【第2章完結】無表情な黒豹騎士に懐かれたら、元の世界に戻れなくなった私の話を切実に聞いてほしい!!

カントリー

文字の大きさ
27 / 79
第1章 ようこそ!獣人の国クモード王国へ

第6話 アメジスト色の瞳を持った褐色美女と友達になった件について①

……………………………………………………
第6話 アメジスト色の瞳を持った褐色美女と友達になった件について①


……………………………………………………


ダークさんから手紙を受け取った翌日…


「…うぅー封を開けるのが怖いいぃっ…」

今だに手紙を開けられずにいて悶絶していた。もし…果たし合い状の約束日が今日だったら…どうしよう…

それか…ここは魔法がある世界だから、手紙には魔法がかけられていて、封を開けた瞬間に何か魔法が発動したりして…


「…………」ごくっ


最悪な展開が頭に過ぎり、ビビリな私は魔法使いのルビーちゃんに頼る他なかった。


ーーーー
ーーーー

--クモード城 ルビーの部屋--

前もってルビーちゃんとはお茶の約束をしていたので、オカズを一品持ってルビーちゃんの部屋のドアをノックした。


ドン ドン ドン

ドタ ドタ ドタ ドタ

ドアを叩いた瞬間、部屋の中から大きな物音がして勢いよくドアが開いた。

バンッ!!!

ルビー「待ってたわミ…いやヨーグルちゃん!さぁさぁ中に入って入って」

「ルビーちゃん。お招きありがとうございます。お邪魔します」

ルビーちゃんはウキウキな表情で出迎えてくれた。そして、彼女の隣には褐色のアジアンビューティー美女が隣に立っている。

???「…………」じー

この美女は一体…見る限り獣耳がない。もしかして…すると美女は私をじっと見て口を開いた。


ミカヅキ「貴方がヨーグルちゃんね。ルビーちゃんからよく話を聞くわ。」

「ひょっわっ…はっはい!ヨーグル・オオゾラです。種族は人間!料理人見習いして働いています!」

ミカヅキ「ふふっそんなに畏まらなくて良いわ。初めまして私はミカヅキ・ベアリンク。種族は人間ね。ルビーちゃんと同じく魔法使いをしてるわ。よろしくね」

やっぱり人間だ!てっきりクモード王国じゃ私しかいないと思いこんでいた…まさか同じ種族に出会えるなんて…

「やっと同じ種族に出会えたぁぁっ…とっても心細かったんです!よろしくお願いします!!おっお友達になりましょう!」

ミカヅキ「私も心細かったわ。しかも歳が近い同性なんて滅多にいないから。ええ…是非お友達になりましょう。」


ガシッ!!(握手し合う)

数少ない同じ種族という事でお互いに握り合った握手は力強かった。

ルビー「よかったわね。ミカヅキちゃん!」  

握手をし合う私たちをルビーちゃんは嬉しそうに微笑んだ。


ーーーー
ーーーー


この後はミカヅキさんも交えて、お茶会を開始。

「うわっ…この紅茶…フルティーで美味しいです。」

ルビー「ふふっ紅茶の名産【ラピスラズリの森】から仕入れたの。ねぇねぇ今度3人でラピスラズリの森へ観光に行かない?」

ミカヅキ「良いわね。私も紅茶を買いたかったから。賛成よ。女子旅って言うのかしら楽しみにね。」

ルビー「どこ行こうかしらね。あっ….でもまずは外出届を…」

「…………」

やっぱり…この楽しい雰囲気を壊したくないな。手紙の件は…後で自分でなんとかしよう。

手紙はポケットに入れたままにして、引き続き2人の話に加わろうとした。でも…私の僅かな表情にミカヅキさんは気づいていた。


ミカヅキ「…ヨーグルちゃん。浮かない顔してどうしたの?」

「えっ…いっいえ特には。顔は元々こんな表情ですし。気にし過ぎですよっ」

ミカヅキ「…絶対何かあるわね。それに貴方から微かだけど他人の魔力が感じる。そうよね。ルビーちゃん。」

ルビー「えぇ。初めから気付いていたわ。…ヨーグルちゃん、何があったの?私たちじゃ頼りないかしら?」シュン…

ウッ…その切なそうな表情。罪悪感を感じる。私は嘘を付くは得意じゃないし…ここは覚悟を決めるしかない!

おずおずとポケットから例の手紙を取り出した。

「実は…この手紙について、2人に相談が…」

もうっどうにでもなれ!!

感想 2

あなたにおすすめの小説

幼い頃に、大きくなったら結婚しようと約束した人は、英雄になりました。きっと彼はもう、わたしとの約束なんて覚えていない

ラム猫
恋愛
 幼い頃に、セレフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら結婚しよう」と言われ、セレフィアはそれを喜んで受け入れた。  その後、十年以上彼と再会することはなかった。  三年間続いていた戦争が終わり、シルヴァードが王国を勝利に導いた英雄として帰ってきた。彼の隣には、聖女の姿が。彼は自分との約束をとっくに忘れているだろうと、セレフィアはその場を離れた。  しかし治療師として働いているセレフィアは、彼の後遺症治療のために彼と対面することになる。余計なことは言わず、ただ彼の治療をすることだけを考えていた。が、やけに彼との距離が近い。  それどころか、シルヴァードはセレフィアに甘く迫ってくる。これは治療者に対する依存に違いないのだが……。 「シルフィード様。全てをおひとりで抱え込もうとなさらないでください。わたしが、傍にいます」 「お願い、セレフィア。……君が傍にいてくれたら、僕はまともでいられる」 ※糖度高め、勘違いが激しめ、主人公は鈍感です。ヒーローがとにかく拗れています。苦手な方はご注意ください。 ※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。

【完】麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜

こころ ゆい
恋愛
※完結しました!皆様のおかげです!ありがとうございました! ※既に完結しておりますが、番外編②加筆しました!(2025/10/17)  狼獣人、リードネストの番(つがい)として隣国から攫われてきたモモネリア。  突然知らない場所に連れてこられた彼女は、ある事情で生きる気力も失っていた。  だが、リードネストの献身的な愛が、傷付いたモモネリアを包み込み、徐々に二人は心を通わせていく。  そんなとき、二人で訪れた旅先で小さなドワーフ、ローネルに出会う。  共に行くことになったローネルだが、何か秘密があるようで?  自分に向けられる、獣人の深い愛情に翻弄される番を描いた、とろ甘溺愛ラブストーリー。

【恋愛】目覚めたら何故か騎士団長の腕の中でした。まさかの異世界トリップのようです?

梅花
恋愛
日下美南(くさかみなみ)はある日、ひょんなことから異世界へとトリップしてしまう。 そして降り立ったのは異世界だったが、まさかの騎士団長ベルゴッドの腕の中。 何で!? しかも、何を思ったのか盛大な勘違いをされてしまって、ベルゴッドに囲われ花嫁に? 堅物騎士団長と恋愛経験皆無の喪女のラブロマンス?

【13章まで完結】25人の花嫁候補から、獣人の愛され花嫁に選ばれました。

こころ ゆい
恋愛
※十三章まで完結しました。🌱 お好みのものからお読み頂けますと幸いです。🌱 ※恋愛カテゴリーに変更です。宜しくお願い致します。🌱 ※五章は狐のお話のその後です。🌱 ※六章は狼のお話のその後です。🌱 ※七章はハシビロコウのお話のその後です。🌱 ※九章は雪豹のお話のその後です。🌱 ※十一章は白熊のお話のその後です。🌱 ーーそれは、100年ほど前から法で定められた。 国が選んだ25人の花嫁候補。 その中から、正式な花嫁に選ばれるのは一人だけ。 選ばれた者に拒否することは許されず、必ず獣人のもとに嫁いでいくという。 目的はひとつ。獣人たちの習性により、どんどん数を減らしている現状を打破すること。 『人間では持ち得ない高い能力を持つ獣人を、絶やしてはならない』と。 抵抗する国民など居なかった。 現実味のない獣人の花嫁など、夢の話。 興味のない者、本気にしない者、他人事だと捉える者。そんな国民たちによって、法は難なく可決された。 国は候補者選びの基準を、一切明かしていない。 もちろん...獣人が一人を選ぶ選定基準も、謎のまま。 全てをベールに包まれて...いつしかそんな法があること自体、国民たちは忘れ去っていく。 さて。時折、絵本や小説でフィクションの世界として語られるだけになった『花嫁たち』は...本当に存在するのだろうかーー。 皆が知らぬ間に、知らぬところで。 法によって...獣人の意思によって...たった一人の花嫁として選ばれた女の子たちが、個性豊かな獣人たちに溺愛される...これはそんなお話です。

主人公の義兄がヤンデレになるとか聞いてないんですけど!?

玉響なつめ
恋愛
暗殺者として生きるセレンはふとしたタイミングで前世を思い出す。 ここは自身が読んでいた小説と酷似した世界――そして自分はその小説の中で死亡する、ちょい役であることを思い出す。 これはいかんと一念発起、いっそのこと主人公側について保護してもらおう!と思い立つ。 そして物語がいい感じで進んだところで退職金をもらって夢の田舎暮らしを実現させるのだ! そう意気込んでみたはいいものの、何故だかヒロインの義兄が上司になって以降、やたらとセレンを気にして――? おかしいな、貴方はヒロインに一途なキャラでしょ!? ※小説家になろう・カクヨムにも掲載

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない

百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。 幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。 ※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。

男嫌いな王女と、帰ってきた筆頭魔術師様の『執着的指導』 ~魔道具は大人の玩具じゃありません~

花虎
恋愛
魔術大国カリューノスの現国王の末っ子である第一王女エレノアは、その見た目から妖精姫と呼ばれ、可愛がられていた。  だが、10歳の頃男の家庭教師に誘拐されかけたことをきっかけに大人の男嫌いとなってしまう。そんなエレノアの遊び相手として送り込まれた美少女がいた。……けれどその正体は、兄王子の親友だった。  エレノアは彼を気に入り、嫌がるのもかまわずいたずらまがいにちょっかいをかけていた。けれど、いつの間にか彼はエレノアの前から去り、エレノアも誘拐の恐ろしい記憶を封印すると共に少年を忘れていく。  そんなエレノアの前に、可愛がっていた男の子が八年越しに大人になって再び現れた。 「やっと、あなたに復讐できる」 歪んだ復讐心と執着で魔道具を使ってエレノアに快楽責めを仕掛けてくる美形の宮廷魔術師リアン。  彼の真意は一体どこにあるのか……わからないままエレノアは彼に惹かれていく。 過去の出来事で男嫌いとなり引きこもりになってしまった王女(18)×王女に執着するヤンデレ天才宮廷魔術師(21)のラブコメです。 ※ムーンライトノベルにも掲載しております。