【完結】悪兎うさび君!

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第1章 悪兎うさび君

第1話 初めまして②

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その後、私達は村長さんから
逃げて…逃げて 逃げまくり…




「ちっ!どこにもいねー!」



見つからないように隠れて、


村長さんがようやく去った後、




ひょこっ


「い…行ったかな」

うさび「おい…嬢ちゃん…」

「はい…」

うさび「さっきは巻き込んで悪かった」


「ううん、大丈夫だよ。」

でも凄くこわった村長さんが
あんなに恐ろしかったなんて


まさか…



「あの…村長さんって
いつもあんな感じなの?」

うさび「いや、普段は優しいぞ」

なんだよかった~


うさび「ただ…」

ただ?何だろう?


うさび「1ヶ月に1回キレるだけだ!」

平然そうに言ってるけど…

「すごい冷や汗だよ!!」


多分、前に村長さんにやられたんだね
可哀想に…


うさび「あっ!それと紹介が遅れた
俺の名前はウサビだ!
よろしくな」

…自己紹介だよね?



…………はっ!!
来たー!!こ、これは…
友達デビューよ絶対!
(※違います)

ここで成功しないと
今後上手くいかないという
試練の道!!

よっよ~し!M iいっきまーす!

「わ、私はM iっていいます!
よ…よかったら私と
ともっ…!」


うさび「やべっ!もうこんな時間!」


「えっ?!」

うさび「悪いM i!俺ソロソロ、
ダチと待ち合わせしてるから
もういくわ!」

ちょっ…そんな…
せっかくの…

友達デビューがぁぁ~
待って~まだ私、名前しか
いってないよ!


うさび「あっ!そうだ!」

ピタッ


うさび君がとまった…



うさび「また明日!学校で会おうな」


「………」



えっと…学校って…何?



うさび君が言ってた
学校って言う意味を考えてたら
すぐに家についた。

そう言えば、村長さんに
お届け物渡してなかったなあ

逃げるのに必死だったから…




「ただいま~お母さん…お父さん…」

そのことがばれてませんように…



お母さん「おかえりなさいM i
お届け物ご苦労様!!」


「あれっ?2人とも
何か私がいない時いいこと
あった?」


何か凄いハイテンション…
オマケに鼻歌まで歌ってる。

お母さん「フフフ…実はさっき村長さんが来てね…!」

ビクッ!
そ…村長さんが…いいい家に…



お母さん「じゃーん!お届け物の
お礼にとこんなに野菜を
くれたのよ!」


お母さん「本当に助かるわ♪村長さんって良い人ね」

お母さん…呑気に
そんなこと言わないで


これ私への…口止めだよ!!
村長さんの裏の顔の!!

絶対それしかない(ガタガタ)





お母さん「あっ、それと村長さんが
M iにって」

「えっ?!こ…これは何?」
バッグの中に見たことが
無いものがある…


それにキラキラ光る
メダルみたいのは?


お母さん「えっと…学校って言う
場所に必要な道具ですって
後、もう一つはい手紙!村長さんが
読んでほしいって…多分、詳しいことは手紙に
書かれてると思うわよ」


そっか!もしかして「学校」について
詳しく…



「よしっ!読んでみよう」


……………~M iちゃんへ~……………………………

ようこそメチル森へ
あ、先程の姿は…

見なかったこと
にしてね?

……………………………………………………

「…………」

あんな恐ろしいの
忘れないよ…(:_;)

……………………………………………………

それと突然ですが…
M iちゃんには明日から
学校に通ってもらいます。

今日、渡したバックや教材、証メダルを
持って地図を見ながら
学校に来てね。

M iちゃんにとって
楽しい学校生活が
送れますように



        村長より

………………………………………………………………


バックに教材かあ…


「なんとか道具の意味は
分かった…」



けど…



学校って何??
それとどういう意味?

       
          つ.づ.く



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