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第36話 交戦
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「距離八百万キロ。敵は加速しつつ接近してきます。射程距離まであと五分」
静まり返った艦内で機器の発する電子音だけがやけに大きく響く。多くの者が自身の心音と重ねながら時が来るのをジッと我慢していた。豪胆な性格のスレイヤーもさすがに緊張を隠せないのか、無意識のうちに額から滴り落ちる汗を掌で拭い取った。
彼は不意に大農園を脱走したときのことを思い出した。荷車に積まれた藁の山に身を潜めて、農園主の放った追っ手をやり過ごした。目の前を追っ手が通り過ぎた瞬間、一秒が一時間にも感じられた。今と同じように。背中の傷が疼き始める。憎しみを晴らせる敵が目の前にいる。逃げ回ることなく対等な立場で殴り合える。
よし、やってやる!
緊張が憎悪に転化したとき、スレイヤーはようやく落ち着くを取り戻した。
「距離六百万キロ。間もなく戦艦主砲の射程内に入ります」
トムソンは冷静でいられる自分が不思議でならなかった。数分後には熱線を浴びて粒子に還元されるかもしれないのに。
彼もスレイヤー同様プランテーションを辞めたときのことを思い出していた。
彼はテーブルを挟んで主人と対峙していた。二人の間には一掴みの札束が置いてあった。父親の遺産に自分の貯蓄を足した金だった。これで解放奴隷の身分を買い取ろうというのだ。だが主人は彼の申し出を拒絶した。高給葉巻の煙を燻らせながら、この金額では不足だと呟いた。約束が違う! そう言って憤る彼に主人は回転式拳銃を突き付けた。
「この拳銃には六発の弾丸が込められるようになっている。まあ、大昔の遺物だな」
主人は弾倉に三発の弾丸を込めて回転させると、その拳銃を彼の手に握らせた。
「ロシアンルーレットというやつだ。一度だけトリガーを引きたまえ。生き残る確率は二分の一だ。それで金額の不足分は大目に見てやろう」
彼はいくら金を積もうが解放奴隷の身分を買えないことを悟った。この引き金を引くか、それとも脱走を試みるか。彼は意を決するとこめかみに銃口を当ててトリガーを引いた。瞬間、撃鉄が乾いた音を立てて落ちた。数秒の沈黙の後、彼は幸運に助けられたことを知った。
「ハハハッ、面白いショーだった」
主人はそう言って大笑いすると、彼に自由身分を保証する書類を与えてくれた。あの時の緊張感は一生忘れることはないだろう。彼は胸に手を当てて心音が正確に刻むのを感じ取った。
「距離、五百万キロ。敵、射程距離に入りました!」
オペレーターの絶叫にウォーケンは右腕を振り下ろした。
「目標、敵左翼部隊。撃て!」
砲口から放たれた数千条のビーム弾が敵陣の先端めがけて伸びてゆく。入れ替わるように敵の放った数千条のビーム弾が鶴翼陣の中央めがけて殺到した。立ちどころに双方の前衛で数回の爆発が確認された。ほとんど同時に中央、左翼部隊も相対する敵と砲撃戦を開始した。双方の放ったビーム弾やミサイルが敵の戦列を次々に蚕食してゆく。敵の放った大口径主砲のビーム弾が至近弾となってペルセウスの艦橋を掠めた。トムソンの口から思わず安堵のため息が漏れた。もう五十メートル右に寄っていたら艦橋は直撃を受けていたに違いない。
それに引き換え同盟側には戦歴を重ねてきたゆとりがあった。ブロッホは旗艦アーケロンの艦橋から迫りくる第五四戦隊の陣容を確認すると、
「あれが噂に聞くグローク人部隊か。諸君、あの猿共がどの程度戦えるかからかってやろうじやないか」
その呟きに幕僚たちは哄笑で応えた。猿には過ぎた玩具。赤子に兵器を与えても何の役に立たない。だが彼らはすぐに自身の認識が甘いことを思い知らされた。
「敵先端部に集中砲火、敵の突出を許すな!」
ウォーケンが不敵な笑みを浮かべた。
第五四戦隊の集中砲火は凄まじく、砲撃開始後一時間で敵艦隊の先端部を瓦解させた。敵左翼の進撃速度が鈍ったことで、部隊全体の足並みが乱れた。
「ほう、やりおるわ」
パットナムは中央及び右翼の歩調を緩めることで、左翼が落伍することを防いだ。
その瞬間、ウォーケンは司令官席から立ち上がって叫んだ。
「全艦後退せよ」
艦橋にいたほぼ全員の視線がウォーケンに突き刺さった。
「後退、でありますか?」
ヴォルフが不審も露に聞き返した。それではせっかく食い止めた敵の攻勢を再び呼び込むようなものだ。だが彼は命令の意図を説明しようとはしなかった。
「全艦後退、急げ!」
第五十四戦隊は火力の密度を落としつつ後退を開始した。
「敵は味方からの突出を恐れて後退したのだ。よし、今度はこちらから攻勢に出るぞ。戦線を押し戻せ!」
ブロッホの口元にようやく笑みが浮かんだ。
戦線に踏み止まりつつあった敵左翼は、チャンスとばかりに再び進撃速度を加速させた。このまま第五十四戦隊を押し込むことができれば、敵中央を側面から攻撃することができる。このとき既に敵左翼は二百万キロ近く他の部隊より突出していた。ウォーケンはこのタイミングを待っていた。
「全艦、陣形を敵右翼へシフトせよ」
第五四戦隊の動きは迅速だった。敵の側面を捉えると一斉に砲火を浴びせかけた。ビーム弾とミサイルが次々に敵艦を光球に変えてゆく。一際輝くその美しい光は、蝋燭の炎が消えるあの瞬間の眩い揺らめきを想わせる。
「敵戦艦確認、バラモント級。距離三十万キロ」
ダフマンは照準器の中央に敵戦艦の側面を捉えた。
「撃て!」
九条のビーム弾が緩やかな弧を描いて敵戦艦に突き刺さった。
「全弾命中!」
直後、敵戦艦は船体の中央から火柱を噴き上げて轟沈した。
「やったぞ!」
初の戦果にペルセウスの艦橋は沸き立った。
敵左翼がようやく回頭を終えたとき、既に数段の艦列が無残にも削り取られていた。
「よし、そのまま半包囲せよ」
ウォーケンは両翼を広げて敵艦隊を包囲下に置くことに成功した。
「全艦密集隊形をとれ! 砲火を一点に集中して包囲網を突破せよ」
ブロッホは撃ち減らされた艦隊を密集隊形に再編して包囲網の突破を試みたが、ウォーケンがその動きに合わせて包囲網を縮めたために突破口を見い出すことができなかった。第五四戦隊の猛攻に敵左翼はジリジリと後退せざるを得なかった。だが背後では両艦隊の主力が壮絶な砲撃戦を展開している。このまま後退を続ければ敵味方双方の主隊が放つ砲火の激流に飲み込まれてしまう。
「ええい、何をしておるか! 味方に殺されたくなければ後退するな。踏み止まれ!」
ブロッホは声を張り上げて味方の後退を押し止めようとしたが、恐怖に駆られた兵士たちの耳に彼の命令は届かなかった。その直後、部隊の後方から閃光が迸った。とうとう部隊の最後衛が主力部隊の火線に接触したのだ。このとき敵左翼部隊は味方の砲撃を妨げる障害物と化した。敵中央の砲撃が誤射を恐れて反射的に鈍った。この好機を宿将ハウザーは見逃さなかった。
「右翼前衛、敵左翼部分に集中砲火。敵の一角を切り崩すのだ」
三十秒後、数千条のビーム弾が束となって敵中央の左翼に突き刺さった。その爆発は敵左翼の後衛をも巻き込んで、一瞬にして二百隻もの艦艇を宇宙の闇に葬り去った。
「予備戦力を左翼部隊の援護に回せ」
パットナムは容易に崩れなかった。本隊後衛の予備兵力をブロッホの援軍として送り込んだ。
静まり返った艦内で機器の発する電子音だけがやけに大きく響く。多くの者が自身の心音と重ねながら時が来るのをジッと我慢していた。豪胆な性格のスレイヤーもさすがに緊張を隠せないのか、無意識のうちに額から滴り落ちる汗を掌で拭い取った。
彼は不意に大農園を脱走したときのことを思い出した。荷車に積まれた藁の山に身を潜めて、農園主の放った追っ手をやり過ごした。目の前を追っ手が通り過ぎた瞬間、一秒が一時間にも感じられた。今と同じように。背中の傷が疼き始める。憎しみを晴らせる敵が目の前にいる。逃げ回ることなく対等な立場で殴り合える。
よし、やってやる!
緊張が憎悪に転化したとき、スレイヤーはようやく落ち着くを取り戻した。
「距離六百万キロ。間もなく戦艦主砲の射程内に入ります」
トムソンは冷静でいられる自分が不思議でならなかった。数分後には熱線を浴びて粒子に還元されるかもしれないのに。
彼もスレイヤー同様プランテーションを辞めたときのことを思い出していた。
彼はテーブルを挟んで主人と対峙していた。二人の間には一掴みの札束が置いてあった。父親の遺産に自分の貯蓄を足した金だった。これで解放奴隷の身分を買い取ろうというのだ。だが主人は彼の申し出を拒絶した。高給葉巻の煙を燻らせながら、この金額では不足だと呟いた。約束が違う! そう言って憤る彼に主人は回転式拳銃を突き付けた。
「この拳銃には六発の弾丸が込められるようになっている。まあ、大昔の遺物だな」
主人は弾倉に三発の弾丸を込めて回転させると、その拳銃を彼の手に握らせた。
「ロシアンルーレットというやつだ。一度だけトリガーを引きたまえ。生き残る確率は二分の一だ。それで金額の不足分は大目に見てやろう」
彼はいくら金を積もうが解放奴隷の身分を買えないことを悟った。この引き金を引くか、それとも脱走を試みるか。彼は意を決するとこめかみに銃口を当ててトリガーを引いた。瞬間、撃鉄が乾いた音を立てて落ちた。数秒の沈黙の後、彼は幸運に助けられたことを知った。
「ハハハッ、面白いショーだった」
主人はそう言って大笑いすると、彼に自由身分を保証する書類を与えてくれた。あの時の緊張感は一生忘れることはないだろう。彼は胸に手を当てて心音が正確に刻むのを感じ取った。
「距離、五百万キロ。敵、射程距離に入りました!」
オペレーターの絶叫にウォーケンは右腕を振り下ろした。
「目標、敵左翼部隊。撃て!」
砲口から放たれた数千条のビーム弾が敵陣の先端めがけて伸びてゆく。入れ替わるように敵の放った数千条のビーム弾が鶴翼陣の中央めがけて殺到した。立ちどころに双方の前衛で数回の爆発が確認された。ほとんど同時に中央、左翼部隊も相対する敵と砲撃戦を開始した。双方の放ったビーム弾やミサイルが敵の戦列を次々に蚕食してゆく。敵の放った大口径主砲のビーム弾が至近弾となってペルセウスの艦橋を掠めた。トムソンの口から思わず安堵のため息が漏れた。もう五十メートル右に寄っていたら艦橋は直撃を受けていたに違いない。
それに引き換え同盟側には戦歴を重ねてきたゆとりがあった。ブロッホは旗艦アーケロンの艦橋から迫りくる第五四戦隊の陣容を確認すると、
「あれが噂に聞くグローク人部隊か。諸君、あの猿共がどの程度戦えるかからかってやろうじやないか」
その呟きに幕僚たちは哄笑で応えた。猿には過ぎた玩具。赤子に兵器を与えても何の役に立たない。だが彼らはすぐに自身の認識が甘いことを思い知らされた。
「敵先端部に集中砲火、敵の突出を許すな!」
ウォーケンが不敵な笑みを浮かべた。
第五四戦隊の集中砲火は凄まじく、砲撃開始後一時間で敵艦隊の先端部を瓦解させた。敵左翼の進撃速度が鈍ったことで、部隊全体の足並みが乱れた。
「ほう、やりおるわ」
パットナムは中央及び右翼の歩調を緩めることで、左翼が落伍することを防いだ。
その瞬間、ウォーケンは司令官席から立ち上がって叫んだ。
「全艦後退せよ」
艦橋にいたほぼ全員の視線がウォーケンに突き刺さった。
「後退、でありますか?」
ヴォルフが不審も露に聞き返した。それではせっかく食い止めた敵の攻勢を再び呼び込むようなものだ。だが彼は命令の意図を説明しようとはしなかった。
「全艦後退、急げ!」
第五十四戦隊は火力の密度を落としつつ後退を開始した。
「敵は味方からの突出を恐れて後退したのだ。よし、今度はこちらから攻勢に出るぞ。戦線を押し戻せ!」
ブロッホの口元にようやく笑みが浮かんだ。
戦線に踏み止まりつつあった敵左翼は、チャンスとばかりに再び進撃速度を加速させた。このまま第五十四戦隊を押し込むことができれば、敵中央を側面から攻撃することができる。このとき既に敵左翼は二百万キロ近く他の部隊より突出していた。ウォーケンはこのタイミングを待っていた。
「全艦、陣形を敵右翼へシフトせよ」
第五四戦隊の動きは迅速だった。敵の側面を捉えると一斉に砲火を浴びせかけた。ビーム弾とミサイルが次々に敵艦を光球に変えてゆく。一際輝くその美しい光は、蝋燭の炎が消えるあの瞬間の眩い揺らめきを想わせる。
「敵戦艦確認、バラモント級。距離三十万キロ」
ダフマンは照準器の中央に敵戦艦の側面を捉えた。
「撃て!」
九条のビーム弾が緩やかな弧を描いて敵戦艦に突き刺さった。
「全弾命中!」
直後、敵戦艦は船体の中央から火柱を噴き上げて轟沈した。
「やったぞ!」
初の戦果にペルセウスの艦橋は沸き立った。
敵左翼がようやく回頭を終えたとき、既に数段の艦列が無残にも削り取られていた。
「よし、そのまま半包囲せよ」
ウォーケンは両翼を広げて敵艦隊を包囲下に置くことに成功した。
「全艦密集隊形をとれ! 砲火を一点に集中して包囲網を突破せよ」
ブロッホは撃ち減らされた艦隊を密集隊形に再編して包囲網の突破を試みたが、ウォーケンがその動きに合わせて包囲網を縮めたために突破口を見い出すことができなかった。第五四戦隊の猛攻に敵左翼はジリジリと後退せざるを得なかった。だが背後では両艦隊の主力が壮絶な砲撃戦を展開している。このまま後退を続ければ敵味方双方の主隊が放つ砲火の激流に飲み込まれてしまう。
「ええい、何をしておるか! 味方に殺されたくなければ後退するな。踏み止まれ!」
ブロッホは声を張り上げて味方の後退を押し止めようとしたが、恐怖に駆られた兵士たちの耳に彼の命令は届かなかった。その直後、部隊の後方から閃光が迸った。とうとう部隊の最後衛が主力部隊の火線に接触したのだ。このとき敵左翼部隊は味方の砲撃を妨げる障害物と化した。敵中央の砲撃が誤射を恐れて反射的に鈍った。この好機を宿将ハウザーは見逃さなかった。
「右翼前衛、敵左翼部分に集中砲火。敵の一角を切り崩すのだ」
三十秒後、数千条のビーム弾が束となって敵中央の左翼に突き刺さった。その爆発は敵左翼の後衛をも巻き込んで、一瞬にして二百隻もの艦艇を宇宙の闇に葬り去った。
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