12 / 59
第12話 我が人生の最高傑作 その名もドラゴンピース
しおりを挟む
翌日、暇を持て余した俺は、公園のベンチでうたた寝していた。
一見、ホームレスのように見えるかもしれないが、まだ、そこまで身を落しているわけではない。
まだ万札一枚が完全な状態でポケットの中に待機しており、この予備戦力があれば、あと数日は食っていくことが可能となるはずだ。
あと九日、あと九日で待望の転生手当てが口座に振り込まれるのだ。
それにしても俺の左腕。
夏休みの日焼けした少年の腕みたいだ。
なんか皮が剥けちゃって、ヒリヒリして痛いんだ。
あのまま二十四時間放置してたら、やっぱ俺の左腕、溶かされていたのかな?
スライム、怖いよね?
「よう、こんな所でなにしてる?」
それって俺に呼びかけてんの?
ホームレス一歩手前のこの俺に。
その声、忘れはしねえけどさ。
ベンチで横向きになってみる。
晴れ渡った青空もいいけど、どうせ眺めるなら綺麗なおねえさんの方が数段いいよね?
やっぱあのおねえさん。
荒野で俺を助けてくれた、チリ紙交換のおねえさんだ。
「どうよ。いい仕事見つかったか?」
ああ、またこれだ!
ニートの耳に痛いその言葉!
でもおねえさんが相手じゃ、母親と違って無視するわけにもいかないから。
「職安には行ったけど、時給が安すぎて、働く気になれませんよ」
「でも生活費、ねえんだろ?」
「まだ数日間生活できるだけの金はありますから。仕事は文無しになってから探します」
「アホか、てめえは! そんなもんはなぁ、金のあるうちにやっておくもんだろうが。よう、いったいいくら残ってんだ?」
「臨時収入があったんで一万三千円くらい」
「臨時収入? まさか世間様に顔向けできねえような……」
「いえ、単眼スライム一匹倒したんです。それで一万円」
「ほう、おめえが? 信じられねえな」
「魔導士さんに手伝ってもらったんです。俺一人だったら左腕一本溶かされてます」
俺は左腕を見せながら、単眼スライムを倒した経緯を説明した。
「まあ、そんなことだろうとは思ったけどよ。それにしてもおまえ、あたしと別れてから、ずいぶんいろんなことやったんだ?」
「まあ、俺も生きるのに必死ですから」
「必死? 必死ねえ」
おねえさん、首を捻って考え込んじゃった。
どうやら俺の血の滲むような努力が、彼女に怒涛の感動を与えたようだ。
(ハイ、読者のみなさん、盛大に突っ込んでください!)
「それはそうと、おめえ、バイトする気ねえか?」
「いえ、いまんところは」
「暇なんだろ?」
「いえ、忙しいです。俺、これから紙芝居観るつもりですから。アニメが観れない以上、紙芝居に命賭けるしか」
「おめえ、紙芝居がどういうもんか知ってるのか?」
「俺、黄金バット、大好きです!」
そのとき俺の目は、たぶん涙目になっていたと思う。
黄金バットに自分の人生を託すしかない、その哀れな境遇に……。
カチカチカチ……。
公園に拍子木の音が鳴り響いた。
紙芝居屋さんの登場だ。
公園で遊んでいた子供たちが、一斉に紙芝居のおじさんの前に集まった。
百円払って、水飴もらって、美味しそうに舐めてやがる。
なんか水飴をクルクルこねて遊んでるガキが多いけど。
これこれ、君たち、食べ物を粗末にしちゃいけません、なんて注意はいらない雰囲気で。
あとでおねえさんに訊いたら、水飴って、そうやって食べるもんなんだそうだ。
撹拌して空気を含ませると、味がマイルドになるのだそうだ。
で、そこからなんだけど。
俺はそんなガキンチョ共をかき分けて、最前列に腰を下ろした。
目的はただひとつ。
紙芝居の作画の質を見極めるためだ。
俺を見た紙芝居屋のオヤジが、一瞬うっと呻いたね。
こ、こやつ、できる!
俺から、ただならぬ気配を感じ取ったようだ。
その証拠に、オヤジ、俺から見物料も取らずに黄金バットを始めちゃったんだ。
俺、水飴食べたかったんだけど。
で、開始早々、気が付いたんだけど。
俺は頭を抱えたよ。
紙芝居って、作画の質がどうのこうのなんていう代物じゃなかったんだ。
ストーリーの方もなんだかな~って感じで、印象に残ったのは黄金バットの骸骨の身体と、首回りの襞襟だけだ。
(イキリ骨太郎の元ネタか?)
でも子供達には、けっこう受けていたから恐れ入る。
絶望が怒りのマグマに転化した。
俺は立ち上がった!
子供たちの豊かな情操を守るために。
「こんなのはダメだ! もっと子供が感動できるものを! もっと無垢な魂が共感できるものを! そんな作品を俺は観たいんだ!」
一瞬、辺りはシーンと静まり返った。
オヤジも、子供たちも、その背後にいたおねえさんも、みんな、ポカ~ンと俺の方を見つめている。
そんなことはお構いなし。俺は熱弁を奮ったね!
「みんな、聞いてくれ! 俺の熱き魂の語らいを」
俺は即席で一丁、子供受けしそうな作品をでっち上げた。
その作品とは……。
世界各地に散らばった七つの玉を探すため、麦わら帽子を被った孫悟空という名の少年が、自身もスーパーヤサイ人となるべく厳しい修行を積み、天下一武道会で知り合った三刀流の剣の名手ゾロリ。足技を巧みに使い、主人公を助けるニヒルな相棒サンジのおやつ。そして主人公にあるときは寄り添い、あるときは離れつつも、常に自分が儲かることしか頭にない、泥棒猫のナミダちゃん。そんな一癖も二癖もある連中と、海賊船で楽しい旅をする……。
題して「ドラゴンピース」
俺の自信作だ。
俺はそんな壮大な構想を、子供たちとオヤジに語って聞かせたのさ。
ざっと一時間くらい。週刊連載にすると十話分くらいかな。
「どう、黄金バットとドラゴンピース、どっちが面白い?」
その場にいた子供たち全員が、俺の方を指さした。
絵がないにも拘わらず、ドラゴンピースの大楽勝だ!
これにはさすがの紙芝居屋のオヤジも唸ったね。
「あんた、いい語り口してるねえ。俺も思わず引き込まれちゃったよ」
「いや、それほどでも」
「どうだい、ひとつ、紙芝居の脚本書いてみないか?」
「ええ、俺が!?」
「もし出来がよかったら、一話十万円で引き取るよ」
「ええ、ぜひ、やらせてください!」
まったく意外な形で、俺は人生で初めて職を得ることができたのだ。
おねえさんが呆れてこう呟いた。
「まったくよう、おめえは自分の好きなことだと、とことんやっちまう質なんだな。やれやれだぜ」
一見、ホームレスのように見えるかもしれないが、まだ、そこまで身を落しているわけではない。
まだ万札一枚が完全な状態でポケットの中に待機しており、この予備戦力があれば、あと数日は食っていくことが可能となるはずだ。
あと九日、あと九日で待望の転生手当てが口座に振り込まれるのだ。
それにしても俺の左腕。
夏休みの日焼けした少年の腕みたいだ。
なんか皮が剥けちゃって、ヒリヒリして痛いんだ。
あのまま二十四時間放置してたら、やっぱ俺の左腕、溶かされていたのかな?
スライム、怖いよね?
「よう、こんな所でなにしてる?」
それって俺に呼びかけてんの?
ホームレス一歩手前のこの俺に。
その声、忘れはしねえけどさ。
ベンチで横向きになってみる。
晴れ渡った青空もいいけど、どうせ眺めるなら綺麗なおねえさんの方が数段いいよね?
やっぱあのおねえさん。
荒野で俺を助けてくれた、チリ紙交換のおねえさんだ。
「どうよ。いい仕事見つかったか?」
ああ、またこれだ!
ニートの耳に痛いその言葉!
でもおねえさんが相手じゃ、母親と違って無視するわけにもいかないから。
「職安には行ったけど、時給が安すぎて、働く気になれませんよ」
「でも生活費、ねえんだろ?」
「まだ数日間生活できるだけの金はありますから。仕事は文無しになってから探します」
「アホか、てめえは! そんなもんはなぁ、金のあるうちにやっておくもんだろうが。よう、いったいいくら残ってんだ?」
「臨時収入があったんで一万三千円くらい」
「臨時収入? まさか世間様に顔向けできねえような……」
「いえ、単眼スライム一匹倒したんです。それで一万円」
「ほう、おめえが? 信じられねえな」
「魔導士さんに手伝ってもらったんです。俺一人だったら左腕一本溶かされてます」
俺は左腕を見せながら、単眼スライムを倒した経緯を説明した。
「まあ、そんなことだろうとは思ったけどよ。それにしてもおまえ、あたしと別れてから、ずいぶんいろんなことやったんだ?」
「まあ、俺も生きるのに必死ですから」
「必死? 必死ねえ」
おねえさん、首を捻って考え込んじゃった。
どうやら俺の血の滲むような努力が、彼女に怒涛の感動を与えたようだ。
(ハイ、読者のみなさん、盛大に突っ込んでください!)
「それはそうと、おめえ、バイトする気ねえか?」
「いえ、いまんところは」
「暇なんだろ?」
「いえ、忙しいです。俺、これから紙芝居観るつもりですから。アニメが観れない以上、紙芝居に命賭けるしか」
「おめえ、紙芝居がどういうもんか知ってるのか?」
「俺、黄金バット、大好きです!」
そのとき俺の目は、たぶん涙目になっていたと思う。
黄金バットに自分の人生を託すしかない、その哀れな境遇に……。
カチカチカチ……。
公園に拍子木の音が鳴り響いた。
紙芝居屋さんの登場だ。
公園で遊んでいた子供たちが、一斉に紙芝居のおじさんの前に集まった。
百円払って、水飴もらって、美味しそうに舐めてやがる。
なんか水飴をクルクルこねて遊んでるガキが多いけど。
これこれ、君たち、食べ物を粗末にしちゃいけません、なんて注意はいらない雰囲気で。
あとでおねえさんに訊いたら、水飴って、そうやって食べるもんなんだそうだ。
撹拌して空気を含ませると、味がマイルドになるのだそうだ。
で、そこからなんだけど。
俺はそんなガキンチョ共をかき分けて、最前列に腰を下ろした。
目的はただひとつ。
紙芝居の作画の質を見極めるためだ。
俺を見た紙芝居屋のオヤジが、一瞬うっと呻いたね。
こ、こやつ、できる!
俺から、ただならぬ気配を感じ取ったようだ。
その証拠に、オヤジ、俺から見物料も取らずに黄金バットを始めちゃったんだ。
俺、水飴食べたかったんだけど。
で、開始早々、気が付いたんだけど。
俺は頭を抱えたよ。
紙芝居って、作画の質がどうのこうのなんていう代物じゃなかったんだ。
ストーリーの方もなんだかな~って感じで、印象に残ったのは黄金バットの骸骨の身体と、首回りの襞襟だけだ。
(イキリ骨太郎の元ネタか?)
でも子供達には、けっこう受けていたから恐れ入る。
絶望が怒りのマグマに転化した。
俺は立ち上がった!
子供たちの豊かな情操を守るために。
「こんなのはダメだ! もっと子供が感動できるものを! もっと無垢な魂が共感できるものを! そんな作品を俺は観たいんだ!」
一瞬、辺りはシーンと静まり返った。
オヤジも、子供たちも、その背後にいたおねえさんも、みんな、ポカ~ンと俺の方を見つめている。
そんなことはお構いなし。俺は熱弁を奮ったね!
「みんな、聞いてくれ! 俺の熱き魂の語らいを」
俺は即席で一丁、子供受けしそうな作品をでっち上げた。
その作品とは……。
世界各地に散らばった七つの玉を探すため、麦わら帽子を被った孫悟空という名の少年が、自身もスーパーヤサイ人となるべく厳しい修行を積み、天下一武道会で知り合った三刀流の剣の名手ゾロリ。足技を巧みに使い、主人公を助けるニヒルな相棒サンジのおやつ。そして主人公にあるときは寄り添い、あるときは離れつつも、常に自分が儲かることしか頭にない、泥棒猫のナミダちゃん。そんな一癖も二癖もある連中と、海賊船で楽しい旅をする……。
題して「ドラゴンピース」
俺の自信作だ。
俺はそんな壮大な構想を、子供たちとオヤジに語って聞かせたのさ。
ざっと一時間くらい。週刊連載にすると十話分くらいかな。
「どう、黄金バットとドラゴンピース、どっちが面白い?」
その場にいた子供たち全員が、俺の方を指さした。
絵がないにも拘わらず、ドラゴンピースの大楽勝だ!
これにはさすがの紙芝居屋のオヤジも唸ったね。
「あんた、いい語り口してるねえ。俺も思わず引き込まれちゃったよ」
「いや、それほどでも」
「どうだい、ひとつ、紙芝居の脚本書いてみないか?」
「ええ、俺が!?」
「もし出来がよかったら、一話十万円で引き取るよ」
「ええ、ぜひ、やらせてください!」
まったく意外な形で、俺は人生で初めて職を得ることができたのだ。
おねえさんが呆れてこう呟いた。
「まったくよう、おめえは自分の好きなことだと、とことんやっちまう質なんだな。やれやれだぜ」
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる