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宝剣の精霊と添い寝皇女
初めてのお務め
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ペトロスと出会って最初に感じたのは、その美しさであった。
静けさの中に熱いものを秘めた気配も、宝剣と呼ばれるにふさわしいものだ。
装飾は簡素であるものの、それがかえって宝剣自体の美しさを強調さえする。鞘の装飾もいたってシンプルで、鞘が派手では本体が霞むだろうと言われていた。
――この剣とともに眠ればよろしいとのことでしたが……。
同じベッドで寝ることで、巫女に選ばれた女性の神力を宝剣に送ることができるのだという。裸になって、鞘ごと抱きしめるようにしながら添い寝をするらしい。
ペトロスとの初めての添い寝の日、添い寝といってもやりかたがわからないだろうと、エイレーネーの姉である第五皇女が付き添ってくれた。本来であれば役目を担うはずだっただけあり、先代から教わっていたのだ。
「いい? エイレーネー。そこに横たわって」
「はい、お姉さま」
「足を少し開いて」
「ええ」
言われたとおりにエイレーネーは足を少し開く。
「こうするの」
股間に鞘が当てられる。エイレーネーはびっくりしたが、それと同時に身体に電撃が走ったようになってさらに驚いた。
「これ……は……?」
「あとは自分で擦り付けるといいわ。気持ちよくなれるから。そうやって、巫女の神力を宝剣に送るの」
「え、でも、お姉さま」
自分で、擦り付ける?
気持ちがよいかどうかはまだ掴みかねるが、身体の奥のほうから何かが繋がったような感覚があった。これが神力を送る感覚なのだろうか。
詳しい説明をしてほしくて促したが、姉はエイレーネーに宝剣を渡すと見下すような視線を寄越した。
「ああ、かわいそうなエイレーネー。男の身体も知らぬまま、そんなオモチャで悦びを得るなんて」
「お姉さま?」
「ごきげんよう、宝剣の巫女さま。私から教えることができるのはここまでよ。あとはどうぞご自由に」
その日以来、エイレーネーは第五皇女の姿を見なかった。
以降、エイレーネーは言われたとおりに励んだ。心地よさが増して爆ぜると、そのまま眠りに落ちる日々。
その中で、エイレーネーは同衾するには装飾は少ないほうが何かと都合がいいことに気づいた。彼女のふわふわの金の髪が絡むこともないし、柔らかな色白の肌を傷つけることもない。宝剣の巫女の仕事をするのには適当な形だ。
そうして、エイレーネーはペトロスで自慰をして眠りにつくようになった。
ペトロスと出会って最初に感じたのは、その美しさであった。
静けさの中に熱いものを秘めた気配も、宝剣と呼ばれるにふさわしいものだ。
装飾は簡素であるものの、それがかえって宝剣自体の美しさを強調さえする。鞘の装飾もいたってシンプルで、鞘が派手では本体が霞むだろうと言われていた。
――この剣とともに眠ればよろしいとのことでしたが……。
同じベッドで寝ることで、巫女に選ばれた女性の神力を宝剣に送ることができるのだという。裸になって、鞘ごと抱きしめるようにしながら添い寝をするらしい。
ペトロスとの初めての添い寝の日、添い寝といってもやりかたがわからないだろうと、エイレーネーの姉である第五皇女が付き添ってくれた。本来であれば役目を担うはずだっただけあり、先代から教わっていたのだ。
「いい? エイレーネー。そこに横たわって」
「はい、お姉さま」
「足を少し開いて」
「ええ」
言われたとおりにエイレーネーは足を少し開く。
「こうするの」
股間に鞘が当てられる。エイレーネーはびっくりしたが、それと同時に身体に電撃が走ったようになってさらに驚いた。
「これ……は……?」
「あとは自分で擦り付けるといいわ。気持ちよくなれるから。そうやって、巫女の神力を宝剣に送るの」
「え、でも、お姉さま」
自分で、擦り付ける?
気持ちがよいかどうかはまだ掴みかねるが、身体の奥のほうから何かが繋がったような感覚があった。これが神力を送る感覚なのだろうか。
詳しい説明をしてほしくて促したが、姉はエイレーネーに宝剣を渡すと見下すような視線を寄越した。
「ああ、かわいそうなエイレーネー。男の身体も知らぬまま、そんなオモチャで悦びを得るなんて」
「お姉さま?」
「ごきげんよう、宝剣の巫女さま。私から教えることができるのはここまでよ。あとはどうぞご自由に」
その日以来、エイレーネーは第五皇女の姿を見なかった。
以降、エイレーネーは言われたとおりに励んだ。心地よさが増して爆ぜると、そのまま眠りに落ちる日々。
その中で、エイレーネーは同衾するには装飾は少ないほうが何かと都合がいいことに気づいた。彼女のふわふわの金の髪が絡むこともないし、柔らかな色白の肌を傷つけることもない。宝剣の巫女の仕事をするのには適当な形だ。
そうして、エイレーネーはペトロスで自慰をして眠りにつくようになった。
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