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【番外編】不機嫌なブルーサファイア(R-18)
*6*【AB】
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「んんっ……」
くすぐったさの他にぞくりとした感覚があって、紅は蒼衣が行為をやめるまで枕に顔を埋めて声を押し殺した。
「消えるものなのですね……。もっと早く知っていれば、ドレスのデザインの幅も増えたのですが」
思い返せば、確かに彼は傷痕が隠れるようなデザインのドレスを常に選んでくれた。紅が気にしているのを知って、わざわざ探してくれたのだろう。
「そう……。あの……気は済みましたか?」
上に陣取られたままで、蒼衣が退こうとする気配はない。この状況は何をされても抵抗できそうに思えないので、不安で仕方がなかった。
「えっと……このドレスも、背中の傷を見たかったから着せたんですよね? 身内しか参加しないとは言え、この格好でパーティーに出ろとは仰らないでしょう?」
「えぇ。当然です。貴女のこんな姿は他の者になど見せたくはありません」
告げて、彼は紅の背中に口付けを落とす。
「ひゃっ!? ……そ、そういうの、やめてくださいっ! 本気で訴えますよっ!?」
「私は貴女が欲しい。もっと触れていたい。抱いてみたいのです」
紅の肩につくセミロングの髪を指先で軽く払う。首と、蝶結びになったリボンが照らされる。
「待ってよ、蒼衣兄様。あたしは力に屈してあなたに従うようなことはしたくありませんっ。できるなら、あなたを慕った気持ちのままで従いたいのです。だから、時間をください」
頭を持ち上げて彼を見ながら必死に訴える。どうにか流れを変えないと、いよいよ貞操が危うい。
「私が待っている間に、貴女は他の男に奪われてしまいます。そんなことなど私は知りたくないですし、許すことなどできません」
紅の訴えに躊躇することなく、蒼衣はリボンを解いた。
「痛いことはしませんよ。ですから、私を慰めるくらいのことはしてください」
身体を返されることはなく、背後から首に口付けられる。続けて肩から耳元までを舌でなぞられた。
「やっ……あぁんっ……」
肌が粟立つ。ゾクゾクとした感覚が内から湧いて身を捩る。
蒼衣がクスッと笑う声が耳のすぐ近くから聞こえた。
「感じているのですか? さっきまで薄い桜色をしていたのに、肌の色に赤みが増したように見えますよ?」
問いながら、彼は背中やら腰やらを撫でてくる。直接肌に触れられるのはあまり気持ちの良いものではない。好きな相手とのスキンシップはあんなにも心地が良いのに。
「……嫌がっているんです。わかってください」
「ならば、確かめてみましょうか」
彼の手のひらが紅の正面に回り込む。何をしようとしているのかに気付いて彼の手を一度は払ったが、強引に胸に伸びてきた。持ち上げるように掴むと、蒼衣の指先が胸の先端に触れた。
「やっ」
身体に電流が流れたようにじんと痺れた。彼の手から逃れたくて、必死に暴れる。もう温和しくなどしていられない。
「貴女は嘘吐きですね。こんなに硬くさせているではありませんか」
紅を押さえつけてあっさりと制すると、片方の手は自己主張を始めた胸の先端を摘んでこねだした。
「いやっ……あぁっ……」
触れられただけでもじんじんとするのに、指で摘まれてこねたり転がされるような動きをされたら気がおかしくなりそうだ。もう声を抑えることにすら気が向かない。
「はぁっ……いやっ……」
身悶えする度に触られていない方の胸がシーツに擦られて刺激を伝えてくる。弄られている方の刺激と相俟って、抵抗することなどできないほどの快楽に充たされる。
「このままイかせてあげましょう。その方がすっきりするでしょうから」
くすぐったさの他にぞくりとした感覚があって、紅は蒼衣が行為をやめるまで枕に顔を埋めて声を押し殺した。
「消えるものなのですね……。もっと早く知っていれば、ドレスのデザインの幅も増えたのですが」
思い返せば、確かに彼は傷痕が隠れるようなデザインのドレスを常に選んでくれた。紅が気にしているのを知って、わざわざ探してくれたのだろう。
「そう……。あの……気は済みましたか?」
上に陣取られたままで、蒼衣が退こうとする気配はない。この状況は何をされても抵抗できそうに思えないので、不安で仕方がなかった。
「えっと……このドレスも、背中の傷を見たかったから着せたんですよね? 身内しか参加しないとは言え、この格好でパーティーに出ろとは仰らないでしょう?」
「えぇ。当然です。貴女のこんな姿は他の者になど見せたくはありません」
告げて、彼は紅の背中に口付けを落とす。
「ひゃっ!? ……そ、そういうの、やめてくださいっ! 本気で訴えますよっ!?」
「私は貴女が欲しい。もっと触れていたい。抱いてみたいのです」
紅の肩につくセミロングの髪を指先で軽く払う。首と、蝶結びになったリボンが照らされる。
「待ってよ、蒼衣兄様。あたしは力に屈してあなたに従うようなことはしたくありませんっ。できるなら、あなたを慕った気持ちのままで従いたいのです。だから、時間をください」
頭を持ち上げて彼を見ながら必死に訴える。どうにか流れを変えないと、いよいよ貞操が危うい。
「私が待っている間に、貴女は他の男に奪われてしまいます。そんなことなど私は知りたくないですし、許すことなどできません」
紅の訴えに躊躇することなく、蒼衣はリボンを解いた。
「痛いことはしませんよ。ですから、私を慰めるくらいのことはしてください」
身体を返されることはなく、背後から首に口付けられる。続けて肩から耳元までを舌でなぞられた。
「やっ……あぁんっ……」
肌が粟立つ。ゾクゾクとした感覚が内から湧いて身を捩る。
蒼衣がクスッと笑う声が耳のすぐ近くから聞こえた。
「感じているのですか? さっきまで薄い桜色をしていたのに、肌の色に赤みが増したように見えますよ?」
問いながら、彼は背中やら腰やらを撫でてくる。直接肌に触れられるのはあまり気持ちの良いものではない。好きな相手とのスキンシップはあんなにも心地が良いのに。
「……嫌がっているんです。わかってください」
「ならば、確かめてみましょうか」
彼の手のひらが紅の正面に回り込む。何をしようとしているのかに気付いて彼の手を一度は払ったが、強引に胸に伸びてきた。持ち上げるように掴むと、蒼衣の指先が胸の先端に触れた。
「やっ」
身体に電流が流れたようにじんと痺れた。彼の手から逃れたくて、必死に暴れる。もう温和しくなどしていられない。
「貴女は嘘吐きですね。こんなに硬くさせているではありませんか」
紅を押さえつけてあっさりと制すると、片方の手は自己主張を始めた胸の先端を摘んでこねだした。
「いやっ……あぁっ……」
触れられただけでもじんじんとするのに、指で摘まれてこねたり転がされるような動きをされたら気がおかしくなりそうだ。もう声を抑えることにすら気が向かない。
「はぁっ……いやっ……」
身悶えする度に触られていない方の胸がシーツに擦られて刺激を伝えてくる。弄られている方の刺激と相俟って、抵抗することなどできないほどの快楽に充たされる。
「このままイかせてあげましょう。その方がすっきりするでしょうから」
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