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11.亡霊の過去(side ベル
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今でも鮮明に覚えている。
あの時の記憶を。
でも。
大切な人々の顔も名前も。
守りたかったものの顔も名前も。
自分の顔も名前も。
そして、かつて愛していた女性の顔も名前も。
いつからか、思い出せなくなってしまった。
「今日で退職だから、今夜は豪華な退職祝いを楽しみにしているよ。」
「ええ、分かったわ。今夜はうんとおいしいお料理を振舞ってあげる。」
眼に映るのは愛しい人。
命を賭けてでも守り通したかった大切な女性だ。
それを、目の前で奪われてしまった。
「ハハハハハッ!!良い顔をしているなあ!***!」
「***・・・・・・?***!おいっ、しっかりしろっ。目を開けてくれっ!!」
大騎士と呼ばれ、騎士としての誇りを持っていた私には、敵も多かった。
そのうちの一人に、大切な妻の胸を切り裂かれた。
「なぜ、なぜこんなことを・・・・・・!なぜだ!応えろ***!!」
「決まってるじゃねえか。お前は命を捨ててまで弱者を守ろうとする善人だ。」
そうだ。
そしてそれは、私の騎士としての誇りでもあった。
「お前見てえなやつは自分より大切な奴が傷つくほうが悲しいだろう?ン?そうだろう?アハハハハハハッ!ヒーッハハハハハハハハッ!!」
「どうして、どうして***を巻き込む必要があった!!妻は貴様に何をした!?ただ平和に笑って暮らしていただけだろう!!」
「その通りだ!ただ平和に笑って暮らしてた、悪人の気持ちを踏みにじり、貴様のような善人と結ばれた報いだ!!もっともっと苦しめて殺してやりたかったのに、思わず殺しちまってよお!ごめんなあ?こんなあっさり殺しちまってよお!!」
私は、妻の亡骸を抱えて泣いた。
騎士道を全うしたことは私の誇りだった。
妻が、彼女が、***が、尊敬してくれていた。
だから、どんなに辛くても、どんなに苦しくても耐え抜き、妻の待つ家へ帰る事ができた。
私の帰る場所は、ここにしかなかった。
私は妻の亡骸をある山の頂上に埋め、そばに石碑を立てた。
妻の名前と、私の思いをつづった石碑だ。
そして私は、もう二度とその場所に戻ることは無かった。
愛する妻のいない、抜け殻のような私達の家を覗いた。
そこには、妻が作ったであろうたくさんの料理が、踏みにじられ、捨てられ、床に落とされていた。
僅かに残った料理の一部には、『*めでとう!』という、潰されかけた文字が見えた。
それから私は、その地を去った。
妻を殺したものは牢獄に入れられていたが、大騎士の権力を使って会いに行き、その場で拷問した後殺した。
それからは、ただ、全てを忘れてしまいたい一心で、モンスターや魔物が巣食う森に足を踏み入れた。
大賢者とも言われるほどの知識も持っていたが、見たことも無い化物に、それは無用の長物だった。
辛かった。
悲しかった。
虚しかった。
体よりも、心が。
ついこのあいだなら耐えれたであろう傷も、今はたった一瞬の間も耐えられなかった。
愛する者がいたからこそ、私は強かったのだと、今更になって気付いた。
高い崖に体を預け、私は目を瞑った。
そして。
枯れても尚泣き続けながら、命が削られていく感覚を。
味わいながら、死んだ。
死んだ、はずだった。
「大丈夫?こんなところにいたら、せっかくの綺麗な魂が汚れちゃうよ?」
私の前にいたのは、まだあどけなさの残る少女だった。
その少女が、優しい微笑を浮かべながら、私に手を伸ばしていた。
彼女の職業は死霊術師だという。
その力で、私の魂に生きる力を与えたのだとも。
長い時間を死体で過ごした私は、自分の名前を忘れてしまっていた。
私は『ベル』という名前を授けられた。
私が蘇った時代から言えば、私の生きた時代は、存在すら疑われていた。
私の死体に使えばスケルトンにでもなって、今の私より強力な手駒を手に入れることが出来たであろう。
だが彼女は、基本的に死体ごと蘇らせることはしたくないらしい。
私は青い人魂になっていた。
綺麗な魂は青く、穢れた魂は赤黒く、大抵の魂は赤か赤紫らしい。
それからは、体を乗っ取ったり、使えるようになった魔法で敵を操ったり、何度か進化もした。
気付けば、私は救われている事に気が付いた。
とっくの昔に救われ、今も尚、救われている。
そして私は、密かに彼女に対して忠誠を誓った。
だが、その誓いすら、私には許されなかった。
最終進化を迎えてから少し経った時、彼女は、彼女のことを妬んだ冒険者達に殺された。
首を切り落とされ、悪魔が取り付いているなどという濡れ衣を着せられ、私以外の蘇った者達も殺された。
