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いつのまに
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「はじめまして。これからよろしくお願いします」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
笑顔で返してくれた。
僕は、田丸と同じ寮生活になった。
借り上げのマンションの3LDKのうち1部屋を会社からあたえられた。
もう1部屋に田丸が住んでいた。
その日から毎日、一緒に帰るのが日課となった。
田丸と会社で仕事をして、マンションの寮に戻ってプライベートな時間をすごし。
流行りのドラマを一緒にリビングでみたり、たまに一緒に料理を作って暮らした。
僕は田丸とため口をきくようになっていた。
田丸は仕事ができる人だった。
さくさく仕事をこなす姿が頼もしかった。
入社して半年後に、部長に昇進が決まった。
昇進祝いに飲み会が開かれた。
「田丸部長、おめでとうございます!」
みんなが祝福するなか、田丸だけが浮かない顔をしていた。
僕は不思議に思った。
「ありがとう。でも、おれは……もっと頑張らないと……」
つぶやくように言っていた。
昇格しても、会社の方針で平社員におとされたり、ほかの支店に飛ばされたり
簡単にする。
そういう話は聞いていた。
田丸と僕は同じ年で、田丸は先輩だけれど呼び捨てにさせてくれていた。
「田丸、どうかした?」
「まぁ、いいや」
酒を飲みながら田丸はつぶやいた。
何か、あきらめているような表情だった。
「どうしたの?」
思わず聞いてしまった。
「ん?なんでもない。独りごとだよ」
「なんか、悩んでいるなら相談してくれ、えーと僕じゃ頼りないだろうけれど」
「いやいや、そんなことないよ。ありがとうな」
そう言って笑った。
ふだん髪の毛がぼさぼさで無頓着そうなまじめな印象の田丸。
僕は後輩だけれど田丸と同じ年だったからため口だ。
この人は、どんな悩みを抱えているのだろう。
そして、それを解決できるのだろうか。
そんなことを思っていた。
そして、一年が過ぎて……
「俺、結婚することになったんだ」
ある日突然、告白された。
「えっ?本当なの?」
僕は驚いた。
だって、付き合っているとかそんな話聞いたことがなかったし。
それに、まだ26歳だし。
全然まだ先だと思っていたことが現実になったのだろうか。
「はい。」
照れくさそうに笑って返事をした。
会社で付き合っているように思えなかったし、同じ寮生活をしていたから、田丸のことをよく知っていた。
一緒に暮らしてきて、恋人がいるようには全然みえなかった。
本当に一体いつの間に恋人ができて結婚になるのか不思議だ。
もしかして、お見合い結婚とかだろうか。
お付き合いしていた感じが全然しなかったから。
それとも、出会い系サイトかな。
でも、田丸のことだしな。
「お相手はどのような人なの?」
興味津々で聞いてみた。
「う~ん。一言でいうと、かわいい子?」
「へぇ、そうだったんだ」
田丸は結婚とか興味ないのかと勝手に思っていたけれど、全然男なんだ。
かわいい女子が好きな、すけべな健康な男子だ。
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
笑顔で返してくれた。
僕は、田丸と同じ寮生活になった。
借り上げのマンションの3LDKのうち1部屋を会社からあたえられた。
もう1部屋に田丸が住んでいた。
その日から毎日、一緒に帰るのが日課となった。
田丸と会社で仕事をして、マンションの寮に戻ってプライベートな時間をすごし。
流行りのドラマを一緒にリビングでみたり、たまに一緒に料理を作って暮らした。
僕は田丸とため口をきくようになっていた。
田丸は仕事ができる人だった。
さくさく仕事をこなす姿が頼もしかった。
入社して半年後に、部長に昇進が決まった。
昇進祝いに飲み会が開かれた。
「田丸部長、おめでとうございます!」
みんなが祝福するなか、田丸だけが浮かない顔をしていた。
僕は不思議に思った。
「ありがとう。でも、おれは……もっと頑張らないと……」
つぶやくように言っていた。
昇格しても、会社の方針で平社員におとされたり、ほかの支店に飛ばされたり
簡単にする。
そういう話は聞いていた。
田丸と僕は同じ年で、田丸は先輩だけれど呼び捨てにさせてくれていた。
「田丸、どうかした?」
「まぁ、いいや」
酒を飲みながら田丸はつぶやいた。
何か、あきらめているような表情だった。
「どうしたの?」
思わず聞いてしまった。
「ん?なんでもない。独りごとだよ」
「なんか、悩んでいるなら相談してくれ、えーと僕じゃ頼りないだろうけれど」
「いやいや、そんなことないよ。ありがとうな」
そう言って笑った。
ふだん髪の毛がぼさぼさで無頓着そうなまじめな印象の田丸。
僕は後輩だけれど田丸と同じ年だったからため口だ。
この人は、どんな悩みを抱えているのだろう。
そして、それを解決できるのだろうか。
そんなことを思っていた。
そして、一年が過ぎて……
「俺、結婚することになったんだ」
ある日突然、告白された。
「えっ?本当なの?」
僕は驚いた。
だって、付き合っているとかそんな話聞いたことがなかったし。
それに、まだ26歳だし。
全然まだ先だと思っていたことが現実になったのだろうか。
「はい。」
照れくさそうに笑って返事をした。
会社で付き合っているように思えなかったし、同じ寮生活をしていたから、田丸のことをよく知っていた。
一緒に暮らしてきて、恋人がいるようには全然みえなかった。
本当に一体いつの間に恋人ができて結婚になるのか不思議だ。
もしかして、お見合い結婚とかだろうか。
お付き合いしていた感じが全然しなかったから。
それとも、出会い系サイトかな。
でも、田丸のことだしな。
「お相手はどのような人なの?」
興味津々で聞いてみた。
「う~ん。一言でいうと、かわいい子?」
「へぇ、そうだったんだ」
田丸は結婚とか興味ないのかと勝手に思っていたけれど、全然男なんだ。
かわいい女子が好きな、すけべな健康な男子だ。
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