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第004話、治癒院 一日目、前編
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2022/03/04、修正してます。
今日は治癒師としての初仕事である、俺は緊張しつつ、期待もしながら治癒院の前に来ていた。 治癒院は白を基調とした建物で、建物自体は体育館二つ分ほどの大きさ、入り口は大きく、中は窓が多くて明るい雰囲気だ。
「さて、今日からはいよいよ実践か、緊張するなぁ、どんなところだろう」
俺は入り口から中に入り、挨拶をする。
「おはようございます! サルナスと言います、今日から治癒師としてお世話になります」
中に来た職員の中から1人の女性が声をかけてきた、年は若そうに見えるが落ち着いた雰囲気で優しい表情をしている、痩せていて、背は高めだ。
「あーなんか噂で聞いてますよ、珍しい男性の治癒師さんだって、本当にいたんですね、…なんか思ってたよりもムキっとしてる? もっとこう女性的な感じだと思ってました」
「自分が治癒師の適正とは、自分でもビックリしてます」
ニゴッ
俺は笑顔を向けた、きっとぎこちない笑顔なんだろう、目の前の女性が少し引いているのを感じる。
「・・・初めまして私は "イワ" と言います、治癒師です、そうですね、女性の患者さんだと難しいかもだから、まずは男性の患者さんから治療をお願いしますね」
イワ先輩の説明に俺は頷き、返事をして、ついていく。
「はい、よろしくお願いします」
ニゴッ
***
診察室に到着した、これから患者さんを実際に治療していく。
1人目、腹痛の男性
どうやら前日に食べたものが悪かったみたいで、今朝からお腹が痛いと言っている、との事前情報を確認して、イワ先輩の指示で治療をおこなう。
「じゃあ、お腹に手を当てて、治癒魔法をかけてみて」
イワ先輩はそばにいて、俺を見守っている。
「はい、ヤマイサーレ」
ぎこちない笑顔を患者に向けながら、俺は治癒魔法をかける、治療はうまくいき、患者さんは喜んでいる、ただ俺の存在に戸惑っているようだ。
「おー! 楽になった、ありがとう! えーっと… ん~…お姉さん??」
患者さんは疑問に思いながらも、俺にお礼を言ってきた、見た目は男だが治癒師は女性という認識があるからだろう。
「違います、男です」
俺は無表情に答えた、患者さんは素直に納得している。
「あー、だよね、なんかムキムキしてるしてるけど、実は筋肉質な女の人かなって思った、男性の治癒師さんとか初めて会ったよ、ありがとうね」
イワ先輩から評価を頂く、やはり笑顔はイマイチのようだ。
「良い治療でしたよ、笑顔は・・・もう少しですね」
「はい、、、」
俺は再びニゴッ とぎこちない笑顔をする。
***
しばらく数人を治療した後にイワ先輩が他のところへ呼ばれてしまった。
「さて、次は足を怪我した男性の治療です、私はちょっと席を外します、すぐに戻りますから」
イワは診察室を出ていく、その後に来た患者さんだが、診察室に入るなり威嚇してきた。
「あ" なんだテメー! 治癒師はどうした?」
(う~わっ! なんか態度悪いやつだな)
俺は戸惑いつつも、挨拶をした。
「こんにちは、僕が治癒師です」
ニゴッと笑顔を向けたが、男性には笑顔に見えなかったらしい、怒り出した。
「テメー男だろが、なめてんのか? なんだその顔は」
「いえ、なめてません、男ですけど治癒師です、顔は…笑顔です!」
「それのどこが笑顔だよ! ふざけんな、いいから女だせや」
男性は女を出せとわめいている、ここはそういう店ではない、俺はそのまま治療を始めようとするがうまくいかない。
「いいえ、僕が治癒します、怪我してるんですよね、足を出してください」
「あ"ー?」 「足を出し・・・」「たたっ切るぞ!」
足を確認しようとすると、食いぎみに怒鳴ってくる。
(ぶん殴りてぇ~~)
俺がムカついていると、後ろから声がした、イワ先輩が戻ってきた。 ステキな笑顔を向けて、イワが診察室に入ってきた。
「これは痛そうですね」
「あ、イワさん、この方が足を見せてくれなくて…」
俺がイワ先輩に状況を説明しようとすると、男性はころっと態度を変えてきた、声まで変わってる
「あ~、せんせーい、聞いてくれよ、コイツがろくな治療をしないんだよ、こんなに痛いのにさぁ~」
男性はイワ先輩を見た瞬間、笑顔になり、猫なで声を出してきた。
(なんだコイツ、猫なで声だして、気持ち悪っ!)
「ダメですよ、新人さんをいじめては」
イワ先輩は優しく男性を諭すように話す、男性はかまわず猫なで声で会話を続けて、甘えようとしている。
「俺が頼るのはせんせいだけだよ、せんせいだけが俺の味方だよ~、なんで早く来てくれないんだよ」
「…サルナスさん、ここは私が代わりますので、奥で休んでいいですよ」
イワ先輩の一言に男性が乗っかってくる、イラッとする表情だ。
「そうだ、帰れ帰れ~、とっとと帰れ~」
(ムカつくなコイツ! 傷に塩を塗り込んでやろうか)
男性のふざけた態度にムカつきながら俺は奥の部屋に行き、休憩をとることにした。
今日は治癒師としての初仕事である、俺は緊張しつつ、期待もしながら治癒院の前に来ていた。 治癒院は白を基調とした建物で、建物自体は体育館二つ分ほどの大きさ、入り口は大きく、中は窓が多くて明るい雰囲気だ。
「さて、今日からはいよいよ実践か、緊張するなぁ、どんなところだろう」
俺は入り口から中に入り、挨拶をする。
「おはようございます! サルナスと言います、今日から治癒師としてお世話になります」
中に来た職員の中から1人の女性が声をかけてきた、年は若そうに見えるが落ち着いた雰囲気で優しい表情をしている、痩せていて、背は高めだ。
「あーなんか噂で聞いてますよ、珍しい男性の治癒師さんだって、本当にいたんですね、…なんか思ってたよりもムキっとしてる? もっとこう女性的な感じだと思ってました」
「自分が治癒師の適正とは、自分でもビックリしてます」
ニゴッ
俺は笑顔を向けた、きっとぎこちない笑顔なんだろう、目の前の女性が少し引いているのを感じる。
「・・・初めまして私は "イワ" と言います、治癒師です、そうですね、女性の患者さんだと難しいかもだから、まずは男性の患者さんから治療をお願いしますね」
イワ先輩の説明に俺は頷き、返事をして、ついていく。
「はい、よろしくお願いします」
ニゴッ
***
診察室に到着した、これから患者さんを実際に治療していく。
1人目、腹痛の男性
どうやら前日に食べたものが悪かったみたいで、今朝からお腹が痛いと言っている、との事前情報を確認して、イワ先輩の指示で治療をおこなう。
「じゃあ、お腹に手を当てて、治癒魔法をかけてみて」
イワ先輩はそばにいて、俺を見守っている。
「はい、ヤマイサーレ」
ぎこちない笑顔を患者に向けながら、俺は治癒魔法をかける、治療はうまくいき、患者さんは喜んでいる、ただ俺の存在に戸惑っているようだ。
「おー! 楽になった、ありがとう! えーっと… ん~…お姉さん??」
患者さんは疑問に思いながらも、俺にお礼を言ってきた、見た目は男だが治癒師は女性という認識があるからだろう。
「違います、男です」
俺は無表情に答えた、患者さんは素直に納得している。
「あー、だよね、なんかムキムキしてるしてるけど、実は筋肉質な女の人かなって思った、男性の治癒師さんとか初めて会ったよ、ありがとうね」
イワ先輩から評価を頂く、やはり笑顔はイマイチのようだ。
「良い治療でしたよ、笑顔は・・・もう少しですね」
「はい、、、」
俺は再びニゴッ とぎこちない笑顔をする。
***
しばらく数人を治療した後にイワ先輩が他のところへ呼ばれてしまった。
「さて、次は足を怪我した男性の治療です、私はちょっと席を外します、すぐに戻りますから」
イワは診察室を出ていく、その後に来た患者さんだが、診察室に入るなり威嚇してきた。
「あ" なんだテメー! 治癒師はどうした?」
(う~わっ! なんか態度悪いやつだな)
俺は戸惑いつつも、挨拶をした。
「こんにちは、僕が治癒師です」
ニゴッと笑顔を向けたが、男性には笑顔に見えなかったらしい、怒り出した。
「テメー男だろが、なめてんのか? なんだその顔は」
「いえ、なめてません、男ですけど治癒師です、顔は…笑顔です!」
「それのどこが笑顔だよ! ふざけんな、いいから女だせや」
男性は女を出せとわめいている、ここはそういう店ではない、俺はそのまま治療を始めようとするがうまくいかない。
「いいえ、僕が治癒します、怪我してるんですよね、足を出してください」
「あ"ー?」 「足を出し・・・」「たたっ切るぞ!」
足を確認しようとすると、食いぎみに怒鳴ってくる。
(ぶん殴りてぇ~~)
俺がムカついていると、後ろから声がした、イワ先輩が戻ってきた。 ステキな笑顔を向けて、イワが診察室に入ってきた。
「これは痛そうですね」
「あ、イワさん、この方が足を見せてくれなくて…」
俺がイワ先輩に状況を説明しようとすると、男性はころっと態度を変えてきた、声まで変わってる
「あ~、せんせーい、聞いてくれよ、コイツがろくな治療をしないんだよ、こんなに痛いのにさぁ~」
男性はイワ先輩を見た瞬間、笑顔になり、猫なで声を出してきた。
(なんだコイツ、猫なで声だして、気持ち悪っ!)
「ダメですよ、新人さんをいじめては」
イワ先輩は優しく男性を諭すように話す、男性はかまわず猫なで声で会話を続けて、甘えようとしている。
「俺が頼るのはせんせいだけだよ、せんせいだけが俺の味方だよ~、なんで早く来てくれないんだよ」
「…サルナスさん、ここは私が代わりますので、奥で休んでいいですよ」
イワ先輩の一言に男性が乗っかってくる、イラッとする表情だ。
「そうだ、帰れ帰れ~、とっとと帰れ~」
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