私はまず殺されることは無い。
死ぬことがない体になったからだ。
しかしこのときは、死ねないこの体を憎んだ。
自殺すらも許されないのだ。
ほんの一瞬、気を緩めた瞬間に彼女の首は切り裂かれ、私たちは皆、彼女の力から離れた。
だが、彼女を殺した者達を許そうとした者はいなかった。
当然だ。
彼女は人ではないものにでさえ、心を通わせるほど優しかったのだから。
最後に残った私は、彼女を殺したものを魔法で苦しめ、殺した。
私は、逃げた。
力の限り遠く離れた。
彼女の体と首を一旦取り込み、必死で離れた。
物理的な力の無い私には、それしか持ち運ぶ方法が無かった。
そして、私が死に、そして生き返った場所に来ていた。
そこに彼女の遺体を埋めようとした。だが。
そのときには、彼女の遺体は私の体に完全に取り込まれ、取り返しがつかなくなっていた。
長い時間が過ぎた事と感情の整理が追いつかなかったために、精神体であるこの体のコントロールがうまくいっていなかった。
愛する者が居なくなった世界で、独り虚しく一度死んだ。
そして、信頼した者達が殺された死ぬ事が出来ない世界で、たった一人で生きていく。
地獄と生き地獄を味わった私は、ただ、死ぬことしか考えられなくなった。
死ぬこと以外考えられなくなった、というよりは、死ぬこと以外考えたくなかった。
まともに考えていると、きっと壊れてしまう。
そう、感じてしまったから。
長い時間がたった。
近くにあった洞窟の奥で、ただ静かに眠っていた。
時折、泣きたくなった。
大声で喚いて、みっともなく涙を流したかった。
だが、言葉を扱えても口が無ければ喋れない。
だが、一度枯れてしまった涙は、もう出ない。
耐えられなかった。
悲しすぎた。
寂しすぎた。
誰も居ない世界で、たった一人孤独に生きるのはイヤだった。
何度か遠くまで出て行き、私を殺せるものを探した。
だが、殺せるどころか傷つけられる者もいなかった。
何度か遠出し、そして帰ってきた。
洞窟に入ろうすると、巨大な大蛇の死体が転がっていた。
全部取り込んで、また、いつものように一番奥で眠ろうとしていた。
何度か日が沈み、同じ数だけ日が上った。
そんなときだった。
やけに知性を感じられる、巨大な大蛇の子孫がやってきた。
まだ生まれて数日だろう。
なのに、一回以上は進化を済ませているようだった。
不思議な能力を持っているようで、もしかしたらと思った。
私は、希望を感じられずに入られなかった。
あの時の記憶を。
でも。
大切な人々の顔も名前も。
守りたかったものの顔も名前も。
自分の顔も名前も。
そして、かつて愛していた女性の顔も名前も。
いつからか、思い出せなくなってしまった。
「今日で退職だから、今夜は豪華な退職祝いを楽しみにしているよ。」
「ええ、分かったわ。今夜はうんとおいしいお料理を振舞ってあげる。」
眼に映るのは愛しい人。
命を賭けてでも守り通したかった大切な女性だ。
それを、目の前で奪われてしまった。
「ハハハハハッ!!良い顔をしているなあ!***!」
「***・・・・・・?***!おいっ、しっかりしろっ。目を開けてくれっ!!」
大騎士と呼ばれ、騎士としての誇りを持っていた私には、敵も多かった。
そのうちの一人に、大切な妻の胸を切り裂かれた。
「なぜ、なぜこんなことを・・・・・・!なぜだ!応えろ***!!」
「決まってるじゃねえか。お前は命を捨ててまで弱者を守ろうとする善人だ。」
そうだ。
そしてそれは、私の騎士としての誇りでもあった。
「お前見てえなやつは自分より大切な奴が傷つくほうが悲しいだろう?ン?そうだろう?アハハハハハハッ!ヒーッハハハハハハハハッ!!」
「どうして、どうして***を巻き込む必要があった!!妻は貴様に何をした!?ただ平和に笑って暮らしていただけだろう!!」
「その通りだ!ただ平和に笑って暮らしてた、悪人の気持ちを踏みにじり、貴様のような善人と結ばれた報いだ!!もっともっと苦しめて殺してやりたかったのに、思わず殺しちまってよお!ごめんなあ?こんなあっさり殺しちまってよお!!」
私は、妻の亡骸を抱えて泣いた。
騎士道を全うしたことは私の誇りだった。
妻が、彼女が、***が、尊敬してくれていた。
だから、どんなに辛くても、どんなに苦しくても耐え抜き、妻の待つ家へ帰る事ができた。
私の帰る場所は、ここにしかなかった。
私は妻の亡骸をある山の頂上に埋め、そばに石碑を立てた。
妻の名前と、私の思いをつづった石碑だ。
そして私は、もう二度とその場所に戻ることは無かった。
愛する妻のいない、抜け殻のような私達の家を覗いた。
そこには、妻が作ったであろうたくさんの料理が、踏みにじられ、捨てられ、床に落とされていた。
