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【脚本風】ハッピーハロウィン
ハッピーハロウィン2【AB】
しおりを挟む抜折羅、紅の首筋をペロリと舐める。
紅「ひゃっ⁉︎」身じろぎ「ば、抜折羅、あたし、今そういう気分じゃ……っ⁉︎」
抜折羅、紅の耳に唇を寄せて「じゃあ、そういう気分にさせてやるよ」
紅「ちょ、ちょっと待って」焦り。
抜折羅、紅の首筋に吸い付く。キスマークをつけるくらいのつもりで。
紅「んっ……」身体が少し熱くなる。
抜折羅「写真撮るんじゃなかったのか?」耳元で不思議そうに囁く。
紅「と、撮れるわけないでしょっ⁉︎ こんなとこっ」離れようとするが、全然ビクともしない。
抜折羅「……逃げるなよ」少し拗ねて「いっつもお前からきてるから、たまには応えてやろうかなって思ったのに」
紅「まぁ、その、抜折羅が積極的になってくれるのは嬉しいんだけど――」
抜折羅「なんだよ。生理か?」まだそういう時期じゃなかった気がするんだが←
紅「そうじゃないけど」ってか、あたしの周期を把握してるって驚きよ。
抜折羅「じゃあ、なんだ?」いや、聞いたときのを全部覚えているから、まだだろうと判断しただけだ。べ、別にいやらしい気持ちがあって把握しようと努めているわけじゃない。
紅「な、なんかさ……」ゴニョゴニョ。
抜折羅「異論がないなら、好きにさせろよ」肩に置いていた手を滑らせて、デコルテからドレスの中に差し込む。下着を着けていない直の柔肌を優しく撫で、下から持ち上げるようにして揉みしだく。
紅「あ、ちょっ……あぅ……ば、ばさらぁっ⁉︎」もがくが用をなさない。
抜折羅、小さく笑って「いい声だ。気持ちいいんだろ?」
紅、なんとか耐えながら頷く。顔が赤い。
抜折羅「ちゃんとイくまで相手してやるよ」胸を揉みながら、もう片方の手で器用にドレスを脱がす。(妙に脱がしやすいな……。まぁ、いっか)
紅、ショーツ一枚の姿で抜折羅に身を委ねている。あまりの気持ちよさに抵抗もできなければ、立っているのもやっとだ。「ば、ばさら、別にあたし……」
抜折羅、紅を抱き上げて口付けをする。「胸の先をそんなにしておいて、その気はないなんて言わせないぞ」問答無用の勢いでベッドに紅をおろし、その上にのしかかる。「覚悟をしろよ。痛い思いはさせないから」手袋の指先を咥えて外し、もう片方も同じようにして外す。
紅「ん……わ、わかった」恥ずかしそうに。
抜折羅、紅の頬を撫でると深い口付けをする。
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