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かぐやとの睦如の後を洗い流すべく、川に身体を洗いに行き、蜜を蜜壷から掻き出す。
誰もいぬ河原で肌を晒し、自らの指ですら甘い声が漏れ出てしまうのを唇を噛み締めて押し殺す。
「……ふっ、ん……ぁ、ふ……」
このような姿、人に見つかるわけにもいかぬ。
だが、自らの指で火照ってしまった身体を納めるべく、竹に指を絡ませ、蜜を吐き出す。
胸の突起を摘まみ、指で弾き、かぐやの指を思い出すもまだおさまらぬ。
「……ぁっ、ァ……か、ぐやぁ……」
愛おしい子の名を何度も口にし、掻き出し終えた蜜壷に指を挿れ、膨らみを掻く。
幾度目かの蜜を吐き出すころには、天も高く上がっており、ぐったりとした様子で家へと戻った。
山奥にある翁の家に戻るも、見たこともない豪奢な牛車が家の前に佇んでいる。
なにごとかと慌てて牛車の近くで首を垂れ、どなたが我が家に来られたのだろうと考えあぐねていると中から尊き方が御顔を覗かせる。
「此処が我が都に評判をもたらすかぐやの生家か?かぐやを嫁にと思っていたが……ふむ、これはこれは……」
牛車から現れたお方、帝が俺の顔を見て妖艶な笑みを浮かべながら仰った。
「私はこちらの方が好みだ」
牛車からお降りになると同時に、なぜか俺の手を取り、そのまま引き寄せられ抱き締められてしまう。
「其方を私の男御に召し抱える。私の愛を其方の此処に余す事なく注ごうぞ」
着物の上から帝の白魚のような指で腹を撫でられ、蕾を弄るように触れてくる。
「ふぁっ!ぁ……も、申し訳ございません」
不意に触れられたせいで、つい甘い声が漏れ出てしまい、慌てて謝罪する。
だが、夜毎行われるかぐやとの逢瀬に慣らされた身体は、先程まで自ら慰めていたこともあり、身体が火照り物欲しげに蕾が疼き出してしまう。
「なんとも愛い。寝所にて、其方の蜜壺に我が竹を押し挿ればや」
帝の高貴な香の匂いに包まれ、薄い唇が俺の唇に重なる。
かぐやとは違う舌の愛撫に絆され、惚けてしまい状況が飲み込めず身を帝に任せてしまいそうになっていると、背後から強い力で引き剥がされる。
「父様は私のものです!」
かぐやの強い声と敵を威嚇する鋭い眼に、胸の奥が熱くなる。
「かぐや……」
「父様、父様は私のものでしょう?」
仔犬のように濡れた目で見つめられ、唇を重ねられると何も言うことができない。
しかし、帝の御前でこのような不敬な行為をしてしまい、罰が与えられまいかと不安になってしまう。
「や……かぐ、や……やめなさ、ぃ……」
口付けの合間に慌てて制止の言葉を紡ぎ、帝の顔色を伺うも、帝はどこか楽しそうな笑みを浮かべていた。
表情は笑みを浮かべているが、目は一切笑ってはおらず、かぐやを睨み付けている。
「私が欲しいと思ったもので、手に入らなかったものなどない」
自信のこもった声ではっきりと宣言すると同時に、バチバチとかぐやと帝の間で火花が飛び散る。
「……も、申し訳ございません。」
慌てて謝罪の言葉を口にするも、二人の若者の耳には届かず。
なす術もなく途方にくれる翁を他所に、話は二人の若者の間で勝手に進んでいく。
「ならば、翁に決めて貰おうぞ?」
帝が不適な笑みを浮かべ、俺の手を取りペロリと一舐めする。
その行為が信じられず、見開いた目で帝を見つめるとさらに手のひらに口付けを落とされてしまう。
「其方に愛を乞うておる。私の物になれ。そこの者よりも私の方が其方を極楽浄土へ誘おう」
耳元で低く甘く囁かれ、耳朶を甘噛みされると腰が砕けそうになってしまう。
先程から疼いて堪らない腹の奥がキュゥっと竹を求めて蜜壺を濡らしてしまうのを感じ、慌てて帝から手を引っ込める。
「父様は私が毎夜極楽浄土に誘っております故、どうぞお引き取りを」
かぐやが勝ち誇った顔でとんでもないいことを堂々と暴露し、見せ付けるように俺の着物の前を肌けさせる。
「貴方様より私の方が若く、父様の蜜壺を毎夜満たし、溢れさせております故」
そこには無数の花弁が紅く散っており、夜毎育てられた赤い果実が2つ、ぷっくりと弄って欲しそうに主張していた。
「父様の果実は私が夜毎可愛がっております。貴方様に差し上げるものはございません」
かぐやの細くしなやかな指が胸の突起を指で弾き、摘み、捏ねる度に声が漏れてしまう。
「んぁあっ……ぁ、かぐや……ッやめ、やめっ……なさぃ」
口では拒絶の言葉を発するも、胸の突起は早く食べて欲しいと言わんばかりに赤く熟れ、微かに腰を震わせる。
「父様、かぐやに早く抱いて欲しいと竹は蜜を垂らしておりますよ?」
いつの間にか着物を濡らすように竹から蜜が滲み出し、帝に己が痴態を見せ付けてしまう。
「ならば、翁自身にどちらの竹が好みか、身体に尋ねようぞ」
「あ゙あ゙ん?💢」
かぐやの綺麗に整った眉が吊り上がり、あからさまに不機嫌な表情を浮かべる。
余裕のある笑みを浮かべつつ、冷たい視線で睨み付けてくる帝に、口の端を引き攣らせながらかぐやは帝を睨み付けていた。
「当然、父様は私の方が良いに決まっております!でも、良いでしょう。父様にどちらの竹でより多く気を遣るのか、身体で応えていただきましょう」
キュッと胸の突起を摘ままれ、今にも気を遣りそうな火照った身体の俺を余所に、二人の若者が不穏な笑みを浮かべていた。
誰もいぬ河原で肌を晒し、自らの指ですら甘い声が漏れ出てしまうのを唇を噛み締めて押し殺す。
「……ふっ、ん……ぁ、ふ……」
このような姿、人に見つかるわけにもいかぬ。
だが、自らの指で火照ってしまった身体を納めるべく、竹に指を絡ませ、蜜を吐き出す。
胸の突起を摘まみ、指で弾き、かぐやの指を思い出すもまだおさまらぬ。
「……ぁっ、ァ……か、ぐやぁ……」
愛おしい子の名を何度も口にし、掻き出し終えた蜜壷に指を挿れ、膨らみを掻く。
幾度目かの蜜を吐き出すころには、天も高く上がっており、ぐったりとした様子で家へと戻った。
山奥にある翁の家に戻るも、見たこともない豪奢な牛車が家の前に佇んでいる。
なにごとかと慌てて牛車の近くで首を垂れ、どなたが我が家に来られたのだろうと考えあぐねていると中から尊き方が御顔を覗かせる。
「此処が我が都に評判をもたらすかぐやの生家か?かぐやを嫁にと思っていたが……ふむ、これはこれは……」
牛車から現れたお方、帝が俺の顔を見て妖艶な笑みを浮かべながら仰った。
「私はこちらの方が好みだ」
牛車からお降りになると同時に、なぜか俺の手を取り、そのまま引き寄せられ抱き締められてしまう。
「其方を私の男御に召し抱える。私の愛を其方の此処に余す事なく注ごうぞ」
着物の上から帝の白魚のような指で腹を撫でられ、蕾を弄るように触れてくる。
「ふぁっ!ぁ……も、申し訳ございません」
不意に触れられたせいで、つい甘い声が漏れ出てしまい、慌てて謝罪する。
だが、夜毎行われるかぐやとの逢瀬に慣らされた身体は、先程まで自ら慰めていたこともあり、身体が火照り物欲しげに蕾が疼き出してしまう。
「なんとも愛い。寝所にて、其方の蜜壺に我が竹を押し挿ればや」
帝の高貴な香の匂いに包まれ、薄い唇が俺の唇に重なる。
かぐやとは違う舌の愛撫に絆され、惚けてしまい状況が飲み込めず身を帝に任せてしまいそうになっていると、背後から強い力で引き剥がされる。
「父様は私のものです!」
かぐやの強い声と敵を威嚇する鋭い眼に、胸の奥が熱くなる。
「かぐや……」
「父様、父様は私のものでしょう?」
仔犬のように濡れた目で見つめられ、唇を重ねられると何も言うことができない。
しかし、帝の御前でこのような不敬な行為をしてしまい、罰が与えられまいかと不安になってしまう。
「や……かぐ、や……やめなさ、ぃ……」
口付けの合間に慌てて制止の言葉を紡ぎ、帝の顔色を伺うも、帝はどこか楽しそうな笑みを浮かべていた。
表情は笑みを浮かべているが、目は一切笑ってはおらず、かぐやを睨み付けている。
「私が欲しいと思ったもので、手に入らなかったものなどない」
自信のこもった声ではっきりと宣言すると同時に、バチバチとかぐやと帝の間で火花が飛び散る。
「……も、申し訳ございません。」
慌てて謝罪の言葉を口にするも、二人の若者の耳には届かず。
なす術もなく途方にくれる翁を他所に、話は二人の若者の間で勝手に進んでいく。
「ならば、翁に決めて貰おうぞ?」
帝が不適な笑みを浮かべ、俺の手を取りペロリと一舐めする。
その行為が信じられず、見開いた目で帝を見つめるとさらに手のひらに口付けを落とされてしまう。
「其方に愛を乞うておる。私の物になれ。そこの者よりも私の方が其方を極楽浄土へ誘おう」
耳元で低く甘く囁かれ、耳朶を甘噛みされると腰が砕けそうになってしまう。
先程から疼いて堪らない腹の奥がキュゥっと竹を求めて蜜壺を濡らしてしまうのを感じ、慌てて帝から手を引っ込める。
「父様は私が毎夜極楽浄土に誘っております故、どうぞお引き取りを」
かぐやが勝ち誇った顔でとんでもないいことを堂々と暴露し、見せ付けるように俺の着物の前を肌けさせる。
「貴方様より私の方が若く、父様の蜜壺を毎夜満たし、溢れさせております故」
そこには無数の花弁が紅く散っており、夜毎育てられた赤い果実が2つ、ぷっくりと弄って欲しそうに主張していた。
「父様の果実は私が夜毎可愛がっております。貴方様に差し上げるものはございません」
かぐやの細くしなやかな指が胸の突起を指で弾き、摘み、捏ねる度に声が漏れてしまう。
「んぁあっ……ぁ、かぐや……ッやめ、やめっ……なさぃ」
口では拒絶の言葉を発するも、胸の突起は早く食べて欲しいと言わんばかりに赤く熟れ、微かに腰を震わせる。
「父様、かぐやに早く抱いて欲しいと竹は蜜を垂らしておりますよ?」
いつの間にか着物を濡らすように竹から蜜が滲み出し、帝に己が痴態を見せ付けてしまう。
「ならば、翁自身にどちらの竹が好みか、身体に尋ねようぞ」
「あ゙あ゙ん?💢」
かぐやの綺麗に整った眉が吊り上がり、あからさまに不機嫌な表情を浮かべる。
余裕のある笑みを浮かべつつ、冷たい視線で睨み付けてくる帝に、口の端を引き攣らせながらかぐやは帝を睨み付けていた。
「当然、父様は私の方が良いに決まっております!でも、良いでしょう。父様にどちらの竹でより多く気を遣るのか、身体で応えていただきましょう」
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