僅かに残った料理の一部には、『*めでとう!』という、潰されかけた文字が見えた。
それから私は、その地を去った。
妻を殺したものは牢獄に入れられていたが、大騎士の権力を使って会いに行き、その場で拷問した後殺した。
それからは、ただ、全てを忘れてしまいたい一心で、モンスターや魔物が巣食う森に足を踏み入れた。
大賢者とも言われるほどの知識も持っていたが、見たことも無い化物に、それは無用の長物だった。
辛かった。
悲しかった。
虚しかった。
体よりも、心が。
ついこのあいだなら耐えれたであろう傷も、今はたった一瞬の間も耐えられなかった。
愛する者がいたからこそ、私は強かったのだと、今更になって気付いた。
高い崖に体を預け、私は目を瞑った。
そして。
枯れても尚泣き続けながら、命が削られていく感覚を。
味わいながら、死んだ。
死んだ、はずだった。
「大丈夫?こんなところにいたら、せっかくの綺麗な魂が汚れちゃうよ?」
私の前にいたのは、まだあどけなさの残る少女だった。
その少女が、優しい微笑を浮かべながら、私に手を伸ばしていた。
彼女の職業は死霊術師だという。
その力で、私の魂に生きる力を与えたのだとも。
長い時間を死体で過ごした私は、自分の名前を忘れてしまっていた。
私は『ベル』という名前を授けられた。
私が蘇った時代から言えば、私の生きた時代は、存在すら疑われていた。
私の死体に使えばスケルトンにでもなって、今の私より強力な手駒を手に入れることが出来たであろう。
だが彼女は、基本的に死体ごと蘇らせることはしたくないらしい。
私は青い人魂になっていた。
綺麗な魂は青く、穢れた魂は赤黒く、大抵の魂は赤か赤紫らしい。
それからは、体を乗っ取ったり、使えるようになった魔法で敵を操ったり、何度か進化もした。
気付けば、私は救われている事に気が付いた。
とっくの昔に救われ、今も尚、救われている。
そして私は、密かに彼女に対して忠誠を誓った。
だが、その誓いすら、私には許されなかった。
最終進化を迎えてから少し経った時、彼女は、彼女のことを妬んだ冒険者達に殺された。
首を切り落とされ、悪魔が取り付いているなどという濡れ衣を着せられ、私以外の蘇った者達も殺された。
私はまず殺されることは無い。
死ぬことがない体になったからだ。
しかしこのときは、死ねないこの体を憎んだ。
自殺すらも許されないのだ。
ほんの一瞬、気を緩めた瞬間に彼女の首は切り裂かれ、私たちは皆、彼女の力から離れた。
だが、彼女を殺した者達を許そうとした者はいなかった。
当然だ。
彼女は人ではないものにでさえ、心を通わせるほど優しかったのだから。
最後に残った私は、彼女を殺したものを魔法で苦しめ、殺した。
私は、逃げた。
力の限り遠く離れた。
彼女の体と首を一旦取り込み、必死で離れた。
物理的な力の無い私には、それしか持ち運ぶ方法が無かった。
そして、私が死に、そして生き返った場所に来ていた。
そこに彼女の遺体を埋めようとした。だが。
そのときには、彼女の遺体は私の体に完全に取り込まれ、取り返しがつかなくなっていた。
長い時間が過ぎた事と感情の整理が追いつかなかったために、精神体であるこの体のコントロールがうまくいっていなかった。
愛する者が居なくなった世界で、独り虚しく一度死んだ。
そして、信頼した者達が殺された死ぬ事が出来ない世界で、たった一人で生きていく。
地獄と生き地獄を味わった私は、ただ、死ぬことしか考えられなくなった。
死ぬこと以外考えられなくなった、というよりは、死ぬこと以外考えたくなかった。
まともに考えていると、きっと壊れてしまう。
そう、感じてしまったから。
長い時間がたった。
近くにあった洞窟の奥で、ただ静かに眠っていた。
時折、泣きたくなった。
大声で喚いて、みっともなく涙を流したかった。
だが、言葉を扱えても口が無ければ喋れない。
だが、一度枯れてしまった涙は、もう出ない。
耐えられなかった。
悲しすぎた。
寂しすぎた。
誰も居ない世界で、たった一人孤独に生きるのはイヤだった。
何度か遠くまで出て行き、私を殺せるものを探した。
だが、殺せるどころか傷つけられる者もいなかった。
何度か遠出し、そして帰ってきた。
洞窟に入ろうすると、巨大な大蛇の死体が転がっていた。
全部取り込んで、また、いつものように一番奥で眠ろうとしていた。
何度か日が沈み、同じ数だけ日が上った。
そんなときだった。
やけに知性を感じられる、巨大な大蛇の子孫がやってきた。
まだ生まれて数日だろう。
なのに、一回以上は進化を済ませているようだった。
不思議な能力を持っているようで、もしかしたらと思った。
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