒険者人生の中で間違いなく最高の瞬間じゃ!
「このままだと時間かかるから、一気に移動するね! モコモコ、右に寄って右に」
「……ZZZ」
「歩きながら寝ないの、モコモコ起きて!」
深層……世界樹の懐に入ったと言っても、その領域は広大。小国の一つや二つ収まる程の大きさはある。余りにも巨大故に、何処からでもその姿を目視することができるが、その巨躯ゆえに、いつまで経っても近づいている気がせんわい。
今のペースで向かった場合、世界樹の麓に到着するにどれ程時間が掛かるか分からん。故にモフモフが、いつ間にやら眠りながら歩いていたモコモコを叩き起こし、進行方向の修正をする。
辿り着いた先には、道中にも在った転移塔と同一の魔法陣が敷かれたテラスの様な場所じゃった。
「メルル。何分、移動に時間が掛かります故、足の遅い者などの為に転移陣を設置しております。マイロードがお待ちの場所まで、そちらで移動いたします」
「ほほう、それは豪勢じゃのう」
転移陣とは本来、迷宮の罠としてときた見られるものじゃが、そうポンポン発動するものでは無かったはずなんじゃのう……迷宮としての格の違いなのか、世界樹が存在するが故か、空間魔法ないし魔術を無尽蔵に使用できるとは、驚異的じゃのう。
「それでは参りましょう」
呼び込んだのはお前さんなんじゃ。洗いざらい晒して貰おうかのう? えぇ? ダンジョンマスターよ!
ーーー
モフモフ「初めてとか言ってたけどさ、他にも来た余所者って結構いるよね?」
モコモコ「獣人、竜族、もっと前なら……あれ、あの、あれ」
モフモフ「あぁ、うんうん。冒険者チームの【スピール】って人たちね」
ゴトー「獣人方はビャクヤ殿に先導されてでございますし? そもそも、竜族の方々も含め、ここの防衛機能が一応の完成を見てかであれば、このお方が間違いなく初めての方がでございますよ?」
モフモフ「悪い奴だな~」
モコモコ「まぁ……この感じになったのも、確かに最近だけど」
モフモフ「谷ができたのだって、エマ様がやらかした時だしね~」
「……分岐点、帰るか死ぬか、選ぶ」
「……って体で、進むか退くか選択させつつ、篩に掛ける場所で~す」
「本当にぶっちゃけるのう」
この迷宮は、世界中を中心に外から順に、表層、上層、中層、先ほどのアルト共の要塞、下層、深層っといった感じに大まかに分かれとるそうじゃ。
そしてここは、上層と深層の間。深層は正にこ奴らの家や庭の様な場所らしく、余所に出したり見せられない様なもので溢れておるそうじゃ。
下層を通った覚えがなかったが、あの【無限回廊】を通った際に飛び超えたそうじゃ。
「下層はねぇ……あそこは自然災害の権化みたいな場所なんだ。極端に特定の属性に偏った魔力が満ちた場所で、吹雪に竜巻に落雷に砂嵐に……後何だっけ?」
「メル……噴火、噴石、豪雨、洪水、津波、地滑り、流砂、地震、地割れ……竜巻に火が加わって状態になると火炎旋風にもなりますし、瘴気溜まりなども有りますね。想像できる限りの天災を詰め込んだ場所でございます。正直非力な私めは、寄り付きたくはありませんな」
「……通す気が無いことが分かったわい」
「そう簡単に変更とかできないから、こっちも下層は手加減ができないんだよ。ジャックさんなら通れると思うけど、地形を吹っ飛ばされたりとかすると、それはまた面倒だしって事で、スルーとなりました!」
「ワシがぶっ壊すことが前提かい」
あなたならできるでしょう? と言われて仕舞えば……まぁ、多分じゃができるのう。対象を取れなくとも、あの爆風で吹き飛ばせば、竜巻程度なら消せるじゃろう。
「ジャックさんなら問題ないと思うけど、警告ッて言うか~……これから先に居る子が死ぬような事は絶対に無しにしてね。こっちには本当に余裕が無いんだ」
「ワシから手を出すとこはないと思うが……理由を聞いても良いかのう?」
「……直接フサフサと対峙したジャックさんなら、理解できるんじゃない?」
フサフサとは、あの黒い靄を纏ったキャルトか。確かにあれほど危険な存在は未だかつて出会った事は無いわい。
だがア奴は、ここに所属する者だったのではないのか? いや、ダンジョンマスターが直接出張ってきた所を見るに……制御できておらんのか?
だとしたら……あまりにも危険すぎる。こ奴らの余裕が無いと言うのは、あれを閉じ込めて置けなくなる事を言っとるのか。
「僕らも、あれにはなりたくないからねぇ」
……そんな、ワシの甘い見通しは、モフモフの言葉で木っ端みじんに吹き飛びよった。
アレになるとは言葉通りの意味らしく、原因を止めなければ、こ奴らもあの黒い靄を纏った【終わりを告げるモノ】へと変異すると言う……アレが何体も生まれるなんぞ、想像もしたくないわい。
「ゴトーもあれになるのかのう?」
「メルル、私だけではなく、最低でもこの迷宮に所属する全ての魔物があれに範囲すると予想されております」
「……全員?」
「メル、我々は現在、それを阻止するために全力で取り組んでおります。身内が死ぬような事態は、厳禁でございます。一応の軽減方法は確立しておりますが、あくまで軽減でございますので……現在はその余裕もない状態のあのでございます。なので、何卒よろしくお願いいたします」
身内が死ぬ事で、【終わりを告げるモノ】への変異が加速すると言う事かのう。そして、その速度を抑える方法はあるが、もうその余裕もないと……。
「好奇心で聞くんじゃがのう……何体くらいおるんじゃ?」
「う~ん、非戦闘要員とかも含めて全員変異しちゃうだろうから、全部ひっくるめて……ざっと10万位?」
「メルメル、まぁ、それ位ですな」
「おぉ、う」
わしの因果スキルで、ようやっと干渉できる何かを纏った何かが、10万体も生まれる可能性があり、然もそれは、誰かに制御される事無く、世界に散っていくと?
あの黒い靄を纏った魔物が列を成し、世界に溢れ出す姿が脳裏に浮かぶ……それは、世界の終わりと言うのではないのかのう?
あぁ……故に【終わりを告げるモノ】なのか。
こ奴らがワシに、こうも簡単に情報を渡す理由が分かったわい。これは釘じゃ。下手な事をすれば、自滅するぞと言う脅迫じゃ。
無差別に情報をばら撒けば、たちまち世界は混乱に包まれ、とち狂った者が迷宮へちょっかいを出すかもしれんが、ワシ個人であればその心配もない。最悪、ワシをこの場で始末すれば情報が漏洩することはなく、何もしなければ、何かあったときに見捨てればよい。仲間に引き込めれば尚の事よい。
どっちに転んでも、ワシと言う存在は、邪魔者の項目から排除できる……ワシに残された選択は、こ奴らの仲間になる以外に残されておらん訳か。
「まぁまぁ、暗い話はこの辺でにして、そろそろモコモコの領域の切れ目だよ~」
「深層、僕達の家」
「メルル、自らの力で足を踏み入れる御客人は、貴方様が初めてでございます。どうぞ、御刮目くださいませ」
「ほほう?」
領域の切れ目と言う事もあり、森林は途切れ、奥には光の満ちた空間が広がっておるのが見える。この先が、正真正銘こ奴らの領域となる訳じゃのう。
立ち並ぶ木々と明暗によって奥がどうなっとるかは分からんが……手前には、赤い木製の橋が架かっておる。
そしてワシは、モフモフの背に揺られながら、未踏の地へと足を踏み入れた。
「おぉーーー!?」
森林を抜け、降り注ぐ光に目が慣れる……視界が開けたそこには、幻想を詰め込んだ世界が広がっとった。
轟々と降り注ぐ巨大な滝。
天空には巨大な浮島が幾つも浮かび、巨大なツタが絡み合い浮島を繋ぎとめとる。
浮島や大地には、人工物と思われる建造物が幾つも見られ、都市のような様相を醸し出しておる。中には浮島の下に、砦の様な巨大な建造物が引っ付いたモノまでありよる。
その周りには、見たことも無い魔物が天空を自在に飛び回り、河の中にも幾つもの影が駆けておる。
橋から下に目を向ければ、そこは深い谷。
光など届きそうもない、深淵を彷彿とさせる程に深いその谷は、谷間を巨大な根が横断し、悍ましい程の膨大な魔力が揺蕩っておる。
水底を覗き込んどるかと錯覚してしまう程に、濃厚な魔力。だがそれ以上に、膨大な魔力を内包した根から魔力光が放たれており、深い谷の全体を照らしておる。
もしここに落ちようものなら、並みの生物は、地面に衝突する前に死ぬじゃろう。
そして何よりも、その全てを打ち払うかの様な圧倒的存在感を放つのが、中央に鎮座する巨木……いや、最早巨木などの言葉に収まる様な規模ではないのう。この目で見るのは初めてだが、見誤ることなどできるはずもない。
天空から降り注ぐ光は太陽の光でなく、その木の葉から放たれておる魔力光の光。
天まで届くその巨躯は大地と空を繋ぎ、膨大な魔力を吐き出しとる。
世界の柱。
大地の基礎。
全生命の揺り籠。
あれこそがここの、いや、世界の中心。
「あれが……世界樹」
生命の揺り籠とは、よく言ったモノじゃ……ここは、世界樹の枝葉と根に挟まれた場所、揺り籠の如くその巨躯に包まれた、世界樹の懐じゃ。
その様な場所に、ワシは足を踏み入れとる。かつてこれ程の場所に足を踏み入れた者が居ただろうか!?
「フフ、クフフフフフ!」
あそこには何が有る?
あそこには何が居る?
あそこは何故に在る?
あぁ、鳥肌が、武者震いが止まらん! 冒険者人生の中で間違いなく最高の瞬間じゃ!
「このままだと時間かかるから、一気に移動するね! モコモコ、右に寄って右に」
「……ZZZ」
「歩きながら寝ないの、モコモコ起きて!」
深層……世界樹の懐に入ったと言っても、その領域は広大。小国の一つや二つ収まる程の大きさはある。余りにも巨大故に、何処からでもその姿を目視することができるが、その巨躯ゆえに、いつまで経っても近づいている気がせんわい。
今のペースで向かった場合、世界樹の麓に到着するにどれ程時間が掛かるか分からん。故にモフモフが、いつ間にやら眠りながら歩いていたモコモコを叩き起こし、進行方向の修正をする。
辿り着いた先には、道中にも在った転移塔と同一の魔法陣が敷かれたテラスの様な場所じゃった。
「メルル。何分、移動に時間が掛かります故、足の遅い者などの為に転移陣を設置しております。マイロードがお待ちの場所まで、そちらで移動いたします」
「ほほう、それは豪勢じゃのう」
転移陣とは本来、迷宮の罠としてときた見られるものじゃが、そうポンポン発動するものでは無かったはずなんじゃのう……迷宮としての格の違いなのか、世界樹が存在するが故か、空間魔法ないし魔術を無尽蔵に使用できるとは、驚異的じゃのう。
「それでは参りましょう」
呼び込んだのはお前さんなんじゃ。洗いざらい晒して貰おうかのう? えぇ? ダンジョンマスターよ!
ーーー
モフモフ「初めてとか言ってたけどさ、他にも来た余所者って結構いるよね?」
モコモコ「獣人、竜族、もっと前なら……あれ、あの、あれ」
モフモフ「あぁ、うんうん。冒険者チームの【スピール】って人たちね」
ゴトー「獣人方はビャクヤ殿に先導されてでございますし? そもそも、竜族の方々も含め、ここの防衛機能が一応の完成を見てかであれば、このお方が間違いなく初めての方がでございますよ?」
モフモフ「悪い奴だな~」
モコモコ「まぁ……この感じになったのも、確かに最近だけど」
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