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・Day1/chapter2 そして触ってもらえない
8.
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「はっ、あはぁんッ」
男の両手が食らいついたのは青年の胸の突起だった。触れていないのに、すでにそこは立ち上がっていて、ぷっくりといやらしく男を誘っていた。そこを、男の無骨な指先がつまみ上げた。
こらえようにもなかった青年のメスの鳴き声に男が満足げに喉を鳴らす。
「下も欲しいならねだってみろ」
摘むだけではなく、ぐりぐりと突起を押し付けるような動きや、爪で引っ掻くような動き、入輪をなぞるように優しくさわられて、青年は身動き取れないことをいいことに、また高みへと押上される。
しかし、決定打がない。
乳首の刺激で高められようと射精にいたるための一撃が。
胸の刺激を受ける青年は次第に下半身がうずくような物足りなさを感じだす。
前を触って欲しい。男の大きな手で容赦なく、幹をすりあげ、先端を水が出なくなるまで、いじめてほしい。
それから、ナカも。
ぐちゃぐちゃになるまで強引に奥をこじ開けられて、前奥おかしくなるくらいにかき乱されたい。
そんな欲望が頭をもたげたころ、男が再び青年に向かって言った。
「もう一度言う。欲しいならねだれ」
そのひとことで溶けかけていた青年の脳裏にひとっかけらの羞恥と自尊心が蘇った。
ほしい。前もナカも全部、足りない。
だが、目の前の、自分をいいようにしているこの男にだけは絶対に負けたくない。折れたくない。
「んぅあ、や、やだぁ」
ひときわ強く乳首をつままれて、青年はぶるりと全身を震わせた。彼の勃起乳首は男の愛撫に高められ、前よりも一段階、大きく自己を主張していた。
だが、そこだけじゃいやだ。欲しい、だけど――。
「そうか、そんなに要らないのか」
男がそうつぶやく。今度は入輪をくるくるとなぞるように触れられる。
「ん、あっ……やっ」
突起を人差し指と親指に挟まれたあと、シコシコと左右に擦られて、青年はびくともしない拘束の中で身体を仰け反らせた。
「はぅうん、うっんんっ、ほし、ほしいからぁっ!!」
彼の股間は大量の先走りでべとべとに濡れ、性器は一触即発の状態だった。
「ほし、ほしい、ください」
「何をだ?」
やけに優しげに男が尋ねてくる。しかし、乳首へのしごきは一切やめない。
「ほしい、って、まえ、さわってぇ」
「それだけでいいのか?」
「な、ナカも、い、なっあぅ」
「そういうときはなんていうんだ?」
青年の脳は焼ききれた。欲しくて欲しくてたまらない。目の前の餌にみっともなく涎を垂らして乞う。いまやひとかけらも自尊心も羞恥心も消え失せた。
「おちん×ん、くだ、さっ……」
「どこにだ?」
「な、ナカっ」
「そういうとき、なんて言うんだっけ?」
「ご、ご主人さまぁ、の、でっかい、お×んちん、ぃっぱい、お、おれのオスマ×コのナカ、ぐじゅぐじゅしてぇ」
よく言った、とばかりに男の手が乳首から離れて青年の頭をなでた。
ああ、ようやく、くる。欲しかったものが。
そう思った青年だったが。
男の両手が食らいついたのは青年の胸の突起だった。触れていないのに、すでにそこは立ち上がっていて、ぷっくりといやらしく男を誘っていた。そこを、男の無骨な指先がつまみ上げた。
こらえようにもなかった青年のメスの鳴き声に男が満足げに喉を鳴らす。
「下も欲しいならねだってみろ」
摘むだけではなく、ぐりぐりと突起を押し付けるような動きや、爪で引っ掻くような動き、入輪をなぞるように優しくさわられて、青年は身動き取れないことをいいことに、また高みへと押上される。
しかし、決定打がない。
乳首の刺激で高められようと射精にいたるための一撃が。
胸の刺激を受ける青年は次第に下半身がうずくような物足りなさを感じだす。
前を触って欲しい。男の大きな手で容赦なく、幹をすりあげ、先端を水が出なくなるまで、いじめてほしい。
それから、ナカも。
ぐちゃぐちゃになるまで強引に奥をこじ開けられて、前奥おかしくなるくらいにかき乱されたい。
そんな欲望が頭をもたげたころ、男が再び青年に向かって言った。
「もう一度言う。欲しいならねだれ」
そのひとことで溶けかけていた青年の脳裏にひとっかけらの羞恥と自尊心が蘇った。
ほしい。前もナカも全部、足りない。
だが、目の前の、自分をいいようにしているこの男にだけは絶対に負けたくない。折れたくない。
「んぅあ、や、やだぁ」
ひときわ強く乳首をつままれて、青年はぶるりと全身を震わせた。彼の勃起乳首は男の愛撫に高められ、前よりも一段階、大きく自己を主張していた。
だが、そこだけじゃいやだ。欲しい、だけど――。
「そうか、そんなに要らないのか」
男がそうつぶやく。今度は入輪をくるくるとなぞるように触れられる。
「ん、あっ……やっ」
突起を人差し指と親指に挟まれたあと、シコシコと左右に擦られて、青年はびくともしない拘束の中で身体を仰け反らせた。
「はぅうん、うっんんっ、ほし、ほしいからぁっ!!」
彼の股間は大量の先走りでべとべとに濡れ、性器は一触即発の状態だった。
「ほし、ほしい、ください」
「何をだ?」
やけに優しげに男が尋ねてくる。しかし、乳首へのしごきは一切やめない。
「ほしい、って、まえ、さわってぇ」
「それだけでいいのか?」
「な、ナカも、い、なっあぅ」
「そういうときはなんていうんだ?」
青年の脳は焼ききれた。欲しくて欲しくてたまらない。目の前の餌にみっともなく涎を垂らして乞う。いまやひとかけらも自尊心も羞恥心も消え失せた。
「おちん×ん、くだ、さっ……」
「どこにだ?」
「な、ナカっ」
「そういうとき、なんて言うんだっけ?」
「ご、ご主人さまぁ、の、でっかい、お×んちん、ぃっぱい、お、おれのオスマ×コのナカ、ぐじゅぐじゅしてぇ」
よく言った、とばかりに男の手が乳首から離れて青年の頭をなでた。
ああ、ようやく、くる。欲しかったものが。
そう思った青年だったが。
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