31 / 277
第31話 俺の店
しおりを挟む
「……自分の工房にいなくていいのか?」
俺の店には、注文したオムライスを食べ終えても、なお居座り続けるメイの姿があった。何をするわけでもなく、ただカウンター席に腰かけ、俺の動きを無言で見つめている。
「私だって三つ星食堂のギルドメンバーだぞ? あんた達はよくここに集まってるらしいし、私がいても問題はないだろう?」
「いや、もちろんそうなんだけど、うちのギルドには別に集合義務とかはないんだぞ?」
聞くところによると、ギルドによっては1日に1回はギルドの集合場所に顔を出さないといけないとか、決められた曜日と時間にはギルド員全員がギルド会館に集まらないといけないとか、そういった集合義務があるらしい。
だけど、うちのギルドにそんな煩わしい義務は存在しない。直接顔を合わせずとも、ボイスチャットや文字チャットでコミュニケーションが取れるため、なんならこのままずっと顔を合わさないままでも別に問題ない。
それにもかかわらず、メイはあの日の鍛冶師クエストを終えて三つ星食堂のギルドメンバーになって以来、毎日のように俺の店にやって来る。彼女がこのギルドに加入したのは、てっきりほかのギルドからの勧誘を避けるための隠れ蓑にするためだと思っていただけに、なぜメイがここに頻繁に現れるのか、俺にはよくわからなかった。
「なんだ? 私がいると邪魔なのか?」
メイが問いかけたその声は、少し不機嫌そうだった。俺はその表情を一瞥し、苦笑いを浮かべる。
邪魔だなんてとんでもない。だが、それとは別に、彼女の店には常連客が絶えないと聞いているし、そんな彼女がここに頻繁に足を運ぶ理由がわからない。
「いや、そんなことはないが……。自分で言うのもなんだけど、俺の店と違ってメイの店には客がたくさん来るんだろ? もう気兼ねなく武器も防具も作れるんだし、店のほうに集中しなくていいのか?」
「それなら心配いらない。店主不在でも商品の販売はできるし、私は自分が作りたいものを作りたいときに作るだけだから」
「……そういうところは、前のメイと変わらないんだよな」
メイの瞳が少しだけ柔らかくなった気がしたが、すぐにその表情はいたずらを仕掛ける子供のような顔に変化した。
「ああ、私はそういう奴だよ。もしかして、ギルドに誘ったことを後悔しているのか?」
その質問には、どこか挑発的な響きがあった。
俺を試しているような、軽くからかうような調子だ。
……なるほど、きっと俺を困らせて楽しむつもりなんだろう。残念だけど、そんないたずらに付き合うつもりはない。
「そんなわけないだろ。メイみたいに自分の気持ちに真っすぐな可愛い子がギルドに加わってくれて、嬉しくないわけがない」
からかいに対しては、堂々と思ってることを伝えるのが一番の防御方法だ。下手に言いよどんだり、本心を隠そうとすると、相手をおもしろがらせるだけになってしまう。
だから俺は躊躇いなく正直に答えてやった。
期待外れで悔しがるメイを見ようと彼女の顔に目を向ければ、なぜかメイは顔を赤くし、視線をそらしていた。
「……そうか。だったら当分このままこのギルドにいることにする」
意外にもメイは随分としおらしくなっていた。
しかし、急にそんな態度を取られると、こっちも反応に困る。
まさか俺の正直な言葉が、彼女の心に何かを突き刺してしまったのだろうか?
だが、その真相を探る間もなく、店の扉が軽やかに開き、新しい客が入ってきた。
「あー、メイさん、もう来てたんですね」
「早いな」
入ってきたのは、ミコトさんとクマサンだった。
そういえば、最近この店に来るのはいつもこのメンツばかりだ。
立地が悪いという大きな問題があるとはいえ、この状況は客商売としては問題があるよな……。
「おー、二人も来たか」
俺より先に、客であるメイが後ろを振り返って二人に声をかけていた。
その動作は、まるで俺から顔を隠そうとしているかのように見えたが、きっと気のせいだろう。
「あれ? メイさん顔が赤いですね? 何かステータス異常を受けてたりします?」
「――――!? そ、そんなことはない! これはただ……、いや、気のせいだ。そう、私はいつも通りだぞ」
メイの返答はどこか取り繕ったようで、彼女の普段の冷静さとはかけ離れていた。
「そうなんですか? だったらいいんですけど」
ミコトさんとクマサンは、心配そうにメイを見ながらも、彼女と並ぶようにカウンター席に腰を下ろした。
「しかし、なんだかんだ言いながら、ミコトもクマサンもショウの店に集まるんだな」
「ショウのハンバーグはここでしか食べられないからな」
「ショウさんやクマサンに会おうと思ったら、ここに来るのが一番ですからね」
みんなの言葉に、内心嬉しさが込み上げてきた。義務感ではなく、好きで集まってくれているのは、本当にありがたいことだ。
「まぁ、客が少ないのはギルドの話をするのにはいいかもしれないが、NPCからのレンタル店舗では、商売的に厳しくないか? プレイヤーはたいていプレイヤーの店があるエリアに集まる。NPCレンタル店はそれとは別エリアになるから、普通のプレイヤーはなかなかここには来ないだろうに。プレイヤー店舗エリアに店を出さないのは、なにか拘りがあるのか?」
「…………」
一瞬皮肉で言われているのかと思ってメイの顔を見たが、どうやらそういうわけではなく、素直な疑問として聞いているようだった。彼女が皮肉を言う時は、もっと口元が笑っている。
「メイさん、ショウさんは職人としての腕はかなりのものですが、経済的な面では……ね? ショウさんには、自分の店を買う甲斐性がないんですよ」
ミコトさんの冗談交じりの言葉に、俺は苦笑いせずにはいられなかった。酷い言われようだが、事実なので反論することもできない。俺はカウンターの後ろで、みんなから見えない拳をぎゅっと握りしめた。
「料理人がそれほど儲からないのは私もわかっているが、こんな場所ではそもそも客が来ないぞ? 無理してでもプレイヤー店舗エリアに店を建てておかないと、ずっとジリ貧のままだと思うが? あのエリアの中でもいい場所の店はプレイヤー間の売買でどんどん値上がりをしている。今から購入しようとしても新規追加された端のエリアの店しか買えないし、どんどん不利になってしまうぞ?」
メイの言葉からは、職人として成功した彼女が親切心からのアドバイスをしてくれているのが伝わってきた。
でも、わかってる! わかってるんだよ、そんなことは!
街の中には、プレイヤーが店を購入できるエリアは限られていて、職人として早い段階で成功したプレイヤーはそのエリアの良い位置に店を持っている。そういうプレイヤーはたいてい高レベルの職人なので、当然店には良い物が売っている。そうなれば、購入を考えているプレイヤーも必然的にそこに集まる。その結果、プレイヤー店舗のあるエリアの店はいつも人が溢れているのに、俺のようなNPCからレンタルしている店があるエリアでは閑古鳥が鳴いているわけだ。
さらに言うなら、プレイヤー店舗エリアの中でも、普通は手前の店から商品を確認するから、店の価値は手前ほど高く、奥へ行けば行くほど低くなる。
プレイヤー店舗エリアは徐々に拡大されているので、後からではいくら金を積んでも購入できないということはないが、そうやって買えるのは奥の方の店ということになってしまう。
職人として成功するには、できるだけ手前の場所に店を確保するのが肝要だが、一度として店を購入できるほど金を貯めたことのない俺には、それがわかっていてもどうしようもなかった。
「無理してでも店を買えたら、もうとっくに買ってるよ! 貧乏人で悪かったな!」
俺の悲痛な声は、果たしてメイに届いただろうか?
「気を悪くしたのか? そういうつもりで言ったわけじゃなかったんだが……。だが、そういうことなら、敢えてレンタル店舗でやっているわけではないんだな?」
「誰が敢えてこんなことをするんだよ!」
「怒るなよ。だったら、私が以前に買って今は空き店舗として放置している店を使わないか?」
「…………え?」
メイからの思わぬ提案に、俺は目をパチクリさせてしまう。
俺の店には、注文したオムライスを食べ終えても、なお居座り続けるメイの姿があった。何をするわけでもなく、ただカウンター席に腰かけ、俺の動きを無言で見つめている。
「私だって三つ星食堂のギルドメンバーだぞ? あんた達はよくここに集まってるらしいし、私がいても問題はないだろう?」
「いや、もちろんそうなんだけど、うちのギルドには別に集合義務とかはないんだぞ?」
聞くところによると、ギルドによっては1日に1回はギルドの集合場所に顔を出さないといけないとか、決められた曜日と時間にはギルド員全員がギルド会館に集まらないといけないとか、そういった集合義務があるらしい。
だけど、うちのギルドにそんな煩わしい義務は存在しない。直接顔を合わせずとも、ボイスチャットや文字チャットでコミュニケーションが取れるため、なんならこのままずっと顔を合わさないままでも別に問題ない。
それにもかかわらず、メイはあの日の鍛冶師クエストを終えて三つ星食堂のギルドメンバーになって以来、毎日のように俺の店にやって来る。彼女がこのギルドに加入したのは、てっきりほかのギルドからの勧誘を避けるための隠れ蓑にするためだと思っていただけに、なぜメイがここに頻繁に現れるのか、俺にはよくわからなかった。
「なんだ? 私がいると邪魔なのか?」
メイが問いかけたその声は、少し不機嫌そうだった。俺はその表情を一瞥し、苦笑いを浮かべる。
邪魔だなんてとんでもない。だが、それとは別に、彼女の店には常連客が絶えないと聞いているし、そんな彼女がここに頻繁に足を運ぶ理由がわからない。
「いや、そんなことはないが……。自分で言うのもなんだけど、俺の店と違ってメイの店には客がたくさん来るんだろ? もう気兼ねなく武器も防具も作れるんだし、店のほうに集中しなくていいのか?」
「それなら心配いらない。店主不在でも商品の販売はできるし、私は自分が作りたいものを作りたいときに作るだけだから」
「……そういうところは、前のメイと変わらないんだよな」
メイの瞳が少しだけ柔らかくなった気がしたが、すぐにその表情はいたずらを仕掛ける子供のような顔に変化した。
「ああ、私はそういう奴だよ。もしかして、ギルドに誘ったことを後悔しているのか?」
その質問には、どこか挑発的な響きがあった。
俺を試しているような、軽くからかうような調子だ。
……なるほど、きっと俺を困らせて楽しむつもりなんだろう。残念だけど、そんないたずらに付き合うつもりはない。
「そんなわけないだろ。メイみたいに自分の気持ちに真っすぐな可愛い子がギルドに加わってくれて、嬉しくないわけがない」
からかいに対しては、堂々と思ってることを伝えるのが一番の防御方法だ。下手に言いよどんだり、本心を隠そうとすると、相手をおもしろがらせるだけになってしまう。
だから俺は躊躇いなく正直に答えてやった。
期待外れで悔しがるメイを見ようと彼女の顔に目を向ければ、なぜかメイは顔を赤くし、視線をそらしていた。
「……そうか。だったら当分このままこのギルドにいることにする」
意外にもメイは随分としおらしくなっていた。
しかし、急にそんな態度を取られると、こっちも反応に困る。
まさか俺の正直な言葉が、彼女の心に何かを突き刺してしまったのだろうか?
だが、その真相を探る間もなく、店の扉が軽やかに開き、新しい客が入ってきた。
「あー、メイさん、もう来てたんですね」
「早いな」
入ってきたのは、ミコトさんとクマサンだった。
そういえば、最近この店に来るのはいつもこのメンツばかりだ。
立地が悪いという大きな問題があるとはいえ、この状況は客商売としては問題があるよな……。
「おー、二人も来たか」
俺より先に、客であるメイが後ろを振り返って二人に声をかけていた。
その動作は、まるで俺から顔を隠そうとしているかのように見えたが、きっと気のせいだろう。
「あれ? メイさん顔が赤いですね? 何かステータス異常を受けてたりします?」
「――――!? そ、そんなことはない! これはただ……、いや、気のせいだ。そう、私はいつも通りだぞ」
メイの返答はどこか取り繕ったようで、彼女の普段の冷静さとはかけ離れていた。
「そうなんですか? だったらいいんですけど」
ミコトさんとクマサンは、心配そうにメイを見ながらも、彼女と並ぶようにカウンター席に腰を下ろした。
「しかし、なんだかんだ言いながら、ミコトもクマサンもショウの店に集まるんだな」
「ショウのハンバーグはここでしか食べられないからな」
「ショウさんやクマサンに会おうと思ったら、ここに来るのが一番ですからね」
みんなの言葉に、内心嬉しさが込み上げてきた。義務感ではなく、好きで集まってくれているのは、本当にありがたいことだ。
「まぁ、客が少ないのはギルドの話をするのにはいいかもしれないが、NPCからのレンタル店舗では、商売的に厳しくないか? プレイヤーはたいていプレイヤーの店があるエリアに集まる。NPCレンタル店はそれとは別エリアになるから、普通のプレイヤーはなかなかここには来ないだろうに。プレイヤー店舗エリアに店を出さないのは、なにか拘りがあるのか?」
「…………」
一瞬皮肉で言われているのかと思ってメイの顔を見たが、どうやらそういうわけではなく、素直な疑問として聞いているようだった。彼女が皮肉を言う時は、もっと口元が笑っている。
「メイさん、ショウさんは職人としての腕はかなりのものですが、経済的な面では……ね? ショウさんには、自分の店を買う甲斐性がないんですよ」
ミコトさんの冗談交じりの言葉に、俺は苦笑いせずにはいられなかった。酷い言われようだが、事実なので反論することもできない。俺はカウンターの後ろで、みんなから見えない拳をぎゅっと握りしめた。
「料理人がそれほど儲からないのは私もわかっているが、こんな場所ではそもそも客が来ないぞ? 無理してでもプレイヤー店舗エリアに店を建てておかないと、ずっとジリ貧のままだと思うが? あのエリアの中でもいい場所の店はプレイヤー間の売買でどんどん値上がりをしている。今から購入しようとしても新規追加された端のエリアの店しか買えないし、どんどん不利になってしまうぞ?」
メイの言葉からは、職人として成功した彼女が親切心からのアドバイスをしてくれているのが伝わってきた。
でも、わかってる! わかってるんだよ、そんなことは!
街の中には、プレイヤーが店を購入できるエリアは限られていて、職人として早い段階で成功したプレイヤーはそのエリアの良い位置に店を持っている。そういうプレイヤーはたいてい高レベルの職人なので、当然店には良い物が売っている。そうなれば、購入を考えているプレイヤーも必然的にそこに集まる。その結果、プレイヤー店舗のあるエリアの店はいつも人が溢れているのに、俺のようなNPCからレンタルしている店があるエリアでは閑古鳥が鳴いているわけだ。
さらに言うなら、プレイヤー店舗エリアの中でも、普通は手前の店から商品を確認するから、店の価値は手前ほど高く、奥へ行けば行くほど低くなる。
プレイヤー店舗エリアは徐々に拡大されているので、後からではいくら金を積んでも購入できないということはないが、そうやって買えるのは奥の方の店ということになってしまう。
職人として成功するには、できるだけ手前の場所に店を確保するのが肝要だが、一度として店を購入できるほど金を貯めたことのない俺には、それがわかっていてもどうしようもなかった。
「無理してでも店を買えたら、もうとっくに買ってるよ! 貧乏人で悪かったな!」
俺の悲痛な声は、果たしてメイに届いただろうか?
「気を悪くしたのか? そういうつもりで言ったわけじゃなかったんだが……。だが、そういうことなら、敢えてレンタル店舗でやっているわけではないんだな?」
「誰が敢えてこんなことをするんだよ!」
「怒るなよ。だったら、私が以前に買って今は空き店舗として放置している店を使わないか?」
「…………え?」
メイからの思わぬ提案に、俺は目をパチクリさせてしまう。
142
あなたにおすすめの小説
国を追放された魔導士の俺。他国の王女から軍師になってくれと頼まれたから、伝説級の女暗殺者と女騎士を仲間にして国を救います。
グミ食べたい
ファンタジー
かつて「緑の公国」で英雄と称された若き魔導士キッド。しかし、権謀術数渦巻く宮廷の陰謀により、彼はすべてを奪われ、国を追放されることとなる。それから二年――彼は山奥に身を潜め、己の才を封じて静かに生きていた。
だが、その平穏は、一人の少女の訪れによって破られる。
「キッド様、どうかそのお力で我が国を救ってください!」
現れたのは、「紺の王国」の若き王女ルルー。迫りくる滅亡の危機に抗うため、彼女は最後の希望としてキッドを頼り、軍師としての助力を求めてきたのだった。
かつて忠誠を誓った国に裏切られ、すべてを失ったキッドは、王族や貴族の争いに関わることを拒む。しかし、何度断られても諦めず、必死に懇願するルルーの純粋な信念と覚悟が、彼の凍りついた時間を再び動かしていく。
――俺にはまだ、戦う理由があるのかもしれない。
やがてキッドは決意する。軍師として戦場に舞い戻り、知略と魔法を尽くして、この小さな王女を救うことを。
だが、「紺の王国」は周囲を強大な国家に囲まれた小国。隣国「紫の王国」は侵略の機をうかがい、かつてキッドを追放した「緑の公国」は彼を取り戻そうと画策する。そして、最大の脅威は、圧倒的な軍事力を誇る「黒の帝国」。その影はすでに、紺の王国の目前に迫っていた。
絶望的な状況の中、キッドはかつて敵として刃を交えた伝説の女暗殺者、共に戦った誇り高き女騎士、そして王女ルルーの力を借りて、立ち向かう。
兵力差は歴然、それでも彼は諦めない。知力と魔法を武器に、わずかな希望を手繰り寄せていく。
これは、戦場を駆ける軍師と、彼を支える三人の女性たちが織りなす壮絶な戦記。
覇権を争う群雄割拠の世界で、仲間と共に生き抜く物語。
命を賭けた戦いの果てに、キッドが選ぶ未来とは――?
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる