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一体何が起こっているのか、僕の頭では理解できない。
ヌルっと湿った弾力のあるものが僕の唇を押し開き、口の中に侵入してくる。
「ン……ぇあ、なっ」
「モブ、可愛い。愛してる」
ユレイユの吐息交じりの声と与えられる心地好い唇の触感に頭がボーっとしてくる。
初めてのはずなのに、今までにも何度も与えられたことのある刺激に無意識に舌を差し出してしまう。
「フフッ……モブレッドは良い子だね。でも、続きはもう少し待って」
啄むように下唇を甘噛みされ、名残惜し気に唇が離れていく。
ぽわぽわする頭で、キスされたってことに気付いた時には全てが遅く、一部始終を卒業生みんなに見られてしまった。
僕たちの濃厚なキスシーンを目の当たりにしてしまった人たちは、目を見開いたまま呆然としている。
一部の女性陣達は小声で「キャーッ、キャーッ」と歓声を上げているのが見えたけど、ほとんどの人が驚いて固まっていた。
「ゆ、ユレイユ……?ウソだろ?え?え、モブレッド・アテウーマ、お前そんな可愛い顔していたのか?」
アレックス様も動揺しているのか、僕の顔を見て目も口もみっともなく開いたまま、変なことを言っている。
僕が可愛い?そんなわけないでしょ。
可愛くて綺麗なのはユレイユであって、僕はモブ中のモブ。
むしろユレイユの引き立て役でしかない、悪役令息ですが?
って、あれ?
……えっと、これって断罪イベントだったよね。
何十回、何百回とプレイしたのに、こんな展開見たことないんだけど!?
ってか、これってどのルートになるの?
ユレイユ×悪役令息なんてルート存在した?
ユレイユ、儚くて可憐な受けってイメージしかなかったのに、なんかめちゃくちゃイケメンだし……
「黙れクソ犬!オレのモブレッドがどれだけ可愛いのか今更知ったのか?自分から婚約破棄したんだから諦めろ。モブはオレが一生幸せにする」
アレックス様から僕を隠すように抱きしめられ、そのまま軽々とお姫様抱っこされてしまう。
「モブレッド、国王には後日正式に結婚の報告をしに来よう。今は、少しでも早くモブレッドを愛したいからな」
思考回路がショートしてしまった僕を他所に、ユレイユは誰も寄せ付けない天使の微笑を浮かべてそう言った。
真っ赤になって固まっている僕を愛おし気に見つめるユレイユ。
彼の瞳には、もう僕以外映していない。
僕も、天使の笑みを浮かべるユレイユしか目に入らなくて、遠くで喚いている王太子殿下のことなんて気にもならなかった。
ユレイユにしっかりと抱きしめられたまま、僕たちは学園のホールを後にした。
当然のように、僕はそのままユレイユの実家にお持ち帰りされてしまい、今はユレイユの部屋で二人きり。
「モブレッド、やっとオレだけのものになった」
ユレイユのベッドに押し倒され、ユレイユの匂いに包まれる。
金糸のような細く艶やかなユレイユの髪が僕の頬を撫でるのが恥ずかしくてしかたない。
「あの、ユレイユ……」
戸惑う僕を優しく宥めてくれ、何度も確かめ合う様にキスをした。
何もかもが初めてのはずなのに、ユレイユに触れられた場所全部が気持ち良くて、僕は何度も彼を求めてしまった。
「ユレイユ……えっと、これからも大好き、です」
僕の渾身の告白に、ユレイユも微笑みながら「愛してる」と答えてくれた。
一晩中濃厚な愛を全身に注がれ、永遠の愛を誓う。
こんなルートが隠されてるなんて、全然知らなかった。
これってハッピーエンドでいいのかな?
人生は、小説より奇なり。
でも、推しが幸せなら……僕は世界一幸せです。
トリュフ様@trufflechocolat にモブレッドとユレイユのFAを描いて頂きました⁄(⁄ ⁄-⁄ω⁄-⁄ ⁄)⁄テレテレ
麗しいユレイユ
可愛いモブレッド
本当にありがとうございます。
ヌルっと湿った弾力のあるものが僕の唇を押し開き、口の中に侵入してくる。
「ン……ぇあ、なっ」
「モブ、可愛い。愛してる」
ユレイユの吐息交じりの声と与えられる心地好い唇の触感に頭がボーっとしてくる。
初めてのはずなのに、今までにも何度も与えられたことのある刺激に無意識に舌を差し出してしまう。
「フフッ……モブレッドは良い子だね。でも、続きはもう少し待って」
啄むように下唇を甘噛みされ、名残惜し気に唇が離れていく。
ぽわぽわする頭で、キスされたってことに気付いた時には全てが遅く、一部始終を卒業生みんなに見られてしまった。
僕たちの濃厚なキスシーンを目の当たりにしてしまった人たちは、目を見開いたまま呆然としている。
一部の女性陣達は小声で「キャーッ、キャーッ」と歓声を上げているのが見えたけど、ほとんどの人が驚いて固まっていた。
「ゆ、ユレイユ……?ウソだろ?え?え、モブレッド・アテウーマ、お前そんな可愛い顔していたのか?」
アレックス様も動揺しているのか、僕の顔を見て目も口もみっともなく開いたまま、変なことを言っている。
僕が可愛い?そんなわけないでしょ。
可愛くて綺麗なのはユレイユであって、僕はモブ中のモブ。
むしろユレイユの引き立て役でしかない、悪役令息ですが?
って、あれ?
……えっと、これって断罪イベントだったよね。
何十回、何百回とプレイしたのに、こんな展開見たことないんだけど!?
ってか、これってどのルートになるの?
ユレイユ×悪役令息なんてルート存在した?
ユレイユ、儚くて可憐な受けってイメージしかなかったのに、なんかめちゃくちゃイケメンだし……
「黙れクソ犬!オレのモブレッドがどれだけ可愛いのか今更知ったのか?自分から婚約破棄したんだから諦めろ。モブはオレが一生幸せにする」
アレックス様から僕を隠すように抱きしめられ、そのまま軽々とお姫様抱っこされてしまう。
「モブレッド、国王には後日正式に結婚の報告をしに来よう。今は、少しでも早くモブレッドを愛したいからな」
思考回路がショートしてしまった僕を他所に、ユレイユは誰も寄せ付けない天使の微笑を浮かべてそう言った。
真っ赤になって固まっている僕を愛おし気に見つめるユレイユ。
彼の瞳には、もう僕以外映していない。
僕も、天使の笑みを浮かべるユレイユしか目に入らなくて、遠くで喚いている王太子殿下のことなんて気にもならなかった。
ユレイユにしっかりと抱きしめられたまま、僕たちは学園のホールを後にした。
当然のように、僕はそのままユレイユの実家にお持ち帰りされてしまい、今はユレイユの部屋で二人きり。
「モブレッド、やっとオレだけのものになった」
ユレイユのベッドに押し倒され、ユレイユの匂いに包まれる。
金糸のような細く艶やかなユレイユの髪が僕の頬を撫でるのが恥ずかしくてしかたない。
「あの、ユレイユ……」
戸惑う僕を優しく宥めてくれ、何度も確かめ合う様にキスをした。
何もかもが初めてのはずなのに、ユレイユに触れられた場所全部が気持ち良くて、僕は何度も彼を求めてしまった。
「ユレイユ……えっと、これからも大好き、です」
僕の渾身の告白に、ユレイユも微笑みながら「愛してる」と答えてくれた。
一晩中濃厚な愛を全身に注がれ、永遠の愛を誓う。
こんなルートが隠されてるなんて、全然知らなかった。
これってハッピーエンドでいいのかな?
人生は、小説より奇なり。
でも、推しが幸せなら……僕は世界一幸せです。
トリュフ様@trufflechocolat にモブレッドとユレイユのFAを描いて頂きました⁄(⁄ ⁄-⁄ω⁄-⁄ ⁄)⁄テレテレ
麗しいユレイユ
可愛いモブレッド
本当にありがとうございます。
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