9 / 17
Misty Rain
《2》
しおりを挟む
正式にユウと生活をするようになった三日目の今日、一緒に海に出掛ける約束をしていた。親睦を深めようと「行きたい場所はあるか」との俺の問いにユウは「海がいい」と答えたのだ。他のメンバーに会う前に行きたかったから、この週末にと思ったのだが、やっぱり雨になった。
さっきも言ったが、週末は雨になることが多い。首都変遷があってからこの傾向は強まり、現在に至る。
できれば遠くに行きたかった。
あの出来事のほとぼりが冷めるまでは外に出さないか、できれば此処とはほど遠いところへ行くべきだと考えた。まだユウを探している人物がいる可能性がないとは言い切れなかったから。たったの三日しか経っていないのだ。あれから……。
ユウは必要以上のことは喋らない少年だった。たまに必要外のことを冗談(であって欲しい)めかして言ったりすることはあったが。たぶん、たんに構って欲しいのだろう。俺にとって弟みたいな存在だった。今までどんな生活をしていたかなんてヤボな質問はしないで、しばらく様子を見るつもりだ。
できるだけこの力を安全なものにしたかった。
もう二度と暴走させたりしない。
「ねぇ、兄さん」
窓の側から離れ、俺のいるソファに来る。
「今日はこれからどうするの?」
「考えてない」
仕事はオフの日だったし、毎週のおつとめの日でもない。イヲリとカヅミは別の仕事でいないだろうから訪ねてくる心配はない。ハルもたぶん来ないだろう。何もすることはないし、これといって思いつくこともなかった。
「つまらないんだけど」
少し膨れて俺の横に腰を下ろす。
この家に娯楽となりそうなものはテレビくらいしかない。時間をツブすということを必要としない俺は家にゲームなどの類は置かなかった。ま、ヒマつぶしのお供は医学書だし……。
ユウにしてみれば大変面白くもないものだろう。いや、その道を学ぼうという人を除けば誰しも。
「そうか?」
「兄さんはこういう時どうしていたの? 一人暮らしなんでしょ? 一応」
「いろんなこと考えてる」
「たとえば?」
「今夜の夕食何にしよう、とか」
「主夫……」
「あ、バカにしただろ。これ、けっこー重要なことなんだぜ。『観賞少年』は外見命! 日頃のケアを侮るなかれ!!」
「そんなの気にしなくてもボクはこうだけど」
ユウの台詞に俺は人差し指を立てて軽く横に振った。
「それは若さのなせる技だ。『ヒト』は三十過ぎがお肌の曲がり角というが、『観賞少年』は二十歳でそれが来る。手入れしとけ」
「――なんだかんだいっても、見た目を気にしているじゃん」
「生活がかかっているからねぇ……」
「だからどんな仕事しているの?」
「……そのうちわかるさ」
「何、その間は……」
「深く問うな」
コンロにかけていた薬缶がお湯を沸いたことを告げている。
俺は慌てて火を止めに行く。そのあと紅茶を淹れてソファに戻る。
「今、逃げたよね?」
ティーカップを受け取りつつユウは尋ねる。俺は一瞬顔をひきつらせ、ごまかし笑いを浮かべて隣に座る。
「気のせいだ」
「…………」
疑いの視線を軽く受け流す。
「それってさ……『観賞少年』だから?」
「――半分は正解」
「残りは?」
俺は口ごもる。一口紅茶を啜り、間をあけ、口を開く。
「『人間(ヒト)』のふりをしているから」
「そう……」
そう言ったきりユウは黙って紅茶を飲んでいた。その言葉の意味を少なからず理解したようだった。
創られた『ヒト』が『観賞少年』であるという事実は変えることなどできるわけもなく、それを思うたびに右肩の痣が疼くのだった。
雨の音、風の音。それに混じる人工的なサウンド。
『人間』は『自然』に従うのをやめ、従わせることにした。まず手始めに『環境』を変え、植物に手を加え、『人間』の都合の良いものに作り替えると、次は『動物』のすべてに応用しようとした。そして「人間(ヒト)」を作り替えることを禁忌とした。『人間』は自分たちより優れた『ヒト』が生まれるのを畏れたのだ。だから人間の遺伝子は特別な事情、例えば細胞の再生などではない限り、いじられることはなくなった。それが一世紀ちょっと昔の話である。『観賞少年』は人の遺伝子から生まれたわけではない。
チンパンジーなどの『人間』に近い霊長類の遺伝子を人工的に進化させ、必要な遺伝子を添加する形で『創造』された。神が『人間』を創ったように、とは言わないが、『ヒト』もまた『ヒト』を生んだのだ。需要があれば供給される。必要は発明の母というように、水面下で『観賞少年』は広まっていった。こうして今に至る。
ちなみにこんな話は学校では教えてくれない。この事実を知っているのはカヅミが紹介してくれた場所で、知っていて当然だからと覚えさせられたからである。だから、たぶんユウは俺らの誕生秘話(とでもしておこう)は知らされていないと思う。
ふと痣のところに手をやり俯く。いろいろ考えては気が沈むだけだ。
俺の両親はどんなつもりで俺を作ろうと思ったのだろう。お金のため? 道楽のため? 世間的地位のため? 死んだ彼等に問うたとしても何にもならない。
もしかしたら単純に『子ども』が欲しかったのかもしれないし、又はちょっとした遊びのつもりだったのかもしれない。今さらそんなのを知っても大した意味は持ち得ないが。
物思いに耽っていると、携帯電話の着信音が鳴り出した。電源をオフにして置いたつもりだったが、点けっぱなしになっていたらしい。
俺は慌てて電話に出る。よく知った声だった。
「――と、いうわけなのだが、ちょっと来てくれないか」
電話の相手は用件を手短に言うと、俺に尋ねた。
「えぇ、わかりました。すぐに」
「では、いつもの場所に」
プツリと切れて、俺は溜息をつく。
今日に限ってお呼び出しが掛かるとは思ってもいなかった。ある意味では家にいてよかったが、さて……。
「……どこか行くの?」
「あぁ。ちょっと病院まで」
支度をはじめながら俺は答える。
ユウから離れるのは少しこわい気もしたが、連れていく方がより危険であると判断し、向き直る。
「留守番していてくれないか?」
「うん……わかった」
「外には出るな。鍵は閉めておけよ。誰か来ても居留守にすること。大丈夫だな?」
念押しをすると、ユウはこくっと頷いた。
「行ってらっしゃい、兄さん」
「悪いな。――夕方には帰る」
ユウを信じて、俺はバタバタとしながら出掛けた。でも、それは間違いだった。
さっきも言ったが、週末は雨になることが多い。首都変遷があってからこの傾向は強まり、現在に至る。
できれば遠くに行きたかった。
あの出来事のほとぼりが冷めるまでは外に出さないか、できれば此処とはほど遠いところへ行くべきだと考えた。まだユウを探している人物がいる可能性がないとは言い切れなかったから。たったの三日しか経っていないのだ。あれから……。
ユウは必要以上のことは喋らない少年だった。たまに必要外のことを冗談(であって欲しい)めかして言ったりすることはあったが。たぶん、たんに構って欲しいのだろう。俺にとって弟みたいな存在だった。今までどんな生活をしていたかなんてヤボな質問はしないで、しばらく様子を見るつもりだ。
できるだけこの力を安全なものにしたかった。
もう二度と暴走させたりしない。
「ねぇ、兄さん」
窓の側から離れ、俺のいるソファに来る。
「今日はこれからどうするの?」
「考えてない」
仕事はオフの日だったし、毎週のおつとめの日でもない。イヲリとカヅミは別の仕事でいないだろうから訪ねてくる心配はない。ハルもたぶん来ないだろう。何もすることはないし、これといって思いつくこともなかった。
「つまらないんだけど」
少し膨れて俺の横に腰を下ろす。
この家に娯楽となりそうなものはテレビくらいしかない。時間をツブすということを必要としない俺は家にゲームなどの類は置かなかった。ま、ヒマつぶしのお供は医学書だし……。
ユウにしてみれば大変面白くもないものだろう。いや、その道を学ぼうという人を除けば誰しも。
「そうか?」
「兄さんはこういう時どうしていたの? 一人暮らしなんでしょ? 一応」
「いろんなこと考えてる」
「たとえば?」
「今夜の夕食何にしよう、とか」
「主夫……」
「あ、バカにしただろ。これ、けっこー重要なことなんだぜ。『観賞少年』は外見命! 日頃のケアを侮るなかれ!!」
「そんなの気にしなくてもボクはこうだけど」
ユウの台詞に俺は人差し指を立てて軽く横に振った。
「それは若さのなせる技だ。『ヒト』は三十過ぎがお肌の曲がり角というが、『観賞少年』は二十歳でそれが来る。手入れしとけ」
「――なんだかんだいっても、見た目を気にしているじゃん」
「生活がかかっているからねぇ……」
「だからどんな仕事しているの?」
「……そのうちわかるさ」
「何、その間は……」
「深く問うな」
コンロにかけていた薬缶がお湯を沸いたことを告げている。
俺は慌てて火を止めに行く。そのあと紅茶を淹れてソファに戻る。
「今、逃げたよね?」
ティーカップを受け取りつつユウは尋ねる。俺は一瞬顔をひきつらせ、ごまかし笑いを浮かべて隣に座る。
「気のせいだ」
「…………」
疑いの視線を軽く受け流す。
「それってさ……『観賞少年』だから?」
「――半分は正解」
「残りは?」
俺は口ごもる。一口紅茶を啜り、間をあけ、口を開く。
「『人間(ヒト)』のふりをしているから」
「そう……」
そう言ったきりユウは黙って紅茶を飲んでいた。その言葉の意味を少なからず理解したようだった。
創られた『ヒト』が『観賞少年』であるという事実は変えることなどできるわけもなく、それを思うたびに右肩の痣が疼くのだった。
雨の音、風の音。それに混じる人工的なサウンド。
『人間』は『自然』に従うのをやめ、従わせることにした。まず手始めに『環境』を変え、植物に手を加え、『人間』の都合の良いものに作り替えると、次は『動物』のすべてに応用しようとした。そして「人間(ヒト)」を作り替えることを禁忌とした。『人間』は自分たちより優れた『ヒト』が生まれるのを畏れたのだ。だから人間の遺伝子は特別な事情、例えば細胞の再生などではない限り、いじられることはなくなった。それが一世紀ちょっと昔の話である。『観賞少年』は人の遺伝子から生まれたわけではない。
チンパンジーなどの『人間』に近い霊長類の遺伝子を人工的に進化させ、必要な遺伝子を添加する形で『創造』された。神が『人間』を創ったように、とは言わないが、『ヒト』もまた『ヒト』を生んだのだ。需要があれば供給される。必要は発明の母というように、水面下で『観賞少年』は広まっていった。こうして今に至る。
ちなみにこんな話は学校では教えてくれない。この事実を知っているのはカヅミが紹介してくれた場所で、知っていて当然だからと覚えさせられたからである。だから、たぶんユウは俺らの誕生秘話(とでもしておこう)は知らされていないと思う。
ふと痣のところに手をやり俯く。いろいろ考えては気が沈むだけだ。
俺の両親はどんなつもりで俺を作ろうと思ったのだろう。お金のため? 道楽のため? 世間的地位のため? 死んだ彼等に問うたとしても何にもならない。
もしかしたら単純に『子ども』が欲しかったのかもしれないし、又はちょっとした遊びのつもりだったのかもしれない。今さらそんなのを知っても大した意味は持ち得ないが。
物思いに耽っていると、携帯電話の着信音が鳴り出した。電源をオフにして置いたつもりだったが、点けっぱなしになっていたらしい。
俺は慌てて電話に出る。よく知った声だった。
「――と、いうわけなのだが、ちょっと来てくれないか」
電話の相手は用件を手短に言うと、俺に尋ねた。
「えぇ、わかりました。すぐに」
「では、いつもの場所に」
プツリと切れて、俺は溜息をつく。
今日に限ってお呼び出しが掛かるとは思ってもいなかった。ある意味では家にいてよかったが、さて……。
「……どこか行くの?」
「あぁ。ちょっと病院まで」
支度をはじめながら俺は答える。
ユウから離れるのは少しこわい気もしたが、連れていく方がより危険であると判断し、向き直る。
「留守番していてくれないか?」
「うん……わかった」
「外には出るな。鍵は閉めておけよ。誰か来ても居留守にすること。大丈夫だな?」
念押しをすると、ユウはこくっと頷いた。
「行ってらっしゃい、兄さん」
「悪いな。――夕方には帰る」
ユウを信じて、俺はバタバタとしながら出掛けた。でも、それは間違いだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる