星の魔女の伝承

ゆずたこぽんず

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・空想

破片

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壊れないで―…

そっと囁く、僕の悲しみの音。

落とさないで…

幻想に揺らめく、砕け落ちたガラス瓶。

詰め込んだ甘い香りが飛び散って、熱にさらされて溶けていく―…。

救い出すこともできずに、ただそこで固まって。

絡まりあった破片が、君を傷つけていく―…。

幻想、それが僕の始まり。

空想―…僕の終わりがそこにある。

時の鐘が鳴り響く。 目を覚ませと。

お願いだから、ずっとここにいさせて。

叶わぬ思いは、理想の狭間を追い越して…

僕は君の手の上で踊る…踊る…

巡って落ちた先は、再び―…

…―粉々に砕けた夢の中。

拾い上げて、崩れた体を取り戻すように。

終わらせて……

目覚めない輪廻の夢を、君の手で。
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