BUDDY-0-

TERRA

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レムの唇が、ジャドの首筋に触れる。
ひんやりとした吐息が肌を撫で、その後に落とされた微かなキスが、静かな余韻を残した。

「あ……。」
抑えきれず漏れた声が、暗い室内に響いた。

レムの指先がゆっくりと動き、ジャドのシャツの裾をまさぐる。
衣擦れの音すら、ひどく艶かしく聞こえる。
触手がレムの背から滑り出し、床を這ってジャドの足元へ忍び寄っていく。

「あっ……。」
細く柔らかなそれが、足首からふくらはぎ、太腿へと絡みつきながら這い登る。
レムの唇はそのまま、首から耳へ、顎のラインを辿っていく。
ひとつひとつ、確かめるように肌へ口づけを落としながら。

「ふ……くすぐったいですか?」
低く囁くような声。
その音だけで、ジャドの喉奥から熱い息が漏れる。

「……なんで、こんな……。」
弱々しい問いかけに、レムは笑みを含ませながら指先で顎先をなぞる。
少し驚いたような瞳が揺れた。

「淫魔だと云えど、意識のある男性がここまで簡単に身を委ねるとは……稀な事ですよ?」
触手がジャドの腰に回り込み、ぐっと身体を引き寄せた。

「っ……。」
「抵抗すらしない。むしろ……受け入れようとしている。」

「俺は……女と寝たことは、ない。」
小さく零れた言葉に、レムの表情が一瞬だけ翳った。
けれどそれはすぐに優しいものに変わる。

「あぁ……成程。」
柔らかな指がシャツのボタンを一つずつ外しながら、丁寧に胸元を撫でる。
触手は脇腹から背中、内腿へと滑り込み、じわじわと奥を探るように動き出す。

「拷問趣味の聖職者には、散々酷い目に遭わされたが……あれは、こんなに快いもんじゃなかった。」
その呟きに、レムの手の動きが一瞬止まる。
「……それは、覚えていなくていいことです。」

ふと顔を寄せ、唇が重なった。
優しく、深く、ゆっくりと。

「んっ……んん……。」
舌が触れ合い、息が混ざる。
ジャドの胸が上下し、すでに乱れていた呼吸が、さらに熱を帯びていく。
「はぁ……っ、はっ……。」
レムは腕を回し、ジャドを抱き上げる。

「……っ。」
ゆっくりと、静かに、ベッドの上に身体を沈めてゆく。

「貴方に、最高の夢を。」
耳元に囁かれたその声は、まるで甘く絡む呪文のようだった。
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