星の魔女の伝承

ゆずたこぽんず

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・謳

始まらない物語は、永遠に溶けて消えていく。

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…―消えたはずの光を、つかんでは落ちる音。
     ちりばめたガラスの破片が、心に刺さってる。

…―刻まれた愛の傷は、塞ぐことなく。
      こぼれ落ちたまま、何千何百の愛が僕を目指してすれ違っていく―…。

堕ちないよ、まだ―…。
     始まらない物語は、永遠に溶けて消えていく―…。

…―流れ落ちる涙も、鼓動も全て置いてきぼりの夢の中に。

輝く夜空は、君を宿して。
       それでもまだ堕ちないよ。

                 …―永遠に僕が消えてなくなるまで。
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