SLAVE 屋敷の奥で〜百回いくまで逃げられない〜🔞

木偶舞屋🌷旧阿沙

文字の大きさ
141 / 286
・地下室調教編(Day7~)

二日目 2-4

しおりを挟む


「くっ……」
 使用人が息を詰まらせた。
 彼は、ぐっと、青年の喉奥まで貫いて、しばらくそのまま。
 彼が腰を引けば、どろりと脱力したものが青年の唇から引きずり出された。
 眉根を寄せて、苦しげにうめく青年の、震える唇から吐き出されたものが滴り落ちていく。使用人の手が青年の顎を掴んだ。上を向かせられて、初めて、彼の表情があらわになった途端、大粒の涙が、頬の上を流れおちていった。
「んっ……」
 使用人は、何を思ったのか、青年の唇に、空いている手の指を押し付けた。つぷりと、指は押し込められて、彼の口のなかを暴く。
「う、ふ……んん……」
 水音を立てながら、口内を指先が蠢く。
 上あごのあたりを擦られて、青年は肩を揺らしてうめいた。ねっとりと、まだ残っている残滓と唾液をかき混ぜるように、中を大きくうごかされて、びくびくと大きく身体を跳ねさせる。
「すげえな」
 使用人はつぶやいた。
「さっきまであんなだったのが、見ろよ、この表情。恍惚としてやがる」
 主が、執着するのも、無理はない。
 そう唇が動いたような気がした。
 ぬるっと指が引いていく。
「おい、次はお前の番だぞ」
 終えた使用人が、まだの彼の肩を叩いた。
「遅くなるかもしれない、先にもどっていていいぞ」
「おい、二人で行動しろと言われてるだろ。……まあ、いいや」
 使用人は、にやりと笑うと、部屋の外で待っていると告げて出て行った。もう、口で咥えさせている間、彼の局部を握りしめて、脅す必要はないと、感じたのだろう。
「じゃあ、やってもらおうか」
 残った一人が、青年の前に立ちはだかる。はだけた前から、微かに高ぶりを見せるそれが、青年の口元に、押し当てられた。
「一回しゃぶらされたら、もう、抵抗する気も起きないのか?」
 揶揄するような声が降って来た。
 はっと、我に返った青年が、身をよじろうとして鎖に阻まれている。
「逃げるなよ」
 使用人は、さっと、青年の後頭部を掴んで引き寄せた。
 青年の耳元に、彼の唇が近づく。そして、小さく彼はつぶやいた。
「静かに。ここは監視されている」
「――っ!」
 びくりと、青年の動きが止まった。
 何を――言っている? 思わず、思考が止まる。
「どこから撮られているのか判らない。だが、確実にこの部屋は藤滝の監視下にある」
「な、なんだって……!」
 青年が声をあげた途端に、彼が動いた。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...