12 / 13
12.理解者殺し(終)
しおりを挟む
うーん。アイツとかこいつとかお前とか、そんな言い方をするのは嫌だな。
単純にベルさんで良いや。
ベルさん。俺の持つスキルについて教えてくれないか?まだよく分かっていないスキルの名前は・・・・・・
『言わなくていい。お前の持つスキルは、たいした努力もせずに得たとでも思っているのだろう。だが、そのスキルは、お前の糧になった者達の生きてきた時間と魂が込められている。そのことを忘れなければ、十分理解できるだろう。』
俺の言葉を遮って出て着たベルさんの言葉は、質問に対する答えではないように聞こえた。
でも、よく考えてみると質問に対する答えでもあった。
スキルは得た経験が形になった物だ。
俺が倒した相手からスキルをランダムで2つ得られる。
倒す、というより命を奪う、だな。
つまり、経験から得たスキルにはその時間が込められていて、命を奪って手に入れるから魂が込められている?
そういうことなのか?
そのことを忘れなければいいのだというのなら、自分の欲で強くなってはいけないということか?
強くなりたいという思いで命を奪いまくって強くなるのは禁止ということか。
・・・・・・そんなことするつもりは毛頭無いけれど。
うー・・・ん。
ベルさんを殺すには、罠が有効か?
攻撃も防御も効かないのなら異常状態とかで・・・・・・あ、無理だ。
ベルさん【異常状態無効】持ってたわー。
罠くらいしか思いつかないんだけど。
【攻撃無効】の攻略法。攻略法かあ。
攻撃を無効化。攻撃は効かない。
罠はおそらく効く。攻撃じゃないからだ。
攻撃じゃないから効く?
攻撃じゃなければ効くのか?
例えば、落ちるギリギリの大岩を仕掛けて、何でもいいけど遠距離攻撃で衝撃を与えて落とす、みたいな。
いや、攻撃で落としちゃダメだな。
魔法を乱れ打ちして、外れたものが当たればいいか、程度の気持ちでしないと。
多分【攻撃無効】の対象に入るかもしれない。
【物理耐性】のレベルが最大だから殆ど効かないだろうけど、物理防御力が『0』だから、一応効くだろう。
罠とかを仕掛けまくって、そのうち一つでも効けばいいのか。
なら、早速仕掛けて、準備ができたらベルさんを呼ぼう。
今は洞窟の奥で休んでるし。
さて、罠はすべて仕掛け終えた。
あとは、ベルさんと戦って、殺すだけだ。
だけどなあ。
やっと平和に話せる相手を見つけたのに、その見つけた相手を俺が殺すというのは。
少し嫌だなあ。
まあ、もう請け負って、【契約】【魔法契約】【悪魔契約】も済ましてる。
もう逃げられないし、そもそも逃げる気なんて毛頭ない。
洞窟の奥で待っているベルさんを呼んだ。
ベルさん。準備終わったぞ。
『そうか。今行く。』
ベルさんがふわふわ浮きながら出てくる。
始めるぞ。
『ああ。』
魔力を込めて、なるべく速く尾を振る。
何本もの魔力の刃を乱れ打つ。
ベルさんは避ける動作も無くこちらに向かって動く。
もちろん魔力の刃は当たるが、がちがちの魔法特化のベルさんには微塵も効かない。
それは織り込み済みだ。
狙いは乱れって当たらなかったものだが、これは完全に運任せ。
そして、ベルさんの後ろにある岩壁にいくつも当たる。
そのうち一つは、俺の仕掛けたものに当たったが、それを知る術は俺にはない。
仕掛けに当たっても、その仕掛けがうまく当たるとは思えない。
ベルさんと交わした契約は、『戦って負けたほうが死ぬ。勝ったほうは名前を得る。』
という、いたってシンプルなものだ。
ベルさんは既に名前を持っているからメリットは無い。
だが、俺には名前が無いので俺にとってはメリットがある。
そして、戦って負けたほうは死ぬから、ベルさんにはメリットだ。
俺には完全にデメリットだ。
勝利の証は、相手のHPを半分以上削ること。
だから、俺は必死にHPを削らなければならない。
ベルさんが俺に向かって黒い球が飛んでくる。
正直、当たったら死ぬ予感しかしない。
魔攻力は魔法を使うことに対する数値。
魔防力は魔法に対する耐性や防御反応の数値。
物理に関しても同じだ。
つまり、小石程度の大きさの魔法攻撃でも、魔攻力四桁オーバーのベルさんが使えば木々が吹っ飛ぶレベルになる。
だから全力で避ける。
ベルさんの周りを動きまわっていると、他の仕掛けも発動した。
僅かな衝撃で、しなった木につけた石が飛んでいく、という単純な仕掛けだ。
それが五つほど、発動した。
ベルさんは、そのうち一つを避け、残りの三つは体の形を変えて避ける。
残った一つの石は体の真ん中に当たった。
それは、そこまで威力があるものではないが、物防力0で物理耐性マックスのベルさんにも多少は効いたみたいだ。
『・・・・・・久々だ。私がダメージを受けるのは。なるほど。攻撃ではなく罠か。攻撃の意思が無いからダメージは通る、ということか。目を閉じて高速移動でもすれば自分で死ねたかもしれないな。』
・・・それは多分無理だ。
まず、ベルさんは目を閉じることができないからだ。
それと、死にたいからと言って簡単に死ねるものではない。
あくまで、今の俺はそう考える。
ベルさんは、もっと辛い思いをしている。
だったら、自分が死ぬことに対して、俺以上に逃げようとすることは無いはずだ。
一旦、ベルさんのステータスを確認する。
あと2回か3回、石が直撃すればHPの半分を下回る。
だが、石を当てる前に最初の仕掛けがうまく行きそうだ。
崖に幾つもの亀裂が走る。
崖に【穴掘り】のスキルを使って幾つも穴を空けていた。
その上、崖に低威力のスラッシュを打ち込み、崖を崩れやすくしていた。
この罠は、下手をすると俺自身が巻き込まれるから、攻撃の意思は殆ど消える。
崖の一部が崩れてきた。
今更になって崖が崩れたのは、崖の内部から亀裂が入っていたからか?
正直、理由は分からない。
ただ、今は全力で安全地帯に逃げる。
お馴染みのスキルを使って逃げる。
横目でベルさんを確認する。
黒いもやの様な身体の二つの目がこちらを向いていた。
『ありがとう・・・・・・。』
念話で、言葉が送られてくる。
その姿は、すぐ崩れた岩と土砂に埋もれて見えなくなった。
そして、ベルさんから聞いた情報の通り、大量のスキルを、俺は得ることになった。
俺が事前に聞いた情報はこうだ。
『スキルのによる情報通知が時折曖昧な理由。』
『スキル継承で、母親から大量のスキルが継承された理由。』
この二つだ。
答えも至って簡単だった。
最初の質問の答えは、俺が肉体的に未熟だからだという。
二つ目の質問の答えは、俺が殺した相手の精神的なものが影響しているらしい。
必死に戦って負ければスキルを二つ継承し。
相手が俺のことを心から認めたうえで俺が殺せば、大量のスキルを得る。
この違いらしい。
俺は、これでよかったのか?
せっかくできた、互いに話し合える相手を殺して。
この世界で、最初で最期かもしれない理解者を殺して。
俺は頭を振り、マイナス思考を追い払う。
俺は俺だ。
これからもなる様になるだろう。
前世が人であることもあるからかな、人里に下りてみたい。
嫌なスキルも手に入れてしまったし・・・・・・。
それと、俺の名前。
『ジード』
ベルさんが人として生きてた場所の言葉で『蛇の王』を意味するそうだ。
ベルさんが事前に決めていた名前だ。
この名前に恥じないようにしたいと、俺は思った。
そして、俺はもっと新しい世界へ踏み出した。
―END―
単純にベルさんで良いや。
ベルさん。俺の持つスキルについて教えてくれないか?まだよく分かっていないスキルの名前は・・・・・・
『言わなくていい。お前の持つスキルは、たいした努力もせずに得たとでも思っているのだろう。だが、そのスキルは、お前の糧になった者達の生きてきた時間と魂が込められている。そのことを忘れなければ、十分理解できるだろう。』
俺の言葉を遮って出て着たベルさんの言葉は、質問に対する答えではないように聞こえた。
でも、よく考えてみると質問に対する答えでもあった。
スキルは得た経験が形になった物だ。
俺が倒した相手からスキルをランダムで2つ得られる。
倒す、というより命を奪う、だな。
つまり、経験から得たスキルにはその時間が込められていて、命を奪って手に入れるから魂が込められている?
そういうことなのか?
そのことを忘れなければいいのだというのなら、自分の欲で強くなってはいけないということか?
強くなりたいという思いで命を奪いまくって強くなるのは禁止ということか。
・・・・・・そんなことするつもりは毛頭無いけれど。
うー・・・ん。
ベルさんを殺すには、罠が有効か?
攻撃も防御も効かないのなら異常状態とかで・・・・・・あ、無理だ。
ベルさん【異常状態無効】持ってたわー。
罠くらいしか思いつかないんだけど。
【攻撃無効】の攻略法。攻略法かあ。
攻撃を無効化。攻撃は効かない。
罠はおそらく効く。攻撃じゃないからだ。
攻撃じゃないから効く?
攻撃じゃなければ効くのか?
例えば、落ちるギリギリの大岩を仕掛けて、何でもいいけど遠距離攻撃で衝撃を与えて落とす、みたいな。
いや、攻撃で落としちゃダメだな。
魔法を乱れ打ちして、外れたものが当たればいいか、程度の気持ちでしないと。
多分【攻撃無効】の対象に入るかもしれない。
【物理耐性】のレベルが最大だから殆ど効かないだろうけど、物理防御力が『0』だから、一応効くだろう。
罠とかを仕掛けまくって、そのうち一つでも効けばいいのか。
なら、早速仕掛けて、準備ができたらベルさんを呼ぼう。
今は洞窟の奥で休んでるし。
さて、罠はすべて仕掛け終えた。
あとは、ベルさんと戦って、殺すだけだ。
だけどなあ。
やっと平和に話せる相手を見つけたのに、その見つけた相手を俺が殺すというのは。
少し嫌だなあ。
まあ、もう請け負って、【契約】【魔法契約】【悪魔契約】も済ましてる。
もう逃げられないし、そもそも逃げる気なんて毛頭ない。
洞窟の奥で待っているベルさんを呼んだ。
ベルさん。準備終わったぞ。
『そうか。今行く。』
ベルさんがふわふわ浮きながら出てくる。
始めるぞ。
『ああ。』
魔力を込めて、なるべく速く尾を振る。
何本もの魔力の刃を乱れ打つ。
ベルさんは避ける動作も無くこちらに向かって動く。
もちろん魔力の刃は当たるが、がちがちの魔法特化のベルさんには微塵も効かない。
それは織り込み済みだ。
狙いは乱れって当たらなかったものだが、これは完全に運任せ。
そして、ベルさんの後ろにある岩壁にいくつも当たる。
そのうち一つは、俺の仕掛けたものに当たったが、それを知る術は俺にはない。
仕掛けに当たっても、その仕掛けがうまく当たるとは思えない。
ベルさんと交わした契約は、『戦って負けたほうが死ぬ。勝ったほうは名前を得る。』
という、いたってシンプルなものだ。
ベルさんは既に名前を持っているからメリットは無い。
だが、俺には名前が無いので俺にとってはメリットがある。
そして、戦って負けたほうは死ぬから、ベルさんにはメリットだ。
俺には完全にデメリットだ。
勝利の証は、相手のHPを半分以上削ること。
だから、俺は必死にHPを削らなければならない。
ベルさんが俺に向かって黒い球が飛んでくる。
正直、当たったら死ぬ予感しかしない。
魔攻力は魔法を使うことに対する数値。
魔防力は魔法に対する耐性や防御反応の数値。
物理に関しても同じだ。
つまり、小石程度の大きさの魔法攻撃でも、魔攻力四桁オーバーのベルさんが使えば木々が吹っ飛ぶレベルになる。
だから全力で避ける。
ベルさんの周りを動きまわっていると、他の仕掛けも発動した。
僅かな衝撃で、しなった木につけた石が飛んでいく、という単純な仕掛けだ。
それが五つほど、発動した。
ベルさんは、そのうち一つを避け、残りの三つは体の形を変えて避ける。
残った一つの石は体の真ん中に当たった。
それは、そこまで威力があるものではないが、物防力0で物理耐性マックスのベルさんにも多少は効いたみたいだ。
『・・・・・・久々だ。私がダメージを受けるのは。なるほど。攻撃ではなく罠か。攻撃の意思が無いからダメージは通る、ということか。目を閉じて高速移動でもすれば自分で死ねたかもしれないな。』
・・・それは多分無理だ。
まず、ベルさんは目を閉じることができないからだ。
それと、死にたいからと言って簡単に死ねるものではない。
あくまで、今の俺はそう考える。
ベルさんは、もっと辛い思いをしている。
だったら、自分が死ぬことに対して、俺以上に逃げようとすることは無いはずだ。
一旦、ベルさんのステータスを確認する。
あと2回か3回、石が直撃すればHPの半分を下回る。
だが、石を当てる前に最初の仕掛けがうまく行きそうだ。
崖に幾つもの亀裂が走る。
崖に【穴掘り】のスキルを使って幾つも穴を空けていた。
その上、崖に低威力のスラッシュを打ち込み、崖を崩れやすくしていた。
この罠は、下手をすると俺自身が巻き込まれるから、攻撃の意思は殆ど消える。
崖の一部が崩れてきた。
今更になって崖が崩れたのは、崖の内部から亀裂が入っていたからか?
正直、理由は分からない。
ただ、今は全力で安全地帯に逃げる。
お馴染みのスキルを使って逃げる。
横目でベルさんを確認する。
黒いもやの様な身体の二つの目がこちらを向いていた。
『ありがとう・・・・・・。』
念話で、言葉が送られてくる。
その姿は、すぐ崩れた岩と土砂に埋もれて見えなくなった。
そして、ベルさんから聞いた情報の通り、大量のスキルを、俺は得ることになった。
俺が事前に聞いた情報はこうだ。
『スキルのによる情報通知が時折曖昧な理由。』
『スキル継承で、母親から大量のスキルが継承された理由。』
この二つだ。
答えも至って簡単だった。
最初の質問の答えは、俺が肉体的に未熟だからだという。
二つ目の質問の答えは、俺が殺した相手の精神的なものが影響しているらしい。
必死に戦って負ければスキルを二つ継承し。
相手が俺のことを心から認めたうえで俺が殺せば、大量のスキルを得る。
この違いらしい。
俺は、これでよかったのか?
せっかくできた、互いに話し合える相手を殺して。
この世界で、最初で最期かもしれない理解者を殺して。
俺は頭を振り、マイナス思考を追い払う。
俺は俺だ。
これからもなる様になるだろう。
前世が人であることもあるからかな、人里に下りてみたい。
嫌なスキルも手に入れてしまったし・・・・・・。
それと、俺の名前。
『ジード』
ベルさんが人として生きてた場所の言葉で『蛇の王』を意味するそうだ。
ベルさんが事前に決めていた名前だ。
この名前に恥じないようにしたいと、俺は思った。
そして、俺はもっと新しい世界へ踏み出した。
―END―
11
あなたにおすすめの小説
狼になっちゃった!
家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで?
色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!?
……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう?
これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
悪役令嬢の騎士
コムラサキ
ファンタジー
帝都の貧しい家庭に育った少年は、ある日を境に前世の記憶を取り戻す。
異世界に転生したが、戦争に巻き込まれて悲惨な最期を迎えてしまうようだ。
少年は前世の知識と、あたえられた特殊能力を使って生き延びようとする。
そのためには、まず〈悪役令嬢〉を救う必要がある。
少年は彼女の騎士になるため、この世界で生きていくことを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる