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第10話 闇の帝王八戒ダー見参!
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「あきらめるな! 平賀君! 君にはまだ最後の手段が残されている」
ハッと我に返った源外。
慌てて振り返ると、そこには腕を組んで厳然と佇む間先生の姿があった。
「その手段を実行するために、君はわたしを呼んだのだろう?」
普段は無表情で笑うことなど滅多にない額に縦線の暗い人物なのだが、そんな彼がドヤ顔でほほ笑んだのだ。失意のどん底にある源外といえども、心の底から励まされようというもの(手塚先生~、どうか我にお力を~)。
源外の耳底に、--GO、GO、トリットォ~ン、GO、GO、ゲ・ン・ガ・イ~、GO、GO、GO、GO、GO、ついでに作者ぁ~♪ と魂を揺さぶるテーマ曲が流れ始めた。
そうじゃ、このままあきらめては天国に御座す神様に顔向けができん。なんとしても桜井咲子は我が手で救ってみせるのじゃあああああ~~~~~!
源外、短い脚を大車輪のごとく回転させ、脱兎、いや、脱チーター以上の速さで駆け出して、操作卓の前で白煙を立てて急停車、--アタタタタッ! と北斗神拳よろしく、操作キーを拳でバンバン叩き始めた。
室内に響き渡る国際救助隊の勇壮なテーマ曲に合わせて、左右に開いた壁の中から半透明のカプセルがゆっくりと迫り出してきた。
それは倒れた椰子の樹間を厳かに前進すると、やがて桜井を載せた手術台の傍らに停止した。
愛輝が、石見が、間が、キノコが、そして読者が、カプセルの中身を一斉に注視した。
が、彼らの視線はことごとく表面を被う厚い霜の層に遮られた。
源外が、「ポチッとなあ~」と赤いボタンを押すと、立ち上る冷気と共にカプセルの蓋が開き、そこには悪魔回路を停止して横たわる悪魔のごとき人造人間の姿があった。
彼こそ、--もし人造人間を人と呼ぶのであれば、彼こそまさに漆黒の戦士。
全身黒ずくめのその胸には白い十字剣のマークが光る。赤い眼に、真一文字に切れた口、左右の頬に走る一条の稲妻。そして頭部を被う半球形の透明なカプセル。腰に下げた銀色の回転式拳銃は闇の世界の帝王の輝ける矜持なのだ。
そして、そして、そして、稽古をろくにしない怠け者の巨漢力士のような、その膨らみ過ぎた風船のような醜い肥満体……。
そう、彼の名は!
「八戒ダー様だ!」
歌舞伎役者よろしく唐傘を開いて大見得を切った源外。
その眼元に広がる隈は、愛輝との度重なる激戦により蓄積された疲労ゆえ、--決して一発芸を狙った特殊メイクではないのだ。と一応言い訳しておく。
室内に流れるBGMはデジタル全盛のこの時代に、なぜかブチッ、ブチッ、とレコード針の音を拾いつつ、源外がカラオケに行けば必ず熱唱する十八番”ハ〇イダーの歌”に変身していた。
「そ、それ、どうする気?」
愛輝の口元から白い歯が零れた。言葉が微妙に震えている。
彼女を妬む一部の反抗勢力から鉄面皮、鉄仮面、能面女、等と陰口を囁かれるほどの、無表情、無感情、無慈悲な人生を送ってきた愛輝だが、さすがに源外の前ではそれを押し通すことは不可能なようで……。
理解を遥かに超える超常現象の連続に、彼女の理性はギリギリと音を立てて軋み始めており、持病の突発性狂騒病を発症するのも時間の問題かと思われた。
ところが源外、そんなことに頓着することなく、喜々として八戒ダーの使用目的を説明するから傍若無人。
愛輝は、--人助けのため、と自分に言い聞かせて、なんとか苦境を耐え忍んだ。
「--で、あるからして、桜井の脳髄を摘出して、八戒ダーの頭部にある培養カプセルに移植するのじゃ。その間に彼女の肉体を整復して、その後、彼女の脳室に脳髄を戻せば、手術は成功間違いなしぃ~!」
愛輝が、石見が、キノコが、血の気を失った病人のような顔で、前代未聞の手術の行く末を危ぶんだ。
そんな中にあって唯一、間先生だけが涙に暮れた瞳で天井を見上げて、
「画期的な術式だ! 平賀君、やはり君は天災だァああああ~~~~~!」と吠えまくった。
「いや~、それほどでもぅ~」と胸を張って謙遜する源外。
間先生のお墨付きをいいことに、調子こいてレーザーメスを握ったまではよかったが、医療知識も臨床体験もない源外に患者を治せるはずもなく、愛輝のメドゥーサを想わせる冷酷な瞳に睨まれては、泣く泣く執刀責任者の座を間先生に明け渡すしかなかった。それが石化を免れる唯一の方法だった。
「まっ、落ち込むことはないさ、平賀君。いずれ君にも機会はやってくる」
鼻歌交じりに執刀を開始した間先生。
その見事なメス捌きは見る者すべてを魅了した。
源外なんぞは早くも科学の虫が疼き始めたのか、傍らの邪眼の存在すら忘れて、「わしも、わしも!」と子供のように駄々を捏ねまくってレーザーメスを握ろうとする始末。
そのままメドゥーサの石化光線を浴びれば、彼は”考えない人”という石像となって、ロダンの傑作と対を成す問題作となったはずだ。
以下、手術の模様を断片的にお伝えする。
間「頭頂部切開」
源「駄目じゃあ! 乙女の髪をばっさり切り落とすなあああああ~!」
(※源外は髪フェチである)
間「脳ベラ」
源「妖〇人間ベラ」
間「タンポン」
源「使用済みが好き」
間「ドレーン」
源「どれ?」
間「右乳房部切開」
源「駄目じゃあ! 乙女のおっぱいにメスを入れるなァああああ~~~~~!」
(※源外はおっぱいフェチである)
間「メス」
源「雌♀」
間「鉗子」
源「諌死」
間「コッヘル」
源「ド〇ターヘル」
間「人工心肺装置接続」
キリコ「安楽死装置接続」
間「なんでおまえがここにいる?」
キリコ「こりゃまた失礼!」
間「副腎皮質ステロイド注射」
源「--ぽりぽりぽり、ああ、福神漬けは美味しいなぁ~」
キノコ「この人、ぜんぜん役に立たないのよさ」
愛輝と石見が固唾を飲んで見守る中、源外の数々の妨害を乗り越えて、間先生は見事に難解な手術を成功させた。
中二病で、ロリコンで、マザコンで、冷笑主義者で、人情家で、無免許にもかかわらず、メスを握らせれば世界一の天災外科医。--人は彼をB・Cと呼ぶ!
因みに通称の由来は、本名の間黒締を英語読みしたもので、黒と締めるでB・Cだそうな。
「ところで先生、どうかこの手術のことは御内密に……」
時代劇の悪徳商人よろしく、辺りを窺いながら間先生の耳元で囁く源外。
こんな人体実験のような手術が表沙汰になれば、それを依頼した源外も罪に問われることになる。
その辺の事情は闇医者の間先生もよく弁えており、
「安心してくれ。わたしも医者の端くれ、守秘義務は必ず守る。あっ、そうそう、言い忘れていたいたけど、手術料と口止め料は別途料金だから……」
「さすがは無免許医! と言いたいところだけど、先生は口と頭が軽いから、わし、とっても心配……」
「君に言われたくはないぞ、平賀君。わたしは口の堅さには定評があるのだ。なんといっても、名前がB・チャックだからな。ハハハハハッ!」
間先生、腹の底から大笑いすると、「おっと、いけない」と口唇に当てた指を横に引いて、チャックを締める素振りをしたから魅力的。
わし、これだから心配なんじゃ……。
今回の一件を通じて、源外はまた一人、心の友を得た。
(源外、ぼっち脱出まであと363人)
桜井咲子から八戒ダーへの脳移植と、彼女の肉体の整復には成功したものの、肝心の脳髄の再移植は、「これ以上の脳髄への負担は大変危険だ。しばらく術後の経過を診てから再手術する」という間先生の所見により延期された。
しばらくの間、八戒ダーの醜い身体で生きねばならぬ桜井の苦衷を思うと、ーー一日も早く再手術せねば……。と焦る愛輝であった。
ところが間先生ときたら、彼女の焦燥などどこ吹く風。
「まっ、そのうち、気が向いたら……」とか、「わたしは風任せって生き方が好きでねえ……」とか、「いや、必ず再手術はするから……。股間のチャックに誓って!」とか、それだけで愛輝の惑星破壊衝撃波を喰らいそうな無責任変態発言を繰り返した挙句、
「案外、彼女も八戒ダーの身体を気に入るかもしれないぞ。なんせ怪我や病気とは無縁の丈夫な身体だからなあ……」と乙女心を蹂躙する爆弾発言を炸裂させた。
ドッカ~ン~~~~~!!!!!
愛輝の惑星破壊衝撃波が源外以外に炸裂したのは、これが初めてだった。
ハッと我に返った源外。
慌てて振り返ると、そこには腕を組んで厳然と佇む間先生の姿があった。
「その手段を実行するために、君はわたしを呼んだのだろう?」
普段は無表情で笑うことなど滅多にない額に縦線の暗い人物なのだが、そんな彼がドヤ顔でほほ笑んだのだ。失意のどん底にある源外といえども、心の底から励まされようというもの(手塚先生~、どうか我にお力を~)。
源外の耳底に、--GO、GO、トリットォ~ン、GO、GO、ゲ・ン・ガ・イ~、GO、GO、GO、GO、GO、ついでに作者ぁ~♪ と魂を揺さぶるテーマ曲が流れ始めた。
そうじゃ、このままあきらめては天国に御座す神様に顔向けができん。なんとしても桜井咲子は我が手で救ってみせるのじゃあああああ~~~~~!
源外、短い脚を大車輪のごとく回転させ、脱兎、いや、脱チーター以上の速さで駆け出して、操作卓の前で白煙を立てて急停車、--アタタタタッ! と北斗神拳よろしく、操作キーを拳でバンバン叩き始めた。
室内に響き渡る国際救助隊の勇壮なテーマ曲に合わせて、左右に開いた壁の中から半透明のカプセルがゆっくりと迫り出してきた。
それは倒れた椰子の樹間を厳かに前進すると、やがて桜井を載せた手術台の傍らに停止した。
愛輝が、石見が、間が、キノコが、そして読者が、カプセルの中身を一斉に注視した。
が、彼らの視線はことごとく表面を被う厚い霜の層に遮られた。
源外が、「ポチッとなあ~」と赤いボタンを押すと、立ち上る冷気と共にカプセルの蓋が開き、そこには悪魔回路を停止して横たわる悪魔のごとき人造人間の姿があった。
彼こそ、--もし人造人間を人と呼ぶのであれば、彼こそまさに漆黒の戦士。
全身黒ずくめのその胸には白い十字剣のマークが光る。赤い眼に、真一文字に切れた口、左右の頬に走る一条の稲妻。そして頭部を被う半球形の透明なカプセル。腰に下げた銀色の回転式拳銃は闇の世界の帝王の輝ける矜持なのだ。
そして、そして、そして、稽古をろくにしない怠け者の巨漢力士のような、その膨らみ過ぎた風船のような醜い肥満体……。
そう、彼の名は!
「八戒ダー様だ!」
歌舞伎役者よろしく唐傘を開いて大見得を切った源外。
その眼元に広がる隈は、愛輝との度重なる激戦により蓄積された疲労ゆえ、--決して一発芸を狙った特殊メイクではないのだ。と一応言い訳しておく。
室内に流れるBGMはデジタル全盛のこの時代に、なぜかブチッ、ブチッ、とレコード針の音を拾いつつ、源外がカラオケに行けば必ず熱唱する十八番”ハ〇イダーの歌”に変身していた。
「そ、それ、どうする気?」
愛輝の口元から白い歯が零れた。言葉が微妙に震えている。
彼女を妬む一部の反抗勢力から鉄面皮、鉄仮面、能面女、等と陰口を囁かれるほどの、無表情、無感情、無慈悲な人生を送ってきた愛輝だが、さすがに源外の前ではそれを押し通すことは不可能なようで……。
理解を遥かに超える超常現象の連続に、彼女の理性はギリギリと音を立てて軋み始めており、持病の突発性狂騒病を発症するのも時間の問題かと思われた。
ところが源外、そんなことに頓着することなく、喜々として八戒ダーの使用目的を説明するから傍若無人。
愛輝は、--人助けのため、と自分に言い聞かせて、なんとか苦境を耐え忍んだ。
「--で、あるからして、桜井の脳髄を摘出して、八戒ダーの頭部にある培養カプセルに移植するのじゃ。その間に彼女の肉体を整復して、その後、彼女の脳室に脳髄を戻せば、手術は成功間違いなしぃ~!」
愛輝が、石見が、キノコが、血の気を失った病人のような顔で、前代未聞の手術の行く末を危ぶんだ。
そんな中にあって唯一、間先生だけが涙に暮れた瞳で天井を見上げて、
「画期的な術式だ! 平賀君、やはり君は天災だァああああ~~~~~!」と吠えまくった。
「いや~、それほどでもぅ~」と胸を張って謙遜する源外。
間先生のお墨付きをいいことに、調子こいてレーザーメスを握ったまではよかったが、医療知識も臨床体験もない源外に患者を治せるはずもなく、愛輝のメドゥーサを想わせる冷酷な瞳に睨まれては、泣く泣く執刀責任者の座を間先生に明け渡すしかなかった。それが石化を免れる唯一の方法だった。
「まっ、落ち込むことはないさ、平賀君。いずれ君にも機会はやってくる」
鼻歌交じりに執刀を開始した間先生。
その見事なメス捌きは見る者すべてを魅了した。
源外なんぞは早くも科学の虫が疼き始めたのか、傍らの邪眼の存在すら忘れて、「わしも、わしも!」と子供のように駄々を捏ねまくってレーザーメスを握ろうとする始末。
そのままメドゥーサの石化光線を浴びれば、彼は”考えない人”という石像となって、ロダンの傑作と対を成す問題作となったはずだ。
以下、手術の模様を断片的にお伝えする。
間「頭頂部切開」
源「駄目じゃあ! 乙女の髪をばっさり切り落とすなあああああ~!」
(※源外は髪フェチである)
間「脳ベラ」
源「妖〇人間ベラ」
間「タンポン」
源「使用済みが好き」
間「ドレーン」
源「どれ?」
間「右乳房部切開」
源「駄目じゃあ! 乙女のおっぱいにメスを入れるなァああああ~~~~~!」
(※源外はおっぱいフェチである)
間「メス」
源「雌♀」
間「鉗子」
源「諌死」
間「コッヘル」
源「ド〇ターヘル」
間「人工心肺装置接続」
キリコ「安楽死装置接続」
間「なんでおまえがここにいる?」
キリコ「こりゃまた失礼!」
間「副腎皮質ステロイド注射」
源「--ぽりぽりぽり、ああ、福神漬けは美味しいなぁ~」
キノコ「この人、ぜんぜん役に立たないのよさ」
愛輝と石見が固唾を飲んで見守る中、源外の数々の妨害を乗り越えて、間先生は見事に難解な手術を成功させた。
中二病で、ロリコンで、マザコンで、冷笑主義者で、人情家で、無免許にもかかわらず、メスを握らせれば世界一の天災外科医。--人は彼をB・Cと呼ぶ!
因みに通称の由来は、本名の間黒締を英語読みしたもので、黒と締めるでB・Cだそうな。
「ところで先生、どうかこの手術のことは御内密に……」
時代劇の悪徳商人よろしく、辺りを窺いながら間先生の耳元で囁く源外。
こんな人体実験のような手術が表沙汰になれば、それを依頼した源外も罪に問われることになる。
その辺の事情は闇医者の間先生もよく弁えており、
「安心してくれ。わたしも医者の端くれ、守秘義務は必ず守る。あっ、そうそう、言い忘れていたいたけど、手術料と口止め料は別途料金だから……」
「さすがは無免許医! と言いたいところだけど、先生は口と頭が軽いから、わし、とっても心配……」
「君に言われたくはないぞ、平賀君。わたしは口の堅さには定評があるのだ。なんといっても、名前がB・チャックだからな。ハハハハハッ!」
間先生、腹の底から大笑いすると、「おっと、いけない」と口唇に当てた指を横に引いて、チャックを締める素振りをしたから魅力的。
わし、これだから心配なんじゃ……。
今回の一件を通じて、源外はまた一人、心の友を得た。
(源外、ぼっち脱出まであと363人)
桜井咲子から八戒ダーへの脳移植と、彼女の肉体の整復には成功したものの、肝心の脳髄の再移植は、「これ以上の脳髄への負担は大変危険だ。しばらく術後の経過を診てから再手術する」という間先生の所見により延期された。
しばらくの間、八戒ダーの醜い身体で生きねばならぬ桜井の苦衷を思うと、ーー一日も早く再手術せねば……。と焦る愛輝であった。
ところが間先生ときたら、彼女の焦燥などどこ吹く風。
「まっ、そのうち、気が向いたら……」とか、「わたしは風任せって生き方が好きでねえ……」とか、「いや、必ず再手術はするから……。股間のチャックに誓って!」とか、それだけで愛輝の惑星破壊衝撃波を喰らいそうな無責任変態発言を繰り返した挙句、
「案外、彼女も八戒ダーの身体を気に入るかもしれないぞ。なんせ怪我や病気とは無縁の丈夫な身体だからなあ……」と乙女心を蹂躙する爆弾発言を炸裂させた。
ドッカ~ン~~~~~!!!!!
愛輝の惑星破壊衝撃波が源外以外に炸裂したのは、これが初めてだった。
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