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14年目の永遠の誓い
11.第二関門、第三関門2
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次は最大の難関、おじさんだ。
同じく、ハルが寝た後に訪ねて、ハルが起きてきやしないかドキドキしながらリビングで話をした。
「おじさん、ハルを嫁に下さい」
オレは立ち上がって、きっちり九十度腰を折ると、おじさんに願い請う。
「……叶太くん、寝言は寝てから言いなさい」
追い出されないだけマシだったかと思わされる冷ややかな声。さっきまでの気の良いおじさんは、もうどこにもいなかった。
だけど、オレは負けないんだ。
おじさんが、ハルには見せない厳しい顔を持っているのだって知っている。
親父だって同じだ。長く一緒にいれば、家族には見せないだろう、そういう面だって目にすることはある。実業家、経営者、トップエグゼクティブ、色んな言い方はあるけど、そう呼ばれるような人たちは、優しいだけでは乗りこなせない荒海を渡れるだけの厳しさを持っている。
分かっているから、怖くなんてない。
オレとおじさんの利害は、最終的に一致しているはずだから、心配なんてしていない。
ハルの幸せ。
結局、それだろう?
「話だけでも……聞いてくれる?」
おじさんは厳しい顔で沈黙。
「ハルの話だから」
そう言うと、眉をひそめ、それでも「話せ」と許可をくれた。
オレが一緒にいたいとか、そういうのはどうでも良い。
オレはここでも、明兄、じいちゃんに話したのと同じように、ハルの話をする。
「……週の半分以上、一人で夕食、か」
自分にも原因がある話。おじさんは更に厳しい顔をした。
追い打ちかけて、ごめんね。
そう思いつつ、オレは続けて、ハルが夜間、おじさんやおばさんを気遣って一人で苦痛に耐えていると続ける。
オレがハルと一緒のベッドで寝ているのを見つかった土曜日、あれは六月だった。
おじさんは、その時のことをしっかり覚えている。
ハルがしばしば誰も呼ばずに我慢していたらしいと言うのも、おばさんから聞いていたらしい。
「……夜、部屋を覗きに行くようにしたんだけどな、どうも起こしてしまうようで」
おじさんはため息を吐く。
二回に一回は、ドアの開く気配でハルが目を覚ましてしまうと言う。一人で具合を悪くしていやしないか、ちょっと確認したいだけで睡眠の邪魔をしたい訳ではないのに。
「だから、おじさん、」
「いや、ダメだ。確かに、きみと結婚すれば、どちらも解決するだろうな。だけど、何の力もない高校生になぜ可愛い娘を渡せる?」
おじさんはオレをギロリとにらんだ。
おじさんには逆効果かも知れない。そう思いつつ、オレはじいちゃんにも見せたレポートを取り出した。
それを見たおじさんは、更に難しい顔になった。
「………努力は認めよう。陽菜への愛も本物だろう」
おじさんは絞り出すように、そう言った。
それから、数秒視線を宙に彷徨わせた後、突然、バンッと応接テーブルを手のひらで叩いて立ち上がった。
「だからって!! 可愛い娘をそう簡単に手放せないんだよっ!! 理屈じゃない!!」
おじさんは視線をオレにがっちり合わせて、
「悪いが、陽菜は嫁にはやれんっ!」
と、そう言った。
……あれ?
何かが違っている、そんな違和感を覚えた。
ボタンを掛け違えているだけで、今なら、簡単に掛け直せる、そんな予感。
「おじさん、オレ、ちょっと言い間違えたかも」
「は?」
さっきの「嫁にはやれん」宣言は決死の覚悟で告げたのか、おじさんは、オレのフレンドリーな態度に戸惑ったように眉を上げた。
「えーと、オレ、そこんとこ、こだわりないんで、……やり直しても良い?」
返事を待たずにオレも立ち上がり、おじさんに対峙する。
「おじさん、」
そして、もう一度、九十度にきっちり腰を折った。
「オレをハルの婿にしてください」
「……なんだって?」
顔を上げると、おじさんはポカンとした顔でオレを見ていた。
「オレが牧村になるよ。オレはハルと結婚したいけど、別にハルを広瀬にしたいとか思ってないし。お父さんに結婚を申し込むんだったら嫁にくださいかなと思って、そう言っただけで、オレはただハルと結婚したいだけだから」
一気にそこまで言ってから、おじさんの顔を見る。
オレの言葉に迷いが生じたおじさんに、追い打ちをかけるなら今。
オレは笑顔で告げた。
「おじさん、オレをおじさんの息子にしてよ?」
娘を取られるのは嫌だけど、息子がやってくるなら良いかも……? と思ったに違いない。
ほぼ反射的に、おじさんは頷いていた。
「……あー、まあ、それなら」
落ちた!
おじさんは、あっけにとられながらも、オレとハルの結婚を承知してくれた。
「3月のハルの誕生日にプロポーズして婚約、八月のオレの誕生日に入籍して、オレがハルの婿になるってことで考えてるんだけど、それで良いよね?」
矢継ぎ早のオレの言葉に、おじさんは混乱気味。
「新居はハルの部屋にそのままお邪魔しようと思うんだけど、大丈夫? 別に部屋を借りた方が良い?」
「いや、ここに住みなさい!」
おじさんは、結婚年齢に注目することなく、オレがこの家に住むことを了承。
自動的に、オレは八月にハルと結婚できることになった。
その辺りで、ようやく正気に戻ったらしいおじさんは、口を付けていなかったブランデーをくいっとあおる。
「……響子さんを呼んで来よう。彼女がOKしなきゃ、この話はなしだぞ」
もちろん、それで良い。オレは力強く頷いた。
はなから、おばさんは大丈夫じゃないかと言う気がしていた。
いつも、オレとハルの仲を好意的……というか、一番面白がって見ているのは、おばさんだったから。
オレの予想通り、おばさんは、
「十八歳の誕生日に入籍って、冗談抜きに最短距離で来たわね」
と笑った。
「わたしは賛成。良いんじゃない? それにしても、よく幹人を落とせたわね」
と、隣のおじさん……幹人さんを面白そうに見た。
◇ ◇ ◇
残ったオレの両親は、難なく陥落。
親父はオレが牧村姓を選ぶというのだけ気にしていたが、最終的に許してくれた。
「ここで反対しても、親の許可がいらない年齢になったら、さっさと籍入れるんだろうしな。まあ、姓が変わっても親子というには変わりないだろう」
快く許してくれた裏に、おじさんと親父が本格的に事業提携を考え始めている事実があるのも、実は知っていた。
お袋はため息を吐いた。
「晃太より先にだろうとは思っていたけど、まさか高校生の間に結婚までするとは思ってもみなかったわ」
後から兄貴に言われた。
オレが絶対にハル以外を選ばないというのは、親父もお袋も分かっている。
だから、ここで反対しても、この先、どんなに妨害しても、ただ単にオレが生涯独り身でいるだけになるのは、火を見るより明らか。結果が分かりきっているなら、息子が幸せになれる道を応援しよう……ということだったらしい。
「親心に感謝しろよ」
本当だ。足を向けて眠れないよ。
すべての準備が整ったのは二月の始めだった。
もうこれで、誰も反対しない。
同じく、ハルが寝た後に訪ねて、ハルが起きてきやしないかドキドキしながらリビングで話をした。
「おじさん、ハルを嫁に下さい」
オレは立ち上がって、きっちり九十度腰を折ると、おじさんに願い請う。
「……叶太くん、寝言は寝てから言いなさい」
追い出されないだけマシだったかと思わされる冷ややかな声。さっきまでの気の良いおじさんは、もうどこにもいなかった。
だけど、オレは負けないんだ。
おじさんが、ハルには見せない厳しい顔を持っているのだって知っている。
親父だって同じだ。長く一緒にいれば、家族には見せないだろう、そういう面だって目にすることはある。実業家、経営者、トップエグゼクティブ、色んな言い方はあるけど、そう呼ばれるような人たちは、優しいだけでは乗りこなせない荒海を渡れるだけの厳しさを持っている。
分かっているから、怖くなんてない。
オレとおじさんの利害は、最終的に一致しているはずだから、心配なんてしていない。
ハルの幸せ。
結局、それだろう?
「話だけでも……聞いてくれる?」
おじさんは厳しい顔で沈黙。
「ハルの話だから」
そう言うと、眉をひそめ、それでも「話せ」と許可をくれた。
オレが一緒にいたいとか、そういうのはどうでも良い。
オレはここでも、明兄、じいちゃんに話したのと同じように、ハルの話をする。
「……週の半分以上、一人で夕食、か」
自分にも原因がある話。おじさんは更に厳しい顔をした。
追い打ちかけて、ごめんね。
そう思いつつ、オレは続けて、ハルが夜間、おじさんやおばさんを気遣って一人で苦痛に耐えていると続ける。
オレがハルと一緒のベッドで寝ているのを見つかった土曜日、あれは六月だった。
おじさんは、その時のことをしっかり覚えている。
ハルがしばしば誰も呼ばずに我慢していたらしいと言うのも、おばさんから聞いていたらしい。
「……夜、部屋を覗きに行くようにしたんだけどな、どうも起こしてしまうようで」
おじさんはため息を吐く。
二回に一回は、ドアの開く気配でハルが目を覚ましてしまうと言う。一人で具合を悪くしていやしないか、ちょっと確認したいだけで睡眠の邪魔をしたい訳ではないのに。
「だから、おじさん、」
「いや、ダメだ。確かに、きみと結婚すれば、どちらも解決するだろうな。だけど、何の力もない高校生になぜ可愛い娘を渡せる?」
おじさんはオレをギロリとにらんだ。
おじさんには逆効果かも知れない。そう思いつつ、オレはじいちゃんにも見せたレポートを取り出した。
それを見たおじさんは、更に難しい顔になった。
「………努力は認めよう。陽菜への愛も本物だろう」
おじさんは絞り出すように、そう言った。
それから、数秒視線を宙に彷徨わせた後、突然、バンッと応接テーブルを手のひらで叩いて立ち上がった。
「だからって!! 可愛い娘をそう簡単に手放せないんだよっ!! 理屈じゃない!!」
おじさんは視線をオレにがっちり合わせて、
「悪いが、陽菜は嫁にはやれんっ!」
と、そう言った。
……あれ?
何かが違っている、そんな違和感を覚えた。
ボタンを掛け違えているだけで、今なら、簡単に掛け直せる、そんな予感。
「おじさん、オレ、ちょっと言い間違えたかも」
「は?」
さっきの「嫁にはやれん」宣言は決死の覚悟で告げたのか、おじさんは、オレのフレンドリーな態度に戸惑ったように眉を上げた。
「えーと、オレ、そこんとこ、こだわりないんで、……やり直しても良い?」
返事を待たずにオレも立ち上がり、おじさんに対峙する。
「おじさん、」
そして、もう一度、九十度にきっちり腰を折った。
「オレをハルの婿にしてください」
「……なんだって?」
顔を上げると、おじさんはポカンとした顔でオレを見ていた。
「オレが牧村になるよ。オレはハルと結婚したいけど、別にハルを広瀬にしたいとか思ってないし。お父さんに結婚を申し込むんだったら嫁にくださいかなと思って、そう言っただけで、オレはただハルと結婚したいだけだから」
一気にそこまで言ってから、おじさんの顔を見る。
オレの言葉に迷いが生じたおじさんに、追い打ちをかけるなら今。
オレは笑顔で告げた。
「おじさん、オレをおじさんの息子にしてよ?」
娘を取られるのは嫌だけど、息子がやってくるなら良いかも……? と思ったに違いない。
ほぼ反射的に、おじさんは頷いていた。
「……あー、まあ、それなら」
落ちた!
おじさんは、あっけにとられながらも、オレとハルの結婚を承知してくれた。
「3月のハルの誕生日にプロポーズして婚約、八月のオレの誕生日に入籍して、オレがハルの婿になるってことで考えてるんだけど、それで良いよね?」
矢継ぎ早のオレの言葉に、おじさんは混乱気味。
「新居はハルの部屋にそのままお邪魔しようと思うんだけど、大丈夫? 別に部屋を借りた方が良い?」
「いや、ここに住みなさい!」
おじさんは、結婚年齢に注目することなく、オレがこの家に住むことを了承。
自動的に、オレは八月にハルと結婚できることになった。
その辺りで、ようやく正気に戻ったらしいおじさんは、口を付けていなかったブランデーをくいっとあおる。
「……響子さんを呼んで来よう。彼女がOKしなきゃ、この話はなしだぞ」
もちろん、それで良い。オレは力強く頷いた。
はなから、おばさんは大丈夫じゃないかと言う気がしていた。
いつも、オレとハルの仲を好意的……というか、一番面白がって見ているのは、おばさんだったから。
オレの予想通り、おばさんは、
「十八歳の誕生日に入籍って、冗談抜きに最短距離で来たわね」
と笑った。
「わたしは賛成。良いんじゃない? それにしても、よく幹人を落とせたわね」
と、隣のおじさん……幹人さんを面白そうに見た。
◇ ◇ ◇
残ったオレの両親は、難なく陥落。
親父はオレが牧村姓を選ぶというのだけ気にしていたが、最終的に許してくれた。
「ここで反対しても、親の許可がいらない年齢になったら、さっさと籍入れるんだろうしな。まあ、姓が変わっても親子というには変わりないだろう」
快く許してくれた裏に、おじさんと親父が本格的に事業提携を考え始めている事実があるのも、実は知っていた。
お袋はため息を吐いた。
「晃太より先にだろうとは思っていたけど、まさか高校生の間に結婚までするとは思ってもみなかったわ」
後から兄貴に言われた。
オレが絶対にハル以外を選ばないというのは、親父もお袋も分かっている。
だから、ここで反対しても、この先、どんなに妨害しても、ただ単にオレが生涯独り身でいるだけになるのは、火を見るより明らか。結果が分かりきっているなら、息子が幸せになれる道を応援しよう……ということだったらしい。
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