【第2章完結】無表情な黒豹騎士に懐かれたら、元の世界に戻れなくなった私の話を切実に聞いてほしい!!

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第1章 ようこそ!獣人の国クモード王国へ

第4話 和食パワーで黒豹騎士と仲良くなる件について①

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第4話 和食パワーで黒豹騎士と仲良くなる件について①
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煮物だらけの机にドン引きしつつ、1番感じた事は…

『煮物だけじゃ栄養が偏っちゃうよ…他に何か合わせた方が』

だった。

うーん…どうやって声をかければ…ダークさんの事を理解している人が一緒に居てくれれば…会話が広がるかも!

ちらっと期待を込めてルビーさん達を見たが…

ルビー「…ごめんなさい…張り切ってお供するって言ったけど…ダークさんが怖くて…会話は無理っ」

ツバル「正面はむずかしいですね…背後からだったら…」

ニャリンガ「…ゴメンにゃ…あたしもちょっと…ルビーちゃんとツバル君と同じ気持ち…」

3人ともダークさんに怯えているようで、一緒にいる事は難しそうだった。

どうした3人とも!!さっきの威勢はどこいったの?よっぽどダークさんが怖い存在なのか?!

「………」じー…

私が見た感じ怖さは感じないけど…獣人だと何か感じとっているのかな?

…….ええっやだなぁぁ…本当に怖い存在だったら…話しかけにいくの…この際4人でトンズラでもしようかな…うんその方が…



ダーク「…………おい」

「!!」ビクッ

…トンズラする前に声かけられちゃったよ…ロックオンされているし、これは逃げられないっ。

ルビー「頑張れー…ヨーグルちゃん(小声)」

ツバル&ニャリンガ「ファイトー…(小声)」


いつの間にか3人は壁の後ろに隠れてて…私へエールを送っている。運良くトンズラ成功したんだね。羨ましいね!!チクショウ!!!(ヤケクソ)

こうなったらっ持ち前の明るさで乗り切るしかない!!


ダーク「…………青目の女…」

「どうしましたか?何かございましたか?」(営業スマイル)

ダーク「…………………」

「……………………」

ダーク「……………………」ズイッ


ダークさんは煮物を片手で持ち、私の目の前に差し出した。

……なっ何を求めているんだ…考えるんだ都子っ。答えを見つける為に辺りを見渡した。

キョロキョロ…

うーん……あっ!!わかった。この人が求めている事。ビュッフェの料理はピザ・ハンバーグ…殆ど洋食だ。……つまり……。

「……この煮物に合う料理が欲しいって事ですか?」

ダーク「……………」コクッ

「それなら、試作品で《ミソスープ》を作っているのですがっ試食しますか?」

ダーク「……頼む」

「分かりました!すぐ持ってきますねっ!待ってて下さい」ニコッ

ダーク「……!!………」

ダークさんの了承を得てから、すぐさま私は試作品の味噌汁を取りに厨房へ向かった。


………………………
………………………



……一方、壁際では

ツバル「凄いっさすがヨーグルちゃん。ダークさんの言葉を理解している」

ニャリンガ「私達にできない事をやっけのける彼女はカッコいいにゃ」

ルビー「はわわっ笑顔が女神っ……はっ!私達も厨房へ向かいましょ!」

3人は頷き合い、都子の後をついていった。


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