30 / 40
第30話 帰り
しおりを挟む
「……ごめん。俺のせいで……」
謝罪の言葉を口にするが、謝ったところでどうにかなる問題じゃないことは、俺自身が一番よくわかっている。
答えを託されたのは俺だった。
それなのに――俺は失敗した。
「何言ってるの。高居君のせいじゃないよ」
「そうですよ」
二人とも、俺を責めなかった。
それどころか、声音からははっきりと俺を気遣ってくれているのが伝わってくる。
二人がそういう人たちだということは、俺もよく知っている。
だからこそ、余計につらかった。
いっそ俺のせいだと怒鳴ってくれたほうが、どれだけ楽だっただろう。
駅へ向かう帰り道、背中のほうから第2問目を出題する司会者の声が聞こえてきた。
……もっと、三間坂さんと一ノ瀬さんと一緒に、クイズをやりたかったな。
会場最寄りの駅も、電車の中も、すさまじい混雑だった。
一問目で敗れた約半数が、一斉に帰路につくのだから当然だ。
その混み合う車内で、俺にできることといえば――
三間坂さんや一ノ瀬さんに、ほかの男子高校生が不用意に体を寄せてこないか、さりげなく目を光らせることくらいだった。
もっとも、みんな驚くほど紳士的で、不埒な輩は見当たらなかったが。
それに、これだけ混雑しているというのに、優先席だけは誰も座らず、ぽっかりと空いている。
クイズには負けたけれど――ここにいる誰一人、心までは負けていない。
そんなふうに思えて、俺もいつまでも引きずってちゃいけないな、という気がしてきた。
乗り換え駅に着いたが、このまま帰りの電車に乗り換えて解散の流れだと思っていた。
勝ち残るつもりで来ていたから、早々に敗退した場合の話なんて、誰ともしていなかったのだ。
親には「遅くなるかも」と言って家を出ている。
それなのに、恥ずかしいくらい早く帰ることになるな――そう思っていた、そのとき。
「ねえ、せっかくここまで来たんだから、少し遊んで帰らない?」
そんな提案をしてきたのは、三間坂さんだった。
一番この大会を楽しみにしていたのは彼女のはずなのに、どこか楽しそうな表情をしている。
俺の中では、「もう少し二人と一緒にいたい気持ち」と、「今は正直、そんな気分になれない気持ち」が、半分ずつせめぎ合っていた。
そんな俺の様子に気づいてかどうかはわからないが、俺より先に一ノ瀬さんが口を開く。
「そうですね。時間、たっぷりできちゃいましたし」
彼女も案外乗り気な様子だ。
二人がその気なら、俺に拒否権なんてあるはずがなかった。
なにしろ、一問目敗退の原因は俺なのだから。
結果――俺たちは駅を出て、そのまま街をぶらつくことになった。
「あ、ちょっと遊んでいこっ!」
地元とは比べものにならない賑やかな駅前の商業施設を眺めながら歩いていると、先頭を歩いていた三間坂さんが、迷いなくアミューズメントセンターへ入っていく。
気づけば、主導権はすっかり彼女の手の中だった。
彼女が行くなら、俺も一ノ瀬さんも、ついていくしかない。
店内には、騒がしい電子音と眩しい光が溢れていて、沈んでいた俺の気持ちも、少しずつ浮上していくのがわかった。
……そういえば、女の子とこんな場所に来るのは生まれて初めてだ。
妙に意識してしまい、胸の奥がそわそわする。
「マリカーやろ、マリカー!」
三間坂さんが指さしたのは、家庭用でもお馴染みのレースゲームだった。
有名キャラクターたちがカートに乗り、アイテムを使いながら競い合う、定番中の定番ゲームだった。
三間坂さんは、俺たちの返事を待つこともなく、四台並んだ大型筐体の左から二つ目に腰を下ろす。
こうなったら、もうやるしかない。
一ノ瀬さんが三間坂さんの左の筐体に、俺が右の筐体に座り、それぞれコインを投入する。
顔認識用のカメラに視線を向けると、画面に自分の顔をベースにしたキャラクター画像が表示された。
レース中は、この顔がずっと映し出されるらしい。
……嬉しいような、恥ずかしいような。
正直、複雑だ。
俺はコースを選び、二人の選択を待つ。
決定したのは、カーブが多めのテクニカルなコースだった。
コース決定が終わり、画面はスタート直前の待機画面へ切り替わる。
俺のカートだけでなく、三間坂さんと一ノ瀬さんのカートも並んで映し出され――当然、二人の顔も表示された。
……やばい。
画質は荒く、キャラのパーツも被っているというのに、妙に可愛い。
一ノ瀬さんは清楚な雰囲気そのままに、少しコミカルで、そのギャップがたまらない。
そして――三間坂さん。
写真写りがいいのか、それとも俺の目がどうかしているのか。
なんだか、一ノ瀬さんよりも可愛く見えてしまう。
いや、もしかして――
これまで俺が気づいていなかっただけで、三間坂さんを「三番目」と評価した俺の目が狂っていたのだろうか……。
――などと、三間坂さんの画面に見とれていた、その瞬間。
スタート音が鳴った。
……しまった!
俺は完全に出遅れていた。
くそっ、俺としたことが!
これも三間坂さんの罠だったのか!?
後方から必死に追い上げる。
アイテムを駆使し、コンピューターキャラを次々と抜き去っていく。
赤甲羅を手に入れたまま、まずは二番手を走っていた一ノ瀬さんをパス。
そして、トップを快走する三間坂さんの背中が、ぐっと近づいた。
――ここで撃てば、簡単に逆転できる。
でも――
三間坂さん相手に赤甲羅を使うのは、なんだか気が引けた。
アイテムを使うためにハンドルから離しかけた手を、ぐっと握り直す。
俺と三間坂さんの勝負に、余計なアイテムなんていらない。
これは、俺と三間坂さんの真剣勝負だ。
コーナーで三間坂さんがわずかに膨らんだその隙を逃さず、インを突く。
――トップに躍り出た。
見たか、三間坂さん!
これが俺のドライビングテクニックだ!
そう、心の中でガッツポーズを決めたその瞬間――警告音が鳴り響き、俺のカートが派手にひっくり返った。
「やったぁ!」
隣で三間坂さんが、心底楽しそうに歓声を上げている。
俺は――三間坂さんに、赤甲羅をぶつけられていた。
俺が使うのを躊躇したっていうのに、容赦なく使ってくるとは……!
おのれ三間坂さん!
絶対、負けねーからな!
止まっているうちに三間坂さんだけでなく一ノ瀬さんにまで抜かれてしまった。
だが、俺は闘志を燃やし、二人を猛追する。
そしてラストの三周目に突入――ついに俺は三間坂さんを抜き去り、トップに返り咲いた。
三間坂さんのことだ。
またすぐに何か仕掛けてくるに違いない。
だが、まだアイテムは何回か取れる。
逆転のチャンスは、いくらでもある。
さあ、来るなら来い!
しかし――
警戒しているのに、三間坂さんは何も使ってこなかった。
いいアイテムが出ていないのかもしれない。
それどころか、走りでも追いついてこない。
……もしかして。
ふふふ。
三間坂さんも、所詮は女の子。
運転技術では、俺のほうが上ってことか!
三間坂さん、この勝負――
俺が、もらったぜ!
最後のアイテムポイントを通過しても、妨害はなし。
今回もハズレだったんだろう。
――勝負ありだな!
いよいよ、ゴールが画面に映る。
さあ、俺のフィニッシュの時間だ!
俺がガッツポーズの準備をした、その瞬間――
俺のカートが吹き飛ばされた。
……赤甲羅だと!?
「やった! ずっと残しておいたんだよね!」
そんな台詞を軽やかに吐きながら、
三間坂さんが俺の横を抜け、そのままゴールしていく。
さらに、俺が再スタートする前に、一ノ瀬さんまでが、静かにゴールラインを越えていった。
…………
三人の中で、最後にゴールした俺は、隣の三間坂さんを恨みがましく睨みつける。
「運転技術では、私に勝てないってことだよ、高居君」
三間坂さんは、完全に勝者の笑顔で、そう言った。
くそっ……!
三間坂さんめぇぇぇぇぇぇぇ!!
謝罪の言葉を口にするが、謝ったところでどうにかなる問題じゃないことは、俺自身が一番よくわかっている。
答えを託されたのは俺だった。
それなのに――俺は失敗した。
「何言ってるの。高居君のせいじゃないよ」
「そうですよ」
二人とも、俺を責めなかった。
それどころか、声音からははっきりと俺を気遣ってくれているのが伝わってくる。
二人がそういう人たちだということは、俺もよく知っている。
だからこそ、余計につらかった。
いっそ俺のせいだと怒鳴ってくれたほうが、どれだけ楽だっただろう。
駅へ向かう帰り道、背中のほうから第2問目を出題する司会者の声が聞こえてきた。
……もっと、三間坂さんと一ノ瀬さんと一緒に、クイズをやりたかったな。
会場最寄りの駅も、電車の中も、すさまじい混雑だった。
一問目で敗れた約半数が、一斉に帰路につくのだから当然だ。
その混み合う車内で、俺にできることといえば――
三間坂さんや一ノ瀬さんに、ほかの男子高校生が不用意に体を寄せてこないか、さりげなく目を光らせることくらいだった。
もっとも、みんな驚くほど紳士的で、不埒な輩は見当たらなかったが。
それに、これだけ混雑しているというのに、優先席だけは誰も座らず、ぽっかりと空いている。
クイズには負けたけれど――ここにいる誰一人、心までは負けていない。
そんなふうに思えて、俺もいつまでも引きずってちゃいけないな、という気がしてきた。
乗り換え駅に着いたが、このまま帰りの電車に乗り換えて解散の流れだと思っていた。
勝ち残るつもりで来ていたから、早々に敗退した場合の話なんて、誰ともしていなかったのだ。
親には「遅くなるかも」と言って家を出ている。
それなのに、恥ずかしいくらい早く帰ることになるな――そう思っていた、そのとき。
「ねえ、せっかくここまで来たんだから、少し遊んで帰らない?」
そんな提案をしてきたのは、三間坂さんだった。
一番この大会を楽しみにしていたのは彼女のはずなのに、どこか楽しそうな表情をしている。
俺の中では、「もう少し二人と一緒にいたい気持ち」と、「今は正直、そんな気分になれない気持ち」が、半分ずつせめぎ合っていた。
そんな俺の様子に気づいてかどうかはわからないが、俺より先に一ノ瀬さんが口を開く。
「そうですね。時間、たっぷりできちゃいましたし」
彼女も案外乗り気な様子だ。
二人がその気なら、俺に拒否権なんてあるはずがなかった。
なにしろ、一問目敗退の原因は俺なのだから。
結果――俺たちは駅を出て、そのまま街をぶらつくことになった。
「あ、ちょっと遊んでいこっ!」
地元とは比べものにならない賑やかな駅前の商業施設を眺めながら歩いていると、先頭を歩いていた三間坂さんが、迷いなくアミューズメントセンターへ入っていく。
気づけば、主導権はすっかり彼女の手の中だった。
彼女が行くなら、俺も一ノ瀬さんも、ついていくしかない。
店内には、騒がしい電子音と眩しい光が溢れていて、沈んでいた俺の気持ちも、少しずつ浮上していくのがわかった。
……そういえば、女の子とこんな場所に来るのは生まれて初めてだ。
妙に意識してしまい、胸の奥がそわそわする。
「マリカーやろ、マリカー!」
三間坂さんが指さしたのは、家庭用でもお馴染みのレースゲームだった。
有名キャラクターたちがカートに乗り、アイテムを使いながら競い合う、定番中の定番ゲームだった。
三間坂さんは、俺たちの返事を待つこともなく、四台並んだ大型筐体の左から二つ目に腰を下ろす。
こうなったら、もうやるしかない。
一ノ瀬さんが三間坂さんの左の筐体に、俺が右の筐体に座り、それぞれコインを投入する。
顔認識用のカメラに視線を向けると、画面に自分の顔をベースにしたキャラクター画像が表示された。
レース中は、この顔がずっと映し出されるらしい。
……嬉しいような、恥ずかしいような。
正直、複雑だ。
俺はコースを選び、二人の選択を待つ。
決定したのは、カーブが多めのテクニカルなコースだった。
コース決定が終わり、画面はスタート直前の待機画面へ切り替わる。
俺のカートだけでなく、三間坂さんと一ノ瀬さんのカートも並んで映し出され――当然、二人の顔も表示された。
……やばい。
画質は荒く、キャラのパーツも被っているというのに、妙に可愛い。
一ノ瀬さんは清楚な雰囲気そのままに、少しコミカルで、そのギャップがたまらない。
そして――三間坂さん。
写真写りがいいのか、それとも俺の目がどうかしているのか。
なんだか、一ノ瀬さんよりも可愛く見えてしまう。
いや、もしかして――
これまで俺が気づいていなかっただけで、三間坂さんを「三番目」と評価した俺の目が狂っていたのだろうか……。
――などと、三間坂さんの画面に見とれていた、その瞬間。
スタート音が鳴った。
……しまった!
俺は完全に出遅れていた。
くそっ、俺としたことが!
これも三間坂さんの罠だったのか!?
後方から必死に追い上げる。
アイテムを駆使し、コンピューターキャラを次々と抜き去っていく。
赤甲羅を手に入れたまま、まずは二番手を走っていた一ノ瀬さんをパス。
そして、トップを快走する三間坂さんの背中が、ぐっと近づいた。
――ここで撃てば、簡単に逆転できる。
でも――
三間坂さん相手に赤甲羅を使うのは、なんだか気が引けた。
アイテムを使うためにハンドルから離しかけた手を、ぐっと握り直す。
俺と三間坂さんの勝負に、余計なアイテムなんていらない。
これは、俺と三間坂さんの真剣勝負だ。
コーナーで三間坂さんがわずかに膨らんだその隙を逃さず、インを突く。
――トップに躍り出た。
見たか、三間坂さん!
これが俺のドライビングテクニックだ!
そう、心の中でガッツポーズを決めたその瞬間――警告音が鳴り響き、俺のカートが派手にひっくり返った。
「やったぁ!」
隣で三間坂さんが、心底楽しそうに歓声を上げている。
俺は――三間坂さんに、赤甲羅をぶつけられていた。
俺が使うのを躊躇したっていうのに、容赦なく使ってくるとは……!
おのれ三間坂さん!
絶対、負けねーからな!
止まっているうちに三間坂さんだけでなく一ノ瀬さんにまで抜かれてしまった。
だが、俺は闘志を燃やし、二人を猛追する。
そしてラストの三周目に突入――ついに俺は三間坂さんを抜き去り、トップに返り咲いた。
三間坂さんのことだ。
またすぐに何か仕掛けてくるに違いない。
だが、まだアイテムは何回か取れる。
逆転のチャンスは、いくらでもある。
さあ、来るなら来い!
しかし――
警戒しているのに、三間坂さんは何も使ってこなかった。
いいアイテムが出ていないのかもしれない。
それどころか、走りでも追いついてこない。
……もしかして。
ふふふ。
三間坂さんも、所詮は女の子。
運転技術では、俺のほうが上ってことか!
三間坂さん、この勝負――
俺が、もらったぜ!
最後のアイテムポイントを通過しても、妨害はなし。
今回もハズレだったんだろう。
――勝負ありだな!
いよいよ、ゴールが画面に映る。
さあ、俺のフィニッシュの時間だ!
俺がガッツポーズの準備をした、その瞬間――
俺のカートが吹き飛ばされた。
……赤甲羅だと!?
「やった! ずっと残しておいたんだよね!」
そんな台詞を軽やかに吐きながら、
三間坂さんが俺の横を抜け、そのままゴールしていく。
さらに、俺が再スタートする前に、一ノ瀬さんまでが、静かにゴールラインを越えていった。
…………
三人の中で、最後にゴールした俺は、隣の三間坂さんを恨みがましく睨みつける。
「運転技術では、私に勝てないってことだよ、高居君」
三間坂さんは、完全に勝者の笑顔で、そう言った。
くそっ……!
三間坂さんめぇぇぇぇぇぇぇ!!
0
あなたにおすすめの小説
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる