9 / 57
第05話 親友
しおりを挟む
「よう、二人共、無事で何より」
ウォーケンは背中に軽い衝撃を受けて振り返った。
ウォーケンとロードバックの肩を背後から抱きかかえたのは、グローク人の男だった。
フレデリック・ダフマン。
丸メガネがご愛敬の勉強の虫。幼年期から共に育った親友で、成績は常にウォーケンの次席だった。
彼はテストの度に嘆息をついて、「ウォーケン、一度でいいからテストのとき休んでくれないか」と真顔で懇願したものだ。
父親が数か所に及ぶ鉱山の採掘権を所有しており、解放奴隷として幼い頃より恵まれた環境で育成された。
現在は有能な営業部長として、父の経営する鉱山で働いている。
ウォーケンのグローク人に対する見識は、彼を通じて育まれたものといっても過言ではない。
執事のセバスチャン同様、ウォーケンに与えた影響は大きかった。彼らのお陰で自分は偏見や差別と無縁でいられる。それを国是とする連邦側の軍人として戦うことを、ウォーケンは改めて誇りに思った。
「遅れてすまない。プロバンスの定期便が遅れたものだから。でも間に合ってよかったよ。こうして昔の悪友たちの顔を見るのは楽しいものだ」
ダフマンが手を差し伸べると、ウォーケンはしっかりとその手を握り返した。
まるで互いの生きている証を確認するように……。
ウォーケンが尋ねた。
「お互い忙しい身だからな。帰郷は何年振りだ?」
「二年振りかな。本社をキルークからアウロスへ移したから。父親はもうそろそろキルークも戦禍に巻き込まれると読んでいる。我が社はまた一つ、大切な鉱山を失うわけだ」
キルークがダフマン社の中核をなす鉱山であることは、大抵の者が知っている。そこが敵の手に落ちれば、ダフマン社は計り知れない損失を被ることになる。それは取りも直さず敵の工業力の増大をも意味する。
連邦軍人であるウォーケンもロードバックも、そういう事態を招いた責任の一端を担っているのだ。
不利な戦局に立たされた軍人ほど肩身の狭い者はいない。
黙り込んだ二人の様子を見て、ダフマンもそうと気付いたのだろう。
慌てて弁明するように、
「別に君たちを責めているわけじゃないさ。戦場に出向かない僕に文句を言う資格はないよ」
「戦場に出向いてさえいれば何でも言えるというのも大きな勘違いだが……。軍部にそんな輩が多いから戦争は際限なく続くのさ」
ロードバックの自虐な冗談に、ウォーケンもダフマンも笑顔を取り戻した。
「ともかく久し振りの再会だ。三人の無事を祝って祝杯を上げようじゃないか」
ウォーケンが執事に命じて、新しいシャンパンとグラスを三つ用意させた。
「では三人の再会を祝して」
カチンとグラスの触れ合う音がした。
これが今生の別れとなるかもしれない。飲み下したシャンパンの味を、ウォーケンは生涯忘れることはないだろう。
話は自然と幼き日々の思い出へと移行した。
ダフマンはグラス片手に夜空を見上げながら、
「ガキの頃、僕はよく虐められたからな。グローク人のくせに金持ちなのが許せないって。君たちがいなければ、僕は今頃、人類に対して深い不信感を抱いていただろう」
ウォーケンは小学生時代のことを思い出した。
まだグローク人の生徒がクラスに一人いるかいないかの時代の話だ。三人連れ立って学校の廊下を歩いていると、擦れ違いざま、他のクラスの生徒が、「ヘイ、エイブ! 動物園へ帰んな」と叫んだのだ。
それ聞き咎めたロードバックが即座に相手の胸倉を掴んで詰問した。
「なんだと、もう一ぺん言ってみろ!」
相手もロードバック同様、喧嘩っ早い質なのだろう。止める間もなく、取っ組み合いの喧嘩が始まった。それを見ていた相手の仲間二人が、ロードバックを背後から羽交い絞めにしようとした。
喧嘩の強いロードバックも相手が三人となると分が悪い。
ウォーケンとダフマンは互いの顔を見合わせると、ニヤリと笑って、
「いくか?」
「もちろん」
喧嘩の輪の中へ飛び込んだ。
結局、相手が謝罪したことで喧嘩は落着、三人は留飲を下げた。
三人にとって忘れがたい思い出だ。
ダフマンが尋ねた。
「ロードバック、君はあの頃から軍人志望だったな」
「ああ、喧嘩っ早い俺の気性には合っていると思ってな」
「で、どうなんだ、軍人になった感想は?」
「十分楽しんでるよ。戦争ほどスリルに満ちたものはない。生きていることを実感させてくれるよ。なあ、ウォーケン。おまえもそう思うだろ?」
ウォーケンの顔から微笑が消えた。
「気持ちが高揚するのは確かだが、戦争を楽しいと感じたことはないな」
戦争のない世界を造りたい。
ウォーケンは小学生時代の作文でそんなことを書いていた。
今でも心の片隅で、そんな理想を信じているのかもしれない。
ロードバックは妄想と思いつつも笑うことができなかった。
「正直、おまえに軍人の適性があるとは思わなかったよ。その若さで閣下と呼ばれる身分だ。二十七歳の将官は、海軍の歴史上、最も早い昇進って話じゃないか。それに引き換え、俺はまだ少佐だ。それに負け戦ばかりじゃ手柄の立てようがない」
「おまえは有能な軍人だ。今は人手不足だ。いずれ昇進の機会は訪れるさ」
「俺のような有能な男が少佐止まりというところに、軍部の腐敗を感じるな」
ロードバックの言う通り。
縁故による昇進、物資の横流し、占領地住民への不当な虐待、押収物の私物化など、ウォーケンは至る所で軍規違反を目の当たりにしてきた。続けざまの敗北に、上は将軍から下は兵卒まで、軍内の規律は弛緩しきっていた。
プロバンスに帰投した夜も、将校相手の高級クラブで、突然、士官同士が殴り合いの喧嘩を始めるのを目撃した。
仲裁に入って理由を問い質すと、肩がぶつかったのに相手が謝罪しないという、ただそれだけのことが原因だった。
訊けば二人共、先のコンコルデア海戦に従軍したという。たぶん敗北した鬱憤が喧嘩という形となって表出したのだろう。軍規を正すためには、やはり勝利が必要なのだ。
ウォーケンは背中に軽い衝撃を受けて振り返った。
ウォーケンとロードバックの肩を背後から抱きかかえたのは、グローク人の男だった。
フレデリック・ダフマン。
丸メガネがご愛敬の勉強の虫。幼年期から共に育った親友で、成績は常にウォーケンの次席だった。
彼はテストの度に嘆息をついて、「ウォーケン、一度でいいからテストのとき休んでくれないか」と真顔で懇願したものだ。
父親が数か所に及ぶ鉱山の採掘権を所有しており、解放奴隷として幼い頃より恵まれた環境で育成された。
現在は有能な営業部長として、父の経営する鉱山で働いている。
ウォーケンのグローク人に対する見識は、彼を通じて育まれたものといっても過言ではない。
執事のセバスチャン同様、ウォーケンに与えた影響は大きかった。彼らのお陰で自分は偏見や差別と無縁でいられる。それを国是とする連邦側の軍人として戦うことを、ウォーケンは改めて誇りに思った。
「遅れてすまない。プロバンスの定期便が遅れたものだから。でも間に合ってよかったよ。こうして昔の悪友たちの顔を見るのは楽しいものだ」
ダフマンが手を差し伸べると、ウォーケンはしっかりとその手を握り返した。
まるで互いの生きている証を確認するように……。
ウォーケンが尋ねた。
「お互い忙しい身だからな。帰郷は何年振りだ?」
「二年振りかな。本社をキルークからアウロスへ移したから。父親はもうそろそろキルークも戦禍に巻き込まれると読んでいる。我が社はまた一つ、大切な鉱山を失うわけだ」
キルークがダフマン社の中核をなす鉱山であることは、大抵の者が知っている。そこが敵の手に落ちれば、ダフマン社は計り知れない損失を被ることになる。それは取りも直さず敵の工業力の増大をも意味する。
連邦軍人であるウォーケンもロードバックも、そういう事態を招いた責任の一端を担っているのだ。
不利な戦局に立たされた軍人ほど肩身の狭い者はいない。
黙り込んだ二人の様子を見て、ダフマンもそうと気付いたのだろう。
慌てて弁明するように、
「別に君たちを責めているわけじゃないさ。戦場に出向かない僕に文句を言う資格はないよ」
「戦場に出向いてさえいれば何でも言えるというのも大きな勘違いだが……。軍部にそんな輩が多いから戦争は際限なく続くのさ」
ロードバックの自虐な冗談に、ウォーケンもダフマンも笑顔を取り戻した。
「ともかく久し振りの再会だ。三人の無事を祝って祝杯を上げようじゃないか」
ウォーケンが執事に命じて、新しいシャンパンとグラスを三つ用意させた。
「では三人の再会を祝して」
カチンとグラスの触れ合う音がした。
これが今生の別れとなるかもしれない。飲み下したシャンパンの味を、ウォーケンは生涯忘れることはないだろう。
話は自然と幼き日々の思い出へと移行した。
ダフマンはグラス片手に夜空を見上げながら、
「ガキの頃、僕はよく虐められたからな。グローク人のくせに金持ちなのが許せないって。君たちがいなければ、僕は今頃、人類に対して深い不信感を抱いていただろう」
ウォーケンは小学生時代のことを思い出した。
まだグローク人の生徒がクラスに一人いるかいないかの時代の話だ。三人連れ立って学校の廊下を歩いていると、擦れ違いざま、他のクラスの生徒が、「ヘイ、エイブ! 動物園へ帰んな」と叫んだのだ。
それ聞き咎めたロードバックが即座に相手の胸倉を掴んで詰問した。
「なんだと、もう一ぺん言ってみろ!」
相手もロードバック同様、喧嘩っ早い質なのだろう。止める間もなく、取っ組み合いの喧嘩が始まった。それを見ていた相手の仲間二人が、ロードバックを背後から羽交い絞めにしようとした。
喧嘩の強いロードバックも相手が三人となると分が悪い。
ウォーケンとダフマンは互いの顔を見合わせると、ニヤリと笑って、
「いくか?」
「もちろん」
喧嘩の輪の中へ飛び込んだ。
結局、相手が謝罪したことで喧嘩は落着、三人は留飲を下げた。
三人にとって忘れがたい思い出だ。
ダフマンが尋ねた。
「ロードバック、君はあの頃から軍人志望だったな」
「ああ、喧嘩っ早い俺の気性には合っていると思ってな」
「で、どうなんだ、軍人になった感想は?」
「十分楽しんでるよ。戦争ほどスリルに満ちたものはない。生きていることを実感させてくれるよ。なあ、ウォーケン。おまえもそう思うだろ?」
ウォーケンの顔から微笑が消えた。
「気持ちが高揚するのは確かだが、戦争を楽しいと感じたことはないな」
戦争のない世界を造りたい。
ウォーケンは小学生時代の作文でそんなことを書いていた。
今でも心の片隅で、そんな理想を信じているのかもしれない。
ロードバックは妄想と思いつつも笑うことができなかった。
「正直、おまえに軍人の適性があるとは思わなかったよ。その若さで閣下と呼ばれる身分だ。二十七歳の将官は、海軍の歴史上、最も早い昇進って話じゃないか。それに引き換え、俺はまだ少佐だ。それに負け戦ばかりじゃ手柄の立てようがない」
「おまえは有能な軍人だ。今は人手不足だ。いずれ昇進の機会は訪れるさ」
「俺のような有能な男が少佐止まりというところに、軍部の腐敗を感じるな」
ロードバックの言う通り。
縁故による昇進、物資の横流し、占領地住民への不当な虐待、押収物の私物化など、ウォーケンは至る所で軍規違反を目の当たりにしてきた。続けざまの敗北に、上は将軍から下は兵卒まで、軍内の規律は弛緩しきっていた。
プロバンスに帰投した夜も、将校相手の高級クラブで、突然、士官同士が殴り合いの喧嘩を始めるのを目撃した。
仲裁に入って理由を問い質すと、肩がぶつかったのに相手が謝罪しないという、ただそれだけのことが原因だった。
訊けば二人共、先のコンコルデア海戦に従軍したという。たぶん敗北した鬱憤が喧嘩という形となって表出したのだろう。軍規を正すためには、やはり勝利が必要なのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
異世界で農業を -異世界編-
半道海豚
SF
地球温暖化が進んだ近未来のお話しです。世界は食糧難に陥っていますが、日本はどうにか食糧の確保に成功しています。しかし、その裏で、食糧マフィアが暗躍。誰もが食費の高騰に悩み、危機に陥っています。
そんな世界で自給自足で乗り越えようとした男性がいました。彼は農地を作るため、祖先が残した管理されていない荒れた山に戻ります。そして、異世界への通路を発見するのです。異常気象の元世界ではなく、気候が安定した異世界での農業に活路を見出そうとしますが、異世界は理不尽な封建制社会でした。
蒼穹の裏方
Flight_kj
SF
日本海軍のエンジンを中心とする航空技術開発のやり直し
未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。カクヨムにも投稿しています。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
超克の艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
「合衆国海軍ハ 六〇〇〇〇トン級戦艦ノ建造ヲ計画セリ」
米国駐在武官からもたらされた一報は帝国海軍に激震をもたらす。
新型戦艦の質的アドバンテージを失ったと判断した帝国海軍上層部はその設計を大幅に変更することを決意。
六四〇〇〇トンで建造されるはずだった「大和」は、しかしさらなる巨艦として誕生する。
だがしかし、米海軍の六〇〇〇〇トン級戦艦は誤報だったことが後に判明。
情報におけるミスが組織に致命的な結果をもたらすことを悟った帝国海軍はこれまでの態度を一変、貪欲に情報を収集・分析するようになる。
そして、その情報重視への転換は、帝国海軍の戦備ならびに戦術に大いなる変化をもたらす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる