12 / 26
第11話 桜井咲子のおちゃめな日記
しおりを挟む
(以下の文章は人造人間桜井咲子の日記より抜粋した記述である。人造人間の苦悩を理解するには「人造人間キ〇イダー」を読むか、桜井自身の記述を援用するのが最善という、作者の判断による)
五月✕日 晴れ
闇のトンネルを抜けると、そこは平賀邸だった。なんて洒落にもならん現状を、人はどう理解したものか……。
目を覚ましたとき、わたしは夢の国の女王様。
夢の続きでも観ているのではないかと、そんな勘違いをしてしまうほどの豪華な部屋で安眠を貪っていたのだ。
広い部屋の中央に設えた、天蓋の付いたロココ風のベットの中で、わたしはここがどこなのかをぼんやりと考えていた。
でも覚えているのは、--大変だぁ~! 遅刻ぅ、遅刻ぅ! と叫びながら、ようやく校門に辿り着いた場面まで。そこで記憶が途切れているので、多分、その後に何かが起こったに違いない。
でも、何が?
頭はぼんやりしているけど、身体の方は何の違和感もないので、現状を把握すべくベッドから起き上がった。
部屋は殺風景で、家具といえばサイドテーブルと姿見があるだけ。
観音開きの大きな窓の向こうには、草花の生い茂る美しい庭園と、それをグルリと囲む塀。その彼方に民家の群れと青い空が広がっていた。
何気に、いつものように、床へ足を下したわたしの耳に、ガシャと聞き慣れぬ妙な金属音が響いた。
見ると、そこには見慣れぬ二本の黒い御々足が。
もしかして、これって、わたしの……。
慌ててベッドから跳ね起きたわたし。そのまま姿見の前に立つと、そこには見ず知らずの真っ黒な出で立ちのロボットが佇んでいた。
こ、これがわたし……。そんなぁ!
顔に触れた指先が伝える人間らしからぬ肌触り。その機械を想わせる冷たい感触に、わたしは混乱を来してパニックに陥った。
キャアアアアアアアアア~~~~~~~~~~!
その悲鳴を聞きつけて数分後、ようやくドアが勢いよく開かれた。
「落ち着けぇ、桜井、落ち着くのじゃあ~!」
そこには一人の少年が……。高校生と思しき一人の少年が立っていた。
その背後には、やはり高校生だろうか、長身の美しい女性と、執事のような恰好の長身の老人が立っていた。
少年が大見得を切って名乗りを上げた。
「わしの名は平賀源外。桜が丘高校で生徒会長をやっておる」
思い出した。噂だけは聞いている。
桜が丘高校を経営する平賀グループ会長の御曹司。
なにかと事件を起こしては、学園を恐怖と混乱に陥れる超問題児。
そんな彼が、なぜわたしの目の前に……。
「いや~、すまんのう。いろいろご迷惑かけて……」
その後、彼と、彼の傍らに控えた女性、--名前は織美江愛輝。の口から語られた悪夢の出来事を、わたしは生涯忘れることはできないだろう。
「あ、あの、わたし、ロボットになっちゃったんですか?」
「いや、人造人間じゃ。どうじゃ、かっこいいじゃろ?」
傍らの愛輝さんが、彼の頭をポカリと殴って、「少しは彼女の立場を考えなさい!」と怒鳴りつけた。
幸いなことに、わたしは脳移植手術をすれば元の身体に戻れるとのこと。
束の間、安堵したものの、話の最中、肝心の再手術の目途が立っていないことがわかり、「いや~、めんご、めんご……」と笑顔で謝る放蕩息子の無責任な物言いに、さすがに怒りを抑えることができなかった。
「ひ、ひどいじゃないですかァああああ~~~~~!」
特大級の怒りエネルギーを空手チョップに集約して、目の前のベッドへ叩き付けた。
バキッ! という凄まじい音がして、堅牢なベッドが真っ二つにへし折れた。
「……これがわたしの実力?」
「まあ、そういうことじゃ。だから力は常にセーブして、なるべく穏便に……」
冷や汗タラタラのバカ源外(心の中でそう呼ぶことに決めた)。
今後、このパワーをうまく使えば、彼に対して優位に立てるかも。
その後、愛輝さんの案内で地下の手術室へ行くと、そこには冷凍保存されたわたしの生身の肉体が……。
正直、涙が止まらなかった。
人造人間なのに涙が流れるのも変な話だが、愛輝さんの説明では、「冷却器の水でしょう」とのこと。
結局、わたしは再手術の日まで平賀邸に逗留することになった。
その旨を伝えるべく自宅に連絡を入れると、
桜「あっ、もしもし、お母さん? わたし、咲子、桜井咲子だけど……」
母「あの、どちら様でしょうか?」
桜「だから娘の咲子だってば……」
ガチャン!
母親に悪戯電話と勘違いされて、わずか十秒で一方的に通話を切られた。
そりゃ、CV飯塚〇三張りの野太い声で高校生の娘を名乗られても、信じる親はいないだろう。親子の絆に期待したわたしがバカだった。
後ほど、愛輝さんが代わりに連絡を取ってくれたおかげで、なんとか両親に不条理な現状を理解してもらうことができた。
ああ、わたしの人生、これからどうなってしまうのだろう。
五月✕日 晴れ
翌日、両親が平賀邸のわたしの部屋に面会に来たときには、八戒ダーと化した愛娘の変わり果てた姿に、しばらく石像のように固まっていた。
その後、平賀家の顧問弁護士が一億円の慰謝料を提示すると、両親はあっさりと示談に応じたから情ない。
治療と検査のため、わたしは引き続き平賀邸に逗留するはめに。
人造人間の脳移植という前代未聞の手術となると、当然のごとく受け入れ先の病院も、請け負う医師も見つからず、頼れる医師といえば気紛れ天災医師B・C先生唯一人。その希望の糸も現在行方不明中とあっては、最早、再手術の目途もつかず。
泣き暮らす以外にどんな日々の過ごし方があるのだろう。
そんな失意のどん底のわたしを励まし、親身になって世話をしてくれたのが他ならぬ愛輝さんだった。
五月✕日 晴れ
進学校の桜が丘高校で二か月の勉強の遅れは致命的なのだけど、わたしは愛輝さんという優秀な家庭教師を得たおかげで、学習に対する理解がより深まり、中間テストの成績も学年二十位という、--四月に十日ほどしか出席していないにもかかわらず、大満足の成果を修めることができた。
そうそう、中間テストといえば、さすがに八戒ダーの姿で出席するのは覚束なく、「能力上、何の問題もないのだから受けてみては?」という愛輝さんの勧めも断ったのだけど、あのバカ源外が、「八戒ダーは人間形態に変身できるのじゃ」と言ったので(それを早く言え!)、試しに「変身!」と叫んで腕をいい加減に組み合わせたら、あ~ら、不思議!? 眩い光に包まれたと思ったら、姿見に映ったのはグラサンの似合う二十歳くらいの超イケメンお兄さんだった。
あら、ステキ……。
思わず自分で自分を抱きしめたくなるほどの恰好よさに、しばらくクネクネ身悶えしていると、あのアホ源外が、「バイクを貸してやるけん。気晴らしに乗ってみるのじゃ!」と珍しく気の利いたことを吐かしよった。
「でもわたし、バイクに乗れないから。免許持ってないし……」
「安心せい。八戒ダーの人工知能にはバイクのデータも入力してあるのじゃ。世界最速の走りを体感できるのじゃ!」
そんな訳で久し振りに、しかも初めてバイクで外出したのだが、目の前に広がる風景のなんて新鮮なこと!
わたしは早くも身体の一部と化したバイクで、深夜の東関道をカラスのごとく疾駆して、追跡してくるパトカーを蹴りで横転爆破炎上させたり、千葉や茨木の暴走族を史上最大の追跡劇で壊滅させたりして、久し振りの外出を満喫した。
【備考5】東関道暴走事件の顛末
当初、桜井の暴走の原因は過度の欲求不満が高じて爆発したものと考えられていたが、後になって源外がうっかり悪魔回路を外し忘れたことが原因と判明した。
悪魔回路を内蔵したままの八戒ダーをバイクにのせるなんぞ、核弾頭を大陸間弾道ミサイルに搭載して発射するようなもの。
当然、彼女の走り抜けた沿道では甚大な被害が発生しているのだが、特撮ドラマのお約束、ーー殺傷された人員及び破壊された物品は速やかに再生され、世界は何事もなかったかのように平穏無事な夜明けを迎える。のお陰で今回の一件は警察沙汰にならずにすんだのだ。
五月✕日 晴れ
気分は最高潮! もう、怖いものなし!
翌日、担任教師に伴われて人間形態の姿で教室へ入ると、同級生は転校生と思ったのか、わたしを驚きの目を以て迎え入れた。
わたしが苦み走った渋い声で、「お久しぶり、桜井咲子です」とこれ見よがしにグラサンを外し、わざとワルぶって名乗ると、女子生徒の間からいっせいに、ーーキャアアアア~~~~~! と黄色い悲鳴が舞い上がった。
「そこ、静かに、静かに!」
担任教師が事態の鎮静化を図ったものの、騒ぎは約一分ほど継続した。
掴みの自己紹介が大ウケしたわたし。同級生に囲まれて一躍時の人となった。
人間形態の見栄えのよさと、滅多に聞けぬ改造手術(噂に尾鰭がついて、わたしはショッカーの改造人間扱いになっていた)の体験談が話題となって、休み時間は常に人の輪の中心に据えられた。
そんな感じで大過なく中間テストの三日間をやり過ごすと、学校側も安心したのか、人間形態による授業への参加(体育を除く)を認めたのだ。
さあ、明日からバイク通学だ。なんか楽しみ~。
五月✕日 晴れ
闇のトンネルを抜けると、そこは平賀邸だった。なんて洒落にもならん現状を、人はどう理解したものか……。
目を覚ましたとき、わたしは夢の国の女王様。
夢の続きでも観ているのではないかと、そんな勘違いをしてしまうほどの豪華な部屋で安眠を貪っていたのだ。
広い部屋の中央に設えた、天蓋の付いたロココ風のベットの中で、わたしはここがどこなのかをぼんやりと考えていた。
でも覚えているのは、--大変だぁ~! 遅刻ぅ、遅刻ぅ! と叫びながら、ようやく校門に辿り着いた場面まで。そこで記憶が途切れているので、多分、その後に何かが起こったに違いない。
でも、何が?
頭はぼんやりしているけど、身体の方は何の違和感もないので、現状を把握すべくベッドから起き上がった。
部屋は殺風景で、家具といえばサイドテーブルと姿見があるだけ。
観音開きの大きな窓の向こうには、草花の生い茂る美しい庭園と、それをグルリと囲む塀。その彼方に民家の群れと青い空が広がっていた。
何気に、いつものように、床へ足を下したわたしの耳に、ガシャと聞き慣れぬ妙な金属音が響いた。
見ると、そこには見慣れぬ二本の黒い御々足が。
もしかして、これって、わたしの……。
慌ててベッドから跳ね起きたわたし。そのまま姿見の前に立つと、そこには見ず知らずの真っ黒な出で立ちのロボットが佇んでいた。
こ、これがわたし……。そんなぁ!
顔に触れた指先が伝える人間らしからぬ肌触り。その機械を想わせる冷たい感触に、わたしは混乱を来してパニックに陥った。
キャアアアアアアアアア~~~~~~~~~~!
その悲鳴を聞きつけて数分後、ようやくドアが勢いよく開かれた。
「落ち着けぇ、桜井、落ち着くのじゃあ~!」
そこには一人の少年が……。高校生と思しき一人の少年が立っていた。
その背後には、やはり高校生だろうか、長身の美しい女性と、執事のような恰好の長身の老人が立っていた。
少年が大見得を切って名乗りを上げた。
「わしの名は平賀源外。桜が丘高校で生徒会長をやっておる」
思い出した。噂だけは聞いている。
桜が丘高校を経営する平賀グループ会長の御曹司。
なにかと事件を起こしては、学園を恐怖と混乱に陥れる超問題児。
そんな彼が、なぜわたしの目の前に……。
「いや~、すまんのう。いろいろご迷惑かけて……」
その後、彼と、彼の傍らに控えた女性、--名前は織美江愛輝。の口から語られた悪夢の出来事を、わたしは生涯忘れることはできないだろう。
「あ、あの、わたし、ロボットになっちゃったんですか?」
「いや、人造人間じゃ。どうじゃ、かっこいいじゃろ?」
傍らの愛輝さんが、彼の頭をポカリと殴って、「少しは彼女の立場を考えなさい!」と怒鳴りつけた。
幸いなことに、わたしは脳移植手術をすれば元の身体に戻れるとのこと。
束の間、安堵したものの、話の最中、肝心の再手術の目途が立っていないことがわかり、「いや~、めんご、めんご……」と笑顔で謝る放蕩息子の無責任な物言いに、さすがに怒りを抑えることができなかった。
「ひ、ひどいじゃないですかァああああ~~~~~!」
特大級の怒りエネルギーを空手チョップに集約して、目の前のベッドへ叩き付けた。
バキッ! という凄まじい音がして、堅牢なベッドが真っ二つにへし折れた。
「……これがわたしの実力?」
「まあ、そういうことじゃ。だから力は常にセーブして、なるべく穏便に……」
冷や汗タラタラのバカ源外(心の中でそう呼ぶことに決めた)。
今後、このパワーをうまく使えば、彼に対して優位に立てるかも。
その後、愛輝さんの案内で地下の手術室へ行くと、そこには冷凍保存されたわたしの生身の肉体が……。
正直、涙が止まらなかった。
人造人間なのに涙が流れるのも変な話だが、愛輝さんの説明では、「冷却器の水でしょう」とのこと。
結局、わたしは再手術の日まで平賀邸に逗留することになった。
その旨を伝えるべく自宅に連絡を入れると、
桜「あっ、もしもし、お母さん? わたし、咲子、桜井咲子だけど……」
母「あの、どちら様でしょうか?」
桜「だから娘の咲子だってば……」
ガチャン!
母親に悪戯電話と勘違いされて、わずか十秒で一方的に通話を切られた。
そりゃ、CV飯塚〇三張りの野太い声で高校生の娘を名乗られても、信じる親はいないだろう。親子の絆に期待したわたしがバカだった。
後ほど、愛輝さんが代わりに連絡を取ってくれたおかげで、なんとか両親に不条理な現状を理解してもらうことができた。
ああ、わたしの人生、これからどうなってしまうのだろう。
五月✕日 晴れ
翌日、両親が平賀邸のわたしの部屋に面会に来たときには、八戒ダーと化した愛娘の変わり果てた姿に、しばらく石像のように固まっていた。
その後、平賀家の顧問弁護士が一億円の慰謝料を提示すると、両親はあっさりと示談に応じたから情ない。
治療と検査のため、わたしは引き続き平賀邸に逗留するはめに。
人造人間の脳移植という前代未聞の手術となると、当然のごとく受け入れ先の病院も、請け負う医師も見つからず、頼れる医師といえば気紛れ天災医師B・C先生唯一人。その希望の糸も現在行方不明中とあっては、最早、再手術の目途もつかず。
泣き暮らす以外にどんな日々の過ごし方があるのだろう。
そんな失意のどん底のわたしを励まし、親身になって世話をしてくれたのが他ならぬ愛輝さんだった。
五月✕日 晴れ
進学校の桜が丘高校で二か月の勉強の遅れは致命的なのだけど、わたしは愛輝さんという優秀な家庭教師を得たおかげで、学習に対する理解がより深まり、中間テストの成績も学年二十位という、--四月に十日ほどしか出席していないにもかかわらず、大満足の成果を修めることができた。
そうそう、中間テストといえば、さすがに八戒ダーの姿で出席するのは覚束なく、「能力上、何の問題もないのだから受けてみては?」という愛輝さんの勧めも断ったのだけど、あのバカ源外が、「八戒ダーは人間形態に変身できるのじゃ」と言ったので(それを早く言え!)、試しに「変身!」と叫んで腕をいい加減に組み合わせたら、あ~ら、不思議!? 眩い光に包まれたと思ったら、姿見に映ったのはグラサンの似合う二十歳くらいの超イケメンお兄さんだった。
あら、ステキ……。
思わず自分で自分を抱きしめたくなるほどの恰好よさに、しばらくクネクネ身悶えしていると、あのアホ源外が、「バイクを貸してやるけん。気晴らしに乗ってみるのじゃ!」と珍しく気の利いたことを吐かしよった。
「でもわたし、バイクに乗れないから。免許持ってないし……」
「安心せい。八戒ダーの人工知能にはバイクのデータも入力してあるのじゃ。世界最速の走りを体感できるのじゃ!」
そんな訳で久し振りに、しかも初めてバイクで外出したのだが、目の前に広がる風景のなんて新鮮なこと!
わたしは早くも身体の一部と化したバイクで、深夜の東関道をカラスのごとく疾駆して、追跡してくるパトカーを蹴りで横転爆破炎上させたり、千葉や茨木の暴走族を史上最大の追跡劇で壊滅させたりして、久し振りの外出を満喫した。
【備考5】東関道暴走事件の顛末
当初、桜井の暴走の原因は過度の欲求不満が高じて爆発したものと考えられていたが、後になって源外がうっかり悪魔回路を外し忘れたことが原因と判明した。
悪魔回路を内蔵したままの八戒ダーをバイクにのせるなんぞ、核弾頭を大陸間弾道ミサイルに搭載して発射するようなもの。
当然、彼女の走り抜けた沿道では甚大な被害が発生しているのだが、特撮ドラマのお約束、ーー殺傷された人員及び破壊された物品は速やかに再生され、世界は何事もなかったかのように平穏無事な夜明けを迎える。のお陰で今回の一件は警察沙汰にならずにすんだのだ。
五月✕日 晴れ
気分は最高潮! もう、怖いものなし!
翌日、担任教師に伴われて人間形態の姿で教室へ入ると、同級生は転校生と思ったのか、わたしを驚きの目を以て迎え入れた。
わたしが苦み走った渋い声で、「お久しぶり、桜井咲子です」とこれ見よがしにグラサンを外し、わざとワルぶって名乗ると、女子生徒の間からいっせいに、ーーキャアアアア~~~~~! と黄色い悲鳴が舞い上がった。
「そこ、静かに、静かに!」
担任教師が事態の鎮静化を図ったものの、騒ぎは約一分ほど継続した。
掴みの自己紹介が大ウケしたわたし。同級生に囲まれて一躍時の人となった。
人間形態の見栄えのよさと、滅多に聞けぬ改造手術(噂に尾鰭がついて、わたしはショッカーの改造人間扱いになっていた)の体験談が話題となって、休み時間は常に人の輪の中心に据えられた。
そんな感じで大過なく中間テストの三日間をやり過ごすと、学校側も安心したのか、人間形態による授業への参加(体育を除く)を認めたのだ。
さあ、明日からバイク通学だ。なんか楽しみ~。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
失恋中なのに隣の幼馴染が僕をかまってきてウザいんですけど?
さいとう みさき
青春
雄太(ゆうた)は勇気を振り絞ってその思いを彼女に告げる。
しかしあっさりと玉砕。
クールビューティーで知られる彼女は皆が憧れる存在だった。
しかしそんな雄太が落ち込んでいる所を、幼馴染たちが寄ってたかってからかってくる。
そんな幼馴染の三大女神と呼ばれる彼女たちに今日も翻弄される雄太だったのだが……
病み上がりなんで、こんなのです。
プロット無し、山なし、谷なし、落ちもなしです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる